仮面ライダーW 第23話感想




 事務所に情報屋の女子高生達が突然現われて依頼をしてきます。
「フーティックアイドル」と言うローカルの視聴者参加型歌謡番組で
客の評判が良かった自分達が負け、
音痴な参加者が審査員から絶賛されて勝ち進んだそうで
審査に不正があった事を暴いて欲しいそうです。

ところで3週勝ち残ればCDデビューと言う企画の番組だそうですが
情報屋なのに歌手として有名になって大丈夫ですか。
て言うか学校は芸能活動とかOKですか。


翔太郎は他の参加者の方が上手だったのではないかと言うと
女子高生達は「じゃあ聞いてみなよ、死ぬから」と口々に言います。

件の男性参加者の路上ライブを見に行く翔太郎と亜樹子ちゃんですが
始まりそうになったところで
他のパフォーマー達が耳栓をしだしたり
周辺の店が急にシャッターを下ろしたり
何かに備えている様子です。

尚、メガネの女性一人だけ
花束を持って嬉しそうに待機しています。

歌が始まるとその辺の鳩が落ちてきたり
亜樹子ちゃんが腹痛を訴えたり
翔太郎が窒息状態になったりしています。

器物損壊とか傷害とかに当たりそうな歌ですが
警察は取り締まっていないっぽいです。



 握手を求めてくる男性参加者に
翔太郎はげっそりしながらも応じ、
音楽のジャンルは何なのかと質問。

男性が言うには何か色々混ぜているスピックとか言う分野らしく
余計に分からないと戸惑っている翔太郎。

するとメガネの女性がやって来て
翔太郎にもっと勉強するよう命令して
パンフレットのような物を渡してきます。

「嘘!こんな音痴にもファンが居たよ。」と翔太郎に耳打ちしている亜樹子ちゃん。
確かに女性はメガネですが耳の方が悪そうです。
あと翔太郎は男性参加者を自分に似ているのでイライラすると分析。

歌ではイライラしませんか。



 冴子さんはダブリューのメモリの持ち主に会いに行くようで
当主は「新しい恋かあ。随分早いな。」とかコメントし
冴子さんは大人だから自分で判断すればよい事だと干渉しない感じです。

そして若菜が歌謡番組を楽しむ様子を見て
「それに引き換え、お前はまだまだ子供だねえ若菜。」と呆れています。
そう言えば若菜は家の仕事の手伝いを始めて
ラジオの方はどうなったのでしょう。

件の男性参加者は客のブーイングに遭いますが
審査員からは絶賛されています。

ところで若菜や当主も歌を聞いてしまったのでしょうか。

客席には翔太郎達もおり、客が正気である事を確認。
また若い刑事と照井もスタジオに来ており
「電波塔の道化師」とかいうのを探しています。


翔太郎が「やはり何かあるとしたら審査員だなあ。」と発言。
するとフィリップが間近で見てみようかと返してきます。
今回は飛び入り挑戦者バトルと言うイベントがあり、
フィリップは選ばれやすい傾向を予め調べており
狙い通り指名をされ、
翔太郎も巻き込んで舞台に上がります。


ちなみにフィリップはメリケンの忍者亀みたいなアイマスクを準備しており
2人とも顔は一応隠しています。


ちなみに天井裏では怪人が様子を伺っており
照井が怪人に声をかけて変身したりしています。

メモリを刺した時に「アクセル」とか音が出ていますが
テレビの音に入っちゃいませんか。


フィリップと翔太郎が歌っている時に
件の男性参加者は会場が沸いていると気にしています。

またアイマスクをしていますがバレバレなようで
テレビを見ている若菜は翔太郎に気付き、
横のがフィリップだと考えて喜んでいます。

翔太郎の交友関係が狭いと思われているのでしょうか。



 謎の怪人と戦っているアクセル。
アクセルは怪人にメモリは何か質問。
「ラブ、愛の戦士だよ。そんな剣じゃ傷つけられないぜ」と言って
口から白い玉みたいなのと針みたいな物を飛ばしたりしてきます。

エンジンブレードでそれを受け止めたアクセルは
怪人を攻撃。
怪人はメモリがバラバラにと言いながら
また白い玉みたいなのを投げてきます。

怪人が居た場所に砕けたメモリが落ちていたので
本体が逃げたと考えたアクセルは
メモリを回収して「これでもう悪事はできん」と言っています。


一方、歌謡番組ではまた男性参加者が選ばれ観客がブーイング。
何故か亜樹子ちゃんの隣に座った若い刑事も
おかしいと切れています。

「ハハ、探偵さん、意外とやりましたね。
 でもこれで分かったでしょう、スピックが来てるって。」
と声を掛けてくる男性参加者。

「はっきり言うぞ。お前の歌で勝ち残れる筈が無い。何か不正があるんだ。」
と翔太郎も答えています。

男性参加者は動揺しながらも
負け惜しみはみっともないと言って翔太郎の前から立ち去り
観客に向かって感謝の言葉を投げ
観客からゴミとか投げられています。

この分ですと次回の観客は
生卵とか準備してくるかも知れません。



 事務所に照井が来た様で
電波塔の道化師について話をしています。
正体不明の詐欺師ですが
被害者がいるそうで
歌謡番組のスタジオ付近に出没しているとして調査したとの事です。

その怪人が審査員を操っていたと考えるフィリップ。
照井はメモリを砕いたと言って証拠品を見せますが
何故かビニール袋に酢昆布の箱が入っていました。

照井は怪人に暗示を掛けられてしまったようです。


照井はビニール袋を床に叩きつけてから
フィリップに検索を依頼し
翔太郎は男性参加者を探しに行くそうです。
「あの馬鹿妙にほっとけねえんだよ。
 センスねえくせに格好ばっか付けやがって。」
と言う翔太郎に
「その言葉、言ってて自分に刺さんないの?」
と亜樹子ちゃんが返しています。

今の亜樹子ちゃんので確実に刺さったと思います。

ところで酢昆布の箱は捨てて良いですか。
犯人の指紋とか付いてないですか。



 ストリートライブの会った場所に行った翔太郎は
サンタちゃんに男性参加者が来ているか質問。
今日は居ないみたいです。

近くに居た色紙みたいなのを売っている人は
翔太郎達に声を掛けます。

サンタちゃんに拠れば、その人は詩人で
ストリートの皆の兄貴分だそうです。

詩人は男性参加者は夢だけは大きいが
無理だよなとコメント。

そして詩人は2人に色紙をプレゼント。
2人が気にしている事をずばりと書いてきているようです。
サンタちゃんあたりが情報をリークしているのでしょうか。

そして翔太郎はメガネの女性を思い出し
彼女なら男性参加者の居場所を知っていると考えます。

サンタちゃんはメガネの女性をこの間見たと発言。
翔太郎はそこに向かいます。


メガネの女性は倉庫みたいな場所で荷物を運んでいました。
他の従業員からシフト入れすぎだと心配されているようですが
女性は「いいのよ、ほっといて。」と反論。
しかしすぐに倒れてしまいます。

翔太郎と亜樹子ちゃんはそれに気付き女性の元に駆け寄ります。


女性は医師の診察を受け、
栄養剤と熟睡が出来る薬を出しましょうと言われています。

女性は薬のお金も寝ている暇も無いと言ってそれを断ります。
ところで仕事中に倒れたのですし
過労が原因っぽいですから
労災ですので本人負担は無いはずです。

女性が診察室から出ようとすると
翔太郎と亜樹子ちゃんが入り込んできて
先生の話を聞いていなかったのかと注意。

メガネの女性の職場の人は
外部の他人に従業員の付き添いを頼みましたか。

女性は早く行かなきゃと出て行こうとしますが
翔太郎はそれを引きとめ、男性参加者を合格させたのではないかと質問。

女性は言いがかりだとし
男性参加者は天才だと発言。

その嘘が男性参加者の為になると思っているのかと翔太郎が聞くと
女性は自分の為だと言います。

女性は他に楽しい事が1つも無く
彼女の人生に男性参加者が必要なのだそうです。

音痴を付け上がらせるのが楽しみとか
かなりマニアックです。
他にそんな趣味が沢山有ったら逆に怖いです。


ちなみにメガネの女性の診察をした医者ですが
ダブリューのメモリの持ち主だったようで
冴子さんが遊びに来ています。
普通の診察が終わると
裏の診察があるみたいで
この人も過労とか心配です。



 女性は廃倉庫みたいな場所に行き
怪人と合流してお金を渡し
男性参加者を合格させるよう頼みます。

ちなみに翔太郎達が後ろから付いてきているのですが
女性も怪人もお構い無しです。

怪人はそんな金額では足りないと
お金をぶちまけました。

特に紙幣の枚数とか数えていないので
何十万単位で不足していると思われます。

女性はお金を拾い集めしつこく頼みますが
怪人は契約は破棄だと言っています。

翔太郎はその辺の鎖にぶら下がって
怪人を蹴りに行きました。

「良い事を教えてやろう、私はお前のご主人様だ。」
と怪人が言うと、口の前に今言った言葉が書かれた白い玉の様な物が発生し
針と一緒に翔太郎に向かって飛んできます。

そこにアクセルが登場し
翔太郎に刺さる前に針をキャッチ。

アクセルによれば今回の怪人のメモリはライアーだそうで
言葉の針を刺して嘘を相手に信じさせる能力があるとの事です。


怪人は逃げようとしますがWとアクセルが2人がかりで追いかけ、
アクセルは怪人を斬り、Wはルナトリガーで少し間合いを取って攻撃しています。

しかしメガネの女性が来て怪人を倒さないように頼みます。
亜樹子ちゃんは女性をライダー達から引き剥がそうとしますが
女性は動きません。

翔太郎側は男性参加者にまたちゃんと挑戦させれば良いと言いますが
「無理に決まってるでしょ!どれだけ彼を見てると思ってるの?!
 あの子は、あの子は、信じられない位才能が無いんだから!」
とメガネの女性がシャウト。

すると何故か近くを通りかかった男性参加者が
それを聞いてショックを受けます。
怪人は女性の納期遅れの罰として
男性参加者を呼んだそうです。

怪人もスタジオの天井から
男性参加者の歌を聞かされていた訳ですから
女性に直接ではなく男性に報復するのが
何となく分かる気がします。


翔太郎側はウワーとか叫んでいる男性参加者を心配していますが
男性参加者の心理状態よりも
叫び声が歌っぽくなって周辺に害を与える事を心配したい気がしながら
次回に続きます。