仮面ライダーキバ 第23話感想




 マル・ダムール店内にお盆を持って戻ってくるマスターを
ゆりちゃんと次狼が凄い剣幕で捕まえ席に着かせ、
小さいくすだまを割って誕生日のお祝いをします。

マスターは34間で誕生日を祝ってもらったの初めてだそうです。
何か縁起の悪い生まれ方でもしたのですか。

次狼は当時は珍しい2人前ぐらいの丸いケーキをマスターに差し出し
消せーと叫んで蝋燭の火を吹き消させます。

そしてゆりちゃんからは外国人だけが喜びそうな柄のTシャツが贈られ
次狼からはおニャン子のLPが贈られます。

LPは持っている危険が高いと思ったら
何とサイン入りで
マスターは感激のあまり涙を流して次狼に抱きつきます。

場所的に店の窓際ですが、外から見えていない事を祈ります。


店には音也も居り、もうすぐ自分の誕生日なので祝うように言い出しました。
将来は祝日となるだろうとか妄言を言う音也に
ゆりちゃんはハイハイと流しながらも
自分以外でと釘を刺しながらお祝いのリクエストを聞いてやっています。

次狼は音也の襟首を掴み上げ、プレゼントなら俺がやろうといいながら
「痛いものか」と音也の額をぐりぐりし
「糸こんにゃくか」と音也の口に予め用意していた糸こんにゃくを押し入れ
「マスターか」と音也をマスターの顔のまん前に移動させます。

音也はマスターの顔に口の糸こんにゃくを落とし、
一番の被害者がマスターになっています。

次狼は音也にどれがいいかと聞いていますが
全部渡し済みな気がします。


ゆりちゃんは音也のネクタイを掴みながら
いつもオムライスをオーダーしている事を指摘し、好物である事を確認しています。

糸こんにゃくまみれのマスターが放置気味なのですが
大丈夫でしょうか。



 現代のマル・ダムールでは恵ちゃんが渡に深央ちゃんとの進展を尋ねていました。
マスターまでテーブル席に座って話を聞きに行っています。
恵ちゃん達に深央ちゃんとお似合いだと言われて頬が合成赤くなっている渡。
渡は笑いながらも自分の事は良いとして、恵さんに彼氏がいないんでしょうと質問します。

最近保護者が居ないので渡が暴走気味です。
恵ちゃんは渡が決め付ける発言をしたのを失礼だとして落ち込みます。

「どんな人がタイプなんですか。」
と恋バナトークをつなげる渡。

「頭が良くて運動神経抜群で顔もスタイルも超いけてて信念持って生きている完璧な男。」
と恵さんが条件を挙げると
「名護さんじゃないですか。」と指摘する渡。

「馬鹿言わないでよ!」と否定している恵さん。
好きなタイプの条件に精神の正常さを入れると良いと思います。



 ブルーシートとか駆使して作っていた力とラモンの店は
許可無しにこの場で営業していたら条例違反だったそうで強制退去させられていました。
マッサージ師の許可とかで引っかかったのではないみたいです。

その場に来ていた次狼は2人に世話になったからと
付いてくるように言います。


音也がマル・ダムールに来ると
ウエイトレス(?)がゆりちゃんから力とラモンの2人に変わっていました。
尚、力の着ているエプロンは
ゆりちゃんに着てもらいたい感じの物です。

音也は2人に商売変えかと質問。
マスターは2人が今日からバイトしてもらう事になったと教えてくれます。
しかし力とかお絞りで顔や脇の下を拭いてたりで
色々教える事が多そうです。

そんな中、音也が異臭に気付きます。
するとウエイトレスの業務から解放されていたゆりちゃんが
カウンター内で何か作っていました。
音也に見るなと言うゆりちゃんですが
音也は手伝うと言ってカウンターの中に入っていきます。


そして店の中に入ってくる一般の女性。
女性は「お待たせ伸二、待った?」と先に座っていた男性に話しかけます。
伸二と呼ばれた男性は「涼子」と相手の女性に声を掛けますが
そのまま俯いています。
女性は男性が別れ話をスタンバっていると気付き、
男性に運ばれてきたコーヒーに砂糖だけ入れて帰っていきます。

男性、このままコーヒー飲んで帰るのでしょうか。
周囲は気にしていないと思いますが、本人的には落ち着かなさそうな状況です。



 恵ちゃんがモデルの仕事に行くと
一緒に仕事をする筈のモデルが体調不良で来れなくなっていました。
カメラマンみたいな人が場を仕切っている感じで、恵ちゃんに誰か良い子は知らないかと聞いてきます。

休んだモデルのマネージャーみたいな人は来ているのですが
その人に穴埋め人員の手配を頼みません。
事務所ごと切り捨てるのでしょうか。
厳しい世界です。

撮影地が近場だったのか、マル・ダムールに戻り深央ちゃんを呼び出しモデルに誘う恵ちゃん。
渡経由で呼び出したのか、深央ちゃんの横には渡も座っており
しかも深央ちゃんの説得に渡も利用している感じです。

それにしても、モデルの仕事を気軽に頼まれてしまうあたり
深央ちゃんは焼肉屋のバイトを本当に首になっていると言う事ですか。
辞める間際に色々買い物しまくりでしたので
渡を使わなくても仕事を請けたかも知れません。



 過去のマル・ダムールで別れ話をしていた男性がアパートに戻ると
女性が中に居て食事の支度をしていました。
さっき別れたはずじゃと尋ねる男性ですが
女性は男性が自分の事を愛しているから別れていないと言います。

別れた筈とか言いながら合鍵の回収&シリンダー交換をしない男性が
抜けているとしか言いようがありません。

男性の方も本心から別れたい訳ではないようですが
何か事情がある様子で、
女性の方も帰る事にします。

女性は踏み切りで電車の通過を待っていると、
開かずの踏み切りだったらしく、
男性が色々考えた挙句後から家を出て追いついてきます。

交通が不便ですので踏み切りを高架などに変えて欲しいものです。

女性が男性に出会った時のやり取りを振ると
男性はそれに乗り、
女性にずっと一緒に居てくれないかと
早速別れ話をキャンセルしています。

そこを人間とくっつく怪人を倒しまくっていたクイーンが通り、男性の方を見ていたりします。
ヨリを戻すタイミングが絶妙に悪かった感じがします。


それにしても、クイーンは人間と付き合う怪人の情報とか
どうやって得ているのでしょうか。

クモ怪人とか蛾怪人とかも人間が好きみたいでしたので
そう言う趣味の人多くて大変そうです。



 過去の閉店後のマル・ダムールではゆりちゃんが黄色くて赤くて茶色い物が乗った皿を並べ
また失敗だと嘆いています。
カウンターの下ではラモンが吐きそうになっていました。

掃除中らしき力が皿を覗き込み、一番色の濃い物体をつまみ食いします。
ゆりちゃんは力に「駄目食べちゃ!」と危険を知らせますが
力は美味いと言って、ゆりちゃんに熱い視線を送り始めました。

ゆりちゃんは普通の人と縁がなさすぎです。


一方、今回やたら出てくる別れ話アベックですが
男性が木の苗を植えながら
「このねむの木に約束する、俺達はずっと一緒だ。」とか女性に言っています。
(逃げ切ってみせる、必ず)とか思っている男性。
それはともかく、木じゃなくて彼女に約束したらどうなんでしょう。


力はラモンに女性に対する口説き文句を教わっています。
屋外なのでやりとりは周囲に筒抜けです。

そこに音也が拡声器を持ってやって来て
何をしているのか質問します。

何故拡声器を持ち歩いているのか謎ですが
音也も力に告白の台詞を伝授するそうです。

力は合コンでカップル成立と思われていたのに
今更告白とかおかしいと思われないのでしょうか。
別れるの早いと思われているかも知れませんが。



 踏み切りを渡っている別れ話アベック。
その後ろをクイーンがフードを被った状態で尾行しています。
そのクイーンを音也が背後から肩を叩いて「やっと見つけた」と呼び止めます。

最初にゆりちゃんと見間違えた相手ですが
今回はフードを被った状態のを後ろから見つけました。

音也が進化しています。

「あなたは」
「やはり覚えていたか、まあ当然だ何たって俺達は運命で結ばれているからな。」
とべらべら喋っている音也。

クイーンは音也を振り払ってターゲットの方に向かおうとしますが
既に視界から消えていました。

そして音也がふざけている間にクイーンも姿を消してしまい、
代わりにゆりちゃんが待ち構えていて音也の軟派を非難しています。

ところで軟派の台詞を聞いていたゆりちゃんは耳が良いですか。

次狼も来てゆりちゃんの側に付こうとしますが
ゆりちゃんは次狼も押し返して
次狼には関係ないので黙るよう言います。

次狼は荒れているゆりちゃんを見て固まっている感じです。

ところで怪人が近くに居て、青空の会のメンバーもその辺にいたという事は
何か事件が発生しててもおかしくない状況です。
コントしていて大丈夫なのか気になります。



 恵ちゃんに連れられて撮影されている深央ちゃん。
カメラマンは深央ちゃんにもっと笑ってとか口あけてみようかとか言っています。

可愛いねーとか煽てて
モデルをその気にさせるとかしません。

モデルの手配をモデルに頼んでたりしていましたし
カメラが本職なのかどうか怪しいです。

深央ちゃんは笑えなくて困っていますが
恵ちゃんが楽しい事を思い出すようにとアドバイス。

見学に来ていた渡を見て笑い始めた深央ちゃんは
順調に撮影されて行きます。

そんな中、撮影に使うために用意された本物のジュエリーとやらが
通りすがりの何か見たような
多分昔別れ話してた男性にパクられてしまいます。

走って逃げる男性をスタッフの1人と何故か渡が追いかけていきます。
スタッフは途中で1回転するぐらいの勢いで転び、
渡が心配してスタッフに駆け寄りますが
スタッフはモンドリうちながらも渡に犯人の追跡を指示。

泥棒とか自分で捕まえようとすると
反撃を食らって危険ですので
基本的に追いかけるのはNGです。

ジュエリーは保険で取り返してください。

渡は犯人を見失いますが
代わりに熊怪人が登場し渡に襲い掛かります。

しばらく怪人の攻撃を食らう渡ですが
キバットが到着したので手を噛ませ
腹に貼って変身。

しかしキバになっても
殴られて転がされている事に変わりはありません。

そこでキバットの提案でガルルフォームを採用。
ドッガフォームで力押しでも良いような気がしますが
ガルルフォームのスピードでちょうど良い間合いを取って攻撃できるみたいです。

しかしガルルセイバーを受け止められ、途端に力負けして
反撃され転がるキバ。
その間に熊怪人は姿を消してしまいます。


熊怪人は変身を解き、別れ話男の姿になります。

別れ話男が怪人態で反撃してきた理由が
別の追っ手と間違えたとかの複雑でネタバレ的な物でしょうか。

それとも逃げ切れているのに気づかず
ウッカリやっちまったのでしょうか。


別れ話男はそのまま病院へ行き、
病室で寝ている彼女の顔の前に
盗んだジュエリーを差し出しながら綺麗だよとか言っています。

彼女にプレゼントするために泥棒しましたか。
それとも入院費用ですか。



 過去のマル・ダムールでは
音也がゆりちゃんから手作りのオムライスをご馳走になってます。
何と見た目が普通に美味しそうで、
味は音也も「まあまあ」と評価。

スタート地点が「吐き出すレベル」ですから
凄い進歩です。


そして外でバイオリンの練習をしている音也の前に
次狼が登場し、音也を邪魔だと言って
怪人態に変身し攻撃。
音也は多少反撃しますが殆ど効かず
腹を殴られたと言うか
攻撃が画面に映らなかったあたり刺されてるぐらいしてダウン。

そして次狼は音也を投げ
音也は気をつけ姿勢のまま川に落ちてしまいます。

そのままうつ伏せで川にプカプカ浮かんでいる音也。
泳げない以前に何か息とかしてない雰囲気ですが
川に落ちるのが生存フラグになる昨今の傾向を考えると
心配出来ないのが実情です。

それより女物のエプロン着た野郎の所為で
マル・ダムールの売り上げが落ちないか
心配な状態で次回に続きます。