第46話


 パパを見つけ出したママ。
しかしパパはダメージが大きかったらしく目を覚まさないそうで、
ママが魔法力をパパに注ぎ込んで傷を癒させるのだそうです。
草に拠ればママの命にも関わる作業なのだそうです。
MP切れで死ぬのでしょうか。
あと、草の魔法力とか最初から当てにされていないのが容赦ないです。


 敵基地に戻ってプリプリしている気さくな人。
巨大な人にしてやられたので頭にきているようです。
女の子2人組とかにも八つ当たりしています。

巨大な人の行き先は分かっていると
他の人達になだめられている気さくな人。
爬虫類系の人が居なくなって平和になったのも束の間でした。
神罰執行と同様に基地内で暴れるのも持ち回りっぽいです。

巨大な人は永遠の樹海にある眠りの湖という時間の流れないポイントで
永遠の眠りについて一番偉そうなのの転生を阻止するという作戦を実行するようです。
普通永遠の眠りといったら遠回しに死ぬ事を指しますが、この場合は言葉通りの意味のようです。

ちなみに敵基地でも魚系の人が気さくな人に巨大な人の抹殺を指示していました。
スピードや技が巨大な人より上だから信頼していると
気さくな人を持ち上げる魚系の人ですが、
ひそかに女の子2人組を気さくな人の監視に当てます。

魚系の人、本当は自分と一番偉そうなのしか信じていないそうですが、
女の子2人組も結構信じているような気がしなくも無いです。


 巨大な人が永遠の眠りにつくのを嫌がっているピンク。
巨大な人はピンクの説得を試みています。
その横からグリーンがピンクに気を許さないようにと忠告。

その割に変身していませんグリーン。
全く持って気を許しているとしか思えない状況です。

ピンクは「だったら帰れば。」とグリーンに反発しますが、
グリーンはピンクを支えなくてはいけないからと、残留の意志を示します。
そのやり取りで家族同士支えあう事についての話を聞かされる巨大な人。

そして空気を読んでるのか読んでいないのかなタイミングで
猫が到着アナウンスとか流しています。
ところで、敵方にも行き先が知られていると自覚しているのでしたら、
同じ効能のある異世界を自力でもう一つ新たに作成して使用した方がいいと思います。
世界とか作れませんか巨大な人。


 メガネの女性から話を聞いている残りのマジレンジャー達。
ピンクとグリーンが眠りの湖に向かったと聞いて、自分達も後を追おうとする一同。
ちなみに交通手段は不明です。
そんなマジレンジャー達を呼び止め、自分の質問にも答えるようにというメガネの女性。
メガネの女性は自分の持つ異世界にマジレンジャー達をワープさせ、
色といい形といいトイレットペーパーとしか言いようの無い物質で
彼らを空中に吊るします。

メガネの女性が満足するような答えを出せば、マジレンジャー達を永遠の樹海に連れて行ってくれるそうで、マジレンジャー側にとっても悪い話ではありません。

しかし適当に質問に答えるとペーパーが切れて果てしなく落ち続ける事になるそうで、
よく見ると足元に床が見えない状態です。
しかし地面が無いなら激突死は無い訳で、落下している間に何かしら逃げる手段も出来そうです。
むしろ「行く先々でトイレットペーパーが切れている呪い」とか掛けられる方が痛いです。


 樹海を歩いているピンクチーム。
まだ機嫌が悪い様子のグリーンを気にしている巨大な人に
多分当てつけで謝っているピンク。

巨大な人はピンクも支えてもらっているのかと聞いてきます。
グリーンは仕切りたがるが相当ドジだと答えるピンク、
それを証明するかのようにその辺の木の根っこに躓いて顔面からコケるグリーン。

しかも狙ったかのように顔を水溜りに突っ込んでしまいます。
グリーンにハンカチを渡すピンクを見て、彼らが支え合っているという事で合点が行く巨大な人。
そんな中、気さくな人が出現したため変身するピンクとグリーン。
気さくな人が細かいナイフみたいなのを大量に長時間にわたって投げつけてくるので
ダイヤルロッドで弾いていてキリが無いと困っているマジレンジャー。
バリヤーとか張りません。

そして攻撃を弾き損なってロッドも手放して倒れてしまうグリーン。
気さくな人は本来のターゲットを忘れて先にグリーンに集中攻撃を食らわそうとしますが、
巨大な人がグリーンを庇って代わりに攻撃を受けてしまいます。

ややグロッキーになる巨大な人。
気さくな人は銛を出現させて巨大な人を攻撃しようとしますが
グリーンが気さくな人に猛タックルをかまして阻止。
気さくな人はグリーンをすぐにぶっ飛ばしますが、飛ばされた先に丁度ダイヤルロッドが落ちていた為、
グリーンの魔法でその辺に土煙を発生させ、一同は戦闘から離脱に成功。

ちなみに蝙蝠のような女性が物陰に隠れて状況を魚系の人に報告しているようです。
そして独自に巨大な人を探すようにと新たな指令を貰ってしまいます。
何か面倒そうな指示です。
戦闘員とか蛙系の人に多分全部食われちゃっているので
手分けして探すとか出来なさそうです。


 マジレンジャー達に質問をしているメガネの女性。
大した力も持たないのに冥府神を倒せたのは何故かと聞いています。
序盤は彼らの自滅パターンだったような気がしますが、その辺は指摘してやらない方がいいでしょう。
「お前達が弱すぎるだけだ。」と答えたレッドは
早速ペーパーの半分を切られてしまいます。

あと、「そんな事を聞いてどうするつもりだ」と聞いた金もペーパーを半分切られてしまいます。
質問を質問で返すといけないようですが、
質問の意図が分からないと適切な回答が出来ないかも知れないので
ある程度は認めた方が良いと思います。

しかしメガネの女性は金の様子で質問の意図が伝わっていない事を察したようで
蛙系の人からママを取り返したり、巨大な人を寝返らせた力の源は何かと
質問を具体的にして分かりやすくしています。

不可能は無い、可能性は自分で作るものだと答えるレッド。
その答えに納得がいかなかったメガネの女性はレッドの残ったペーパーも切り、
レッドは支えを失ってしまいます。
しかしイエローと金が口でペーパーの端を咥えてレッドを支えます。

2人ともパン食い競争とか多分すごい得意だと思います。
あと、2人がもし入れ歯だったらレッドは落ちていました。

更なる荷重は命取りだと2人に忠告するメガネの女性。
イエローや金についているペーパーも切れ始めてしまいます。

しかし2人はレッドを支える事をやめません。
支えあう絆と勇気が自分達の力だと主張するマジレンジャー一同。

彼らの話に納得が行ったらしいメガネの女性は
マジレンジャー達を巨大な人の居る場所に案内してくれる事に。

ところでメガネの女性、飛べる人に対して質問する時は
どんな脅しをかけるのでしょうか。


 巨大な人を逃がしているピンクとグリーン。
グリーンは巨大な人に何故自分を庇ったのか聞いています。
巨大な人は2人の真似をして、誰かを支えたかったと答えます。
意地を張って警戒を続けていた事を謝罪するグリーン。
グリーンは巨大な人を支えると宣言。
「有難う芳香、お兄ちゃん。」とグリーンに握手を求める巨大な人。

ピンクと結婚する気ですか巨大な人。

しばらくして上空を飛び回っていた気さくな人が変身後のピンクを発見し攻撃。
そして巨大な人を連れて逃げているグリーンも見つけ、そちらを追い始めます。
上空から爆撃してこられて、崖から落ちてしまうグリーンと巨大な人。

気さくな人も2人の落下ポイントに着地し、巨大な人を追い詰めたかに見えましたが
巨大な人の背中にピンクのリボンが付いているのに気付き、
ビームを出してグリーンと巨大な人を攻撃。
巨大な人は倒れるとピンクの姿になります。
特に変身解除までは行きません。

どうやら殺害目的の攻撃ではなかったようですが、
そうなるとグリーンまで攻撃した意味が分かりません。
単に日ごろから嫌っていたとかの理由でしょうか。

2人の作戦に引っかかってしまった気さくな人は切れてしまったようです。
ちょっと強めの攻撃とか出してきます。

今からでも巨大な人を追いかけませんか。
スピードが勝っていたのではなかったのでしょうか。


 一方、パパに魔法力を送っていたママはその反動でか倒れてしまいます。
心配している草。
草、心配ならそれこそ先にその辺クッションを敷き詰めるとか
対策を講じるべきです。
いつも後手後手です。


 切れている気さくな人の猛攻で終始押されているピンクとグリーン。
メガネの女性によってこの世界に到着した残りのマジレンジャーも2人に合流しますが、
目にも止まらぬスピードで飛び回り攻撃してくる気さくな人に状況は好転せず、
全員ダメージで変身解除という窮地に陥ります。

そして蝙蝠のような女性が気さくな人に巨大な人を発見したと報告しに来ます。

蝙蝠のような女性が仕事をしている事について
気さくな人が特に気にしていない所を見ると、
魚系の人から信頼されていないのは折込済みなのでしょう。

勝ち誇ってマジレンジャー達にトドメの一撃を放つ気さくな人。
マジレンジャー達の居る場所に巨大な爆発が巻き起こりますが、
その炎は何故か一点に収束していきます。
何とパパが誰から場所を聞いたのか不明ですが現れて
ナイスミドル態のまま右手一本で爆発を吸収していました。

そしてパパは携帯電話を取り出して変身。
今までの敵っぽい人の姿とほぼ同一デザインですが、色が赤く変わっている姿になります。
ママに救出されたパパが今度はマジレンジャー達を助けに来たので
巨大な人も含めて皆が支えあっていると自覚し元気が出るマジレンジャー。

猫や草はこの繋がりから外れているかもしれません。
猫はたまに役に立っているので少々かわいそうです。


 巨大な人に向かうよう指示を受けているにもかかわらず
パパと戦おうとする気さくな人。
しかし気さくな人の攻撃はパパの剣で簡単に弾き返され、
パパのブレイジングストーム・スラッシュを食らってあっさり退場する羽目に。

巨大化する暇もありませんでした気さくな人。
そしてこれから解説とかメガネの女性一人にお願いする形になりそうです。


 ふら付きながらも湖に到着する巨大な人。
最後に会えたのがピンクとグリーンで良かったと、
これから訪れる眠りを受け入れているようです。
しかし待ち伏せをしていた魚系の人に刺し殺される巨大な人。

魚系の人、湖の中から現れた方が絵的にしっくり来るのですが、
入ったら眠ってしまうので木の陰に隠れたのでしょう。

家族全員揃ったと喜んでいるマジレンジャー達ですが、空が暗くなり
稜線の向こうらへんの洒落にならないぐらい巨大化した巨大な人の姿を見て
異変に気付きます。

そして巨大な人は内側から破裂し、
一番偉そうなのが転生してしまいます。

頬あたりから蛸っぽい足が生えていますが、
よく考えたら普通のタコも頭足類と言って頭の下にいきなり足が生えている系統の生き物なので大丈夫です。
という事で、頭の上に脳以外にも内臓が一杯入っていると思います。

金は一番偉そうなのを見て、自分が一番偉そうなのに睨まれて
卒倒している光景が頭に浮かんでしまいます。
何だ今の映像は、と心の中で呟く金ですが、
ブルーが金にへばりついている今の状況の方が
視聴者的に何だ今の映像はって感じです。

そして一番偉そうなのはどっか飛んでいきました。

ママが気絶したりパパが復帰したり、一番偉そうなのが復活したりと
状況に進展で忙しかった今回、
この世界に到着してからこっち
トラベリオンエクスプレスで多分暇こいている猫に
後で色々教えてやるのも面倒そうな気がしながら次回に続きます。