第4話


 魔法部屋にてレッドが不注意からコンパクトを割ってブルーにビンタされています。
後の3人は茶とか飲んでいたのですが普通のリビングとかもう使わないのでしょうか。
怒ってレッドから離れて行ったブルーと入れ違いにレッドを注意しだす3名。
ブルーは怒り出すと手がつけられないそうです。
「そんな事言ったって。」としょげるレッド。
たしかに皆で事の重大さについて語るだけで解決方法を提示してくれません。
ブルーに対して誰も声を掛けようとしないあたりも解決の困難さが見て取れます。

ところでグリーン、レッドの襟の後ろ側を掴んで吊るしていますが、重くないですか。


 夜道で怪物に遭遇する一般のサラリーマン。
怪物は変なビームを発射しサラリーマンを石に変えてしまいます。
石になったサラリーマンは足元から消えてしまいました。
確かに道路の真中に人間大の石があったら邪魔で仕方ありません。

スーパーではまた買い物客が事件について噂をしています。
個人的にスーパーとか殆ど行かないのですが、そんなに知り合いに会うものなのでしょうか。
むしろ本屋の漫画売り場とかの方が知り合いに会う確率が高いのですがライフスタイルの違いでしょうか。

そして噂には「有明の月に呪文を唱えると5人の魔法使いが助けてくれる」と言う条項が追加されています。
タイミングが悪いと半月ぐらい助けてもらえなさそうな条件です。


 その条件を突破して魔法部屋の鏡に魔法110番通報第一号が入ります。
先程のサラリーマンの娘さんが行方不明の父親を探して欲しいと願いをかけていました。
ところでマジレンジャー全員が鏡を見ているのですが、早朝から全員で鏡を見張っているのでしょうか。
いつ来るとも分からない110番をモニターしているだけでかなり消耗しそうです。
この鏡に録画機能がある事を祈ります。

サラリーマンを探すにも手がかりが無いマジレンジャー。
草が言うには、この様な場合は青の魔法使いの占いが有効なのだそうです。
どうもグリーンよりもよっぽど草が仕切っています。
ローブを着た方が魔法力がアップするとかでローブを着て占いを始めるブルー。
今は良いですが夏場は大変そうです。

ブルーの占いで「黄泉ヶ原樹海」と言う所に依頼者の親がいると分かり、そちらに向かう4名。
まだ水晶球を見ているブルーは残留です。

現場に向かいながら兄弟が力を合わせなくてはならないのに揉め事ばかり起こると嘆くグリーン。
ぼやいていないで解決の為の方法でも考えてはどうでしょうか。


 現場に到着し石像群を発見するマジレンジャー。
イエローが石像を人間ではないかと考えますが、レッドあたりが「まさか」と否定。
そこに敵の女の子達が登場、親切にも石像が人間であると教えてくれます。
そしてここがコカトリスの餌場であり、石にした人間をまとめて食べると言う事で
敵の特殊能力についての情報もバッチリ得られます。

敵の女の子達がいなかったら石像が人間と気付かずに
マジレンジャーそのままお帰りだったかも知れません。

そして問題の怪物登場、レッドはすぐに怪物に切りかかりますが全然切れません。
刃を研いだ方が良いのでしょうか。
他の3人の攻撃も怪物には無効、あっと言う間にピンチです。
そしてレッドに向けて怪物が変なビームを出した所でブルーが登場、レッドを庇って石になってしまいます。
レッドは逆上して怪物を攻撃しに行こうとしますが周囲に引き止められ、家に連れ戻されます。
ところでグリーンがレッドを、ピンクがブルーを持って帰っているのですが、
スカイホーキーが1〜2本現場に取り残されていそうです。


 魔法部屋に戻っている一同。
テーブルを両手で叩きながらレッドは何でブルーが自分を助けたんだと喚いています。
グリーンに拠ればブルーは兄弟喧嘩の最中でも弟を守ろうとする性格なのだそうです。
ブルーの心情の分析を一通り終えてから草にブルーを戻す方法を聞くレッド。
草に掴みかかっていますが、多分間違えて引っこ抜かないようには気をつけていると思います。

草に拠れば赤の魔法使いの練成術でブルーを元に戻せるのだそうです。
ただ、何か問題点があるらしいのですがレッドは草を放り投げて早速行動開始。
そしてブルーを元に戻そうと必死で魔法をかけるのですが、ブルーは元に戻りません。
レッドの魔法力がまだ足りないのだそうです。
そう言えばローブを着ると魔法力がアップするそうですが、
レッドは全然ローブを着ないで頑張って魔法をかけ続けます。
周りをもっとよく見ろとブルーに注意されていたレッドですが、人の言う事ももっとよく聞いた方が良いかも知れません。


 そんな中、街中に怪物が現れたと言う事で出動する残り3名。
マジレンジャーは基本的に取り込み中の人は置いていくみたいです。
現場に到着したグリーン、イエロー、ピンクは怪物が一般人を襲うのを妨害。
そしてイエローが怪物に向かって先程効かなかったマジスティックボーガンを何の捻りも無くぶっ放しますが、
今度は敵の女の子2人組が現れて傘でガード。

こんなに効き目が薄くて大丈夫なのでしょうかこの攻撃。


 レッドは家でまだブルーに魔法をかけようとしていますが、大分疲れてしまったようです。
自分の魔法力以上の魔法はかけようとするだけで体力を激しく奪われると忠告する草。
草、言うのがいちいち遅いです。
忠告を無視して魔法をかけつづけようとするレッドを見かねた草は
怪物を倒せば魔法が解けるかも知れないと別の手段を提示。
そして草はブルーが怪物を倒す方法を見つけていた事をレッドに知らせます。

ブルーに周りを良く見なさいと怒られた事を思い出したレッドはブルーを観察。
石化したブルーが何故かコンパクトを持っている事に気付きます。

先に出て行った3名は蝙蝠のような女性相手に全く歯が立ちません。
そして今迄楽をしていた怪物が蝙蝠のような女性の指示でマジレンジャー達を石に変えようとします。
蝙蝠のような女性、その気になれば自力でマジレンジャーを倒せそうですが
ちゃんと怪物に見せ場を作ろうとしてあげています。親切です。


 そこに石化したブルーを持ってレッド登場。
怪物にフライドチキンにしてやるぜと啖呵を切っています。
鳥インフルエンザに気をつけてください。

レッドはローブを脱ぎ捨てて変身。
そう言えばレッドは変身していない状態で現場に来ていましたが、
ブルー持ってローブ着て徒歩ですか、目立ちそうです。
そしてまさかスカイホーキーはまだ樹海ですか。


 レッドは怪物と戦いますが、やはり攻撃は効いていないようで不利そうです。
しかしレッドは自分を石に変えてみろと怪物を挑発。
怪物は素直にレッドに変なビームを撃ちますが、レッドは魔法で鏡を出してビームを怪物に反射させます。
怪物は自分のビームで石化。
自分が出したビームが自分に効くと言う事は、ビームを口から出す時に口の開き方が小さかったりすると
口の周りが石になったりするという事でしょうか。
口角炎の時とか大変そうです。

そしてレッドの特攻で砕け散る怪物。
どうやら石になった方が普段より柔らかいようです。

レッドはブルーがコンパクトを持っていたのをビームを鏡で反射させるという攻略法の意味に取ったようです。

ブルーが持っていたコンパクトは元々小さい上に鏡が割れていたので、
実戦で使えるものではなさそうです。
ダイイングメッセージを仕込んできたのでしょうかブルー。
自分が石になる事まで見越していたようです。


 怪物が粉々になったので石にされた一般市民やブルーが元に戻ります。
そして変身を解いてブルーに駆け寄るレッド。
多分その辺にまだ蝙蝠のような女性がいるはずですが周りを見ていないのか気にしません。

幸いブルーはコンパクトの件をもう怒っていない様子、そしてレッドが自分を戻そうと必死で魔法をかけていた事を知っていたそうです。
そのためレッドが助けてくれると信じ、石にされた事も怖くなかったとの事です。

そしてマージフォンに新しい呪文が送られてきます。
グリーンの考えではブルーのレッドを信じた勇気が新しい呪文を教えてくれたのだそうです。
変なビームを自分から浴びに行く勇気の方が評価されて然るべきな気がします。
基準が良く分かりません。


 マジレンジャーが和んでいる隙に敵っぽい人が怪物を復元アンド巨大化。
マジレンジャー達も巨大化し、早速新しい呪文を試みて合体しマジキングになります。
ちなみに合体時にマーメイドが足部分担当で真っ二つなのですが特に弊害は無いみたいです。

そして幽体離脱状態という事で変な空間に下半身がチェスのようになって集合しているマジレンジャー。
歩行器というかクイズ番組というか黒ヒゲ危機一髪とかそんな感じです。

巨大化した怪物は特に石化ビームを出さず割と普通に攻撃。
マジキングは怪物の攻撃をものともせず、
ファントムイリュージョンと言う技で魔方陣から無数の剣を召還し、怪物に向かって飛ばします。
イリュージョンとか言いながらバッチリ刺さっている所がミソです。

そして怪物の周りにも剣が突き刺さり、多分怪物の行動を封じています。
キングカリバー魔法斬りという地球剣電子銀河斬りみたいな技でトドメを刺します。

巨大化後の怪物は全くと言って良いほど活躍しませんでした。


 家に戻ったサラリーマンを見守るマジレンジャー。
サラリーマン、荷物とか襲われた際に全部落としてきたので手ぶらです。
荷物が落し物として警察に届けられている事を祈ります。

そして敵の基地では地下にいる一番偉そうなのが怒っているとかで幹部の人達が動揺していました。
ただ、この一番偉そうなのが怒った所で何か問題があるのかはまだ謎です。
とりあえず怒りを抑制するためにカルシウムを多目に与えてみてはどうでしょうか。