第37話
次の神罰執行はスナイパーな人に決まったようです。
残り話数から言って、一人ずつ出動するのはどうかと思います。
もっとも、爬虫類系の巨大な人とか啓示を無視して出動したがっており
一番偉そうなのの復活を不要視している頭が蛇の女性とともに
進行の調整に一役買いそうな気配です。
学校から帰り魔法部屋に入ってくるレッド。
グリーンとイエローがボクシングを観に行ったと聞き、
学校がある為に行かれなかった事を悔しがるレッド。
ちなみにピンクは草の剪定に失敗していますが、草は気付いていないようです。
何枚目で気付くか試してみたいです。
グリーンとイエローは観戦を終え、興奮覚めやらぬ様子。
イエローは戦いが終わったらまたボクシングをやりたいと考えているようです。
そう言えばグリーンの夢を聞いた事が無かったと言い出すイエロー。
グリーンは兄弟の面倒を見る事が夢で、長男だから責任の方が先に来るそうです。
そんな2人に観光客らしき女性が駅までの道を英語で聞いてきます。
レッドが学校に行っていた事から、恐らく平日にも関わらず
ビジネスマンらしき通行人が殆んどいないので
髪の毛の色が妙に明るいイエローに望みを託したのでしょう。
しかしイエロー、訳の分からない魔法の本は読めても英語は話せないようで困ってしまいます。
それを見たグリーンが観光客に話し掛け、道案内をして見せます。
英会話が出来ているグリーンに驚くイエロー。
何でもグリーンは昔、農業の勉強に留学に行きたいと考え、語学の勉強をしていたそうです。
目標はブラジルに大アニキ農場を構える事だそうで、ブラジルの公用語はポルトガル語です。
何ヶ国語習得する気だったのでしょう。
グリーンの夢の話が過去形なのに気付いたイエロー、夢を見ればいいと言いますが
グリーンは長男である事を理由に何か言おうとしていますが、
それを遮るかのように空が暗くなり、スナイパーの巨大な人が出現。
その辺のビルを撃って消していきます。
地上の建物全てを消すのに何年かかかりそうで、非常に効率が悪いです。
そこにマジキングが既に合体した状態で登場、スナイパーの巨大な人を止めに入ります。
マジキングはキングカリバー魔法斬りを放ちますが、敵は攻撃を銃身で受け止めてしまいます。
敵はマジキングの胸部に銃口を当てて発砲し、マジレンジャー達は合体解除&通常サイズ化してダウン。
ブルーあたりノーダメージな気もしますが、全員同じぐらい参っている様子です。
異世界で猫と組み手をしている金、地上に敵が出現した気配を察知しますが
自分達のすぐ近くに別の敵が出現した気配は察知できなかったようで、
猫が目視にて敵を認識して金にそれを知らせています。
ちなみに冒頭で出動したがっていた爬虫類系の巨大な人です。
運動したがるのは悪い事では有りませんが、仮に地上を滅ぼして金とかもちゃんと倒したら
その後はどうやって戦闘の機会を確保するのか気になります。
別の趣味とかも持っておいた方が良いです。
一方マジレンジャー達に合わせて人間サイズになっているスナイパーの人は
3時間後の日没までに一人でも撃たれなかったらマジレンジャーの勝ち
というルールのゲームを提案してきます。
マジレンジャー達はすぐに決着をつけようと、逃げるどころか敵に立ち向かっていきますが
敵は銃剣でマジレンジャー達の攻撃を捌き、間合いが取れた所で
地面に向けて発砲し、それを目くらまし代わりにその場を離脱。
パッと見連射とかしそうにない銃だったのでビックリです。
スナイパーなので格闘をするつもりはないと言う声がその辺に響き渡り、
まだ戦闘が続いている事が分かります。
遠くのビルから銃弾が撃ち込まれ始め、
マジスティックや魔法で弾を防ぐマジレンジャー達。
しかし銃弾が思わぬ方向から飛んで来た為、レッドが足とか撃たれてしまいます。
半ばパニックになりながらも、レッドを連れて移動するマジレンジャー達。
ところで、ピンクあたりがミツバチか何かに変身したら
かなり弾が当たりにくくなるのではないでしょうか。
一方、敵の基地では爬虫類系の巨大な人がいない事に周囲が気付き、その所在を気にしています。
頭が蛇の女性も知っている事を言わないで部屋を出て行ってしまいます。
魚っぽい人がその様子に異常を感じているようですし、
メガネの女性も爬虫類系の人と頭が蛇の女性が
他の人と考えが違う事を不安視しています。
魚っぽい人は思案し、蝙蝠のような女性を爬虫類系の人の偵察に遣らせます。
蝙蝠のような女性、どうやらちゃんと組織の構成員として認められているようで何よりです。
地下駐車場を走って逃げているマジレンジャー達。
レッドが歩けないせいかスカイホーキーは使いません。
そして建物の中なのに銃弾が飛んで来てピンクあたりは半ばヒスを起こしかけています。
弾の当たった壁に弾痕で「ERASE」と書かれてます。
「俺達を消し去るって事か。」とグリーンが翻訳。
そう言えば叡智を司るのはイエローだったような気がしますが、
どうも今回はグリーンの方が頭いいです。
そして更に冴えているブルーは消えればいいと提案、
マジレンジャー達は姿を消して移動を再開します。
トラベリオンで爬虫類系の巨大な人を殴っている金ですが、パンチを受け止められた上に
そんなものかと挑発まで受けてしまいます。
リモートライナーで相手を拘束し、デストラクションファイヤー近所迷惑バージョンも出してみせるトラベリオンですが
相手は無傷のままで、話にならんとトラベリオンを攻撃。
戦いを楽しみたいのなら相手を変えるかハンデ戦にしたい所です。
敵のビームを食らいトラベリオンから投げ出される金。
爬虫類系の人はここで人間サイズになり金を攻撃。
この攻撃がどうもチンピラくさく、偵察に来ていた蝙蝠のような女性が引いています。
金は攻撃を受けて小爆発を起こし結構ピンチそうですが
今の所は猫とか出しゃばる様子も有りません。
倉庫に逃げ込み、レッドの傷の手当てをしているマジレンジャー達。
相手の居場所の謎が解けない限り、この場所も安全ではないと認識しているようですが、一同変身は解いています。
イエローが囮になって勝負をかけたいと提案しますが、グリーンが却下。
自分は長男だから皆を守る責任があると主張するグリーンに
責任を言い訳に夢など諦めているのではないかと
現状の問題とは少しずれて突っかかるイエロー。
グリーンは2年前にママとグリーンが家を空けた時に、動物園から逃げた熊に
レッドが襲われて負傷した事の話をしだし、
その時イエローが友達の家に泊まって家族を護れなかった為、
自分がしっかりして皆を支えなければならないと思ったそうです。
それはともかく、熊の方はハンターの方が片付けたようですが、
この辺は猟友会とかあるのでしょうか。
あと、これ熊だから普通に撃てたですが、パンダちゃんとかの珍獣だったら厄介でした。
グリーンが留学とか諦めた件が自分の所為にされそうなので焦るイエロー。
そんな中、倉庫に弾丸が撃ちこまれ、そこから催涙ガスが噴出します。
毒ガスとかだとルール違反なのでしょうか。
倉庫から出ようとするレッド達を止めるイエロー。
出た瞬間に撃たれるそうです。
そこにグリーンがイエローに後を頼んで囮を買って出ます。
レジェンドフォームで出て行ったグリーン、新しい魔法で岩石のようなプロテクターを装着。
弾丸を受けても平気なようです。
グリーンに今のうちに逃げろと言われ、変身せず倉庫から出るマジレンジャー達。
スナイパーの人、グリーンより仕留め易そうなのが沢山出て来ているのに
グリーンばかり撃ちます。
広場に出て攻撃を受け続け、敵の居場所を突き止めようとするグリーン。
四方八方から弾が飛んできますが、グリーンはそれらを杖で弾いたりプロテクターで受け止めたりしています。
プロテクター部分はともかく、頭とかは普通にレジェンドフォーム止まりですので
連射機能を使って頭を狙えば行けそうな気もします。
敵は一瞬頭に血が上りそうになりますが、すぐに落ち着きを取り戻して
何か考えてから攻撃を再開。
グリーンはこの攻撃で左胸の一箇所を集中的に撃たれ、
かなりプロテクターの岩が削れてきています。
どう考えても敵側が陥りやすい負けパターンですが、思いっきりはまったグリーン。
プロテクターを破壊され、通常フォームに戻ってしまいます。
敵の場所を見つけマジスティックを投げつけるグリーンですが、
同時にトドメの一発を食らい消えてしまいます。
その様子を目撃しショックを受けるマジレンジャー達。
グリーンが消えた為にイエローが妙にやる気を見せた所で次回に続きます。
金も密かにピンチ中ですが、それはさておき
イエローまでマッスル化しない事を祈ります。