仮面ライダーW 第40話感想
赤いナスカに変身した冴子さんは
直にメモリを挿すと気分が良いと喜んでいます。
フィリップ側はこんな戦いに何の意味があるのかと冴子さんに質問。
「自分の存在を証明する。それだけよ。」と答える冴子さん。
やり取りの中で冴子さんはフィリップを家族ではなく物だと言いますが
恐らく冴子さん自身が「物扱い」されたのを気にしている最中なのでしょう。
そして冴子さんは戦況が有利な感じなのに
興が冷めたと言って帰って行きます。
もしかしたらトイレ行きたくなったとか別の理由があるのかも知れません。
フィリップは彼女達の目を覚まさせるのは無理だとガックリしています。
亜樹子ちゃんは男性スタッフの方へ行き、
ジーンを返すように言って来た事を注意し、
メモリに頼らなくても皆で頑張れば映画は作れるし
依頼人にも気持ちを伝えられるようになると説得。
しかし男性スタッフは依頼人に恋愛感情は無いと筆談で回答。
亜樹子ちゃんはその発言に驚きますが
男性スタッフが撮影した長い映画のDVDを
借りたか何かして事務所で再度チェックしています。
主役のキャラクターが男性スタッフの理想の女性なのは間違い無いとしながらも
男性スタッフが何を考えているか掴めず、
このままでは男性スタッフが変われないと困っている亜樹子ちゃん。
亜樹子ちゃんは男性スタッフの心を開かせるため
映画の撮影を続行させようとします。
フィリップは男性スタッフを変えるのは絶対に不可能だと呟いていますが
翔太郎は「お前はまだうちの所長様の凄さを理解してねえよ。」と発言。
翔太郎の方がスリッパで叩かれる機会が多いですが
色々躾けられたと言う事でしょうか。
撮影を再開した物の、男性スタッフが乗り気でないのを見てイラついている亜樹子ちゃん。
しかし叩くのは我慢しているようです。
男性スタッフの依頼人への愛を刺激させるため、照井に依頼人とのキスシーンを演じるよう指示を出します。
しかし「絶望が俺のゴールだ」と照井が逃走。
照井は変身しなくてもかなりのスピードを出せるようです。
亜樹子ちゃんは若い刑事に照井を確保するよう指示。
若い刑事にキスシーンをさせるのは駄目なのですか。
一方、若菜は建物の屋上で力が欲しいとか一人で言っていました。
愚痴垂れる相手が居ないってのも
ストレスたまりそうです。
そこに冴子さんが飛来し
このビルにナスカメモリを隠し持っていた事を話し
ネタ晴らし用に持参した清掃員の制帽を見せびらかします。
「死んだ男達の未練に縛られた亡霊よあなたは!」と若菜は冴子さんを批難。
すると冴子さんは護身用の玩具のようなメモリしか与えられていないのに
大人の女の何が分かるのかと反論。
彼氏が次々変死している人が
大人の女一般で括られて良いのかと言う気もしますが
若菜は切れて変身。
しかし変身した冴子さんにすぐに粉々にやられて逃走します。
冴子さんは若菜が再生能力のみが取り柄だとして
もはや敵ではないと安心しています。
若菜は屋内に戻り、今の冴子さんに勝てないとして
この前当主から貰った有機ナントカ試作カントカプログレッサーを取り出しています。
ところで有機ナントカカントカは
アタッシュケースの中に直でスライムと一緒に漬け込まれていますが
汁が漏れませんか。
映画の撮影は続行されているようですが
男性スタッフは筆談で亜樹子ちゃんに2人だけで相談があると言ってきます。
喜んで2人でその場から離れる亜樹子ちゃんですが
男性スタッフはジーンのメモリを亜樹子ちゃんの鞄から勝手に取り出してきます。
亜樹子ちゃんはスリッパで叩くのを我慢して
メモリを取り上げようとしますが、
メモリはすっぽ抜けて
そこまで来ていた若菜の足元に落ちます。
前回若菜や冴子さんの襲撃を受けているのですから
また来る事を予想すべきだったかも知れません。
「あっ、若菜姫。」と変身後の若菜に普通に言う亜樹子ちゃん。
若菜はメモリと男性スタッフを引っ手繰って
そのままどっかへ行ってしまいます。
亜樹子ちゃんは「待ってよー」とそれを追跡。
近くにライダーになれる人がウロウロしているのですから
彼らに知らせてから追跡して欲しいです。
男性スタッフは若菜の会社のロゴのついているスタジオで目を覚まします。
若菜は男性スタッフに対し、有機ナントカを自分に融合させるよう依頼。
頼みを聞けばこの場所を映画撮影に使っても良いが
断ったら命は無い的な条件を出してきます。
「この二択を迷う馬鹿は居ないわよね。」
と迫る若菜。
スタジオ使って良いとかの条件は出さなくても
大抵の相手は応じそうですので
若菜もちょっと大盤振る舞いです。
そう言う訳で男性スタッフはジーンのメモリを使って
若菜にナントカカントカを融合させます。
その時生じた緑の光が建物の外まで飛び出しているため
亜樹子ちゃんはそれに気付いて建物に飛び込んできます。
戸締りしてください。
「何してるの2人とも。」と聞く亜樹子ちゃん。
「エステのような物かしら。私をミュージアムの女王にする為の。」
と答える若菜。
あの有機ナントカにへばりついてたスライム状の物は
ヒアルロン酸的な何かでしょうか。
亜樹子ちゃんは男性スタッフに対しスリッパ発動。
ついでに怪人態な若菜もスリッパの餌食になります。
「えっ!」と素で驚く若菜。
「何がミュージアムの女王よ!どいつもこいつも流されてばっかで!
それホントにあんた達のやりたかった事なの!?」
と亜樹子ちゃんの説教が始まります。
「透君は映画が撮りたいんでしょ。
何してんのよ、自分の意志は何処へ行ったのよ!
それ見せてよ!」
「若菜姫もだよ。
本当の若菜姫は、今もフィリップ君が大好きな若菜姫は
風都の皆に130パーセントの元気をくれる歌姫だよ。
お願い、あなたも心を開いて。」
若菜は亜樹子ちゃんの説教を聞き終わってから
「言ったでしょう、私は女王になるの。姫は卒業よ。」
と言って緑色の光を放ちます。
どうやらエネルギー的なものを放出しているらしく、
男性スタッフや亜樹子ちゃんは吹き飛ばされそうな格好になり
男性スタッフの筆談ノートは燃え出してしまいます。
亜樹子ちゃんは吹き飛ばされそうになりながら近くの机にしがみ付き、
男性スタッフに逃げて皆に知らせるよう指示。
男性スタッフは撮影現場に戻り、
ノートが無い事に気付き慌てます。
照井は亜樹子ちゃんに何かあったのかと心配し、
依頼人は男性スタッフにはっきり言うよう叱ります。
すると男性スタッフは
「イメージが違うんだよ!君は元気良すぎるんだよ!ジェシカはもっとダークなイメージなんだよ!」
「言えた、やっと本人に。」
と発言し、勝手に姿を使ったことを謝罪。
「川相透が変わった、亜樹ちゃんが変えた?!」と驚いているフィリップ。
それを聞いて亜樹子ちゃんが大変だと思い出す男性スタッフ。
翔太郎とフィリップと照井は建物に向かい、
箱の中に頭を突っ込んだ状態の亜樹子ちゃんを助け出し、
亜樹子ちゃんから若菜の異変について知らされます。
翔太郎達は変身し若菜との戦闘に入ります。
若菜は強くなっているそうで、Wはエクストリームを使用。
ちなみに冴子さんもまた戦闘を見学に来ています。
最近シュラウドがなりを潜めていますが
どこから見ているのでしょうか。
しかしサイクロンジョーカーエクストリームがプリズムブレイクを使っても
若菜は粉々になる物の再生してしまい、メモリブレイク出来ません。
「残念ね来人、私変わったの。見せてあげる。
お姉さまもそこでよく見てると良いわ。」
と言ってエクストリームとか叫びながら脱皮する若菜。
ちなみに当主がどこかで白スーツと面談して
クレイドール・エクストリームについて説明しています。
「Wの戦いが良いデータになってくれた。
ここまで泳がせておいた甲斐があったな。」
と当主。
更に白スーツに向かって
冴子さんを焚き付けたお陰で若菜にも火がついたと話しています。
ところで当主がWを放置したのはこれで説明がつきましたが
若菜が事務所に攻め込んで来なかったのは
何でだったのでしょうか。
脱皮が済んだ若菜は
もしかしたらちょっと巨大化しているかもしれない感じで
デザインもビール瓶みたいなシルエットに変わっています。
そして腕あたりからホースみたいな物を伸ばしてその辺を攻撃。
冴子さんも攻撃を食らってとっさに変身して逃走。
若菜は空中を飛び回りながら今度は赤黒い光の球を飛ばして攻撃してきます。
そこに何故か亜樹子ちゃんと男性スタッフが様子を見に来てしまい、
球が当たりそうになってしまいます。
すると男性スタッフが亜樹子ちゃんを伏せさせ、球を回避。
フィリップ側は男性スタッフの変化が気になっている様子です。
一方若菜の方は特大の球を準備しだします。
Wはアクセルに2人をここへ連れてくるよう指示。
アクセルはトライアルになり、大急ぎで2人をWの後ろへ連れてきます。
そしてWサイクロンジョーカーエクストリームが
防御に徹して若菜の攻撃を凌ぎ
後ろのメンバーを守りました。
そして若菜は笑いながら姿を消して帰宅。
Wは膝を付いたりしてしんどそうで、
もう一発お見舞いしたらって気もします。
男性スタッフは「もう要らない、仲間がいるし。」と亜樹子ちゃんにメモリを渡し、
亜樹子ちゃんはそれをWに渡して壊させています。
最初から壊しておけば若菜のパワーアップも無かったですが
誰もその辺は触れないでいます。
そしてフィリップは地球の本棚に入り
クレイドールエクストリームについて考えています。
するとそこに若菜が登場し、あなた達と同じ力よと声を掛けてきます。
若菜はまだフィリップに触ったり本を読んだりは出来ないそうですが
そのうちそれも出来るようになるそうです。
「若菜さん、本心を言います。
今でも僕は思っている。
あなたは大事な家族だと。
だから僕は諦めない、必ずあなたを救う。
僕は僕の家族を取り戻す。」
と宣言するフィリップ。
男性スタッフが亜樹子ちゃんの説教で変わったので
若菜にも期待をしだしたようです。
「馬鹿な子、地球一頭が良い癖に。」と言って消える若菜。
ところで若菜もそのうち調べ物をしだすと
止まらなくなるのでしょうか。
翔太郎のレポートによると、
男性スタッフはシネコンの仲間と
新しい映画を撮り始めているそうです。
亜樹子ちゃんは未来の名監督を救ったのかもと言っています。
そして事務所に照井が乱入し、
「覚悟を決めてきたぞ」と亜樹子ちゃんに言います。
持参してきた複数のDVDソフトをテーブルに置き、
「あの時逃げてしまった自分が許せない、研究を重ねた。
どんなキスシーンでも受けて立つ。今度こそ振り切るぜ。
いや、振り切らせてください。」
と亜樹子ちゃんにチューしそうになります。
「おい落ち着け照井!亜樹子だぞ!目を覚ませ!」
と微妙に酷い事を言って止めに入る翔太郎ですが
目を覚ました結果翔太郎が次の標的になってしまって
ご愁傷様です。
照井が研究を重ねた相手は
若い刑事あたりかと気になりながら
次回に続きます。