第43話


 次の神罰執行神に選ばれる蛙系の人。
コレクションの整理をしようと思っていたのにと、選出された事に不満を漏らす蛙系の人。
年末に仕事が入るのは確かに厄介です。

気さくな人は魚系の人に一番偉そうなのが見つかったのか何となく聞いていたりします。
蝙蝠のような女性に敵っぽい人を探索させているので、
見つける見通しが立っていると考えている魚系の人ですが、
メガネの女性はマジレンジャー達が茨の園に拘っているのに蛙系の人が選ばれた事に引っ掛かりを覚えるらしく、
また前回戒律を破っているので上手くいかないのではないかと懸念しています。

不安材料があるようなのですが、特に対策を講じない神様達。
どうも楽天家率が高すぎるようです。


 どこかに閉じ込められている幼いブルーとイエロー。
ブルーが泣いているイエローを慰めようと、ママがしてくれる「おまじない」を真似て見せたりしています。
二人を閉じ込めている部屋の扉を開けて
ママが迎えに来てくれるところで目を覚ますイエロー。
イエロー、魔法部屋で鍋をかき回しながら居眠りをこいていたようです。
そしてその直後に魔法部屋のデスクでブルーも目を覚まし、やはりママの夢を見ていたようです。

同じ夢を見ていたと分かり、ママが見せてくれた夢だったと確信する2人。
ところで2人とも作業中に寝てしまったようですが、
後から寝た方は先に寝た奴を起こして自室で寝るように促したりしなかったのでしょうか。

あとイエロー、その鍋って特に火にかけずに攪拌するだけでいいのですか。
それこそ魔法で自動で混ぜれないですか。

魔法部屋の鏡に闇のオーロラが映し出されるのに気付く2人。
イエローはママに会える予感がすると占いが得意なブルーを差し置いて発言。
あと、ママを思うのも良い事ですが、その半分で良いので
ライブで巨大な蛙に踏み潰されて多分死んでいる人達の事も思いやって欲しいです。


 地上に出現した蛙系の人は上空に向けて体から何か打ち上げます。
その時トラベリオンのスチームバズーカが蛙系の人に当たります。
蛙系の人はトラベリオンの出現に気付いただけで、どうもノーダメージです。
スチームバズーカ、改良お願いします。
そこにマジキングも登場、天空魔法斬りで蛙系の人をコケさせますが
これもさほどダメージを与えている様子はありません。

というかマジレジェンドでなくマジキングで来ているマジレンジャー、
滑り込み販促活動かも知れませんが戦力とかもうちょっと考えてください。

マジキングに切りつけられながら、お母さんを隠しているのではないかと
ブルーに詰問され、「ギク」と口走りながらも否定する蛙系の人。
イエローは嘘をつくと為にならないと言って蛙系の人を更に攻撃。
かなり問答無用です。
蛙系の人は体を小さくしてマジキングの攻撃をやりすごしますが、
マジレンジャー達もロボから降りたり巨大化状態を解除して蛙系の人を追います。

巨大化状態で蛙踏んづけたりとかしません。
蛙系の人はマジレンジャー達に空を見るように言います。
空に浮かんでいる雲が蛙の卵なのだそうです。
先程蛙系の人が体から出した物が卵だとすると、
この人まさか雌ですか。
ちょっと不幸です。

あとブルーは蛙の卵も駄目みたいで、話を聞いて卒倒しました。
マスクの上まで泡を吹いているのですが、内部の方がえらい事になっていないか心配です。
そして今まで戦っていた敵も蛙っぽい事に気付きます。

ブルーにキモイと言われて気分を害した蛙系の人(雌疑惑あり)は
ブルーの頭上に大量の普通サイズの蛙を出現させてブルーを生き埋めにしてしまいます

ブルーは精神的にダメージを食らっているようですが、生き埋め用に呼び出された蛙たちのうち
何匹かはブルーに踏まれてもっとダメージを食らっている筈です。

蛙系の人の神罰は世界中を蛙で埋める事だそうで、
農地なんかですといい肥料になるような気もしますが、腐乱した場合しばらく大変なので
燃やしたりとかの処置は必要そうです。

そしてパニック状態になるブルーと、それをなだめようとするマジレンジャー達を
異世界に飛ばす蛙系の人。
ちなみに金はまた置いてけぼりです。


 林のような場所に変身解除状態で着地するマジレンジャー達。
蛙の声が響いている為、ブルーはすっかり怯えています。

近くに矢印の看板が出現し、それに従って移動開始するマジレンジャー達。
震えが止まらない為足手まといになるから置いていって欲しいと言うブルーに、
イエローは森の奥にママが居るからと奮起を促します。
レッドは蛙系の人がママを知らないと言っていたと突っ込みますが
イエローは蛙系の人の言う事を信じていないようで、レッドを黙らせます。

今までいちいち相手にママを所持しているか確認していたのは何だったのか気になります。


 自分のコレクションルームに戻っている蛙系の人。
神罰がどうとかとりあえず中断のようです。
コレクションの中にママの魂がありました。
そこにメガネの女性も登場、蛙系の人にその魂がマジレンジャー達の母親のものではないかと指摘します。
蛙系の人はマジレンジャー達が探しているのは「母親」で無く「母さん」だと反論しますが
メガネの女性は同じ意味だと教えてやります。
というか蛙系の人、今までどうやって周囲と意思疎通していたのか気になります。

ちなみに蛙系の人は異世界に魂集めに行った際に
たまたまママの魂を見つけたようです。

ママの魂があると知れたらマジレンジャー達が取り返しに来るだろうと言う蛙系の人。
メガネの女性はマジレンジャー達の力ではここまで来れないだろうと言って去りますが
ところでメガネの女性は何をしに蛙系の人の部屋まで来たのでしょうか。
コレクションの見学とかならいいのですが、蛙系の人が負けるのを見越して
部屋を自分用に改造しようと下見に来ていたのだったら怖いです。


 怯え続けているブルーにママのおまじないをしてみせるイエロー。
蛙系の人を倒してあの日のお返しをしようとブルーに呼びかけます。

何でも子供の頃に立ち入り禁止の廃車置場で遊んでいた際、トラックのコンテナに隠れた拍子に
外から鉄パイプが扉に倒れかかって閉じ込められ、
夜まで閉じ込められたもののママが2人を救出してくれた事があったのだそうです。
イエローが良く車関連の物を所持していたのを思い出して
廃車置場まで探しに来たというママ。
扉に倒れかかっていた鉄パイプを排除する際、やはり変身していたのでしょうか。

2人がママの子でなかったらプレス処理またはミイラ状態で発見されていました。

今朝方2人がその事を夢に見たという話を聞いて、他のマジレンジャー達も
森の奥にママが居るような気になってきます。
ところで他の面子は何かそれっぽい夢とか見なかったのでしょうか。


 魚系の人の鱗を持って敵っぽい人を探している女の子2人組。
すると見えない壁に当たり、巨大化状態の敵っぽい人の姿が一瞬見えます。
敵っぽい人、普通サイズだったら2人組が来ている事に気付けたかもしれません。


 望遠鏡で空の様子を見ている金。
蛙の卵を見て、状況が悪いと考えるようです。

ところで昼間に空を望遠鏡で覗くのは
うっかり太陽を見て目がジュッて焦げかねないので
十分注意して真似てください。

デストラクションファイヤーで卵を出来るだけ吸い尽くすことにする金。
水っぽそうなので焼くのに苦労するのが目に見えています。


 矢印通りに走ってきたマジレンジャー達は茨が山盛りの場所に出ます。
ママが中に居ると思って茨に突っ込む一同。
除草剤を散布したりとか危険な真似はしません。

中にはSTARTと描かれた丸いシートと、一辺60センチぐらいのサイコロが転がっています。
サイコロの上には双六のような地図が置かれていました。
近くのスピーカーから蛙系の人が親切にルールを教えてくれます。
サイコロの出た目だけ自動的に進めるが、進んだ先には色々仕掛けを用意してあるとの事。

それにしても双六とはお正月っぽい遊びをチョイスしたものです。
「母さん」と「母親」を別の事だと思っていた割に物知りかも知れないです。


 双六のマスは10個しかない物の、髑髏マーク付きのマスが多いので
そこは上手く外していきたいマジレンジャー。
まずはレッドが6が出るようにとサイコロを振ると、見事に6の面が上を向きます。
しかし上空から顔を出している蛙系の人がサイコロを吹き転がして
5の面を上に変えてしまいます。

5個先のマスに転送させられたマジレンジャー達、そこは髑髏マークではない物の、
2マス戻るだったらしく、3マス目に当たるマスに再度転送させられてしまいます。
そこは髑髏マークのマスで慌てる一同。

転送させられた先は普通の建物の一角らしく、地上に戻ったのかと思うマジレンジャー達と視聴者ですが、蛙系の人かそんな訳は無いだろうと地上である事を否定。
スタッフ思いの蛙です。


 何か起きる前にサイコロを振って次に行こうと提案するイエロー。
一同はサイコロめがけて走りますが、そこにアンダーマスクが黒い偽マジレンジャー登場。
マジレンジャー達は変身して応戦するものの、偽マジレッドの魔法でレッド、グリーン、ピンクの3名はソフビ人形に練成されてしまいます。

偽ピンクと偽ブルーと戦いながら、皆を元に戻すように言うブルーですが
偽者達は合体して巨大蛙に変身、ブルーを舌で捕らえてしまいます。
イエローはブルーを助けようにも、偽者3人を相手にしている為に手が回りません。

蛙に食われそうになるブルーですが、ママのおまじないを思い出して勇気を振り絞り、
レジェンドフォームになりながら舌を引きちぎります。
そして新しい魔法で蛙を倒すブルー。
水が飛んで行くのは今までと同じですが、どうも水圧が上がっているようです。

そしてイエローも地味にレジェンドフォームになって偽者達を倒していました。

サイコロに駆け寄る2人に、スピーカーから蛙系の人が、そこから先は
1から6まで全部「髑髏」に行く、と勝ち誇っていますが、
かまわずサイコロを振る2人。

今ちょっと思ったのですが、本気でマジレンジャー達に来て欲しくなかったら
このサイコロを滅茶苦茶重くして転がせないようにしたら楽だったんじゃないでしょうか。


 敵っぽい人が居る場所に来ている魚系の人と気さくな人と巨大な人。
魚系の人が杖で見えない壁を叩き割ると、敵っぽい人が姿をあらわします。
「冥府神が3人か。光栄な話だ。」と背中を向けたまま喋っている敵っぽい人。

鱗や女の子2人組に対してはリアクションを見せなかったのですが
周囲の状況の感知能力が高いのか低いのか分かりません。

ところで、気さくな人が一人で戦う素振りを見せますが、
それだと3人で来た意味が無いような気がします。
それとも巨大な人とか全然呼んでいないのに付いて来ちゃっただけなのでしょうか。


 蛙系の人の前に突然出現するブルーとイエロー。
人形にされていた3名も元に戻ります。
ブルーの技でサイコロに穴をあけて目の数を増やしてきたのだそうで、
マジレンジャー側もズルOKだったようです。

そして悔しがる蛙系の人の後ろにママが置かれているのに気付くマジレンジャー一同。

これだけ皆が騒いでいるのにママが無反応なので
取り返した所でどう復活させるのかがちょっと気になりながら
次回に続きます。