仮面ライダーキバ 第44話感想




 音也は入院しベッドを使っているようですが
だいぶ良くなっているようです。
ゆりちゃんが見舞いに来ており、妙にサバサバした様子です。

音也は急に起き上がって荷物をまとめ、
次狼達を助けに行くと言い出します。

何も見舞い客が来ている時に
支度を始める事も無いと思います。

そこに医師らしき人物が入ってきて
音也が退院しようとするのを止め、
一年入院するよう言います。

医師は明らかに渡の変装なのですが
ここで一年入院しろと言っても
病院側が音也を一年間泊めてくれるとは思えません。

音也は渡の変装した医師を無視して病室を出ますが
途中で本物の医者に会い、検査結果を渡されて退院して良いと言われます。
そこで音也は初めて渡が変装した医師を不審がります。

自分も次狼と組んで医師や患者に化けたりするのに
他人がやっているのは
なかなか見破れないみたいです。


音也は今度はエンカウント率の高い地下道を出た所で
怪しい占い師に呼び止められ
危険が迫っているとか、今思っている女性と会うなとか言われます。

音也は占い師がこの前の偽医師だと気付き文句を言います。

ところで、渡は変装道具を用意したり、
やたら声色使ったりしていますが
引きこもりの割りに
芝居の経験でもあるのでしょうか。

渡は音也を振り切って逃走。
ちなみにデスクとかはその場に置きっぱなしです。
誰が片付けるのでしょうか。



 ゆりちゃんは荷物をまとめて音也の家から出て行きました。
するとゆりちゃんの前に渡が登場し、
音也と結婚するよう勧めてきます。

「あなたは魅力的です。自信を持ってください。」
と、渡にしては大胆な発言です。

あと、音也と結婚する前に
恵ちゃんとその弟を産んでもらおうとかしません。


ゆりちゃんは音也をカフェに呼び出し、
近くの席では渡が座ってその様子を見ています。
渡はゆりちゃんが音也とまたくっ付くのを期待したようですが
思いっきり別れ話を切り出しました。

ゆりちゃんは音也と会って幸せだったと笑って言っており、
去り際に音也の足を踏みつける程度の報復しかせず
むしろ音也の方が戸惑っているような様子です。


ゆりちゃんは多分帰り際か何かに
ホッキョクグマ怪人に襲われている先代クイーンを見かけて救出。

ちなみに先代クイーンはキング戦のダメージが抜けていないのか
コンディションが悪そうです。

死にかけて川に落とされても
一晩寝れば治る音也の方が
化け物度が高いです。

攻撃をちょっと食らっただけで
ホッキョクグマ怪人は撤退。
物語も終盤だと言うのに
虚弱な怪人を出すのはどうかと思います。

ゆりちゃんに大丈夫かと声を掛けられた先代クイーンは
怪人の力を失った事を話します。
そしてどうして良いか分らないと困っている先代クイーンに
ゆりちゃんは音也を勧めてきます。

ゆりちゃんは予め呼んであった音也を見せて
2人で話すよう言ってその場を立ち去ります。

音也が先代クイーンに告っている頃、
ゆりちゃんは渡にエンカウント。
渡はしつこくゆりちゃんに音也を勧め、ゆりちゃんを連れて音也達の所に行き
音也が先代クイーンを口説くのを邪魔しようとします。

皆が渡の事を不審がっていると
渡は音也と先代クイーンに向かって父さん母さんと言い出し
自分が生まれて来てはいけないと訴え
ますます怪しまれます。

ところで、渡は深央ちゃんの破片を持ち歩いていますが
それ遺骨を持ち歩くような物ではないでしょうか。
音也はともかく、先代クイーンあたりはドンビキしそうです。


渡は自分が未来から来た証拠として
母親から貰ったボタンを見せます。
元を辿ると名護さんが最初に捕まえた犯罪者のボタンです。


音也から信用されずに殴り倒され、
東屋みたいな場所で目を覚ます渡。

どうやらゆりちゃんが移動させてくれたようです。
何故訳の分からないことを言うのかとゆりちゃんに聞かれ、
渡は自分の言っている事が本当で、
未来を変える為にこの時代に来たと言います。

しかし渡が過去に来た理由は
元々は渡が凹んでいるのを見かねたガルルが
音也セラピーで心を癒させるために22年前に送り込んだという流れのようです。

渡はどうも話を都合の良いように作り替えています。



 現代では太牙が会議室で凹んでいました。
それを見た神父風の人物が同情しているようなセリフをはき
太牙に休むよう言っています。
しかし太牙はキバを倒すと宣言。

神父風の人物は太牙が刺された時に
深央ちゃんを倒そうとしていた訳ですが
倒してたら太牙の恨みを買うと知り
内心ホッとしていると思います。



 音也は先代クイーンと歩きながら
渡の事を変な奴が居たもんだと言っていますが
クイーンは渡るが持っていたボタンが自分の所持している物と同一だと話します。

そして音也が家に戻ると
渡が先回りして待ち構えていました。
自分が持っている家の鍵を見せ、22年後にここに住んでいると話す渡。

鍵とか滅多にかけていないようでしたが
此処に来て文字通りキーアイテム扱いです。
年末に向けて防犯意識を高めているのでしょうか。

音也は渡の所持品に動揺し、
渡を試すため「紅家の人間が生まれながらにして持っている特技」を見せます。
すると渡も難なく同じ動作をしてみせます。

そして渡がバイオリンの名前を言い当てたあたりで
音也も渡を信用しだしたようです。


特技の披露は要らなかったかも知れません。




 現代ではマル・ダムールで
マスターが嶋ちゃんさんが座っていたカウンター席に
コーヒーを出していました。

そこに名護さんがスーツ姿でやってきて
マスターに体脂肪率を聞いてきます。

名護さんは嶋ちゃんさんの遺志を継ぐと言って
普段の癖から真似をしているようです。
スーツ姿なのも真似の一環なのでしょう。

有名レストランに行く時もジーパン穿いていたのは
これの伏線だったのかも知れません。

自分の体脂肪率を言わない名護さんに
恵ちゃんが横から負けたのだろうと指摘。
名護さんは笑いながら今すぐ落としてくると言って
トレーニングに向かいました。

その場で運動した程度では汗が出るだけで
脂肪の重量そのままで体重減ですから
結果体脂肪の比率がアップしそうですが
今すぐ落とすそうです。


そしてランニングをしている名護さんの前に
神父風の人物が登場。
キングの邪魔になるのはもはや青空の会だけなのだそうで
神父風の人物がイクサの装着員を排除しようと考えたようです。

しかし名護さんの変身したライジングイクサが
やたら強まっており、
麟粉攻撃とかもあまり効かず、
神父風の人物の変身したアゲハ怪人はちょっと撃たれて変身解除し撤退。

神父風の人物はイクサが強まっていると思っているようですが
それ以上に神父風の人物が過労で弱まっていると思われますので
気をつけて欲しいです。



 渡は音也に先代クイーンと結婚しないよう訴え続けますが
細かい事は気にするなと、却下されてしまいます。
公園のブランコに座って困っている渡に
先代クイーンが近付き話しかけてきます。

先代クイーンは渡が人間と怪人のハーフだと感じ取っており
未来の息子である可能性が高いと考えているようです。

そこにホッキョクグマ怪人が乱入して先代クイーンを襲い
渡はキバに変身。
先代クイーンは渡を自分の子供だと確信します。

ちなみにキバットとタツロットも時空を超えて来たそうです。
それにしてもタイミングも場所も良い所で登場です。
よく過去の様子が分った物です。


渡に言われてその場から離脱した先代クイーンですが
今度は先代キングとエンカウント。
キングは太牙を抱えていますが
流石に裸ではなく毛布みたいなのを着せてあります。

「どこに行く、音也に会いに行くつもりか。
 お前はもう自由だ、存分に愛するが良い。だが。」
と太牙を見るキング。

キング、身を引いたようで
未練ありげです。

見ていてかなり可哀想です。

偉そうなセリフを連発して誤魔化すより
土下座とかして同情誘った方が
よりを戻せそうな気がします。



 先代クイーンとの待ち合わせに向かう音也。
すると渡が出てきて
自分が生まれると大切な人が死ぬとして
邪魔をしようとします。

なぜかその様子をキバットII世が観察しています。
キングの指示で音也の監視でもしているのでしょうか。
振られた相手のデートの様子とか知ったら
無駄にストレス溜めそうです。


そこに今度はホッキョクグマ怪人が乱入し2人に攻撃をします。
渡はキバエンペラーフォームに変身し戦闘開始。
それを見て音也もキバットII世も驚いています。

ゆりちゃんの攻撃にあっさり退いていたホッキョクグマ怪人ですが
心を入れ替えて超スピードで移動しながらキバエンペラーフォームに斬りつけて
相手を転がすに至ります。

ホッキョクグマ怪人が剣で
餅つきの様にキバをガンガンに叩いているのを見て
音也もイクサに変身し参戦。

親子ライダーの同時攻撃によって
ホッキョクグマ怪人は粉砕されました。


そしてキバエンペラーフォームが音也イクサのデートをまだ邪魔する気なので
変身したまま親子喧嘩に突入。
スペック的に過去のイクサがキバのエンペラーフォームに敵う筈がないのですが
どうもイクサの方が優勢です。
そんなにデートに行きたいですか。


そこに更にキング登場。
キバットII世から話を聞いたキングは
渡の事情をかなり知ったようで
未来を変えるなら音也を殺すのが良いとして
ダークキバに変身し、音也イクサの背後に蝙蝠のマークを出して
音也イクサを拘束し、何か攻撃しそうな感じです。

しかし敵の必殺技を食らう事より
時間切れの方が心配な状況です。



嶋ちゃんさんへのお供えコーヒーのお代が
遺志を継いだ名護さんに課金されないか心配なまま
次回に続きます。