仮面ライダーW 第25話感想




 事務所に戻った翔太郎が
フィリップに郵便物を渡しています。

ちなみに郵便とは言っていますが
切手が無いのと、住所も書かれていないので
郵便受けに直接放り込まれた物と思われます。

差出人の名前が無いとして
郵便物に興味を持つフィリップ。


そしてその横では亜樹子ちゃんが
「少女と人形の家」というベストセラー本を読みながら泣いて鼻をかんでいました。

テーブルの上がティッシュだらけになっていますが
ゴミ箱を近くに置いて直接放り込みませんか。



 フィリップは不審な郵便物を普通に開封。
中にはギジメモリと新しいがジェットの設計図が入っていました。
翔太郎が誰が送ってきたのかと気にすると
フィリップは「シュラウド」と心当たりを口にします。

そしてフィリップは設計図を元にガジェットの製作に入ります。
材料とかストックがあるのでしょうか。


そしてフリップと翔太郎が奥に引っ込むと
亜樹子ちゃんの前に小さい女の子が現われ
「人形の声を聞いて」とせがみ、
住所の書かれたメモを渡して姿を消します。
亜樹子ちゃんは女の子の依頼を聞くみたいですが
報酬についての話が一切ありません。
今回はボランティアのつもりで動くのでしょうか。

ところでこの脚本家さんは
リコって名前が気に入りすぎですね。


 亜樹子ちゃんは早速メモの住所に突撃。
住んでいたのは文芸評論家を名乗る女性で、
亜樹子ちゃんに快く応対。

人形を取り返して欲しいと言う女の子の依頼を話すと
女性は「ああ、そう言えば今朝届いたけど、やっぱり間違えて送られてきた物なのね。」と
納得しています。

女性は亜樹子ちゃんに奥の部屋を指差して
人形を持って行って良いと言います。
亜樹子ちゃんや依頼主が本当の持ち主かとか
あまり気にしていないようです。


亜樹子ちゃんは箱に入った人形の近くにベストセラー本があるのを発見。
ここの女性はその本の評論もされたそうで、
女性曰く「自分の娘をモデルに美化した親のエゴ丸出しの小説」だそうで
作者が金儲けの為に書いたと見ているようです。


女性のコメントが終わると人形が姿を消し、
女性も姿が見えなくなります。

亜樹子ちゃんが評論家の女性を探すと
別の部屋で人形が怖い顔になって女性に襲い掛かっていました。

亜樹子ちゃんは人形を引き剥がそうとしますが
スリッパを出す前に反撃されてしまい、
女性も人形に突き飛ばされて窓から落ちてしまいます。

珍しく早速警察が来て
いつもの刑事さん達が亜樹子ちゃんから話を聞いています。
ちなみに人形は澄ました顔で箱に戻っています。

犯人が人形だと言う亜樹子ちゃんの主張は信じてもらえません。
そして翔太郎と照井もこの場に来ているようです。

容疑者が亜樹子ちゃんなのに
何で怪人専門の刑事達が集まっちゃってますか。


「襲われた唐木田は
 人形が誰かから送られて来たとは
 言ってなかったか」
と照井が質問。

亜樹子ちゃんは言ってたと回答。
しかし翔太郎が亜樹子ちゃんの言い分を信用しないため
亜樹子ちゃんは身の潔白を証明するとして
メモのもう1つの住所に向かいます。

そして照井が部屋から人形が消えた事に気付き
亜樹子ちゃんを追いかけたようです。

ところでやたら出入り自由ですが
普通の警察官とかは来ないのですか。



 亜樹子ちゃんが次の住所に到着すると
丁度家の人が車で外出するところでした。

しかしその車が急に挙動不審になって近くの壁に激突。
何と人形が運転席の人に襲い掛かっていました。

亜樹子ちゃんは外から車のドアを開けて
人形を近くのゴミ捨て場に放り投げます。

所で車のドアって外から簡単に開きましたっけ。

ちなみに車を運転していた人は
人形がエアバッグ代わりになったのか
元気よく逃走しており無傷っぽいです。


人形は亜樹子ちゃんの方に向かって行っては蹴っ飛ばされ、
続いて亜樹子ちゃんと近くのゴミ袋の投げ合いになります。
後でゴミをちゃんと元に戻してくださいませ。

そこに照井のバイクが来て人形を跳ね飛ばします。

今度は人形が逃走し、亜樹子ちゃんがそれを追跡。
人形はスクラップ場みたいな場所に逃げ込み、
その辺の車に乗ってクラクションを鳴らしたりしてきます。

照井はアクセルに変身に人形の動かす車を避けたりしています。
所でちゃんと動く車を捨ててますか。中古で売れませんか。

人形はアクセルに車の部品を投げつけたり、
足にロープのような物をくくりつけて引きずったりで結構優位。

しかし亜樹子ちゃんが「やめなさいよ、この化け物人形!」と叫ぶと
人形は立ち止まって澄ました顔でこちらを見てきます。
その隙にアクセルは人形を攻撃し、人形はどこかに消えてしまいます。

亜樹子ちゃんは照井が話を信じてくれた事に喜んでいますが
照井に拠れば似たような事件が既に2件起きているのだそうです。

2件とも同じ空き箱が残されており、
照井の考えでは怪人の起こした事件なのだそうです。

それでいつもの刑事達も評論家の事件に回されたのでしょう。
亜樹子ちゃんを容疑者扱いしていましたが。



 事務所に来た照井はフィリップに検索を指示。
フィリップはガジェットの製作に取り掛かっており渋っていますが
亜樹子ちゃんに言われて従います。

検索に拠れば、人形に狙われた4人は
最近ベストセラーを酷評した人達だそうです。
亜樹子ちゃんはベストセラーの作者近影を見て
作者の娘が依頼人の女の子だと言います。

一同は人形サイズの怪人がその女の子で
父親が娘にメモリを使用したと考えます。

翔太郎が亜樹子ちゃんを連れて調査に出ようとすると
亜樹子ちゃんは翔太郎を振り払い、照井と組むと主張。

照井は亜樹子ちゃんと一緒に早速本屋のサイン会に行き、
ベストセラー作家に身分を明かした上で
他の被害者と同じように作品の酷評をしてみせ
自分を囮にして相手の反応を見る作戦に出ます。

帰り際に亜樹子ちゃんは依頼人の女の子に声を掛けられます。
相変わらず「人形の声を聞いて」と言っています。
亜樹子ちゃんは女の子を保護しようとしますが
女の子はまた消えてしまいました。

所で怪人と思われている女の子を
あそこの警察が保護できるのでしょうか。



 冴子さんは医者に若菜の治療を依頼。
若菜は早速医者の所に連れてこられています。

医者は若菜を完璧な存在にするために診察すると言い、
若菜がガイアメモリを使いたがっていない事を指摘し
ドライバーを預けるよう言います。

ところでやはりこれ保険利かないですか。



 警察ではむしろ翔太郎が保護されており
照井が亜樹子ちゃんとべったりだとか
若くない刑事に愚痴っています。

若くない刑事は本当は自分が亜樹子ちゃんにべったり頼られたいのだろうと指摘。

そこに若い刑事が箱を持って登場。
部屋の前に置いてあったという箱には
例の人形が入っていました。

不審物を平気で取り込む警察です。
翔太郎は人形が怪人だと言って離れるよう言いますが
若い刑事は信用せず、人形を抱え上げて遊びだし
人形に噛み付かれたりしています。

人形は飛び回って刑事達に体当たりし気絶させます。
そこに照井が登場。
続いて亜樹子ちゃんが登場し、段ボール箱で人形を捕獲します。

しかし人形は刃物を持っており、ダンボールを切り裂いて出てきてしまいます。

ところで刑事達相手には刃物を使いませんでしたが
一応手加減しているのでしょうか。

照井はアクセルに変身して
逃げる人形を追跡。

翔太郎もフィリップにしつこく要請して何とかWに変身。


建物の屋上みたいな場所で人形に追いついたアクセルですが
人形が顔面にしがみ付いている所で
エンジンブレードで電気を流して人形にダメージを与えます。

そこにWと亜樹子ちゃんも合流。
Wが人形を攻撃しようとしますが
人形はそれを避けてトリガーマグナムを奪い反撃。

「やめてリコちゃん!」と亜樹子ちゃんが言うと
人形はまた澄ました顔で亜樹子ちゃんの方を見てきます。

その隙にWはトリガーマグナムを奪い返し、
Wとアクセルで人形を挟み撃ちのようにして狙撃。
流れ弾で同士討ちになりそうですが
幸いそうはならず、
人形は弾かれて物陰に飛び込んで行きます。

Wはフィリップ側の指示でスパイダーショックを出して偵察させ、
物陰から人形を引っ張り出させます。

人形と一緒に何か虫っぽい物が沢山飛び出してきたのですが
それも駆除して欲しいです


ワイヤーで括られていた人形でしたが
まだナイフを持っており、ワイヤーを切断。
しかしアクセルが人形を必殺技で蹴っ飛ばします。

亜樹子ちゃんは倒れた人形を抱き起こして「リコちゃん!リコちゃん!」と呼びかけますが
メモリが出てきません。
人形はベストセラー作家の娘ではなく、本当に人形だったそうです。

フィリップに拠れば犯人は人形の怪人ではなく
人形を操る怪人だそうです。

すると物陰から糸のような物が見えて人形が引きずられていきます。

Wはルナトリガーになって物陰を狙撃。
すると顔だけ変身したような怪人が姿を現します。
「待て、もう止めてくれ。」と言って怪人は人間態に姿を変えます。

驚いた事に変身解除したら首の下の服装が変わっており
一応ちゃんとした怪人なのに首から下がどうもその辺の人っぽい事が判明。
あとやっぱりベストセラー作家です。

亜樹子ちゃんは女の子が怪人で無いと知って喜びますが
人形は亜樹子ちゃんに「お姉ちゃん、お姉ちゃん。人形の声を聞いて。」と話しかけてきます。



怪人や人形が暴れたりの警察は
ガードマンでも雇った方が良いような気がしながら
次回に続きます。