仮面ライダーW 第19話感想




 事務所と同じ建物にあるビリヤード場で一人で遊んでいる翔太郎。
一人なせいか、訳の分からない独り言をほざきつつのプレイですが
しょっぱなからキューがすっぽ抜けて飛んでいってしまいます。

そこに赤っぽい上着を着た人が入ってきてキューをキャッチし
「探偵事務所は二階だったな」と言って
台についてボールを一発で全部落とします。

最初から二階に行きませんか
ていうかビリヤード場って出入り自由な物ですか。


事務所に通された男性は
警察手帳を見せ、照井竜と名乗ります。

頻発している凍結事件の犯人を見つけたいとの事で
亜樹子ちゃんに前金を渡しています。

翔太郎は照井が本格的にハードボイルドな感じなのが気に入らないようですが
亜樹子ちゃんの指導で協力する事に。

ところで照井はすぐに翔太郎と連れて調査に行こうとしますが
その場で領収書を貰ったりしないのですか。
まさか自腹ですか。



 照井は翔太郎を連れて事件現場に到着。

現場の部屋は凍っており、
つららとか出来ています。

いつもの若くない刑事によれば
この部屋で芸能プロダクションの社長が
凍った状態で発見されたそうです。

ところでこれ暖房入れたら溶けて下の部屋が水浸しになったりするのでしょうか。

現場にいたいつもの若くない刑事に
照井が若くない刑事より偉いのかと質問する翔太郎。
照井はエリートだそうで
いつもの刑事たちは怪人の事件の実績があるので
チームに組み込まれてしまったそうです。

若い方の刑事は照井に心酔しているようで
翔太郎や若くない刑事に出世するタイプだと言われます。

照井は部屋に青い花が落ちているのを発見し床を叩きます。

どうしたのかと翔太郎が声を掛けると
照井は「警告しておく!」と発言。

翔太郎は意味がわからず普通に話を続けようとすると
照井は翔太郎の襟元を掴んで壁に押し付けて
「俺に質問をするな。」と続けます。

エリートとか言われてますが
あんまり落ち着いている人でも無いようです。

翔太郎は照井の態度に怒りますが
本人は無視し、被害者の事を刑事に聞いて
運ばれたらしい病院に向かいます。

翔太郎も照井に付いて行きます。
この場に残ると
さっき照井が床とか壁とかドンと落とさせたのを
下の住人とかに謝りに行かないといけないので
何はさておき移動したい所です。



 若菜は屋敷地下のメカニカルな井戸に来ており
当主から組織の中核に入るよう言われます。

若菜は嫌そうな顔で「分かりました。」と答えています。
そして当主に凍結事件の話をしながら
危険な相手だが調べるよう言います。

若菜へ仕事を教えるのは何時ですか。



 翔太郎と照井が病院に到着すると
丁度怪人が人を襲っていました。
どうやら冷凍されていた人をまた狙っているようです。

ところで、事件現場は先程の事件でまだ凍っていましたが
被害者はもう溶けて動けるみたいです。

照井はバイクから剣を取り出し、
引きずってアスファルトをガリガリに毛羽立たせながら怪人の方に歩いていきます。

怪人が被害者を攻撃する寸前に
照井が怪人と病院の柱とかを攻撃し
「何をしている左、早く仮面ライダーになって戦え!」と命令してきます。

何故それをと聞く翔太郎に
質問は受付ないと答える照井。

翔太郎は会話にならないとイラつきながらも
変身をしようとします。
しかしフィリップは何かを調べているようで
少し待って欲しいと言ってきます。

翔太郎、コミュニケーション取れない相手ばかりで大変です。

照井が怪人にドライアイスの煙みたいな物を吹き付けられているのを見て
翔太郎はジョーカーのメモリをしつこく起動させ
フィリップを急かせて変身し怪人と戦いに行きます。

怪人の煙を浴びた右腕右足が凍結し攻撃を食らうW。
フィリップ側がヒート以外考えられない相手だとして
ヒートジョーカーになって殴り返します。

逃走する怪人を照井が剣を持って追いかけますが
角を曲がられてしまい、怪人の姿は見えません。
その代わりに闘争する女性が目に入ります。

照井はその女性を追跡。
女性には逃げられてしまいますが、
女性のいたあたりに青い花が落ちているのを発見。

ところで剣を置いて追いかければ
普通に追いつけたのではありませんか。

翔太郎が「どうした」と照井に質問。
照井はもう質問するなとかの注意はしませんが
キーワードは氷と花だとして
「今度は右の方に検索を始めてもらおうか」と言ってきます。

「お前、どうしてそれを知ってる。」
と翔太郎も大概相手の言う事を聞いていない感じになっています。



 結局事務所のガレージまで来る照井。
結構勝手に入ってきたみたいです。
施錠した方が良いかもしれません。

中ではフィリップが犬の着ぐるみを装備していました。
亜樹子ちゃんによると、セントバーナード犬を飼いたがって聞かなくなったそうです。
どうもラジオで犬の人命救助の話を聞いて影響を受けたようです。

翔太郎は若菜の番組を聴くことを当分禁止とフィリップに言います。

照井はこんな調子でよく今まで生きてこれたと言って
聞かれもしないのにカブトムシのメカを見せびらかせて
翔太郎たちの事はそれで調べたと話します。

さらにアクセルのメモリを見せて
「俺はいずれ仮面ライダーになる男だ」と言います。

質問を受け付けない割には
自分の手の内を結構明かします。

Wでは力不足だと言う照井に反発する翔太郎とフィリップ。

照井は噛み付いてくるフィリップに
「だったら腕を見せてみろ」と挑発し検索させます。

キーワードに花の事を追加すると
花屋の名前がヒットします。
独自の技術をもっている花屋だそうで
被害者の会社も得意先の一つとの事です。


フィリップの話を聞いて亜樹子ちゃんが雑誌を引っ張り出し
その花屋の店長が紹介されている記事を皆に見せます。

写真を見て現場で見た女だと発言する照井。

亜樹子ちゃんによると、この人はテレビにも出る有名な人で
お金に汚いという評判が立っているそうです。

亜樹子ちゃんの素の検索能力も相当高いです。



 照井は早速花屋に行き、
従業員に手帳を見せて、店長の女性の居場所を聞いています。
従業員が答えようとすると、そこに店長の息子が登場し、母が何をしたのかと質問。

母は悪く言う人が多いが仕事に厳しいだけだと言う息子。
仕事に厳しかったら息子が店をウロウロするのも
止めさせそうな気がします。


店長は花壇を任されている遊園地に行っているそうで
照井と翔太郎と亜樹子ちゃんはまた移動。

照井は遊園地で帽子にサングラスにマスクにコート姿の女性を見かけて、そちらを追いかけ
翔太郎たちに店長探しを任せます。

そして亜樹子ちゃんはさっさと園内に入り乗り物に乗りまくっています
経費削減しませんか。

亜樹子ちゃんは遊びながらもしっかり店長を発見。

店長はツルツルしてそうな回転木馬に横乗りで座っていますが
尻が滑ったら落ちそうで怖いです。

「大人が一人でメリーゴーランド?」といぶかしがる翔太郎。
亜樹子ちゃんも今しがたまで似たような事をしていましたし
冒頭では翔太郎も一人でビリヤードですが
そこはスルーです。



 一方、重装備の女性を追いかけた照井は
相手に向かって「やはりあんたかシュラウド」と声をかけています。

シュラウドと呼ばれた女性が火の輪で囲まれたアタッシュケースを指差し、
指を横に動かして火を消します。

念力っぽいのはともかく
ケースを火で炙っていた理由が不明です。
あと、さっきまで火に囲まれていたケースを素手で開ける照井も
警戒心薄いです。

ケースの中身を見て俺のドライバーが出来たんだなと喜ぶ照井ですが
シュラウドは姿を消していました。

仕事が片付いたのでその辺の遊園地で一人で遊んでいるかも知れません。



 園内を歩く店長に「メリーゴーランドですか」と声を掛ける翔太郎。
「おかしい?こんなおばさんが。
 昔、子供とよく来てね。せがまれて何度も何度も乗ったわ。」と答える店長。

そこまで聞いていませんが、無理やり子供の話をするあたり
まさか翔太郎がナンパしていると思って牽制していますか。

しかし翔太郎は普通に連続凍結事件の犯人を探しているとして
店長から話を聞こうとします。

店長は翔太郎が警察ではないと知ると
「じゃあ無視。」と言ってその場を立ち去ります。

翔太郎たちを振り切って走り去った店長。
店長が角を曲がると、入れ替わりに怪人が登場。
翔太郎はフィリップに声をかけ、Wヒートジョーカーに変身。

Wは怪人と殴り合いをしますが
ヒート側が凍結させられたりします。
早く倒そうとしてヒートメタルで火のついた棒を振り回すW。

そこそこ間合いは取っていましたが、
それでも足元を固められてしまいます。

そこに照井が剣を引きずって登場し
先程もらったハンドルみたいなのを腹に貼り、
アクセルのメモリを差し込みます。

照井の変身したアクセルは
「さあ振り切るぜ」と剣を高々と持って敵に突進。

アクセルは冷凍煙も無効みたいで
剣にエンジンのメモリを差して火を出させて怪人を斬りに行きます。

ちなみにアクセルの発する熱で
Wの足元も解凍できたようです。

怪人は地面を凍らせて、その上を滑って逃走。
するとアクセルはバイクに変形して敵を追跡。
わざわざ凍結した部分を通って
走行性能のアピールも欠かしません。

「なんじゃこりゃ。」とW。
「私聞いてない。」と亜樹子ちゃん。

それどころの騒ぎではないと思いますが
普段から真っ二つになったりとか見慣れてて
感覚がかなり麻痺しています。


アクセルは怪人を追い抜き、
全身火達磨になって相手に向かって飛んで
蹴りを入れますが
怪人は砕けて氷の粒になりダミーと判明。

少し向こうを走り去る怪人の姿を見かけたアクセルは
怒ってそれを追いかけます。

追いかけた先にいた店長はメモリを手に怯えた様子です。


Wは「後は警察に連行するだけか。」と終了ムードですが
アクセルは「貴様だけは生かしておかん。」と剣を振り上げます。

「馬鹿、変身解除した人間を攻撃するつもりか!」と止めに入ろうとするW。


貰った前金とフィリップの着ぐるみのどちらが高額なのか気になりながら
次回に続きます。