侍戦隊シンケンジャー 第10話感想




 追加の秘伝ディスク3枚から出る折神3体を合体させると
「ダイテンクウ」と言うロボが出来るそうです。

資料の巻物に描かれているダイテンクウの姿は鳥っぽい感じです。

カブトムシとカジキとクマが合体して鳥です。

折神3体のモチーフのうち
飛んで良い生き物が1体しか居ません。
この合体を考えた昔の人は大らかです。


合体する時は誰かが乗っておく必要があるそうで
レッドが虎、ブルーが舵木、ピンクが兜担当となり
あぶれたグリーンが気を悪くした様子です。

合体不参加の方が楽が出来て良いような気もしますが
シンケンオーがオデン合体した時のレッドも
あぶれて素で文句言ってましたので
彼らにとってはかなり嫌な状況と思われます。



 そう言う訳でグリーンは自主トレをしているようです。

その間、グリーン以外のメンバーは食事をしています。
食事もしないで稽古とは素晴らしいとグリーンの事を褒めているブルー。

ガス欠状態で運動しても
体が出来ない気がします。


イエローの証言によると、グリーンは
ブルーが舵木を捕まえた後から夜中に一人でモヂカラの稽古をしていたそうです。

夜中に失敗してウワーとか言って周辺に迷惑を掛けていなかったか心配ですが
皆はグリーンがダイテンクウのメンバーから漏れて
凹んでいないか内心心配しているようです。


爺は同情は必要なく、悔しければ己の力を磨くのみとして
グリーンが黙って稽古をする姿勢を褒めています。


そんな中、敵が出現。
敵怪人の降らせた雨を浴びた人間は
「私は汚い人間だ、ゴミだ、便所虫だ。」とか言いながらバス停に頭突きするなど
アグレッシブな自信喪失状態になるようです。

そこにシンケンジャー登場。

「みんな流ノ介になってるよ」とコメントするグリーンを睨むブルー。
ピンクは一般市民を見て「ギュッてしてあげなきゃ!」と大喜び。


シンケンジャーの登場で事態が悪化しそうでしたが
怪人が姿を見せ、戦闘モードに突入したため大丈夫でした。

「あなた達には雨よりもこっちの方が良いでしょう。」
と普通な攻撃をしてくる怪人。

グリーンの「みんな流ノ介になってるよ」発言を聞いて
自信喪失攻撃をしても意味がないと考えたのでしょう。


ブルーとピンクは早速追加の秘伝ディスクを使おうとしますが
敵怪人の狙撃でピンクの持っていたディスクが弾き飛ばされてしまいます。

グリーンがそのディスクをキャッチしてピンクをフォローと思いきや
そのままディスクをパクり、ウッドスピアにセット。

もめ始めたシンケンジャー達を見て
何故か飛んで帰ろうとする怪人。

ブルーとグリーンが怪人を撃ち落とそうとしますが
グリーンのスピアからは弾とか全然出ず、
ブルーの攻撃も敵に当たらずに、怪人を取り逃がしてしまいました。

レッドも大筒持ってますし
イエローの武器もブーメランみたいな物ですし
ピンクの扇も風とか起こせますので
彼らが見ているだけだったのも問題ですが
勝手な行動をしたグリーンだけ叱られる羽目になりました。

爺はグリーンに謹慎を命じ、ショドウフォンも没収すると言います。
怒ったグリーンはショドウフォンで爺や止めに入った皆の顔に落書きしてどっか行きました。

お絞りで顔を拭きながら
グリーンの行動に呆れているシンケンジャー達。
しかし顔だけ狙って落書きして服は特に汚さなかったあたり
グリーンなりに気を遣っていた物と思われます。

ところで今度はお絞りが黒くなりませんか。
先に顔を洗ってから拭いた方が良くないですか。

あと、ピンクに拠ればグリーンのモヂカラなら
キッカケがあれば兜ディスクを扱えるそうです。

槍に樹液塗るとかでしょうか。


レッドは獅子折神と遊びながら
爺もムキになる所があるとして
グリーンの性格を考慮しないで扱っている事を指摘しています。

皆さん微妙にグリーンを庇い気味ですが
敵への攻撃に不参加だった負い目があるかもです。



 敵の怪人は敵組織の船に行ったものの
湿気で本が濡れるとか三味線の音色が悪くなるとか言われて
邪魔扱いされてまた出動。

ちなみにイカっぽい幹部はレッドの家の資料が沢山出てきたとかで
喜んでいる最中でした。

船の中で本を読んだら
乗り物酔いをしないか心配です。


屋敷を出て行ったグリーンはゲーセンで遊びながら
爺に叱られた事を気にしていたようです。

そしてゲーセンを出た所で、バイクに乗った爺が登場し
グリーンにメットを投げ渡し、バイクに乗るよう指示。

爺は馬だと腰に来るのでバイクに乗るのだそうです。
馬もアスファルトの上は走りたがらないと思います。

爺はグリーンを竹林に連れて行き、グリーンにどんな字を受け継いだか質問します。

受け継いだ字は「木」だとしながら、どんな木かのイメージを持っていなかったグリーン。
爺は「お前の中にあるお前の木を見つけよ」と言って
グリーンにショドウフォンを返却。

爺はグリーンに基礎を教えるべきだったとし
言い過ぎた事を謝罪。
グリーンも爺に謝罪し、和解が成立したところで
敵出現の知らせが入ってきます。


先にレッド達が敵と戦い始めていますが
空を飛ぶ怪人にブルーの攻撃が当たらないみたいです。

敵の攻撃を食らって転がるレッド達。
そして怪人がトドメを刺そうとしているところで
グリーンが変身せずに登場しレッド達より前に出ます。

敵がうっかり攻撃を止めたため、
何の問題も無く変身して名乗りを上げたグリーンは
自分のモヂカラについて
大きくて強くて広がっている自由な感じをイメージしています。

そしてウッドスピアを地面に刺し、棒高跳びの要領で空中の怪人に接近したグリーンは
スピアをシンケンマルにし、「木の字斬り」という技で敵を攻撃。

下半分がより細かく切る感じです。
丸いケーキを木の字斬りにしたら上半分と下半分ですごい不公平なので気をつけたいです。


敵は爆発し、巨大化しながら「お前達全員潰しますよ」と宣言。
黙って踏みに行った方が確実に潰せると思います。

シンケンジャーはシンケンオーを出した後。
空を飛ぶ怪人に対抗してダイテンクウを使おうとするレッド。
ピンクはグリーンに兜ディスクを渡し、使うように言います。
レッドもグリーンに声を掛け、ダイテンクウへの参加を認めているようです。

そしてダイテンクウ完成。
唯一空を飛べそうなカブトムシ部分が
鳥の右の羽部分を担当です。

最初からそう言う配置の物なのか
グリーンが乗ったためにセンターを取れなかったのかは不明です。

そして怪人と空中戦になるダイテンクウ。
女性専用シンケンオーもビームを出して敵を攻撃し
更にダイテンクウからの攻撃もヒット。

敵は頭にある傘みたいな部分が吹っ飛び落下。
そこにダイテンクウが必殺技をかまして爆発させました。


敵の怪人の雨でおかしくなった人達が
元に戻っているのかどうかについては
特に触れられていませんが、
そのままでもブルーの仲間が増えただけですので
問題ないのでしょう。


そして屋敷では爺が昼寝中に顔に落書きをされたらしく
グリーンに対して怒っています。

普通ならくすぐったさですぐに目が覚めると思うのですが
顔中に落書きをされ終わっています。

爺はかなり感覚が鈍っているような気がしながら
次回に続きます。