侍戦隊シンケンジャー 第16話感想




 屋内でモヂカラの修行をしているシンケンジャー達。

イエローが大きい岩を出してしまったのを皮切りに
ブルーやグリーンが派手に色々出し、近くに居た黒子にぶつかって
黒子の持っていた花瓶が割れてしまいます。

騒ぎを聞いてやって来た爺が
家宝が割れたのを見て怒ります。
3人は謝罪しますが、グリーンの謝り方が超軽かったため
爺は片付けを始めている黒子達を見習うように言って立ち去ります。

3人に自分で片付けるよう指示は出しません。



 敵の船の中では女幹部がリーダー格の幹部に
三味線の音が湿っているとして
何かあったのかと指摘されています。

川の上なので乾燥している方がおかしい気がします。

女幹部ははぐれ者の幹部をコッソリ助けてしまった事を気にしているみたいです。
あと、女幹部がはぐれ者の幹部にレッドを狙うのかと聞いた所
「所詮我等ははぐれ者、望みを叶えんとせねば生きて三途の川に入った意味は無い。違うか。」
と回答。

「我等」とか同意を求める下りとか
女幹部も似たような経歴だという事でしょうか。
後で望みとか出てくるのでしょうか。
そう言えば内掛けとか作ろうとしていましたが
まさかピンクと同じで結婚願望があるとかですか。



 黒子達は近隣住人の手助けをして
良い人達として認められているようです。

見習うよう言われた3人も
困っていそうな人を見つけては、黒子を退かして手伝おうとします。

しかし3人の手助けは押し付けがましく、むしろ嫌がられ
住人達は黒子達に助けてもらっています。

ところで迷子がいたあたりの店に
「焼きいもコーヒー」と書かれたノボリがあり
何かの冗談かと思ったら
実在するみたいです。


そんな中、敵出現の知らせが入り
3人は現場に向かいます。

先に到着していたレッドとピンクが怪人と戦おうとしますが
怪人は内向的なので初対面の人は苦手だとして
団子虫のように甲羅を外にして丸まり、
攻撃を受け付けなくなります。

2人が苦戦しているあたりで
遅れて残り3名が到着。

3人の特殊攻撃も甲羅に阻まれて通用しません。
そしてイエローは一般市民と一緒に逃げている黒子を発見。
グリーンも黒子を心配。
レッドが黒子に任せろと止めるのを聞かずに
イエローとグリーンは黒子を助けに行ってしまいます。

その場に残った3名は丸まった怪人の体当たりを食らいひっくり返ってます。
怪人はシンケンジャー達に迷惑だから構うなと言って帰って行ってしまいました。

ブルーあたりがしつこく構えば
怪人はストレスで病気になるかも知れません。


屋敷に帰ったイエロー、グリーン、ブルーの3人は
黒子に張り合って戦いに遅れた上に怪人を逃がしたとして
爺に怒られていました。

レッドとピンクは爺をなだめ、3人の親切心は悪い事ではない、
元はと言えば爺が黒子を見習うよう言ったのが発端と指摘。

爺を納得させたレッドは続けてイエローとグリーンに
黒子の仕事について説明。

彼らは日常生活だけでなく、市民の避難誘導など戦いのサポートもしているそうです。

怪人に追いかけられるのと、黒子に追いかけられるのでは
大差は無い気がしますが
黒子が周囲に認知されているので大丈夫なのでしょう。

黒子達はモヂカラが無いので戦闘のサポートに徹しているという話を聞き
張り合うのは無意味であり、適材適所で協力するのが良いという結論になります。

正直どの黒子が誰とか全然見分けが付かないのですが
あの中では適材適所になっているようです。


あと、敵の怪人の防御力に付いては
レッドが対抗策を考え出しているようです。

レッドのスペックが高いのは分かりますが
その辺の手柄は名誉回復エピソード用にグリーン達に譲って欲しかったです。



 三途の川で水分補給している怪人を見て
幹部達はその強さを喜んでいます。

怪人が丸くなってしまうと、リーダー格の幹部でもぶった斬れるかどうかなのだそうです。
リーダー格の幹部は久し振りに美味い酒が呑めるぞとウキウキしています。
何かにつけては呑んでます。
重症化していますので誰かそろそろ本気で止めてやってください。


そして水切れが直ったとして再出動する怪人。
怪人は丸まって階段を転げ降りたりしながら
一般市民を追い回しています。

本人もただでは済まなさそうな気がします。

そこにシンケンジャー達が登場。
今回は幕の向こうで皆に袴を着せてやる黒子とか
丁寧に映ってます。

しかしすぐ変身で、着替えが必要な作業なのかは相変わらず不明です。


そしてレッドの作戦が実行に移されます。
まず突進してくる怪人を、イエローとグリーンが枝と岩の壁を出して止めさせ、
続いてピンクの風でレッドの炎をパワーアップさせて敵にぶつけ、
最後にブルーが波の文字を書いて敵に水をぶつけ
温度差で甲羅を壊します。

そして虎五輪弾で敵を爆破し
イエローらが黒子達の応援に気付いてお礼とかしていると
敵が巨大化。

シンケンジャー達は普通のシンケンオーを出しますが
敵の甲羅が復活しており、攻撃が通用しません。
「お前達、分かってるな。」とレッドが皆に聞くと
「了解です、適材適所ですね。」と反応するブルー。

御田合体とか敵に合体とか
色々やらかした奴だけに大変心配です。

しかしまずグリーンが兜折神をシンケンオーの頭にくっつけ火炎放射攻撃をして
続いてブルーが舵木折神をシンケンオーの頭に載せ放水。
最後にレッドが虎折神でトラシンケンオーにし、ドリルを回しながら敵に体当たりをして
怪人を倒します。

怪人、シンケンジャーの手口を知っているのですから
攻撃を避けるとかすれば良かったです。



 屋敷に戻り、改めて黒子達の働きぶりに感心するイエロー達。
レッドは張り合う必要は無いが見習う必要はあるかも知れないと言います。

そんな中、黒子の1人が掃除をしていた壺の取っ手が折れてしまいます。

爺は黒子に向かって怒り、逃げる黒子を追いかけて障子の向こうに移動。

爺もエキサイトしてその辺の壺を割ってしまったっぽいのはともかく
映像が障子越しのシルエットのみなので
放送に適さない怒り方をしちゃったのかと
気になりながら次回に続きます。