侍戦隊シンケンジャー 第4話感想
屋敷内で習字をしているグリーン。
「葉」という文字を書いて、大量の葉っぱを出現させる事に成功し喜んでいます。
しかし部屋が散らかります。
室内で習字しないで下さい。
ていうか失敗する予定で部屋で書いていましたか。
ブルーはグリーンを誉めながら近寄り、
「でも侍の生活は辛い事も有るだろう、何でも相談しろよ。」
と唐突に言い出しています。
ブルーは皆にも同じように自分に相談するよう言っています。
爺に拠れば昨日からあんな調子なのだそうです。
ピンクにウザがられて謝罪するブルー。
皆はピンクのハッキリした態度に感心しております。
ブルーが邪魔をしたために
グリーンの修行がウヤムヤのうちに中断されていますので
その点についても謝らせた方が良いです。
ブルーもウザいですが
今回の怪人も三途の川で１人でシンクロナイズドスイミングごっこをしており
ウザキャラっぽいようで
幹部達にもキモがられていました。
今回の怪人を呼び出したのはイカっぽい幹部なのだそうです。
イカっぽい幹部の調べによると、100人の人間を泣かせるより
1人の人間を深刻に泣かせた方が三途の川の水位が上がるそうです。
普段も戦闘員を動員して、多分延べ100人ぐらいは普通に襲っている気がしますが
戦闘員を休ませる作戦でしょうか。
ピンクに怒られていたブルーですが
しばらくすると黒子達にもウザく接していました。
そんな中、敵が神社っぽい所に現れシンケンジャー出動。
敵は一般のチビッコに何か約束を取り付けていました。
戦闘の様子から言って怪人はそこそこ強いようですが、
シンケンジャー達に用は無いと言って姿を消します。
敵が何か企んでいる様子なのを気にしたシンケンジャーは
先程怪人と一緒に居たチビッコを探しに行きます。
チビッコは怪人とエンカウントした後に
普通に野球の練習に行っておりました。
無駄に根性のあるチビッコなようです。
ブルーとピンクのチームが練習帰りのチビッコを見つけて
怪人と何を話していたのか質問。
チビッコは何も話していないと言って帰ろうとします。
しかし自転車のペダルを踏み外したりと
動揺が隠せません。
ブルーはチビッコを呼び止めようとしますが、
ピンクに止められてしまいます。
ピンクもチビッコが何か隠していると考えますが
無理に聞き出すのは良くないと様子を見る事に。
ピンクとブルーはチビッコのストーキングを開始。
家に帰るなり、庭で素振りをするチビッコの行動を
ピンクは練習から帰ったばかりなのにおかしいと言いますが
ブルーはチビッコの気持ちが分かるらしく、
練習せずにはいられないと言って泣き出してしまいます。
ブルーも子供の頃に舞台の前日に
一晩中練習してしまったそうで
チビッコを見てそれを思い出したとの事です。
ピンクはブルーがホームシックに罹っていると指摘。
「いるよねえ、自分が凹むと逆の行動に出る人。」との事です。
ブルーが他人の悩みを聞こうとしたのは
他人の弱みを握りたいとかではなく
単なる自分の問題に対する反動だったみたいです。
ところで子供の分際で一晩中練習したら
次の日は動けなくなってませんか。
チビッコのストーキングそっちのけで
自分の問題を吐露するブルー。
歌舞伎への夢を引きずっているようです。
話を聞いたピンクは
弱っている人は助けたくなるそうで
ブルーを抱きしめてやります。
丁度ピンクの胸部あたりにブルーの顔がある状態なので
ブルーはかなり焦っている様子です。
ところでピンクとブルーはまだ日が暮れてない公園にいるのですが
教育上大丈夫ですか。
日が暮れてからの方がまずいですが。
ピンクは屋敷に戻り、台所で料理を始めています。
台所の外ではイエローとグリーンがその様子を見ており、
後から見に来たレッドに火事ではないと知らせています。
しかし台所では作業をしているピンクの横に
消火器を持った黒子が待機しております。
火が大きくなる前に黒子が消し止めているのでしょう。
イエローとグリーンの説明では
チビッコの見張りの夜食を作っているそうです。
普段は黒子が料理をしているそうですが
ホームシックのブルーの面倒を見ようと
ピンクが弁当を作りたがったらしいです。
イエローによるとピンクは家庭的な事が好きで
「夢は普通のお嫁さんになる事」だそうです。
その話を聞いたグリーンとレッドはかなり驚いています。
ちなみにピンクは南瓜を包丁で切れなかったようで
シンケンマルでぶった切ってそのまま鍋にぶち込んでいます。
その様子をイエローは憧れの目で見ていますが
レッドとグリーンはただブルーの命を心配していました。
尚、硬い南瓜は電子レンジで加熱してから切る方法があるそうです。
ところで南瓜の種は取り除かないのでしょうか。
公園でチビッコを見張っているブルーと合流するピンク。
ブルーへ手作りマフラーと言って複数のガーゼマスクを連結させた物を渡し、
弁当と茶を出しています。
「まあ家に帰るのは無理だから雰囲気だけでも家庭の味ってやつ？」
というピンクの発言を聞いて、
弁当箱の蓋を開けて凍りついたブルーも喜んで料理を口に運びます。
しかしすぐ吐き出してしまい、渡されたお茶も熱すぎて大変だったみたいです。
ピンクにまずいかと聞かれて
そんな事は無いと答えるブルー。
美味しいとは言いません。
あとピンク、味見したのですか。
ブルーが根性で弁当を食べていると
ピンクは自分の夢の話をします。
今は夢を捨てているが敵を倒した後で拾うのだそうです。
そしてブルーに歌舞伎の夢も待っていてくれるのではないかと言って励まします。
ブルーとピンクは公園のベンチで毛布に包まって休んだようです。
チビッコが家を出る直前にブルーが目を覚ましましたが
寝ないで見張る事は出来なかったのでしょうか。
あとブルーが寝ているピンクを見て
腹話術みたいな声で「寒いねー」とか言っているのですが
ピンクがもし目を覚ましていたら
どんな制裁が待っていたか気になります。
ピンクを起こし、チビッコの後を追うブルー。
チビッコは神社みたいな場所に行き、
ゴミ箱にバットや、ユニフォームが詰まっていると思われるバッグを突っ込みます。
軽く不法投棄な気がします。
チビッコは怪人に約束を果たすとして
足場みたいなのを上っていきます。
ブルーとピンクは危ないと言ってチビッコに注意し
野球用具を回収して今日試合があるのではないかと聞くと
チビッコは野球を辞めると言っています。
そこに怪人が出てきて
ブルー達に何か投げつけて制止したり、
チビッコに何か催促。
するとチビッコは高い所から飛び降ります。
足から血を出して痛がっているチビッコに駆け寄るブルーとピンク。
怪人はチビッコに良くやったと誉めますが
すぐに「あれは嘘」と言います。
怪人はチビッコが野球を捨てたら
死んだ祖父を生き返らせると騙したそうです。
「バーカ死んだ人間が生き返るかよ」と怪人。
確かに非常識な嘘を信じる方にも問題がありますが
そのレベルの嘘しかつけない怪人にも
もう少し頑張って貰いたい所です。
自分達が夢を捨てている為か
チビッコに大切な事を捨てさせたとして
ブルーとピンクは怪人に対し非常にお怒りです。
2人は変身して怪人に攻撃。
そして2人が押され出したところで
他のメンバーも変身して駆けつけ
敵に不意打ちを食らわせます。
そしてレッド達は
投入された戦闘員達を相手に戦い
ブルーとピンクが怪人と戦います。
敵は頭の方から火炎放射と水流みたいなのを同時に出して攻撃してきますが
ピンクの指示による2人同時攻撃で敵の技を破り
ついでに敵本体にも攻撃がヒットし
敵は爆発して巨大化。
ブルーとピンクは折神を出し
龍折神が丸まった亀折神を掴んで敵に投げつけたりします。
亀折神単体でも出来そうな攻撃です。
そして他の折神も出てきてシンケンオー完成。
シンケンオーは敵に攻撃しますが
逆に刀を弾き飛ばされてしまいます。
ブルーは考えが有ると言い、
足部分の龍折神でシンケンオーを大ジャンプさせ、
続いてピンクが腕部分の亀折神を分離させ
敵に向かって勢い良く投げつけます。
亀折神単体でも出来そうな攻撃です。
あと、ピンクはブルーの作戦をいつ知りましたか。
最後に必殺技で敵を斬って終了。
今回は敵がターゲットを絞ったお陰で
普段より人的被害が少なくて済みました。
チビッコは野球の試合を見学し、仲間に声援を送っています。
監督はチビッコに怪我が終わったらレギュラーに復帰できるよう頑張れと言い
おじいさんもきっと応援していると励まします。
チビッコは松葉杖持参で足にギプスをはめていますが
普通に治る怪我で済んでいるようです。
野球道具も燃やすのではなくゴミ箱に捨てただけですし
野球を辞めずに済みそうな感じです。
このチビッコがもう少し半端に頭が良かったら
野球が本当に出来なくなるぐらいの怪我を作ったかも知れませんので
まあまあ良かったです。
ただし普通の頭脳レベルまで行けば騙されていると気付きます。
チビッコの様子を見に来ているシンケンジャー達。
レッドはショドウフォンを出し、「思」という文字を空中に書いて
チビッコの方に飛ばします。
するとチビッコの死んだ祖父の映像が出てきて
チビッコに笑いかけてます。
チビッコは喜んでいますが
それ普通に死霊ではないでしょうか。
ブルーは敵に対する怒りを表明し、
ピンクの手を握って必ず敵を倒そうと呼びかけます。
ピンクはブルーをウザがって振り払い、帰ってしまいます。
「何で？あの優しさは？」と戸惑っているブルーに
グリーンは「立ち直った男には興味ないんじゃない？」
イエローは「茉子ちゃんは困った人の天使なんや。」と
分析してみせます。
困ってみせる事で抱きしめて貰えると知ったら
皆がこぞってピンクに悩み相談に行きそうな気がしながら
次回に続きます。