第30話


 前回登場した巨大なかち割氷はどんどん大きくなっている上に
生きているらしく鼓動があるっぽいです。
10メートルぐらい離れていても鼓動が聞こえるようで、聴診器とか要らなさそうです。
変身してかち割氷を破壊しようと試みるマジレンジャーですが、
かなり硬いらしくマジスティックソードを叩きつけても全然刺さる様子がありません。
そこに雪男が登場し、かち割氷に傷一つつける事は出来ないと解説。

それはもしかしてこの前のダイヤモンドの100倍硬い杖とか
それを壊した魔法のかかったキングカリバーとかより硬いと言う事でしょうか。
これを材料に武器を開発したい気分です。

そして雪男のスティックで飛ばされ、地上に投げ出されるマジレンジャー。
最初に飛ばされたレッドが施設の天井を破ったので
後の4人は比較的ダメージが少ないと思われます。

そしてとりあえず氷は置いといて、雪男と戦うマジレンジャー達ですが、
こちらも歯が立たず、雪男は戦いがつまらないようで帰ってしまいます。

それはそうと、かち割氷がそれだけ硬いのですから、
場所を隠す必要も雪男が守りに入る必要も無いのではないでしょうか。
相当暇な怪人です。


 魔法部屋で寒がっているマジレンジャー一同。
イーブルアイスの所為で地上が寒くなっているようです。
昨今地球温暖化が問題になっているので少し寒くなったほうが良いかも知れません。

ブルーがママの氷の魔法だったら何とか出来るのでは無いかと言い出します。
金に方法があれば教えて欲しいと頼むブルー。
ところで寒くなっているのに金の使っている布団の厚みが前回と変わらないのは
何の嫌がらせですか。

最長老のスノウジェルという天空聖者に
マジレンジャーの眠っている力を解放してもらえるかも知れないと情報を提供する金ですが
そのスノウジェルは願いを聞いてくれるか分からないそうです。
とりあえず猫の運転するトラベリオンエクスプレスで
スノウジェルの居る異世界に向かうマジレンジャー達。

敵の女の子2人組が一発勝負で動かせたトラベリオンですが
マジレンジャー達は猫に操縦してもらっています。
全員メカオンチですかマジレンジャー。


 敵基地では作戦が上手く行っているのでミイラっぽいのが自画自賛的に喜んでいます。
女の子2人組への接し方も優しくなっており、敵っぽい人にもマジレンジャーを自分が倒して良いか確認を取っています。
今日は戦闘員達も穏やかな時間を過ごせていると思います。

その頃マジレンジャー達は異世界に到着。
この世界の海はスノウジェルの流した涙で出来ているのだそうです。
泣きすぎです、目の下とかかぶれそうです。
あと海に鼻水とか混ざっていないか心配です。

そしてその海に魚が居るのを見つけるピンク。
猫も魚に興味を持っています。
ピンクは釣竿に変身し、猫が魚を釣りにかかります。
猫が魚を釣りたがるのは分かりますが、ピンクが異常に協力的なのが謎です。
釣りを始めた猫に苦言を呈しながらも、なかなか釣り上げられない様子を見て力を貸すマジレンジャー。
しかし魚は40メートルぐらいの巨大な物で、一同は逆に魚に飲み込まれてしまいます。
これ下手に釣り上げたらピンクの命が危なかった気がしなくもありません。

魚の腹の中で明りをつけるブルー。
近くには人骨のような物もあり少々引くマジレンジャー。
酸っぱいニオイとかしていそうです。
ちなみに猫は気絶しています。

そしてどこからか泣き声がしている事に気付くブルー。
その辺のゴミみたいな物に混ざってカプセル入りの赤ん坊のような物を見つけます。
「子供まで食うなんて。」とその辺を蹴飛ばすレッド。
そのため魚が暴れ、赤ん坊が目を覚まして喋り始めます。

草や猫が喋る世界なので、赤ん坊が言葉を覚えている事に何ら疑問を持ちません。
レッドは試しに赤ん坊に天空聖者の偉い人の居場所を聞いてみますが知らないと答えられ、
逆に何故探しているのか聞かれます。
強くなりたいと言うマジレンジャーに、
自分の身を滅ぼすだけだと忠告する赤ん坊。
レッドは怒って赤ん坊に抗議しますが、
目を覚ました猫に赤ん坊がスノウジェルだと教えられ驚いています。

魚の中に住んでいるのは事故ですかワザとですか趣味ですか。


 かち割氷はかなり大きくなって空中に浮いています。
それを見物している怪人達。
特に人間の生気とか与えている感じではないのですが
見ているだけなら二人も要らないです。
そして敵っぽい人も地上に見物に来た事を金が察知、
金は草の制止も聞かずに出動してしまいます。
草に心配される落ちぶれっぷりが悲しいです。


 宙に浮き偉そうな口調になる赤ん坊。
長老の癖に若かったり、偉い天空聖者を知らないと言っていたりで、色々納得行かないレッドですが、
赤ん坊は「真実を見ようとしない者が力を持って何とする。」とか言っています。
確かに真実を見ていませんマジレンジャー。
主に今魚の腹の中だと言う現実から目を背けています。

力を欲しがるマジレンジャーに、力は更なる力に破れるだの、力を得て闇に奪われる奴が居るだの、マジレンジャーのパパも不幸になっただの色々言っている赤ん坊。

自分達には無限の勇気があるから信じろと訴えるレッド。
金から貰った指輪が光る様子を見て、赤ん坊は誓いの指輪がマジレンジャーの勇気に応えていると判断。
赤ん坊の判断基準が割と権威に弱い感じですが、押し問答になるよりは良いでしょう。

赤ん坊の魔法で力を解放されるマジレンジャー。
そして赤ん坊がマジレンジャーに戻るように言うと魚の口も開き、そこから脱出するマジレンジャー。
魚は少々オエッと感じたと思います。
あと赤ん坊、魚の中に残留です。
赤ん坊、一種の寄生虫でしょうか。


 かち割氷に攻撃をし、冷気の放出を中断させる金。
金はスカーペットから飛び降りて「お前達の好きにはさせない!」とか言っていますが
まだ怪我の具合が良くないようで、飛び降りたのもやや判断ミスというか軟着陸すべきでした。

そしてかち割氷を攻撃した為雪男が怒って金を攻撃。
金はスティックでボコボコに殴られてダウン。
そんな金に弱さは悪だとか言ってみる敵っぽい人。
敵っぽい人、今自分も戦力外なのですが棚に上げているようです。

そして金のピンチにマジレンジャー登場。
ちなみにマジレンジャーは敵から少し遠い建物の上に並んでいますが
敵陣真っ只中の金は猫に助けられています。
猫、何で敵に気付かれずにそんな接近していますか。


 マジレンジャー達はレジェンドマジレンジャーに変身。

敵っぽい人はマジレンジャー達が今までとは違うと感じているようです。
そんな敵っぽい人に「魔法も使えない魔導騎士は下がっていろ。」と雪男。
結構気配り出来るようです。

雪男が吐く冷気も大丈夫になっているレジェンドマジレンジャー。

ちなみにレジェンドマジレンジャーは武器がマジスティックではなく
ダイヤルロッドという物に変わっています。
このダイヤルロッドは杖に昔の電話のダイヤルのような物がついていて、
ダイヤルを回して魔法を発動するようです。
数字が少ないのとダイヤルが文字盤とくっ付いている点が電話のダイヤルとは違います。
本物の電話より少し掃除が楽そうです。

金によればダイヤルロッドは原始のマージフォンらしいのですが、
更に古い物は交換手さんが付いているのでしょうか。

雪男は他の怪人に撤退を促されても、マジレンジャー達に反撃したいが為に居残ります。
かち割氷を召還する雪男ですが、マジレンジャー達のレジェンド・バズーカによって吹っ飛ばされ、
かち割氷にぶつかってあえなく爆発。
ちなみにかち割氷も一緒に爆発。
破片とか多分かなり硬いので、溶けるまではその辺歩くと危なそうです。

敵を倒し、金の元に駆け寄るマジレンジャー達。
新しい変身を誉めてもらいたくて仕方ないようです。
そんなマジレンジャー達の期待に応えて彼らに優しく声を掛けてやる金。
皆さん非常に楽しそうです。

ところで誰か金の怪我の具合を心配してあげてください。