第14話
敵基地で紙吹雪+ドライアイス噴霧の中出現する怪物。
前回同様牢獄で生き残った怪物の出番のようです。
今度の奴はボクシングが得意と言う事で戦闘員相手にデモンストレーションをさせられています。
怪物のパンチのリーチは画面一杯に及ぶ為、戦闘員達は逃げ惑うばかり。
しかも必殺のメガトンパンチとやらは拳が巨大化して画面上下にも逃げ場が無くなり
戦闘員達は団体様で拳に吹き飛ばされてしまいます。
外で魔方陣の上で何やらしていた敵っぽい人も今回の怪物の気配を察知、
「今度の相手は手強いぞ。」とひっそりお墨付きをくれます。
前回の相手は一段劣っていたのでしょう。
よく考えたら蠱毒房とやらが一つとは限りませんので
同じ生き残った怪物で力差があるのでしょう。
浮かれてリフティングしながら学校から帰るレッド。
前回の商店街ならともかく、歩道ではちょっと危ないです、
間違えて犬とかのブツの上に落としたら泣けます。
騒がしく魔法部屋に入ってくるレッドを咎める一同。
どうやらブルーが「門の鍵」について占っている最中だったようです。
ブルーの占いでは女の人の影が見えかけたそうですが消えてしまったそうです。
そしてレッドがハイになっていた理由は前回振られたマネージャーを
映画に誘うことに成功したからだそうです。
レッド、学校の屋上でマジックで「袖から」映画のチケットを出して見せてアタックしていました。
前回ピンクが美容院代すらブルーから貰おうとしていましたが、
レッドは自分で小遣いをきちんと管理しているようです。
イエローは悔しいのか「どうせヌカ喜びだ。」とコメントを入れていますが、
ピンクはレッドにデートの必勝法を伝授しようと張り切っています。
前回ピンクに介入されて大変な事になっていたので、このまま行くとまた妙な事になりそうですが
その時救いの神とも言うべき怪物が出現。
マジレンジャーは駆け足で現場に向かいます。
最近スカイホーキーが壁にかけられたままな気がします。
あとレッド、制服から赤いジャケットに着替えているあたり余裕が感じられます。
街中に出現している怪物。
蝙蝠のような女性も来ています。
マジレンジャー達は変身、レッドが中に入っている人が前職を生かしたキックを繰り出しますが、怪物のパンチが飛んでいるレッドの胸部に決まりレッド撃墜。
続いてグリーンも飛び蹴りを試みますが、今度は足を殴られて負傷。
そしてグリーンを心配して駆け寄ってきた一同はまとめて怪物に殴られてしまいます。
倒れるマジレンジャー達ですが、イエローが立ち上がり怪物と同じくパンチを使用して対抗するそうです。
イエロー、飛び道具とか持っていますが敢えて敵と同じ戦法を使うようです。
ちなみに蝙蝠のような女性は女の子2人組に分離してゴングを鳴らしたりとかしています。
その仕事が必要なのか疑問です。
イエローは高校時代ボクシングの全国大会まで行った事があるそうで、
怪物のパンチをかいくぐりながら間合いを詰め、怪物の腹部にパンチを決めます。
そしてよろけた怪物にトドメとしてやっぱりパンチを出そうとしますが、
敵の女の子2人組から不意打ちを食らってダウン。
今度は逆に怪物がイエローにトドメのパンチを放ちます。
イエローは怪物にパンチで対抗しますが、
怪物が出してきたのは例のメガトンパンチでイエローの手がえらい事になってしまいます。
怪物の方も先程腹を殴られた所為か撤収しました。
腹が痛い状態で必殺のパンチを出した怪物は結構ガッツがあると思います。
魔法部屋で手当てを受けながら、怪物に対抗するにはボクシングしかないと言っているイエロー。
何となく思い込みで発言している気がしなくもないですが、誰も反論しません。
イエローは「骨のある骨治し薬」を塗っているそうですが、治るまでは時間がかかりそうです。
グリーンも足を負傷したのでイエローの代わりが出来ないと言う事で、
最初に殴られたにもかかわらずピンピンしているレッドに白羽の矢が立ちます。
デートを明日に控えて嫌がるレッドですが、
ピンクが「大丈夫、魁ちゃんならデートの時間までに特訓終われるよ。」と説得。
ところでレッド、デートの時間まで兄弟に申告していますか。
夜間ですが林でレッドの特訓に付き合っているマジレンジャー。
イエローに拠れば、怪物は腹が弱点との事で、
ピンクの変身したピッチングマシーンのような物で時速200キロのサッカーボールを投げてもらい、
それをかいくぐりながらイエローの持っているミットにパンチを入れるという課題が
レッドに与えられます。
グリーンとブルーがサッカーボールをピンクにセットする役割で、
体育倉庫にあるようなカゴ一杯のサッカーボールを用意しています。
ピンクが射出したボールは岩にめり込むほどの破壊力を持っており、
サッカーボールを200キロで投げたとはちょっと思えません。
サッカーボールに見せかけた何か別の物でしょう。
あと、怪物相手にピンクがピッチングマシーンに変身してこのボールを投げたら勝てそうな気がします。
その頃敵の基地では幹部っぽい人が怪物相手に金棒を持ち出しています。
その金棒に前回の怪物の無念の思いが込められており、
1000回打てば怪物の弱点が強化されるそうです。
いつでも地上に出られる怪物を小出しにしてきたのは
死ねば次の奴の強化に使えるからでしょうか。
死ぬって前提で送り出されるのも何だか不幸です。
金棒で怪物の腹を叩く幹部っぽい人。
1000回叩くとなると結構重労働です。
この仕事を戦闘員に押し付けないのは優しさからか、
彼らが1000まで数える知能を持っていないからかは不明です。
朝まで特訓をしているマジレンジャー。
レッドがマネージャーの事ばかり考えているようで、かなり集中力が削げている状態です。
イエローはそんなレッドに自分の手が思いの他早く治ったので帰るように言います。
それを聞いて喜んで帰るレッド。
ところでマジレンジャー、徹夜の多い戦隊な気がします。
魔法部屋に戻って身支度をしているレッド。
草に特訓が終わったのかと聞かれて、イエローの手が治ったのでやらなくて良くなったと答えると、
草はイエローの怪我は治るのに2日かかるのでおかしいと指摘。
レッドはその話を聞いてイエローの事が気になりだしますが、
デートの待ち合わせ場所まで足を運びます。
一方グリーンにミットを構えてもらいパンチの練習をしているイエロー。
ピンクのピッチングマシーンは使用しません。
イエローは筋肉をほぐして来ると1人でロードワークに出ます。
そして皆が見ていない所で手を痛がるイエロー。
グローブを外すと包帯に血が滲んでいます。
外傷もあったようです。
「あのバカ、女に現抜かしやがって、サッカーで鍛えたお前の足に俺は期待していたんだぞ。」
と漏らすイエロー。
そう言えば既にゲット済みのグリーンと今回デートの約束を取り付けたレッドに対し
イエロー周りは何もありません。
そこにレッドが戻って来ます。
レッドはイエローの発言と怪我の様子を見て、何故か切れ気味に
デートはいつでも出来るがイエローが自分に期待することは滅多に無いからと特訓を志願。
ちなみにマネージャーの方は1人でガッカリしながら映画を見る羽目になっていました。
しかもアニメ映画です。
映画の選び方がマネージャーの趣味に合わせたものか、レッドの独断かは謎です。
レッドが課題をクリアした所でマージフォンに怪物の反応が出ます。
妙にウエスタンな場所に来ている怪物と蝙蝠のような女性。
もう人を襲おうとか門の鍵を探そうとか考えていなさそうです。
そしてマジレンジャーはレッドのみ変身、
蝙蝠のような女性が女の子2人組に分離し、ゴングを鳴らして試合開始。
レッドは怪物のパンチを潜り抜けて腹に攻撃を決めますが
怪物も徹夜で腹を強化したため、レッドの方にむしろダメージが行ってしまいます。
そして敵の女の子2人組がパネルを掲げて第2ラウンド開始を宣言。
ところでゴングと言いパネルと言い、準備万端なのですがラウンドガールの衣装はもっと
何でもありません。
そして殴り飛ばされたレッドに駆け寄って励ます一同。
彼らが敵を背後から襲撃したりしないのが不思議です。
そしてレッドの周りに集まっている変身していないマジレンジャーに攻撃しない怪物も
どうかしています。
ダウンしているレッドのカウントを取っている敵の女の子2人組。
10カウント直前でレッドは復活。
カウントされた所でどうって事ないのですが、その事に気付いていないようです。
そして怪物の腹が強化されたため打つ手がないと嘆くイエローの携帯に新しい魔法が入ります。
イエローが新しい魔法を使用すると、レッドの両手に「マジパンチ」が装備されます。
イエロー曰くデートより戦いを優先したレッドの勇気に答えたもののようですが
実際にイエローの携帯に呪文が送られてきた所を見ると、
怪我が治った振りをして自分で戦おうとしたイエローの勇気も加味されているかも知れません。
マジパンチを得たレッドは怪物のパンチを今度は避けずに全部パンチで止めます。
そして怪物のメガトンパンチも粉砕し、ファイヤースクリューアッパーで怪物を200メートルぐらい殴り飛ばします。
怪物の口からマウスピースが飛び出さなかったのが惜しいです。
そして怪物は市街地に着地、マジレンジャー達がカウントを取り、10カウントに合わせて大爆発。
上手く空気を読んだ見事な散り際です。
そしてその場に居合わせたマネージャー。
携帯の占いで運命の再会があると出ていたそうで、レッドを見て大喜び。
レッドもマネージャーを見て大はしゃぎでマネージャーの名前を呼んで抱き上げたりしていますが、
自分が今マジレッド状態だった事に気付き愕然としています。
相変わらず教えていない名前を知っていたり
他の兄弟達が変身していない状態でレッドと一緒にいたりしても
マネージャーは特にレッドの正体は気にならない様で助かります。
そしてよく考えたら今回の怪物は巨大化能力がありませんでした。
前回の怪物は巨大化すると弱体化する欠点がありましたが、
それが改善されるどころか余計悪くなっています。
次回の怪物は縮小化するのでないか少々不安です。