第13話
洋服屋で気に入った服を見つけたブルー。
しかし価格の折り合いが付かない事に気付き、試着を断って店を出ます。
家に戻り、家計簿をつけながら新しい服を買うのが無理だと嘆くブルー。
今着ている服もママが魔法で出して来た奴ですので、状況は深刻です。
その横でピンク達は敵が一度に沢山の怪物を送って来ない理由を考えています。
敵っぽい人の魔導陣からしか敵が出てこないので封印があると推測されています。
一度に一杯出てくると着ぐるみや中に入る人の手配が大変だからとかそういう理由では無いです。
そしてレッドが変なフォームでカップを持っていたためコーヒーをこぼしたりしていて
ちょっと騒ぎになっている間、グリーンはブルーに集金袋を落としたと報告。
売上を単純に落とした場合は雑損控除の対象外らしいので大変です。
ブルーの占いでも自分たちの事なので落とした場所を占えないそうです。
グリーンは皆に事情を話して集金袋を探す手伝ってもらい
見つからなかったらバイトをしてもらおうとしますが
ブルーは「子供達には心配させたくないの。」と皆に状況を知らせるのを阻止。
あとバイトにしても給料をその場で渡してくれる仕事って少ないような気がします。
敵の基地では牢獄で生き残った3体の怪物を引っ張り出しています。
食い食われるの死闘を生き残ったという事でかなり強いようですが
本当に相手を食べているとしたら毒とか持っている奴が有利な気もします。
あと、戦闘員が何名かでこの怪物を鎖で拘束して連れてきているのですが、
幹部っぽい人の前あたりで怪物に不利ほどかれた挙句鎖も引きちぎられてしまっています。
怪物を出す仕事は戦闘員には荷が重い感じです。
そして今回の怪物は魔導陣無しでも地上に出ることが出来るとの事。
その気になれば牢からも出られたのではないでしょうか。
マジレンジャー達の夕食はアニキサラダのみ。
ブルーにより節約条例が制定されたそうです。
無駄遣いの禁止や光熱費の節約がその内容ですが、
その条例を紙に印字して見せる事自体に色々無駄があった気がします。
その後も美容院に行く費用を欲しがるピンクに
自分が髪を切ると常時携帯しているらしいハサミを見せたり、
レッドの使っているシャワーを止めたり、
グリーンとイエローがTVを見ているところで消灯時間だと言ってブレーカーを落とすブルー。
光熱費の請求は時間差がありますから今節約しても手遅れな気がしなくも無いです。
あと電気代は夜の方が安いです。
「全く我が家の子供達ときたら、あと一ヶ月一万円でやりくりしなくちゃならないって言うのに。」
とボヤきながら買い物にでるブルー。
一人当たり月2千円、それを更に日割りにすると64.5円です。
やりくりでどうこう出来る予算では無い気がします。
そしてブルーはスーパーの福引の一等の景品が米1年分と知り、
一万円分の買い物をして10回の福引を試みます。
それにしても計算して一万円分も買い物をしたのでしょうかブルー。
かなりの計算能力です。
あと、ブルーは占い能力があるのですが、東京ドームシティの黄色いビルに行ったりしません。
福引の1等とか初日で出てしまうと後がダレるので
初期は最初から大当たりが入っていないのが普通です。
いつも同じところで買い物をしているとしたら、
おそらく福引は始まったばかりですので1等を引く確率はゼロと言えます。
そして案の定全部外れたブルー。
しかも福引に熱中していて兄弟からの呼び出しに後から気付く有様。
そして後から兄弟に合流したブルー。
一万円分の大荷物も家かコインロッカーに置いて来たでしょうから
戦闘にはかなり遅れたと見ました。
そして今回の怪物は強いと言う事で、怪物が体をベーゴマのように回転させながらぶつかってくる攻撃に倒れるマジレンジャー。
そこに蝙蝠のような女性も登場。
敵組織が地上の人間に紛れている「門の鍵」を探していると言う事を親切に教えてくれます。
鍵とか言っていますが人間または人型の何かのようです。
ある意味鍵っ子です。
そして門の鍵が見つかったら封印を解いて何万もの軍勢で地上に攻め込むそうです。
それは良いのですが、調子に乗って全戦力を地上に向けている時に
自分達の基地が第三者に襲われてたら結構虚しいです。
基地の作りが開放的なので少々心配です。
そして蝙蝠のような女性が色々な説明をしてくれている間大人しくしていた怪物ですが、
何か気まぐれを起こしたようで帰って行ってしまいました。
もしかしたら久し振りに日光を浴びて日焼けとか痛くなってきたのかもしれません。
蝙蝠のような女性の話を聞いて、もし敵の軍勢が攻めて来たらと考えてショックを受ける一同。
そしてこんな時に何故遅れたのかとブルーに聞くレッド。
グリーンが集金袋を無くした為にブルーが節約の一環で福引をしていたと知った皆は
ブルーに同情的ですが、レッドのみ戦闘を意識する余りブルーに怒っています。
しかしブルーは「お母さんの大変さも分からないくせに」とレッドを逆に批難。
口頭での反論に留め、レッドだけ飯抜きとかで思い知らせたりしないあたり優しいです。
魔法部屋でママのオルゴールを眺めながら落ち込んでいるブルー。
グリーンはブルーを慰めに来ています。
グリーンはブルーにお母さんになろうとし過ぎだと指摘。
ブルーは以前にママが居なくなったら代わりになるとママに約束したそうです。
ところで回想シーンで入れ替わり立ち代りママに話し掛けてくる兄弟達ですが
グリーンが肥料の話をしに農作業姿で台所に立ち入るのは殴っていいと思います。
グリーンはママはしっかり者のブルーが居れば兄弟がまとまると言いたかったのではないかと推測。
そんな感じでその場に居なかったグリーンやピンクが
ママとブルーの約束の内容を別解釈、
ブルーに家の事を1人で負担しないように言います。
そしてまた怪物が登場。
そしてマジレンジャーは新しい呪文を取得。
回転してぶつかってくる怪物を魔法のバリヤーでブロックします。
ピンクはブルーが1人で家の事を頑張ったから呪文が与えられたのだと考えますが
ブルーは力を合わせて困難に立ち向かう勇気が評価されたのだと言っています。
もしかしたら評価されたのはスーパーで一万円分の買い物をして
レジの後ろに並んでいる人をイライラさせた勇気かもしれません。
そして回転攻撃が効かなかったので自力で巨大化する怪物。
そう言えばあと2体、自力で地上に出られそうな怪物が居たのですが
いまだに姿を見せません。
実際敵の封印が解けたところで
皆で揃って地上に出てくるのか分からなくなってきました。
そしてマジレンジャーもマジキングになり怪物と戦闘。
巨大化した怪物よりはマジキングの方が強いらしく、
回転して突っ込んでくる怪物をキングカリバー魔法斬りで迎撃し難なく勝利を収めます。
怪物は斬られてすぐに爆発してしまったのですが、
さぞやナナメッて面白い切断面だったと思います。
魔法部屋で夕食を並べるブルー。
ママ直伝のシチューには具も沢山入っております。
ブルーはヘソクリを切り崩して生活費に当てる事にしたようです。
そこに米俵を持って帰ってくるイエロー。
一俵60キログラムとかですが、それを画面に映っているだけで4つ同時に持っています。
240キログラムは1人で運んでいい重さではありません。
抽選会場の人達、どうして配送しますって言ってくれないですか。双方非常識です。
ところでブルーも福引でこれを当てて持ち帰るつもりだったのでしょうか。
イエローはブルーの持ち帰った福引の外れの景品に抽選補助券が添付されている事に気付き、福引に参加したところ一発で1等を当てたそうです。
福引の係員もブルーが外れを10回引いた時点でもう一回引けると気付いたと思いますが
あの時点で1等はガラガラの中には無かったでしょうから結果オーライです。
そして机の隙間に落ちていた集金袋を見つける草。
グリーンは兄弟達に100叩きの刑×4を宣告され逃げ惑います。
そして魔法部屋の床は滑るようで走るのには適さない事が判明しました。