侍戦隊シンケンジャー 第9話感想




 変身した状態で稽古をしているレッドとブルー。
他の3人は変身せず見学です。

ブルーはレッドの刀が腹に当たったため
参ったと言って座ったりしますが
レッドは刀でブルーの頭をポンと叩き
いちいち参るなと言っているだろうと注意しています。

今迄どれだけ参ったのですかブルー。


見学中のグリーンはブルーが強いのに気付き、
爺は技術ではレッドよりブルーが上かも知れないと解説。
ただし実戦となると話は別だそうです。

イエローはレッドとブルーが戦うなんてあり得ないと発言。
確かにブルーはレッドに対し戦いを仕掛けるより
ウザく付きまとった方がダメージを与えられそうです。



 敵の船に出向いたはぐれ者の幹部。
リーダー格の幹部にレッドと戦いたいとして話を通しに来たそうです。

はぐれ者の幹部はリーダー格の幹部がレッドの親にひどい目に遭わされたので
その復讐の邪魔になる事に対し気兼ねしていたみたいですが
当の本人は「何をいちいち、そんな物は勝手にやれ」と
特に拘っていないようです。

そう言えば、リーダー格の幹部はお酒を飲むみたいですが
飲酒による記憶障害とか起きているのでしょうか。


そこに今週の怪人が騒がしく登場。
怪人はイカっぽい幹部を
2件目行こうぜ的なノリで引っ張って窓の外を見せ、
虎折神を配下に付けている事をアピール。

そして怪人が人間界に行って人々を追いかけたりします。
繁華街とかではなく、ハイキングコースみたいな、人のまばらな所で
少人数を相手に脅かしています。

出動にかこつけて森林浴かも知れません。


そこにシンケンジャー登場。
すると怪人は虎折神を出してきてシンケンジャーを驚かせます。

もしかして巨大な折神を出す為に
人けの無い場所を選んで来たのでしょうか。

何を配慮していますか。

怪人によれば過去の戦いでリーダー格の幹部が封印された時に
巻き込まれて地割れに挟まった虎折神をサルベージしたそうで、
「飼い犬同然、いや飼い虎か」との事です。

虎なので飼い猫と言ってあげた方が近いかもです。

シンケンジャー達が虎折神を捕獲しようかとか相談しているのを聞いて
怪人は自分の術が完全無欠と言って、何か技を出しそうになります。

レッドはそれに気付き、皆に伏せるように言いますが
グリーンの反応が遅れてしまいます。

するとブルーがグリーンを庇って敵の攻撃を食らいます。

ブルーは苦しみだし、仲間に攻撃開始。

皆がブルーへの対処に四苦八苦している中、
レッドはブルーを飛び越えて敵怪人に向かっていきます。

怪人がレッドも操ろうとしますが、
レッドは書道フォンで「反」の字を書いて技を弾き
虎折神からも攻撃されますがそれも避け、
普通に怪人と戦闘。

しかしブルー相手に他の3人がやられているのを見て
レッドは3人を連れて戦闘から離脱。

怪人はレッド達に逃げられて悔しがりますが
まあ良い、俺様も丁度水切れだと言って
ブルーを待機させて退却。

敵の怪人は夏になったらますます活動時間が短くなりそうです。



 屋敷に戻ったレッド達。
グリーンとピンクとイエローは黒子に支えられて歩いている状態です。
爺は次もブルーが敵として出てくると予想し
いざとなれば戦う覚悟が必要だとレッドに話しています。

他の3人がちょっと蚊帳の外です。


敵の船ではリーダー格の幹部が怪人の仕事振りを褒めていました。
女幹部は腹でも切らせれば良いと言っていますが
怪人はそれを面白くないとして却下。

リーダー格の幹部は三途の川の足しになれば方法など良いとしています。
いろいろ拘りが無くなっています。

そしてはぐれ者の幹部は
リーダー格の幹部が何かに気付いていないのを知って意外に思っているようです。
しかし教えてあげないみたいです。

まさかチャックでも開いているのでしょうか。

ちなみにこのはぐれ者の幹部は
生きて三途の川に入ったそうで、
この前の花嫁誘拐の話で生きた者は三途の川には行けないとか言ってましたが
頑張れば行けるみたいです。



 敵怪人がブルーと一緒にどこかの工事現場みたいな場所に出現。
グリーン達が爺にレッドの事を聞くと、既に出動したとの答えが来ます。

レッドとブルーと戦う事になるのを嫌って爺にどうすんだよとか言っているグリーン。
女性陣も困っているようですが、ブルーを正気に戻せば良いとして
グリーンにも出るように促します。


現場に到着しているレッドは
敵怪人から、ブルーと本気で戦うように言われています。

つまらない戦い方をすればブルーの腹を切らせると脅す怪人。

本気で戦ってもブルーの腹が切れますので
ブルーに逃げ道が無い感じです。


レッドは遅れて駆け付けた皆に
手を出さないように言い、
敵にもブルーを倒すと宣言。

怪人はブルーに戦うよう指示。
残りのシンケンジャー達はレッドが本気のように見えるので心配になっています。

ところで、グリーン達は変身もせず見学に徹していますが
レッドの「手を出すな」という指示を受けての事でしょうが
一応変身して流れ弾とか来ても何とかなるようにした方が良いです。

そこにはぐれ者の幹部が人間態で登場。
はぐれ者の幹部は見学のシンケンジャー達に「勝負あったな」と言って
そろそろレッドが勝ちそうなのを説明。

はぐれ者の幹部も変身しておいた方が良いような気がしますが
見学者達を怖がらせない為の配慮でしょうか。

はぐれ者の幹部に拠ればブルーは一本を取ろうとしているが、
レッドは実戦向きの戦い方をしており
ブルーが一本を狙う際に崩れるのを狙っているそうです。

その言葉通り、ブルーの攻撃をシンケンマルで受け止めたレッドは
秘伝ディスクを回してシンケンマルから火が出ている状態にして
ブルーの腹に一撃を入れます。
ブルーは苦しみますが、ブルーの体から「反」の文字が出てきて、紫っぽい煙のような物が排出されました。

はぐれ者の幹部はレッドの腕前を見て、自分の見立てが正しいのを確認してその場を立ち去ります。

見学チームは倒れたブルーに駆け寄り声を掛けています。


崖の上では怪人が悔しがっていました。
皆がブルーに注目しているので危うく無視されそうな怪人でしたが
レッドが怪人に対し技を破った方法とか話してやってフォロー。


ブルーと見学チームも変身し、
レッドが虎折神と、他が怪人と戦う事に。

獅子折神に乗り込んだレッドは虎折神にぶつかって行き、
相手が倒れてダウンした所で、虎折神に飛び移って
中でディスクをセットしたシンケンマルを台に刺し、
こちらも紫の煙を出させて正気に戻してやります。

虎折神が復帰したのを見て悔しがる怪人に
残り4名も次々斬り付け爆発させました。


巨大化した怪人は何故かターゲットを虎折神にします。
その辺の小さいままのシンケンジャーとか踏みません。

虎折神はタケノコの様な4本の足をドリルみたいに回転させて敵に突進。
腹部にも車輪があって、腹ばいで万歳の姿勢でも動き回れるようです。

虎折神の移動した後ぐらいに地割れが発生し
今度は怪人がそれに嵌ったりします。

虎折神も危ない場所にいますが
今回は何とか落ちずに済んでいるようです。

助けた恩を忘れたかと虎折神に言っている怪人。
そう言えば50.8メートルで1100トンの虎折神を
巨大化せずに助けたのでしょうか怪人。



 獅子折神や他のメンバーの折神もやって来て合体し
虎折神を頭に被らせ、トラシンケンオー完成。
ちなみにドリル状の4本の足は肩の上と言うか頭の横に配置され、
肩が凝りそうです。

そしてまたお辞儀のような姿勢でドリルを回しながら敵に突進。
敵の盾もこの攻撃を防げなかったようで
怪人は爆発してしまいました。


帰りがけにブルーはレッドを攻撃した事を気に病み、捨てていってくれと皆に言っています。
見学チームがブルーを宥めようとしていますが、
レッドの命を奪っていたかもしれないとしてブルーは本格的に落ち込みます。

レッドはブルーに対し、あれだけのモヂカラを打ち込んだので死ぬかもしれなかったと話し
ブルーの命を勝手に賭けたとして「御免」と謝罪し、この話は終わりだと言います。

と言う事は、敵の術にかかったのがグリーンや一般市民だったら
助ける事が出来なかったのでしょうか。

怪人はもっと技を有効利用できたのかも知れません。


そしてブルーがレッドの言葉に頭を下げている間に
見学チームはレッドの後について行ってしまいました。

ブルーは普段通りにしていた方が
本当に置いてって貰える率が高いです。



敵に操られても戦闘スタイルが変わらなかったブルー。
ウザさも変わらなければ、敵を内部から崩壊できた気がしながら
次回に続きます。