仮面ライダーキバ 第34話感想




 家で丸いケーキを作っている渡。
失恋記念日のお祝いをするようです。
クリームを塗る時にケーキを回転台みたいなのに置いているのですが
普段からよく焼くのでしょうか。

道具が充実しすぎです。


静香ちゃんは渡にすぐ良い人が現れると言い
「意外とすぐ近くに居たりして」と自分を指し
どうやら立候補しそうな雰囲気です。

しかし渡は近くの人と言われて「キバットとか?」と返します。
この組み合わせで結婚したら
何だか分らない生き物が生まれそうですが
大丈夫でしょうか。



 渡の失恋パーティーはマル・ダムールで行われております。
看板までつけて部屋を飾ったり
パーティー様の衣装まで用意したりで
少々盛大です。
そしてまず静香ちゃんと恵ちゃんと名護さんが
渡の失恋を祝っています。

名護さんは合コンは嫌でも
失恋パーティーはノリノリです。
渡の失恋について
こんな嬉しい事は3年ぶりだとか言っています。

名護さんの嬉しい基準は良く分かりませんが
渡に随分入れ込んでいるのは分りました。

あと、家で作ったケーキを店まで持ってきたのでしょうか。
持ち込みOKですか。
そこに随分賑やかだねと太牙登場。

貸切では無かったようです。

名護さんは太牙にもケーキを渡し、
渡の失恋を祝うよう言います。

祝う内容はともかく、大して親しくもない太牙にフレンドリーです。
太牙は渡が振られた事に驚き、振った人が見る目がないと言って怒り出します。

渡は相手が深央ちゃんだとますます言えなくなり、
太牙と深央ちゃんのデートに同行し遊園地へ行く羽目に。
太牙はぐるぐる回る乗り物が駄目なのだそうで
渡と深央ちゃんでコーヒーカップに乗っています。

太牙、三半規管弱いですか。

そして深央ちゃんは渡に渡の方が好きだと打ち明けたいようですが
渡は聞く耳を持たず、自分も深央ちゃんも太牙が好きだと言って納得しています。

次は何に乗るか考えている太牙。
ビックリハウスにしようと思っているようですが
あれ回転しませんか。

そこに悪者っぽい男が現れ、ビール瓶を割って武器にして
一般の女性を人質にとり近づくなと叫んだりしています。
遊園地ってこう言う人が逃げ込みやすいのでしょうか。

太牙が犯人を刺激してはいけないと
慎重に様子を見ていると
名護さんが犯人の名前を叫びながら刺激的に登場。

名護さんは人質に手を出さないよう言いながら犯人に背を向けますが
ボタンコレクションを犯人の顔に投げつけて怯ませ、人質が離れてから犯人を攻撃。
ボタンの回収は後回しです。

しかし急に犯人が強くなり、名護さんが劣勢になり蹴られ始めてしまいます。
そこに更にもう1人現れ、犯人を蹴倒したついでに名護さんにもケリケリします。

蹴ってきた人は襟立でした。
渡も名護さんもマル・ダムールに戻り
嶋ちゃんさんから青空の会の新メンバーとして
襟立を紹介されています。

遊園地で遊ぶのは多分警察とか来て
続行不可能になったのでしょう。

名護さんは嶋ちゃんさんに何故こんな素人をと質問すると
襟立はいきなり名護さんを殴り、素人のパンチも避けられないのかボタン男と馬鹿にします。
所で手を怪我したのにパンチしまくりですが
大丈夫でしょうか。

渡は帰っていく襟立を追いかけ、心配していたと声を掛けますが
襟立は渡を偽者の友達だと言って拒絶。
以前の襟立はバンドのメンバーが一斉に辞めたりするものの
合コンではレベルの高い子を呼べたりと
それなりに人脈ある感じでしたが
今はあんまり人付き合い出来なさそうな性格になっています。

マル・ダムールでは恵ちゃんも襟立の性格の変化を気にしており、
言葉も関西弁ではなくなっていたと気付いています。
嶋ちゃんさんによると襟立は元々東京の人で
シャイな自分を隠す為に関西弁を使っていたのだろうという事です。

家でお好み焼きを作ってたのは何を隠す為だったのでしょうか。
あと、偽関西弁って関西人から嫌われませんか。

そして嶋ちゃんさんは夢を失った人間は時としてとてつもない力を発揮するとして
襟立に期待しているようです。

身近に夢をなくしてから力を発揮した人が居るのでしょうか。
たまたまって事は無いですか。




 どこかの研究所では女性が檻に閉じ込められており、
博士っぽい人に出すように訴えています。
しかし博士はリモコンを押して女性に謎のビリビリを流してダウンさせたりしています。
ダウンした女性はアブ怪人の姿になり、どうやら人間ではない様子です。

その博士は太牙と面会し、研究に投資するよう求めています。
生物の個体が持つ能力を別個体に移植する技術を人間に応用すれば
超人を生み出せると言っています。

生まれた超人がそのコストに見合うだけの仕事が出来るのかとか
色々気にならないでもないです。

面会を終えた後、新しい部下が博士を始末するか太牙に聞いていますが
太牙は研究が怪人にも役立つかもしれないので
しばらく生かして本当に投資すると言います。

変な投資ばかりして会社が潰れないか心配です。



 渡が人間関係で悩みながら風呂に入っていると
家にあるバイオリンに急にヒビが入って壊れてしまいます。
自分の所為ではないと言っているタツロットを見て
渡は自分が落ち込んでいる所為だと言います。

怪人が出た時に勝手に鳴るバイオリンですので
普通は超強い怪人が出たとか考えそうな物です。


そして太牙の方は深央ちゃんとデートをし
会えば会うほど好きになるとアピールしています。
しかし深央ちゃんは渡に選んでもらった指輪を装備していたり、
すぐに席を外して逃げるように帰ったりしています。

そして深央ちゃんは神父風の人物を呼び出したようで
クイーンを辞めたいと申し出ます。

ところで神父風の人物の連絡先とか聞いてあったのでしょうか。
神父風の人物は辞める事に反対し、先代のクイーンに一度会うと良いと言います。

上手い辞め方のアドバイスもらっちゃったら
どうするのでしょうか。



 先程の博士は檻の中のアブ怪人に向かって
モルモットを捕まえてくるよう指示。
怪人には何か埋め込まれているようで、
博士はリモコンを見せびらかせて脅しています。

逆に言うとリモコンが無ければ怪人は従ってくれそうに無いので、
電池を取り替える時とか凄いスピードを要求されそうです。

アブ怪人は地下道に行き、
ターゲットの前に姿を現し
「ごめんなさい、あなたの力を頂きます。」と発言。
ターゲットは怒って、顎をカラフルにしてアブ怪人に向かって行きますが
アブ怪人は怪人態になり、ターゲットの腹を一発殴ってのしてしまいます。

そして当初ごめんなさいとか言ってて低姿勢だったアブ怪人ですが
相手を倒すとフフフと笑ってたりで、ちょっと性格がつかめない感じです。


研究所ではアブ怪人とターゲットが近くの台に寝かされており
博士が「これより個体能力移植実験を開始する。」と言って装置を作動させます。
実験を手伝う人とか他にいないのですが、ちゃんと宣言してから機械を動かします。

装置が作動すると、ターゲットから人魂みたいなのがワラワラ出て
隣のアブ怪人の方に流れ込んでいきます。

そしてアブ怪人の方は博士に拠ればパワーアップするようですが
ターゲットの方は砕けてしまいました。

これつなぎ方を間違えると生き残る方が変わっちゃうので
失敗すると痛いです。
フェイルセーフとかフールプルーフとか
そっち方面でも研究を進めないとまずいです。



 太牙は神父風の人物を呼び
深央ちゃんに好きな人が居るのではないかと質問。
そんな事で呼ぶなって気もしますが
神父風の人物は気にしないように言い
太牙は闇のキバの正当な後継者だと念を押します。

そして紛い物のキバにはいずれ消えてもらうと言っています。

恋愛として他に好きな人がいる事と
キングやキバのクイーンと結婚するルールの話は関係ないので
神父風の人物の話では太牙の心配が全然解消しないです。



 嶋ちゃんさんは博士をバーに呼び出して
個体能力移植研究を
危険なのでやめる様言っていました。

博士は頭のおかしい実験をしているだけあって
青空の会に居た事があるみたいです。

しかし博士は怪人を使って怪人を倒すつもりらしく
イクサはオモチャに過ぎないと笑い
どちらが上か試して見るかと言います。

この博士、怪人のみならず
名護さんや恵ちゃんあたりにも命を狙われそうです。



 今回は過去で音也とクイーンが楽しくバイオリン作りしているのを見て
ゆりちゃんが落ち込んでいると
渡も何かしら落ち込んでしまうようです。

渡はバイオリンが壊れたのを自分の所為だと思って
どこかのブランコに座って落ち込んでいます。

そこに神父風の人物がやって来て
何故キバを持っているのか、父母は誰かと聞いてきます。

人間とくっついた怪人とかイチイチ把握している割に
渡の両親はノーマークです。
渡は一体どなたのお子様なのでしょうか。

神父風の人物は無回答の渡をビンタしたり
木にぶつけたりして尋問。
そして転がっている渡を踏みつけながら
アゲハ怪人に変身します。

ところで、神父風の人物の怪人態の情報が
公式サイトで開示されましたが
真名が「禁欲家と左足だけの靴下」なのだそうです。

「靴下」が足フ●チっぽくて納得ですが
そうなると「禁欲家」をどう解釈するのか難しい所です。


そこに突然名護さんが現れ、イクサナックルから風みたいなのを打ち出してアゲハ怪人を転がし
イクサに変身します。

ところで名護さん、
渡が母親の事をゲロってから
助けに入った方が良くありませんか。

そこに今度はアブ怪人が登場。
ターゲットはアゲハ怪人でなくイクサみたいです。

博士が嶋ちゃんさんに会った所為で
イクサと怪人の力比べをしたくなったのでしょう。

「ごめんなさい、あなたの命頂きます。」
「その命、神に返しなさい。」

と、お互い決め台詞を言って戦闘開始。
ライジングイクサはすぐに敵にイクサライザーを取られ、それで攻撃されています。

ちなみにアゲハ怪人は渡を放置して
2人の戦闘を観察。
ライジングイクサを蹴りまくっているアブ怪人を見て
妙だと気にしています。

無視されていたお陰で渡は復活し、キバットを呼んで変身。
アゲハ怪人は黄色い粉を吹き出してキバを苦しめますが
エンペラーフォームのキバが相手になると
やや力負けするようです。

そしてライジングイクサはアブ怪人相手にかなりやられており
アブ怪人は武器をイクサライザーからイクサカリバーに変え、刺しに行きそうな雰囲気です。
イクサ武器落としすぎです。

キバエンペラーフォームはそれに気付き、
手近のアゲハ怪人をアブ怪人に投げつけて邪魔をします。

キバエンペラーフォームがタツロットを作動させているのに気付いたアゲハ怪人は
その場から消えて必殺のキックを回避。

タツロットが何とかフィーバーとか無駄に叫びますから
技とか警戒されやすいのかも知れません。

ついでにアブ怪人も逃げたようで
キバエンペラーフォームはライジングイクサを助け起こして、肩を貸して帰ります。
キバは変身解除したら仮にイクサが変身解除してても重くて持って帰れないので
イクサが元気になるか、家に着くまで変身しっぱなし決定です。


アブ怪人はキバ達との戦闘からは離脱しましたが
太牙の待ち伏せに遭いました。

太牙はアブ怪人が他の怪人を誘拐していると知っており
何を考えていると質問。

自分の投資先をもう少しよく調べたら分ると思います。
それにしても太牙の周辺は色々落とし穴があって大変です。

太牙はサガに変身し、アブ怪人を攻撃しますが
アブ怪人はこちらも何とか逃げるのに成功したようです。
逃げるのが上手い怪人の能力を移植済みなのでしょうか。
その怪人をどう捕まえるのかと言う気もしますが。



 一方深央ちゃんは廃墟とか洞窟とかみたいな場所で、先代のクイーンに面会。
深央ちゃんはクイーンを探したそうです。
神父風の人物から恐らく場所は聞いたのでしょうが
道が分りにくかったのでしょう。

先代のクイーンは過去とは違い
ダルそうな感じで顔色が悪く、眼帯もしていました。

深央ちゃん、何か栄養のありそうなお土産とか持参すれば良かったです。



個体の能力の移植技術が実用化された場合、人類の進化とか倫理的にNGとされるでしょうが
美味しい食肉とかの方面で使われまくる気がしながら
次回に続きます。