仮面ライダーW 第37話感想




 ダーツを投げているところで
亜樹子ちゃんに声を掛けられて写真を撮られる翔太郎。
翔太郎はしっかりポーズを取ってから、何故撮影しているのかと質問します。

亜樹子ちゃんは探偵事務所のホームページを作るそうです。
ノートパソコンに作りかけのサイトが表示されていますが
いかにも自力で作ったと言う感じの物です。

翔太郎はハードボイルドな探偵家業にはそぐわないと反対しますが
亜樹子ちゃんにスリッパで説得させられます。

そこにやって来た依頼人が映り込みますが、
2人は依頼人に気付かず、写真の画像を見て心霊写真だと騒いだりしています。

もう事務所にカウベルつけましょう。


奥に居たフィリップがうるさがって何の騒ぎだと聞きに来ます。
依頼人はフィリップを見て「どうしてこんな所に」と聞いています。

依頼人はフィリップを知っているようですが
人違いだと言って発言を取り消します。

そして依頼人は10年前に別れた家族を探して欲しいと言って来ます。
今迄連絡取っていないですか。
下手に接触したら10年分の養育費とか取られないですか。



 園咲家では若菜と当主が食事をしています。
若菜は食卓が2人きりになってしまったと嘆いています。

猫ちゃんも一緒に食事を摂ったらどうでしょう。

当主は感傷に浸っている時では無いと答え、
組織の計画が最終段階に入り、それを若菜に取り仕切らせると
話題を変えます。

「もうじき我らの支援組織『財団X』からの使者が来る。
 覚悟を決めておきなさい。」
と言って席を立つ当主。

ところでもしかして当主は食事を終えてないですか?
ケーキとか職人ごと取り寄せる割にデザート待ちませんか。



 食卓に居ない冴子さんですが
雨の中を組織の人達に追いかけられていました。
銃弾が冴子さんの足を掠めたりしています。
急所とか狙っていないのでしょうか。

転んだ冴子さんは頭だけ変身している人達に取り囲まれてしまいますが
変身して光る玉を投げつけて追っ手を倒します。
最初から変身すれば良かったです。



 どこかのホテルでは白いスーツの人が部屋に向かっています。

すれ違いざまにぶつかったゴスロリに向かって
「失礼。出てますよ、虫。」と声を掛ける白スーツ。

ゴスロリの口から虫っぽいブツがはみ出ているようです。

ゴスロリは白スーツに
「食べる?」と虫を勧めて来ます。

白スーツは手に持ったキーを落とし、
「結構です」とキーを拾いながら答えています。

ちなみに虫っぽいブツはイナゴの佃煮だそうです。
自分は食べた事が無いのですが
ごはんかアルコールが欲しい類の物ではないでしょうか。

ところでゴスロリは何でぶつかっただけの相手に
オヤツを分けてあげようと思ったのでしょうか。



 探偵事務所のフィリップのスタッグフォンに
若菜から助けを求める電話が入ります。

誰かにつけられていると言って
フィリップを呼び出す若菜。

その場に居た依頼人は、電話のやり取りを聞いて
園咲若菜の事かと気にし、
出動しようとするフィリップに
止めた方が良いと忠告。

しかし何故かと聞かれても答えられず、
フィリップをちゃんとは止めませんでした。


そしてフィリップは若菜が居る場所に到着。
するとまたフィリップの所に若菜から電話が入ります。

若菜はフィリップのすぐ後ろにおり、
やっと素顔を見せてくれたねと電話を通して話しかけます。

さっきの電話は嘘だったと白状する若菜。

姉が家を出て、父から会社の仕事を引き継ぐよう言われたと話す若菜。
ラジオの仕事のあるのでどうしたらよいかと意見を求めます。

フィリップは冴子さんが敵幹部な事は把握しており、
会社の仕事とはガイアメモリの流通かと聞いてきます。

そう言えば霧彦さんの妹さんの回では
Wが冴子さんの講演会を襲撃しそうになりましたが
フィリップ的には実は全然OKだったのでしょうか。




 屋外にて、情報屋が翔太郎に電話をかけ
「例の男、かなりやばいよ。」と話しています。

連絡を終えた情報屋はゴスロリとエンカウント。
ゴスロリは毎回人にぶつかるようで、
更に今回も佃煮を勧めて来ます。

佃煮を食べている情報屋に
「この男知ってる?」と写真を見せるゴスロリ。

情報屋が知らないと答えると、ゴスロリはめちゃくちゃ蹴って来て
靴の踵に仕込んだスタンガンで脅してきたりします。

ところでスタンガンのスイッチはどうやって入れるのですか。


そこに都合よく照井が登場。
するとゴスロリは情報屋を倒し、
続いて照井も電流キックで吹っ飛ばしてから怪人に変身。

照井はアクセルに変身して
ゴスロリと戦闘を開始します。

情報屋は倒れていますが
救急車とか呼ぶ余裕どころか
トライアルのメモリを出す余裕も無く
アクセルは転がされて変身解除。

ゴスロリはかなりすばしっこいようです。

「歯応えの無い奴。」と言って飛び跳ねて立ち去るゴスロリ。
しかし情報屋から話を聞けなかったあたり、ゴスロリは作戦失敗な感じです。

更にシュラウドが登場し、「何て無様な戦い方なの。」とコメント。
前回照井に興味がなくなったとか言ってましたが
興味が復活したようです。

「あなたにはまだやるべき事があるのに。
 あなた達の運命、それは戦う事。
 この街に恐怖をもたらす本当の敵と。
 ガイアメモリ流通組織『ミュージアム』。」

と話すシュラウド。
最初に話しませんかそれ。



 若菜から回答をもらえないフィリップは
目の前の若菜に電話をかけ、
「本当の若菜さんですか」と質問。
フィリップは若菜に「本当の自分」で居て欲しいと言います。

若菜はフィリップと一緒に居ると心が安らぐとして
2人で家も仕事も捨ててこの街を出ようと誘います。

「いいですよ、本当の若菜さんがそうしたいなら
 本当の僕も付いていきます。」
と芝居がかった風に答えるフィリップ。

若菜は笑い出して、引越しの話は結構ウヤムヤになったみたいです。

ところでフィリップは若菜の家業について
もう突っ込まないですか。



 翔太郎は戻って依頼人に家族の現住所を知らせます。
「じゃ私はこれで」と帰ろうとする依頼人。
そこにフィリップが帰ってきます。
若菜については大丈夫とだけ答えて奥に引っ込もうとするフィリップ。
ガイアメモリ流通の件は黙っておくようです。

翔太郎は本格的に帰ろうとした依頼人を呼び止め、
「あなたやはりフィリップの事を知ってるんじゃないですか?」
と質問。

翔太郎によると、依頼人は有名な脳科学者で
10年前に死亡した事になっているそうです。

依頼人、そんな身分で謝礼をよく用意できました。

翔太郎は続けて、当時依頼人と同じような状況で
少なくとも7人の科学者が消えたと話します。

何があったのか聞かれた依頼人が
言えないと答えると
照井がヒョイと現われて
依頼人がある組織に連れ去られて
強制的に研究をさせられていたと話します。

依頼人は照井の話通りの状況らしく、
家族に会いたくて逃げ出してきたと話し、
見つかればきっと命は無いと話します。

依頼人を追っている組織がミュージアムである事、
そして園咲家の血族が全て組織の中枢を担う幹部で
ガイアメモリの流通を取り仕切っているという話が出ます。

「じゃあ若菜姫も。」とフィリップに向かって話す亜樹子ちゃん。

フィリップ折角黙っていたのに台無しです。



 一方、若菜の元に冴子さんから電話が入ってきます。
冴子さんは若菜と当主に復讐すると言っています。
しかし電話が終わってすぐに猫ちゃんに襲われます。
「処刑人はあの女じゃなくてお前なの!」と言っている冴子さん。

処刑人が女性か猫ちゃんですか。
どういう人員配置ですか。

冴子さんは怪人態になりますが
猫ちゃんの攻撃でメモリが外れ、
自分は海に落ちてしまいます。

その様子を見ていた白スーツが今度は鞄を落としていました。
物を落とすキャラなようですので、
手提げ鞄ではなくバックパック等の利用を勧めたいと思います。



 フィリップは敵組織について検索をしようとしますが
地球の本棚が爆発してしまい失敗。
当主に関する情報は閲覧不可能だそうです。

それで逆に当主の関与に確信を持つ一同。

そこに亜樹子ちゃんが入って来て
依頼人が消えたと知らせます。
依頼人は亜樹子ちゃんの監視を逃れてどこかへ向かっているようです。


一方、ゴスロリは当主と会っており
またイナゴを勧めています。

「うん、美味いね。」とにこやかに答えている当主。
当主あたりなら食糧難の時に食べつけていそうです。

そこに猫ちゃんが登場。
「我がミュージアムが誇る2人の処刑人が揃ったね。」と当主。

誇っているんですか。

「ミックはもう獲物を仕留めたようだ。君も急ぎたまえ。」
と、猫ちゃんが持ってきた冴子さんのメモリを拾い上げて話す当主。

そう言われたゴスロリは黙って出動します。

今度はその場に若菜が登場し、
当主が猫ちゃんを差し向けて冴子さんを処刑した事にショックを受けています。

そして自室に駆け込み、電話をかけようとしている若菜。
そろそろ盗聴とか気にしませんか。


依頼人はゴスロリにエンカウント。
イナゴを勧められた依頼人は「いらない」と答え、
一度でいいから家族に会わせてくれと頼みます。

家族を危険に晒すとか考えませんか。

「いらないんだ。美味しいのに。」と言って変身するゴスロリ。
ゴスロリが依頼人を攻撃しそうな所で
翔太郎がバイクで来てゴスロリを跳ね飛ばします。

翔太郎はフィリップに呼びかけてWに変身。
ちなみに若菜が電話をしようとしていた相手はフィリップだったようで
フィリップが気絶しているため、電話が繋がらないようです。

ところでスタッグフォンは留守電に切り替わりませんか。

変身する翔太郎を見て、やはり彼らが仮面ライダーと言っている依頼人。

ゴスロリは飛び跳ねてWを攻撃。
Wはサイクロンジョーカーエクストリームになって対抗します。
攻撃は結構あたりますが、敵は依頼人を盾にしWの必殺技を封じます。

「やめろ化け物」と言う依頼人に
「ひどーい、あなたが私を作ったんでしょう、
 ミュージアムで散々美味しい思いしたくせに。
 ほら、そいつの片割れの記憶も消したじゃない。
 裏切り者、いただきまーす!」
と言って攻撃しようとするゴスロリ。

そこにアクセルが飛び込んできてゴスロリに体当たりをし
依頼人から引き離します。

ところでゴスロリはWのもう半分がフィリップって普通に知っています。
若菜とかよりよほど事情通みたいです。

アクセルが敵と戦っている間、
Wは変身解除。

フィリップは切れ気味に
何の記憶を消したか
依頼人に問い詰めます。

「それは、家族の記憶を」と答える依頼人。

質問とか、別に変身したままでも出来ますし
敵が近くに居るので解除しない方が良い気がします。

ところで30分前の連中とか
みんなの記憶を気軽に消しやがりますので
フィリップとは合わないかも知れません。


園咲家のコックさんは食事量の多い人が退場してホッとした所なので
イナゴの佃煮中毒なゴスロリが住み込み勤務にならないよう祈りながら
次回に続きます。