仮面ライダーキバ 第33話感想




 過去では力が怪人態になりクイーンと戦いましたが
真珠のツブツブをぶつけられて退散。
クイーンは力を追い払うと人間態になり、
びっくりしている音也に対し「どうかした?何か問題でも?」と声を掛けます。

音也が力の心配とか一つもしてやらないのが
何か問題な気もします。



 現代ではヘラジカ怪人が
角っぽい部分からビームを撃ってきています。
キバエンペラーフォームはそれを避けますが、
ビームは近くのスタジアムにぶつかり、建物の外壁が剥がれて
見学に来ていた謎のライダーめがけて落下。

変身して見学してて正解な感じです。


ヘラジカ怪人を追いかけていくキバを見ながら
謎のライダーは変身を解除。
その正体は太牙なようです。

謎のライダーのベルトのバックル部分はキバットの様に意思があるらしく
浮きながら太牙に何か言っていますが
太牙はまだ早いと言って却下しているようです。

バックルが何を言っているか聞き取れないと思ったら
公式サイトに拠ると「古代ファンガイア語」を話しているのだそうです。
太牙も現代日本語でなく古代ファンガイア語で答えてあげた方が良いです。



 ヘラジカ怪人を見失い、追いかけるのを諦めてキバが変身解除したところで
深央ちゃんが向こうから歩いてきました。

深央ちゃんの元気のない様子に気付いた渡は
どうしたのかと声を掛けます。

その辺に怪人が居るかもしれませんが立ち話スタートです。

深央ちゃんは何をやっても失敗ばかりしてしまうと悩みを告白し
渡に頼ってきます。

渡は深央ちゃんの為に強くなると宣言しますが
声が小さい上に目が泳いでいる感じで少々不安です。



 音也はクイーンが怪人だと知ってもその後ろを付いて行き
自分の才能を理解できる奴が怪人だったのは皮肉だと言い
周りが化け物ばかりだとボヤきます。

確かに音也の周辺は人間の方が少ない勢いです。
クイーンは人間も化け物だと言い、
自分を倒すか、演奏のコピーが何故出来たかの答えが聞きたいかと尋ねてきます。
音也はクイーンとは戦わないとし、答えを聞きたがります。

音也は夏休みの宿題を一度も出した事がないそうです。
親は手伝ってくれませんでしたか。

クイーンは音也が実力を出しきれるバイオリンを持っていないからだと言います。
音也は前にカエル怪人にも同じような事を指摘されたのを思い出します。
そして自分に相応しいバイオリンを買うと何億円になるか分らないと言います。

そのカエル怪人の時に20億に吊り上げたバイオリンを放棄してましたが
あれ売って別の買えば良かったと言う事でしょうか。
捕まりそうですが。


クイーンは音也がバイオリンを作れば良いとし、
300年前にストラディバリの弟子だったので
作り方を音也に教えると申し出ます。

クイーンがバイオリンを作ればもっと話が早い気がします。
あと、ストラディバリとやらはビバルディもそうですが昔の人なのに
見た目東洋人の女性を弟子にするとか
ちょっとチャレンジャーすぎです。

それともクイーンは当時は白人のオッサンか何かの姿に変身していたのでしょうか。


キャッスルドランに戻ったクイーンは
ヘラジカ怪人から、クイーンともあろう者が人間に興味を持って良いのかと注意されています。

それは300年前に弟子入りしまくっている頃に指摘して欲しいかったです。



 現代では太牙の前で
亀怪人が水をエネルギーに換える発明について
プレゼンテーションしています。

水をエネルギーに換える際に
得られるエネルギーより多くのエネルギーを使わないか心配ですが
太牙は人類を進化させる発明と認定しました。

亀怪人が帰るのと入れ替わりに渡が登場。
何故か遊びに来たっぽいです。
太牙はこれから婚約者と食事だから一緒にどうかと誘ってきます。

渡は邪魔をしてはいけないと遠慮をしますが
太牙に強く勧められて同席をする事に。
太牙は渡にも好きな子を紹介して欲しいとか普通に言っています。

しかし普通ですとカップルとご一緒すると
のろけ話とか聞かされて忍耐勝負になりますので
出来れば同席は避けたい感じです。


そして当然ですが婚約者として現れたのは深央ちゃんでした。

渡はアドリブで初対面を装い、深央ちゃんもそれに合わせます。
意外と世渡り上手です。



 渡は家に戻り、風呂に入りながら
深央ちゃんが太牙の婚約者だった事で落ち込んでいました。

そこに名護さんが唐突に登場。
渡が驚いている所を見ると、かなり勝手に入ってきたみたいです。
戸締りをしなかったのか、静香ちゃんが通したのか気になるところです。

名護さんは渡の師匠だから一心同体だとして
嬉しそうに風呂に浸かって来ます。

そして名護さんは渡に母親について質問しだします。
クイーンにプレゼントしたボタンを渡が持っていた事を気にしているようです。

あと、もしかして名護さん、クイーンに未練ありますか。
最終回には名護さんが渡の新しいお父さんになったりしますか。
渡が最初に名護さんを見て父さんとか言ったのが
伏線になってたりとかしますか。

名護さんの質問については
キバットとタツロットが名護さんに挨拶するかどうか揉めて
喧嘩しながら乱入してきてウヤムヤになってしまいました。

あと、キバットを見て「何だお前は」で済ませている名護さんが
適応力高すぎです。


そして今度は深央ちゃんが尋ねてきたようです。
こちらはちゃんと呼び鈴を鳴らして普通に来ています。

渡は風呂から出て深央ちゃんに会います。
事情を知らない静香ちゃんは普通にお茶を出しながら
これからデートかとか楽しそうに聞いていますが
2人が無言で深刻なムードを醸したため
洗い物があると言って退散。


深央ちゃんは渡に婚約者は周囲が決めた事で
渡の方が好きだと説明しますが
渡は深央ちゃんが気を使っているだけだと思って信じません。

そして隠れて話を聞いていた静香ちゃんが
深央ちゃんを二股女となじり、家から追い出そうとします。
渡は深央ちゃんを引きとめようとしますが
名護さんがやっと風呂から上がったらしく、タオル一丁巻いた格好で
渡に女の尻を追いかけるなと注意。

「君はキバなんだ、もっと自覚を持ちなさい。」と名護さん。
イクサだったらどんな脱線もOKなのでずるいです。


深央ちゃんは帰りがけにヘラジカ怪人にエンカウント。
ヘラジカ怪人は深央ちゃんが失敗しがちで心が弱いとし、
先代のクイーンが辿った悲劇的な運命とやらを引き合いに出し
太牙を不幸にするからと言って深央ちゃんの抹殺にかかります。

すると深央ちゃんの後ろの方から太牙が登場し、
顎をカラフルにしながらエネルギーを放出し
ヘラジカ怪人を叱ります。
あと、太牙の背後では地面から蛇さんが沢山顔を出したりしてますが
今は亡き東京コミックショーに弟子入りでもしていたのでしょうか。



 過去では音也が家でクイーンからバイオリン作りを習っています。
クイーンが音也に無駄に密着して教えている様子を見て
ゆりちゃんは外に出て泣き始めてしまいます。

そう言えばゆりちゃんは
音也以外は怪人ばかりが何故か惚れて来てたのですから
音也に振られたら怪人と結婚するしかなくなるとかの心配がありそうです。


現代ではマル・ダムールで恵ちゃんが泣いていましたが
体脂肪が増えたという理由で、しかもやけ食いを始めています。
この前まで親子のシンクロ具合が強調されていましたが
此処へ来て分岐が始まっています。

店の隅のテーブルでは渡がドンヨリしながら着席。
そこに太牙が現れ、何だか元気が無いようだと渡の心配をしだします。
更に名護さんまで顔を出し、惚れた女に他の男が居たらしいと解説。

それを聞いた太牙は、他の男が自分だと知らずに
渡に諦めないよう励ましたり
相手の男と話を付けると言い出したりします。

他人の惚れたハレタに首突っ込むとか
社長として暇すぎです。


そして深央ちゃんと会っている太牙は
深央ちゃんが沈んでいるのに気付きます。
裏切り者の始末が嫌なのかとして
頑張るよう言っています。

そして深央ちゃんのターゲットの亀怪人を見た太牙は
自分のターゲットでも有ると発言。

とりあえず深央ちゃんが亀怪人の方に向かい攻撃。
しかし亀怪人から何故人間を愛してはいけないのかと問われて攻撃中止。

太牙が後は自分に任せるよう言い
ヘラジカ怪人が亀怪人を抹殺しに登場。

キングも仕事を部下に任せている所を見せて
深央ちゃんを安心させる作戦だと好意的に見てみます。


渡の家のバイオリンが怪人の出現に反応し、
キバットが渡を引っ張り出して出動させます。
渡はキバに変身し、ヘラジカ怪人を攻撃。

近くに亀怪人が転がっていますが、とりあえず無視しています。
その隙に亀怪人は逃走。

ヘラジカ怪人の角ビームを食らったキバは
爆発に紛れてエンペラーフォームになり、ドッガハンマーを引きずって敵に向かいます。
そして相手をハンマーでボコボコに殴り
ハンマーから出た光を打って相手にぶつけて
固まった所をまたハンマーで叩いて粉砕。

過去から関係有りそうな怪人でしたが
巨大化もせず普通に倒されてしまいました。

ヘラジカ怪人が居なくなったら
太牙は仕事を振る相手が居ないのか
自ら亀怪人の前に出ます。


「ファンガイアとしての誇りを失いし者。王の判決を言い渡す。死だ。」
と、手袋を外して手の紋章を見せびらかす太牙。

ところで判決は死以外にも執行猶予とか罰金とか色々あるのでしょうか。
全部死だったらイチイチ判決言う必要は無さそうです。

太牙はバックルのサガークを呼び出してサガに変身。

ジャコーダーという細い棒みたいな光を出している武器から
赤い稲妻みたいな光を上空に放ち、
蝙蝠のような紋章を浮かせて
ジャコーダーの棒をヒモの様に伸ばして亀怪人に突き刺して
自分はジャンプして上空の模様にジャコーダーのヒモを通し、
着地してからヒモを引き上げ怪人を浮かし、
手元のヒモを弾いてそのショックで亀怪人を爆発させます。

ちょっと前の襟立の何じゃこりゃーに続いて
何か懐かしいネタを仕込まれてしまった感じです。

この分ですと、懐かしい昼ドラのネタとか既に仕込まれているかも知れません。
多分出されても気付かないと思いますが。


渡は家の風呂場を狭く改築すべきな気がしながら
次回に続きます。