仮面ライダーW 第43話感想




 照井は墓参りの土産か何かで
事務所に饅頭を差し入れに来たようです。

「普通和菓子には日本茶だろう」と言っている翔太郎に
「いいじゃん別に。コーヒーだって会うよね。」と亜樹子ちゃんが答えながら
カップを持ち上げています。

亜樹子ちゃんはそのカップが照井の使っている物だと気付き
(もしかしてこれって間接キッス)とか思いながら味わおうとしています。

前にチュー迫られた時に逃げ切ったのは
何だったのでしょうか。


そこに突然依頼人が現れ、
「お願いします!みゆを、みゆを助けてください!」と頼んできます。

依頼人と一緒に来た老婆が
10歳の子供なのだそうです。

子供はたった一晩でおばあちゃんになったそうで
一同はそれを怪人の仕業と考えます。

ところでこの依頼人も
子供が老化したのが怪人の仕業と考えて
探偵事務所に来たのでしょうか。

普通は先に病院に行くような気がします。



 亜樹子ちゃんは何故か照井と一緒に調査を開始。
子供の通っていた学校ではなく、
所属していた劇団に話を聞きに行っています。

責任者のような人は
子供がつい最近、次の舞台の主役に決まっていた事を話し、
恨んでいそうな人間に心当たりは無いと話します。

そこに他の児童が来て
子供が何故来ないのか聞いてきます。

児童は子供と仲良しなようですが
児童の母親は依頼人達の事を悪く思っているようで、
「たいして裕福でも無い癖に背伸びしちゃって、見ているこっちが恥ずかしいわ!」とコメント。

何となくですが、この人も周りからそう思われているんだろうなって気がします。



 翔太郎は情報屋から老けさせ屋と言う占い師の話を聞いています。
その占い師の居場所は不明だそうですが
見分ける合言葉は分かるそうです。

翔太郎は亜樹子ちゃんチームと合流し、
その辺の占い師を片っ端から調べる事に。

しかし全然関係の無い話を始める占い師ばかりで
老けさせ屋どころかマトモな占い師も見つかりません。

そしてひときわ駄目そうな占い師を見かける亜樹子ちゃん。
可能性が低そうだと考えながらも
念のため合言葉を言ってみた所、
その占い師は答えを言い、
料金の話を始めます。
10年コースで10万、50年コース50万の現金払いだそうです。
割引が無いのはどうなのでしょう。

誰を老けさせるかと聞かれ、
亜樹子ちゃんは「えーとじゃあこの人で」と
照井と一緒に映っている写真を見せます。

遠くからその様子を見ていた翔太郎は
横の照井に「何だって亜樹子がお前の写真を」と聞いていますが
10メートルぐらい後ろからよく写真が見えたものです。


老けさせ屋が仕事に応じた所で
照井達は姿を見せ、老けさせ屋をしょっぴこうとします。
老けさせ屋は騙された事に怒り、脇腹にメモリを刺して怪人に変身。

怪人が地面を叩くと、赤黒い液体のような物が発生し亜樹子ちゃんに向かって行きます。

照井はアクセルに変身し亜樹子ちゃんを庇って液体のような物を食らっていますが
怪人が期待する効果がアクセルに現れないみたいです。

ちなみに翔太郎もWに変身して怪人と戦闘開始。
Wもエクストリームになって攻撃しますが
怪人は攻撃を食らうと背中を向け、
裏向きのままWに攻撃を開始。

Wも分裂キックとかする割りにそれに引き、
敵の技を食らってしまいます。

フィリップ側は何ともないようですが
翔太郎側には異変があるようです。

そしてWは変身解除。
「エクストリームが強制変身解除するなんて。」と驚くフィリップ。
翔太郎は弱って白髪が出ており、
怪人によれば、それが正しい反応だそうです。

アクセルは怪人を攻撃しようとしますが
怪人は地面に潜って姿を消してしまいます。

フィリップは怪人の攻撃が当主の物に似ていると気付きます。
そこにシュラウドが通りかかり、
照井とフィリップはそれを追跡。

追いつかれたシュラウドは照井に向かって
「あなたやっぱり特殊体質ね。来人と一緒。」と話しかけます。
そして照井にフィリップと一緒にサイクロンアクセルエクストリームになるよう言います。

何か軽い感じで決定打に欠けそうな組み合わせな気がします。
シュラウドによればそのパワーの源は強い憎しみだそうで
必殺技が呪い殺すみたいなのが予想されます。



 事務所へは若い刑事が遊びに来ます。
「ああ、おうマッキー。相変わらず騒がしいのう。」
と茶をすすりながら話しかける翔太郎。

翔太郎は先程より老化が進んでいるようです。
しかしいつもと同じ服装で
サイズとかは変わっていなさそうです。

老人化した女の子は腹回りがそれなりにありましたが
劇の主役の座を射止める子が元々肥満気味だったのでしょうか。

上演するのはどんな劇だったのでしょうか。
果たして主役を取られて悔しいと思える出し物だったのでしょうか。


「誰?このお爺ちゃん。」と亜樹子ちゃん達に聞く若い刑事。
翔太郎だと聞かされても本気にしていないようで、
翔太郎に肩を揉む様頼まれると快く応じたりしています。


そこに依頼人が登場。
今日は一人できております。

依頼人は事務所に飛び込むなり
調査の進捗を聞き、早く子供を戻してくださいと訴え、
「このままじゃ折角の舞台の主役が、もう!」とヒステリーを起こしかけています。

舞台とかより生命の危険を感じられませんか。
結構暢気なお母さんです。

亜樹子ちゃんは依頼人に落ち着くように言い、
犯人が分かったと報告。
フィリップは依頼人に誰かに恨まれてないか聞きますが
心当たりが無いようです。

亜樹子ちゃんは児童の母親はどうかと聞きますが
依頼人は「とても親切な人ですけど?」と答えます。

「それはどうかなあ。一緒に行って確かめてみません?」と亜樹子ちゃんは依頼人を誘います。

あんまり依頼人を前線に出さないでください。

そしてフィリップは怪人の検索、
そして若い刑事は亜樹子ちゃんの指示で
翔太郎の世話の為事務所に残ります。

亜樹子ちゃんの命令に驚く若い刑事ですが
翔太郎に腰を揉むよう頼まれると
やっぱり応じています。
お爺ちゃん子ですか。



 検索を始めようとするフィリップですが、
既に本棚が凄い勢いで動いています。

よく見たら近くで若菜が「ないない」言いながら本棚をあさっていました。

フィリップが若菜に何を検索しているのか尋ねると
「来人、シュラウドを知ってるわね?どこに行けば会える!?
 お父様はそこまで教えてくださらなかった!」と若菜が答えます。

フィリップが「会ってどうするつもりなんですか?」と言うのを聞き
「あなたは…!まだあの女の正体を知らないみたいね。まあいいわ。」と若菜は帰ってしまいます。

ところで若菜、フィリップを捕まえるのはもう良いのですか。
一回失敗したら諦めちゃいますか。



 レストランみたいな場所でアタッシュケースを開けてメモリを見ている白スーツ。
そこに来た冴子さんは「今のメモリ、まさか」と声を掛けます。

ところで、他の客からもメモリが見えるかもですが
皆さん共犯者でしょうか。

白スーツによると、そのメモリは冴子さんよりずっと前にミュージアムを抜けた女性が開発し
その後封印されていた物を
財団Xが次世代型ガイアメモリとして完成させた物だそうです。

特許とか取れないのでしょう。

「父への裏切り行為ね。」と冴子さんが言うと
白スーツはスプーンを落とし、
「でもあなたはもうミュージアムの人間ではない。」とコメント。

そこに照井が登場し、白スーツは席を外します。
照井は冴子さんに園咲家とシュラウドの関係を聞きに来たようです。
特に逮捕はしません。

ところで、冴子さんはこの場所が分かった照井を
なかなか優秀な刑事ねと言っていますが
そう言えばミュージアムはこの場所を嗅ぎ付けていないのでしょうか。

冴子さん探しに飽きちゃいましたか。



 亜樹子ちゃんは依頼人と児童の家を訪問。
すると家から老けさせ屋が出てきます。

老けさせ屋は亜樹子ちゃんを覚えていたようで、
怪人に変身して老けさせようとします。

そこにフィリップが登場し、怪人を引き付けてその場から離れさせます。


依頼人は家の玄関にいる児童の母親に
怪人に子供を老けさせたのかと問い詰めます。

家の中へ逃げる児童の母親を
依頼人は怒り狂って追いかけます。

ちゃんと靴脱いだかは
よく見えませんでした。

依頼人は児童の母親に掴みかかり
止める亜樹子ちゃんを振り払って
児童の母親に「何で!」と聞きます。

児童の母親は笑いながら老けさせ屋に頼んだ事を認め、
依頼人の子供がいると児童が劇団に主役になれず
一番になれないから目障りだと説明し
納得した?と聞きます。

依頼人は更に児童の母親に掴みかかり、
亜樹子ちゃんがそれを止めに入りますが
死人が出る前に警察に連絡した方が良いのではないでしょうか。

出払っている人が多いですが。



 一方、フィリップはファングジョーカーなら戦えると考え、
スタッグフォンで翔太郎に連絡を入れます。
翔太郎は耳が遠いようで、「おい探偵、電話鳴ってるぞ」と若い刑事に言われてやっと電話を取ります。

若い刑事、老人が翔太郎だと認識していました。
翔太郎だと知って世話を焼いていますか。

翔太郎はフィリップがピンチだと把握すると
若い刑事に水をくれと言い、
その場を離れさせてからプルプル変身。

しかしファングジョーカーも翔太郎側の動きがおかしいようです。
「ほれほれ効いてきたかな」と声を掛ける怪人。
翔太郎側は眠くなってきたと訴えています。

そう言う訳でWファングジョーカーがピンチ。
そこにシュラウドが見学に来ます。

敵はまた赤黒い液を出し、スペシャルコースだから触ったら確実に死ぬと説明します。

フィリップ側はシュラウドを見ながら
サイクロンアクセルエクストリームになるしかないのかと困っています。
敵の攻撃はスペシャルコースとやらだと
特殊体質でも効果出ちゃいますか。

あと、周りの迷惑は置いといて、リボルギャリー呼んで
敵轢いてみたりしませんか。



 冴子さんはビリヤードをしながら
照井にシュラウドについて説明。

シュラウドは当主を倒すために
周囲を動かしているそうで、
照井や照井の家族の運命もシュラウドが仕組んだそうです。

「私ね、井坂先生に聞いたの。
 井坂先生にウェザーのメモリを渡したのは
 シュラウドよ。」

「シュラウドが俺の家族を」
とショックを受けている感じな照井。

医者が死ぬ間際にシュラウドの名前を出した事について
今迄誰も何も疑問に思わなかったのが
むしろショックな気がしながら
次回に続きます。