仮面ライダーキバ 第29話感想




 恵ちゃんが公園を走っていると、同じく走っている渡を発見。
渡は強い男になる為に鍛えているそうです。
守りたい人が居ると発言する渡に
恵ちゃんは深央ちゃんの事かと聞くと
渡は頬を不自然に赤く光らせてニヤけます。

渡の発光現象を
石油に代わるエネルギーとして利用できないでしょうか。


そんな中、渡の携帯に深央ちゃんから連絡が入ります。
恵ちゃんはそれをすかさず取り上げ、
渡が会いたがっていると深央ちゃんに教えます。

ちなみに渡は恵ちゃんから携帯を取り返そうとしますが
体力に差があるようで全然取れない感じです。


結局深央ちゃんと会う約束を取り付けたようで
マル・ダムールのテーブルに向かい合わせで座っている渡と深央ちゃん。
深央ちゃんは渡に色々と謝りたかったといいますが
会えなくなると言った理由は話せないでいます。


そこに静香ちゃんが登場し、芝居がかった口調で渡と深央ちゃんとの交際を認める発言。
渡、静香ちゃんに対し情報が色々漏れすぎです。

ちなみに静香ちゃんは
深央ちゃんと渡が付き合うのを
良く思っていないようです。


渡が家に戻り、風呂に入っている時に
深央ちゃんから渡の携帯に電話が入りますが
静香ちゃんが電話に出てしまい
用件を伝えると言っています。

深央ちゃんは映画の券が2枚あるので
渡を誘おうと思ったと普通に話しますが
静香ちゃんは伝えておくと言いながら高笑いしており、
かなり怪しい感じです。

深央ちゃんは渡と会うのを楽しみにしているようですが
そこに神父風の人物が現れ、
深央ちゃんがキングと結ばれる宿命だと釘をさします。

しかし映画の券や、デート用に買ってきたっぽい新品の靴とか没収しないあたり
まだ多少遊んでて大丈夫そうです。



 一般の占い小屋みたいなところに現れるウエスタン的な男性。
男性は一般の占い師に対して未来が見通せるのかと質問。
占い師がそれを肯定すると牙の映像を出して殺害してしまいました。

殺してから「外れか。」と言って立ち去る男性。

どうやらウエスタン的な男性は怪人のようですが
怪しい系の占い師の言う事を真に受けるあたり
嘘を見破る事が出来ないタイプのようです。



 どこかのレストランを貸しきりにしている嶋ちゃんさんと名護さん。
名護さんは渡がボタンを持っていた事を気にしており、
(まさか、いやそんな筈は)と思っているようです。

そこに恵ちゃんも登場。
恵ちゃんは嬉しそうに
高級レストランで会議をする理由を嶋ちゃんさんに聞いています。

特別な人を招いているので失礼の無いようにと話す嶋ちゃんさん。

その特別な人とは恵ちゃんの弟さんでした。
ちなみに弟さんは羽織とか扇子とか装備しており、
落語とか上手そうな見てくれです。

その弟さんですが、青空の会に多額の寄付をしたのだそうです。

寄付金が早速無駄遣いされている感じですが
弟さんは特に怒っている様子も無く
使い道には興味が無さそうです。


弟さんは恵ちゃんに
食事が終わったら一緒に実家に帰ろうと言います。
恵ちゃんは3年だけの自由期間を貰って実家を出たらしく、
その後は実家の呉服屋を継ぐ約束らしいです。

ゆりちゃんと恵ちゃんは苗字が同じなので
お父さんは呉服屋に婿養子に入ったという事でしょうか。
ゆりちゃんの母親の世代から
呉服屋をやっている感じがしないのですが。

「何となく事情は分かった。実家へ帰りなさいメグミン。」
と名護さんは弟さんの真似をして恵ちゃんを愛称で呼び
無駄に怒りを買っています。

恵ちゃんはまだ母親の志を継いでいないとして帰るのを拒否し
怒ったまま退席。
もしかして残された野郎3人で優雅にランチでしょうか。
全員マイペース型っぽいので、噛み合わない会話が続きそうです。



 過去ではゆりちゃんが音也の家の掃除をしていました。
音也は手伝うどころかポテチの袋を豪快に開け損ねたりしています。
心が綺麗だから部屋の掃除はしないと言いつつ
掃除機を持つ音也。

しかしスイッチを入れておらず、掃除をする気があるのかは不明です。
ゆりちゃんは音也をはたきで叩いたりしますが
急におとなしくなってこんなに幸せでいいのかとか言い出します。

三ヶ月もすれば、同じ状況から普通に喧嘩に発展するようになると思います。

人は幸せでいるのが自然な状態だと言いながら
またポテチの袋を開けている音也。

何袋買ってあるのですか。

ゆりちゃんはライオン怪人を倒していないのを気にしているようです。

そのライオン怪人ですが、次のお題を探してうろついていました。
車道の真ん中を歩くライオン怪人に、真ん中を歩かないよう注意する男性が出現。
ライオン怪人は男性がサングラスをかけていた事から、次はサングラスをかけた人を狙うことにします。

すると次狼が良いタイミングでサングラスをした状態で登場し
ライオン怪人と戦おうとします。
ライオン怪人はお題の条件に合った相手が現れて嬉しそうに応戦。
というか、前に次狼と音也イクサの2人がかりで
全然倒せなかった相手ですから
次狼は負けてサングラスを狩られてしまいました。

次狼は何故かトドメとか刺されなかったようで
公園でカキ氷の屋台を開いている力とラモンに会いに行きます。
2人にライオン怪人を倒すためとして助力を求める次狼。

「なるほど、そう言う事か。
 久し振りに子犬ちゃんから連絡が来たから
 『散歩にでも連れて行ってくれ』なんて…。」と近くで笑っている音也。

次狼は音也の家の電話番号とか知っているのでしょうか。
ていうか音也は殺されかけたりしている割にフレンドリーです。
次狼に手を貸すのかと聞かれ、
そこの凸と凹は使い物になるのかと質問する音也。

しかし力とラモンは怪人態になり戦力をアピール。
音也は皆が怪人だと知って驚き、
化け物の事は化け物同士で解決しろと言って逃げようとしますが
ゆりちゃんの為だと次狼に言われてしまい、ゆりちゃんに内緒にするという条件で作戦に参加します。

ところで、力とラモンの変身を見て驚いた時に落とした
カキ氷の容器とかスプーンとか、
ちゃんと拾ってください。



 現代では渡が入院した襟立の見舞いに行っていました。

襟立は負傷した際に
刑事ドラマの真似をする余裕を見せていましたが、
渡が運んできてくれたギターを弾けない状態みたいです。

しかし大部屋で演奏されても他の患者に迷惑ですから
丁度良いです。


恵ちゃんが食堂で食事をしていると、
また弟さんがやってきて恵ちゃんを実家に帰そうとします。

ちなみに弟さんが青空の会に寄付したお金は
宝くじに当たった物だそうです。
その寄付の代わりに恵ちゃんを引き取ると嶋ちゃんさんと約束したそうです。


恵ちゃんはマル・ダムールへ行き嶋ちゃんさんに抗議しますが
嶋ちゃんさんは恵ちゃんを辞めさせず、寄付金だけ貰ってうやむやにすると言っています。

お金は返さないと詐欺になりそうな気がします。

しかし嶋ちゃんさんは
恵ちゃんがライオン怪人を倒しに行くのは
止めた方が良いと言います。

それだと恵ちゃんは青空の会にいる動機が減る気がしますが
良いのでしょうか。
青空の会の戦力不足がますます加速します。


現代でも新しいタイムプレイの始まりだとか言って
柄の悪そうなサングラスの男性に向かっているライオン怪人ですが
「これは昔やった事がある。」と言って中止。

お題の重複は駄目みたいです。
そう言えば昔宝くじに当たった人を襲っていましたが
恵ちゃんの弟さんなんかが
むしろ安全圏に入っているようです。

「虚しい。もはやすべきゲームが見当たらない。」
と言いながらプラプラ歩くライオン怪人。
ちなみに右肩が青黒くなっています。

ライオン怪人は
公園のベンチらしき場所で、
子供に絵本を読み聞かせている母親を見かけます。

絵本の内容を聞いて、良い事をすれば天国へ行けると知ったライオン怪人は
天国が楽しい場所であろうと考え、良い事をしようと企みます。


ちなみにその公園では深央ちゃんがおニューの靴を履いて渡を待っています。
深央ちゃんは近くまで来ている渡に気付きますが、
渡は何故か静香ちゃんと一緒で深央ちゃんに気付いていなく、
しかも静香ちゃんに言われて飲み物を買いに行かされています。

深央ちゃんは静香ちゃんの所に行き、渡の状況を聞くと
静香ちゃんは渡が自分のフィアンセだと発言。
「隠していたわけじゃないんだけど、ごめんなさい。」と笑いながらその場を立ち去る静香ちゃん。

その場から動いて渡が追いつけなかったらどうするのでしょうか。

静香ちゃん、深央ちゃんに不信感を持っている訳ですが
渡と離すのに体を張り過ぎです。
まだ子供な所為か、恨まれて刺されるとかの発想は無いようです。



 占い師を襲っていたウエスタン的な男性ですが
路上で手品のパフォーマンスをしている人に向かって
「無から有を生み出すその力、本物か?」とか言いながら
顎をカラフルにしていました。

非常識は服装だけにして欲しい物です。

怪人が暴れた為に渡の家のバイオリンが反応しキバット出動。
渡も静香ちゃんに荷物を預けて現場に向かいます。

渡は走って行ってますが、変身してないのでスピードがイマイチらしく
手品師が死亡してからの到着です。

渡は怪人の前に来てからキバに変身。
ウエスタン的な男性もイボイノシシ怪人の姿になり応戦します。

イボイノシシ怪人は突進しての攻撃を繰り返し、キバはそれにいちいち
ぶつかってしまいひっくり返っています。
敵は強く、本人の予定ではチェックメイトフォーのキングになるらしいです。

まだなってもいない役職とかで自慢されても困りますが
キバ達は危機感を覚え
タツロットを呼んでエンペラーフォームになります。

エンペラーフォームを持ってしても、
殴り合っている感じとか
どうも互角ぐらいな様子です。

必殺技を出すか
タツロットのウザい喋りで敵を攻撃するとかしないと
戦況に変化が出なさそうです。



 過去では音也が次狼に作戦を聞いている所でライオン怪人に遭遇。
4人がかりで戦うつもりが2人の所で遭ってしまい、音也達は撤退します。

しかし敵に追いかけられ戦闘状態に。
次狼は変身する前に遠くへ殴り飛ばされてしまい
音也がイクサに変身。

音也イクサはライオン怪人と戦いますが、予定通りボコボコにされています。
そこにゆりちゃんが登場し、ライオン怪人に戦いを挑みます。
前にイクサシステムを手にしても
ライオン怪人に怖気づいて逃げたりしていましたが
今回はコンディションが良いのか普通に戦います。



 恵ちゃんが普通に道を歩いていると、車道に座り込んで落書きをしているガキンチョどもを発見。
ガキンチョどもに恵ちゃんが危ないと注意しているところで、近くをライオン怪人が通りかかったりしています。

更に近くに止めてあったトラックがサイドブレーキが壊れたかして
ガキンチョどもに向かって滑り落ちて行きます。
恵ちゃんはガキンチョどもに危険を知らせますが、ゆとりの弊害で動きません。

そこにライオン怪人が戻りトラックを押し止めます。

恵ちゃんはライオン怪人に戦いを挑みます。
一応場所は変えているようで、ガキンチョどもも普通に帰したのでしょう。

ライオン怪人は恵ちゃんの攻撃を食らっても平気そうで、
自分がチェックメイトフォーのルークなので
そんな攻撃は通用しないと言います。

それを聞いて相手が母親の敵だと気付く恵ちゃん。

懸命に銃みたいな武器で相手を撃ちますが、
組み付かれてしまい銃も落とし、
壁に叩きつけられそうになってしまいます。
しかし壁を蹴って激突を防いだ上に
敵ごと後ろに倒れこみ、相手の拘束から脱して
ナイフのような武器を取り出し再度攻撃。


過去でもゆりちゃんがナイフのような武器でライオン怪人に斬りつけています。
ゆりちゃんは敵に反撃され、崖を転がり落ちてピンチ。
恵ちゃんも同様に反撃されていますが、こちらは怪人に地面を引きずられていてピンチ。
恵ちゃんに対する攻撃の方がひと手間かかっている感じです。

過去の戦い方と比べて改良が見られます。
これも良い事っちゃ良い事でしょうか。


映画の券を買う余裕があるあたり
深央ちゃんが今何のバイトをしているのか
気になりながら次回に続きます。