仮面ライダーW 第12話感想




 建物の外壁に引っ付いていた怪人は
ギャングのリーダーを捕獲してウイルス付けて殺害。

Wはルナメタルになりますが、
怪人はWをちょっと攻撃してから逃走してしまいました。

結局ギャング全滅で
見てる側からすれば
面倒ごとが一個減ったって感じです。

フィリップは翔太郎の動きが鈍かった事を指摘し
理由を尋ねています。
翔太郎は怪人が泣いている気がすると回答。

今回被害者が被害者なので
何だかんだ言っても
怪人倒すモチベーションが
普段以下かも知れません。



 お早うとか言いながら事務所に入る亜樹子ちゃん。
翔太郎はマスク姿の亜樹子ちゃんを見て
風邪ッぴきは大人しく寝てろと言っています。

しかし亜樹子ちゃんは所長が寝ていたら事務所が潰れると言って
やる気マンマンです。

所長居なくて1年ぐらい大丈夫だった気がします。


一同は事件の概要を整理し、
犯人としてもっとも怪しい人物として
轢かれた人の婚約者である画家が挙げられます。

その画家ですが、女子高ではなくアトリエみたいな場所で
女性の生徒さんばかりをあつめて
教室を開いていました。

そこを翔太郎が訪問しようとしますが
一足早く怪人も訪問。

生徒らの悲鳴を聞いた翔太郎は
屋内に入り、怪人を追いかけます。

ところでアトリエは鍵掛かってないですか。



 翔太郎とフィリップは画家が怪人に襲われているのを見て
予想が外れて驚いていますが
とりあえずWに変身。

画家は怪人のロープみたいな器官に捕まっていますが
Wがそれを切断し画家は逃走。

そしてWは怪人を取り押さえようとしますが
敵は緑色の煙みたいになって消えてしまいました。

Wは「湯島さーん」と画家を呼びますが
画家はかなり遠くまで行ったようで、接触できませんでした。

て言うか自己紹介した覚えの無い半分コ怪人に
自分の名前呼ばれたら
怖くて出て行けない気がします。


翔太郎はフィリップに電話をして
犯人が誰かの話をしています。

情報屋からの話では轢かれた人と弟は
両親の死後面倒を見てくれた親戚もなく
同僚なども連続殺人をしてくれる程の付き合いではないようです。

しかしバイラスのメモリを買った人は必ず居るとフィリップは言います。
一番復讐したいと思っているのは誰かとフィリップが考え出すと
横に居た亜樹子ちゃんが轢き逃げされた本人ではないかと気付きます。

翔太郎は本人が昏睡状態だとして
犯人候補と考えませんが
フィリップは亜樹子ちゃんを天才かもしれないと誉めだします。


ところで、絵画教室の生徒さんとか
このまま解散でしょうか。
近くのファミレスで怖かったわねーとか言いながら
マッタリしてますか。



 翔太郎とフィリップと亜樹子ちゃんは
轢かれた人の病室に入ります。

フィリップは轢かれた人をチェックし
腕の生体コネクタの状態から
ガイアメモリが埋まっていると判断。

轢かれた人が怪人になっていたようです。

ところで亜樹子ちゃんは風邪でマスクをしていますが
絶対にうつさないとは言いきれないので
普通に死にそうな人の居る場所に行くのはどうかと思います。



 屋敷で冴子さんを探している霧彦さんですが
若菜からオペラ鑑賞に出かけていると聞かされ、
冴子さんからスケジュールを知らされていない事から
株が下がっているのではないかと指摘されます。

霧彦さんはそうだとしても挽回できるとして
ガイアメモリの可能性について何か知っている素振りを見せ
若菜を焦らせます。


そして帰ってきた冴子さんに
怒りや憎しみと言った強烈な感情が
人間の肉体や精神そのものを怪人に変異させたケースを
大発見だとして自慢する霧彦さん。

しかし冴子さんは冷淡な反応を示します。

精神エネルギーが生んだ怪人は
肉体が変身した者に比べて能力が劣るそうです。
バイラスは本来は町ひとつ一気に滅ぼせるメモリだそうです。

それ近所の人に売ったら
自分達も危ないとは思わないのでしょうか、
幹部はともかく下っ端っぽいセールスマンとか特に。

そう言う訳で霧彦さんの大発見は
既に知られている物だったようです。
「ただ、怨念って言うのも時としてとても怖い物だけど。」と言い残して
霧彦さんのいる部屋から立ち去る冴子さん。

冴子さん何かありましたか。
怖い思いをさせる方だとは思いますが。



 怪人の正体が判明した物の
轢き逃げ犯でない画家が襲われた理由が気になり
画家を探しに行く翔太郎。

轢かれた人の復讐を止めたがっている翔太郎の話を聞いて
フィリップも説得をすると言います。

地球の本棚に轢かれた人の精神を呼び出し
直接コンタクトを取るそうです。

呼び出された轢かれた人は
轢かれた時の血とか出てる格好でかなり怖い感じです。


翔太郎も女子高生の情報屋から画家の話を聞いています。
画家が女子高で教えていると言う話をしていましたから
彼女らが情報を持っていると踏んだのでしょう。

女子高生らは画家を女たらしだと知らせます。
画家は絵のモデルに誘って女性を引っ掛けているそうで
女子高生の片方も引っ掛かったっぽいです。

そして画家は最近は結婚詐欺までしているそうです。


フィリップも轢かれた人から
画家が他の女性に結婚の話をしているのを目撃したとの情報を得ます。

轢かれた人はそんな時にガイアメモリのセールスに会ったみたいです。
そしてメモリを使うのは止めようかと思っていた所で車に轢かれ
とっさに持っていたメモリを腕に刺したようです。

そしてメモリで精神が変質して
幽霊みたいな怪人が飛び出しちゃったみたいです。

それにしても轢き逃げ犯も捕まらないし
結婚詐欺も野放しですし
警察が機能してない感じです。


ところで結婚の約束を裏切られて
怪人になる女の人って
このごろ多いのでしょうか。



 画家は女性の家に転がり込んだみたいです。
しかしその家にも怪人が出現。
結婚詐欺に引っかかっている上に
怪人に家のガラスを割られた女性も
結構不幸です。

情報屋から画家の行きそうな場所を聞いた翔太郎は
女性の家に突入。

画家は女性を突き飛ばして自分だけ逃げようとしています。

女性は怪人に何かされてキャーとか言ってダウンしてますが
これ死んじゃっているのでしょうか。
完全トバッチリです。


画家も地下みたいな場所に逃げ込みますが
怪人に追いつかれています。
翔太郎も追いついて画家を助け、
轢かれた人に謝るよう言います。

しかし画家は謝罪を拒否して逃走。
怪人は怒って画家を追いかけようとしますが
翔太郎がそれを引きとめます。

一方フィリップも轢かれた人に話をし続けていますが
轢かれた人は心に憎しみしか残っていないと主張し説得に応ず
緑色の煙みたいになって消えてしまいました。


怪人が怨念パワーでエンジンかかってきた感じですが
フィリップも煙に吹っ飛ばされて地球の本棚から帰って来たため
翔太郎とフィリップはWに変身。

ところでフィリップが吹っ飛んだ時とか
Wに変身した時とか
物音が結構すると思うのですが
他の病室の人とか看護師さんとか
不審がりませんか。



 画家の方はどう逃げたのか
結婚式を予定していた教会の前に到着。

すると教会の扉が開き、花嫁姿の轢かれた人が登場。
「どうして騙したの、愛していたのに。」と言って
花嫁は轢かれた姿、そして怪人姿に二段変身。

怪人は画家を襲おうとしますが
Wが起こした風で攻撃に失敗。

Wは怪人に思いとどまる様説得。
しかし怪人は「黙れ黙れ」と言って
緑色の煙みたいになって体当たりしてきたり
普通に取っ組み合いしてきたりです。

フィリップによるとガイアメモリの力が増幅し
轢かれた人の意思ではどうにもならなくなっているそうです。

そこでWはヒートトリガーに変身し
飛び込んでくる怪人を火達磨にして転がし
起き上がったところを火炎放射で消し去ります。


すると病院で寝ている轢かれた人の腕から
壊れたガイアメモリが排出されました。


怪人が消えて大喜びの画家に
翔太郎は「おい、お前の罪を数えろ。」と声を掛けて殴り飛ばし
「お前を殴ったのは俺の拳じゃない。幸さんの心だ。」と
他人に罪を擦り付けるような発言をして立ち去ります。



 数日後の翔太郎のレポートによれば
轢かれた人はまだ昏睡状態だそうですが
翔太郎は目が覚めることと、
その後幸せになる事を期待しているようです。

ちなみに翔太郎も風邪にかかったようですが
来週はフィリップあたりが感染しているのでしょうか。


車に轢かれた人と弟の2人とも入院してしまっていますが
家の炊飯器にご飯が入りっぱなしとかで
後で大変な事になりそうな気がしつつ
次回に続きます。