第11話



 ライブの会場にいるピンク。
一緒に来るはずだった人が来れなくなってしまったようです。
ドタキャンの連絡を受けて怒っているうちにステージが始まってしまいます。
歌っているのはいつもの敵の女の子2人組です。
衣装は普段よりおとなし目なのが何か間違っているような気がします。
あと、彼女らは前座という事でしょうか。


 魔法部屋で弟妹を相手に会議をはじめているグリーン。
内容的には出動回数がどうとか自分らの戦力についての確認とか
全員すでに知っていそうな感じの事なのですがこれは単なる掴みでしょうか。
あとホワイトボードを持っている一般家庭は正直どうかと思います。
そこに帰ってくるピンク。
グリーンは会議を忘れて外出していたピンクを咎めていますが
ピンクは全然堪えていない様子。

草やブルーやレッドも一緒になってピンクに苦言を呈しますが
イエローのみ
「でも、ま、やれる奴がやれる時にやればいいってのは真実ではあるよな。」
と微妙にピンクを擁護。
イエロー的にはグリーン主催の会議がつまらなかったので
参加の意義を感じられなかっただけかも知れませんが、
ピンクには感謝されています。

そんな折、敵っぽい人がテレパシーでレッドを呼び出します。
他の皆はテレパシーを受信してくれないので
敵っぽい人としてもレッドだけが頼りです。


 夜中ですが出動するマジレンジャー。
林の中なので街灯も無いのですが走って行ってます。
夜目が利きます、ビタミンAとかちゃんと摂っているようです。
ニンジン嫌いなイエローも大丈夫みたいです。

戦闘員達が出現したので変身しようとするマジレンジャーですが、
ピンクが妙にテンション高く、変身もしないで戦闘員達を殲滅。

敵っぽい人もピンクの戦い振りを誉め、次は全員でかかって来いとか言いながら巨大化。
マジレンジャー達も巨大化して戦いはじめますが、バラで掛かって行ってもダメージを与えられません。
フェアリーが変身したボールをガルーダが放り投げて敵っぽい人に当てて
初めて有効打が入った感じです。

敵っぽい人はお馬さんを呼び出してウルカイザーに変形。
マジレンジャー達もマジキングになろうとしますが、
その時登ってきた朝日の光を見たフェアリーが気分が悪いとかで脱落。
敵っぽい人もマジレンジャーがマトモに戦えないので帰ってしまいました。
敵っぽい人相手にピンチになったら仮病とか使えば戦闘中止になりそうな気がしますので
次の会議で検討事項に入れておいてください。


 ピンクを連れて帰る一同、野郎どもはピンクにちゃんとやれとか言って怒っています。
ちょっと思いやりが無いです。
そこにブルーがピンクの為に水を買って戻って来ました。
ピンクはブルーの手に傷があるのを見つけて舐めてきます。
同居しているので相手の健康状態ぐらい分かると思いますが、
肝炎とかあったら感染しますのであまりお勧めできない行為です。
イエローはその様子を見てピンクの異常の見当がついたようです。


 敵の基地では幹部っぽい人が敵っぽい人をマジレンジャーを倒さないので怒っていました。
臆したかとなじられた敵っぽい人ですが、それに対し「楽しんでいる」と発言。
余計悪いような気がしますが、何故か幹部っぽい人は黙ってしまいます。
もしかして言いくるめられてますか。弁が立たない幹部って正直辛いと思います。
これに比べて必要以上に文句を言われているピンクが何だか可哀想です。


 夜になって元気になるピンク。
空腹なようですが、そんな時に行くべき場所は魔法部屋ではなくてキッチンだと思います。
魔法部屋のテーブルに置いてあった赤い液体の入ったグラスを見つけて
これだとばかりに飲み始めるピンクですが、
どうやら思っていたものと違っていたようで吐き出してしまいます。

以前どこかのファストフードでテイクアウトでアイスコーヒー頼んだら
コーラにガムシロとミルクがついていて大惨事になったことがありますが
そんな感じでしょうか。

「トマトジュースは置きに召さないようだな。」と言いながら姿を現すイエロー。
どうやらイエローが仕掛けたトラップだったようですが、
今迄寂しくピンクが罠にかかるのを待っていたのでしょうか。

ピンクはイエローを見るなり噛み付こうとしますが、イエローはピンクにニンニクを見せてブロック。
イエローはピンクが吸血鬼になったと考え、それが的中していたようです。

ピンクは自分が吸血鬼になっていた自覚が無かったようです。
そしてイエローに吸血鬼の件を他の皆に言わないように懇願してきます。
イエローは不承不承ですがピンクの希望通りにします。

そして昨日ピンクがライブに言った後の記憶が無いという話が気になったようで、ピンクとイエローで再度ライブに行く事に。


 冒頭でなかなかチケットが取れないと言われたライブですが、
普通に入ってきているピンクとイエロー。
もしかしたらメインのバンドは前回とは違っていて
前座だけ同じという事かも知れません。

そして女の子2人組みの歌が始まると「何だこの歌。」と頭を押さえるイエロー。
ピンクはボーっとしているようですし、一般の観客は平常心で手拍子を打っています。
歌の効果が一定でないような感じがしなくもありません。

そして正体を現しむしろステージ向きの衣装になる敵の女の子2人組。
ステージの奥には怪物がいるらしく、
ライブの観客達の首に管を刺して血を吸っているようです。
同時に観客全員の血を吸っているのですが、血液型の違いから凝固しないか心配です。

変身して難を逃れたイエローはピンクを守りながらステージに上がり、
怪物とちょっと交戦。
そして敵の女の子2人組はいつも通り親切に
血を吸われた観客が朝日を浴びると灰になる事を教えてくれます。

そして敵の女の子2人組に操られた観客は会場の外に出て行きます。
ピンクは観客らを止めようとしますが失敗。
あとピンク、昨日の夜間は戦闘能力が上がっていましたが
今日は普通みたいです。

その上「役立たず。」と女の子2人組に揶揄されたピンクは
ショックでへたり込んでしまいます。
そこを怪物が攻撃してきますが、イエローがピンクを庇って負傷。
敵は彼らを捨て置いて会場を出て行ってしまいます。
敵っぽい人もマジレンジャーにトドメを刺さないですが、
女の子達もかなり近いことをしている気がします。


 怪我を押して敵を追おうとするイエローの意志に影響を受け、
ピンクも今までの行動を反省、やる気を見せます。
その勇気に答えたとかで新しい呪文が与えられます。
新しい呪文は感覚を研ぎ澄ます呪文で、行使する事で怪物の匂いを視覚化し
後を追うことが可能になります。

いつもTPOに合わせた呪文が送られてきますが、
たまには外れの呪文が送られてきてもいいと思います。


 駐車場みたいな所に集められている人達。
そこにピンクとイエローが到着、あと家からレッド達も何故か到着。
連絡をとりながら来たのでしょうが、ピンクが吸血鬼になった事とか内緒なので
今日は2人で夜遊びとか思われていそうです。

全員揃ったマジレンジャーは変身アンド名乗り。
そして礼儀正しく名乗りが終わった所を見計らって管を伸ばしてマジレンジャー達を拘束する怪物。
ピンクが多分蜂に変身して拘束から脱出、マジスティックで他のメンバーに絡んでいる管を叩き切ります。
そしてイエローのマジスティックボーガンで怪物を怯ませ、
全員で怪物を取り囲んでスピンをし竜巻を発生させ攻撃。
どちらかと言うとマジレンジャー達の方が目が回って辛そうですが
怪物は身の危険を感じたのか巨大化。

マジレンジャー達もマジキングになって、
ファントムイリュージョンとキングカリバー魔法斬りで怪物を倒します。


 夜が明けて正気を取り戻す観客達。
吸血鬼状態から元に戻っているようで、多分これから始発で帰ります。

しかしピンクのみ別処理だったのでしょう
朝日を見て苦しみだしてしまい、異常が続いているようです。
そして起き上がってイエローを攻撃しようとするピンク。
特に灰になる様子は無いのでその辺は助かってます。

ピンクの吸血鬼かも心配ですが
深夜出動が続いたレッドが学校で居眠りこかないかも心配です。