第8話


 雪の降っているロッジ前でチアリーディングの練習をしているメガネ女子高生ソックリの女の子。
妙な状況だと思ったら、どうやら映画撮影のようです。
団体競技で個人指導されているという事は一人だけ下手と言う設定でしょうか。
あと、寒い所で薄着で運動するのは怪我の元ですので、
出来上がった作品に注意を促すテロップを入れる必要があります。

キャンピングカーに入って休憩を取るメガネ女子高生ソックリの女の子。
メガネ女子高生ソックリの女の子はモツ鍋が食べたいと言い出し、マネージャーに出前を取るよう指示します。
このロケ地は市街地から離れているらしく、マネージャーは渋る様子を見せますが車を出て電話をかけに行きます。
恐らく調べても店が見つからなかったと言うつもりなのでしょう。
車の中が携帯の圏外だったとはちょっと思えません。

マネージャーが開けっ放しにしていったドアを閉めようと車の外まで出る女の子。
女の子は近くに潜んでいた怪物の力で突然踊りだしてしまい、怪物の方に引き寄せられて行ってしまいます。
どうやら女の子は怪物の餌食になったようなのですが、
食べでのありそうなマネージャーが何で怪物に狙われなかったのか不思議です。


 フライパンとお玉でピンクを起こしているブルー。
ピンクはヒロインが失踪した映画のオーディションを受ける筈が
寝坊してしまったようです。
周りは余りピンクに構う様子は無く、魔法部屋で普通に食事をとっています。
初回時に食堂にしていた部屋はもう使わないのでしょうか。
あと、ピンクがオーディションを受けるという事は、もしかしたら現金収入が増えるかも知れないという事ですので
もうちょっと協力してくれても良いと思います。


 ブルーのスカイホーキーに乗せてもらって会場に向かうピンク。
自分のスカイホーキーとか使いません。
そしてギリギリでオーディションに間に合うピンク、
ブルーに協力させて魔法でバトントワリングを披露し
審査員に好印象を与えるピンクですが、
ピンクとブルーがぶつかった拍子に消していたブルーの姿が現れてしまいます。

怒られるかと思いきやブルーが監督の目に止まり、ブルーが最終審査を受ける事に。
ピンクについては誰も何も突っ込まないのですが、
確かにこれから一緒に仕事をする訳でもないピンクを怒った所で時間の無駄です。


 帰途についているピンクとブルー。
ブルーは映画に出ている自分を想像して戸惑っており、芸能に興味を持ち始めたようです。
そんな折に怪物が出たとの連絡が入り出動する2名。
しかしマージフォンに連絡が入っているのですが、電話と耳が30センチぐらい離れている状態で音声が聞こえています。
近くに人がいたら多分丸聞こえです。


 林の中で人々を踊らせている怪物。
マジレンジャーが怪物に攻撃をすると、一般市民の踊りもキャンセルになります。
ブルーは人々を避難させようとしていますが、市民から賞賛された為に
芸能人としてチヤホヤされる自分を想像して内心フィーバーしてしまいます。
その為怪物の攻撃に気付かず倒れるブルー。
ブルーは気を取り直して怪物に攻撃しますが、怪物に逃げられ
代わりに怪物を取り押さえていたレッドに攻撃がヒット。
しかし当たったレッドも水に濡れただけで平気そうです。
ハナから怪物にダメージを与えられる攻撃では無かったようです。

ブルーの攻撃からは逃げた怪物ですが、イエローに攻撃され、
続いてグリーンとピンクの標的になった為に早送りで逃げていきました。
まだ大した攻撃を受けていないのに逃走とは根性が足りません。
勝った例が無いのにまず逃げない戦闘員を見習って欲しいものです。


 家の前でオーディションに行こうか迷っているブルー。
割れたコンパクトを覗いて口紅を塗ったり、その辺の枝を拾ってバトントワリングを始めたりとどう考えても行く気マンマンです。
回していた木の枝が不自然な動きをするのに驚くブルー。
ピンクが姿を消してブルーの様子を見ていたようで、
ピンクはブルーがオーディションに行きたい気持ちがある事を察し、
オーディションを受けるように勧めてきます。

しかしブルーはピンクの見解を否定し、何故か海岸まで走って行ってしまいます。
家の戸締りとか大丈夫なのでしょうか。家の前で悩んでいる時点で既に施錠済である事を祈ります。


 地味で真面目な仕事の方が好きだし向いていると言っているブルー。
仕事しているのですかブルー。
追いかけて来ていたピンクはブルーに自分のしたい事に向き合わないと駄目だと諭します。
そしてピンクは車に変身しブルーを乗せて会場に向かいます。
ナンバーとか数字ではないのですが、対向車を飛び越えたりしますが、
特に逮捕されません。


 会場についたところで怪物出現の知らせが入ってしまいます。
ピンクは自分がブルーの分も頑張ればいいと、ブルーを残して出動。

ピンクの参加で戦闘が有利に運びそうだったマジレンジャーですが、
怪物がマジレンジャー達を踊らせたため、一転ピンチに。
ていうか前回なんでこの技を使わなかったのでしょうか怪物。
言われなければ思いつかない程高度な作戦ではありません。
非常に情けないです。


 オーディションを受けているブルー。
かなり評判が良いようなのですが、明るい表情が出来ないのがネックみたいです。
雪付きの公園のセットでチアリーダーの格好をさせられている状態では
表情が渋くなるのも仕方が無いような気がします。

監督のカウンセリングで何で笑えないか考えているブルー、
オーディションよりも戦闘の方が気になっていた事に気付きます。
あと映画全体が何だか微妙なのも絶対あると思います。
自分の本心に気付いたブルーの笑顔は監督も納得の表情ですが、
ブルーはそのままオーディションを辞退して出て行ってしまいます。

そしてピンクとか怪物に食べられそうになっていましたが
ブルーの生身キックが怪物に炸裂。ピンクは事無きを得ます。

ブルー、先程のチアリーダーの衣装からは着替えてきたようです。
オーディションで使用した衣装が十二単とかだったらピンク死んでました。


 全員揃った所で変身しなおすマジレンジャー。
ブルーとピンクのマージフォンに新しい魔法が届いたようです。
魔法を行使すると2人の両手にポンポン出現。
ダンスにはダンスで対抗するそうです。

そして踊りだすブルーとピンク。
特に魔法が送られて来ていない男性陣も手持ち無沙汰な為かバックで踊っています。
怪物も魔法の効果か男性陣同様手持ち無沙汰なのか踊っています。
そんな怪物にブルーとピンクは呑気に踊っているように見せかけて
不意打ち的に勢いをつけてアタックをかまします。

怪物は大爆発ですが、時間に余裕がある為巨大化。
マジレンジャーも巨大化しマジドラゴン+マジフェニックスで対抗。

マジドラゴン相手に踊らせる作戦とか無理そうなので
地道に手から火の弾とか出す怪物ですが、全部かわされてしまいます。
そしてマジカルドラゴンシュートを食らって怪物はまた爆発。
特殊能力以外はこれと言った決め手が無かったので
瞬殺されても仕方ない感じでした。


 魔法部屋で飲み物を運びながら、兄弟達に一言ずつコメントをしているブルー。
ブルーは自分に正直になる事に目覚めたようです。
しかしコメントが内容的にちょっとグサリと来る系ですので
人間関係にマイナスな方向に作用しています。

これからまたオーディションを受けるらしいブルーですが
審査員に変な事を言わないよう注意してもらいたいです。