仮面ライダーキバ 第14話感想




 音也イクサの必殺技を辛くも回避した次狼はそのまま逃走。
変身解除し、普段のやや軽い調子でイクサの力に感心する音也ですが
反動が来たようでのたうってました。

反動来るのがワンテンポ遅い気がします。



 渡と襟立はバイトを続行中。
静香ちゃんは渡の様子をオペラグラスで見ております。

渡の話を聞いて詐欺にあっていると考えている所ですので
恐らく心配して状況を探っているのでしょうが
傍から見るとストーカーです。

もっともこの世界はストーカーとか普通みたいなので
あまり問題にはならないのでしょう。

静香ちゃんの心配を他所に、2人はバイトを楽しんでいるようです。

仕事の後に渡は襟立のアパートで
価格高騰中のカップ麺をご馳走になり、ギターを聞かされたりしています。

勿論近所の住民もギターを聞かされて
クレームを入れてきました。
アパートの賃貸契約で楽器駄目とか書いてないのでしょうか。


そしてメガネの人にお金を渡しに行っている襟立。
短い間に随分随分頑張りましたねえ、と現金を扇のように広げてみている男性。

デビューの時期を気にする襟立に
根回しが必要だと離すメガネの人。
根回しよりメンバー集めの方が
先な気もします。



 マル・ダムールでは嶋ちゃんさんが名護さんに対し
「やれやれ、警察の厄介になるのはこれで最後にしてくれよな、名護君。」
と注意。

連行される名護さんを見ていた恵ちゃんが
妙に落ち着いていたのは
見慣れた光景だったからみたいです。


何も悪い事はしていないと言う名護さんに
恵ちゃんは「ハイハイ。」
嶋ちゃんさんは「分かってる分かってる。キバに負けた事がそんなにショックだったのか。」
と神経を逆撫でする言葉を鋭くチョイスして投げつけています。

名護さんに注意をする場に
恵ちゃんを呼んでおいてるあたり、
本格的に名護さんにストレス与える目的がありそうです。

「俺は負けてない、負けたのはイクサだ。」
「ハイハイ。」
「分かってる分かってる。」

と大人の対応を見せる恵ちゃんと嶋ちゃんさん。

嶋ちゃんさん的にこの辺で勘弁してやるのか、
もうすぐイクサが新しい力を獲得すると
話題を変えてきます。

恵ちゃんも初耳だったらしく、嶋ちゃんさんの話に驚いている様子です。

過去のイクサはセーブモードのみで途中で停止して負担が大きかったりしたのを
今はバーストモードありの名護さん割と元気なので
随分バージョンが上がっている感じですが
更に何が追加されるのか気になります。

キバを上回る力という事で
変な臭いの鍋をぶちまける技とか使い出すのでしょうか。



 過去では次狼が嶋ちゃんさんに
イクサシステムを盗まれた事を報告していました。
「まずいなあ、もしイクサを使ったならあの青年の命に関わる。」
と心配する嶋ちゃんさん。

次狼は音也が既にイクサを使い殴りかかってきたと話します。
その話を聞いて音也に対し憤慨するゆりちゃん。

イクサに殴りかかられた割に普通にしている次狼に対しては
特にコメントしません。

嶋ちゃんさんが次狼に失態である事を指摘しても
今度はマスターが「コーヒー好きのおニャン子ファンに悪い人はいない。」と
カードを見せながら庇いに入ります。

次狼も同じカードを見せたりしていました。
実物を見た事が無いので自信がありませんが
会員証でしょうか。


ゆりちゃんはこの件に関しても
特にコメントしません。


そして公衆電話から音也の家の留守電にメッセージを入れるゆりちゃん。
音也と連絡をとりたかったようですが、
ご本人はゆりちゃんの20メートル横ぐらいの場所に来ていました。

ところで、音也にゆりちゃんの声が聞こえていたようですが
ゆりちゃんもしかして声大きいですか。

ゆりちゃんは早速音也の上着などを探り
イクサを返すように言います。

後ろで一世風靡的に踊っている一般市民が気になって
2人のやり取りが霞んでいますが
音也はイクサの返却を拒否し、次狼の企みとか普通に説明したものの
ゆりちゃんは音也の話を信じていないという所みたいです。

ゆりちゃんはイクサの危険性を説明しようとしたところで
音也がケロッとしている事に気付きます。

嶋ちゃんさんに電話をして音也の状況を報告するゆりちゃん。
イクサを使ってもピンピンしていると言い、
もしかしたら馬鹿だからかも知れませんとコメント。

それを裏付けるかのように
音也は後ろの一般市民と同じように踊っていました。


しかし音也は反動から復帰していた訳ではなく、
公衆便所で座り込んでたりしてて
見えないところでまとめて苦しんでいるようです。

それにしても、昔の便所の床とかに座ったら
イクサシステムの反動が無くても病気状態になりそうです。


トイレの外で音也のバイオリンを持っているゆりちゃん。
出てきた音也に遅いとか言いながら
律儀に待っているのが優しいです。

そんな二人のそばをメガネの男性が通りすぎ、
野球選手を目指しているらしい一般市民と接触。

一般市民は既に男性に引っかかっているようで
お金を渡しながらいつプロになれるのかと聞いてきます。

野球好きならプロ野球選手になる方法を
知っていそうな物です。

ていうか本当に有望なら向こうからお金くれます。


メガネの男性はサイ怪人の姿になり
一般市民のエネルギーを吸ってしまいます。
そして一般市民の持っていたグローブとボールを
「アトリエ夢」と書かれた建物に持ち帰り
被害者の写真と共に展示しています。

ターゲットからお金も取っていたのは
おそらく此処の家賃もしくは維持費に充てる為でしょう。

他にも沢山の写真と遺品が飾られています。
ジュリ扇みたいなのもありますが
その時点ではちょっと最先端すぎなキライがありませんか。


コレクションは現在も続いているようで
展示物も倍ぐらいになっています。
そしてメガネの男性は襟立の写真を展示。

経過期間と殺害のピッチと展示物の増え方にずれを感じますが
一部は倉庫か何かに送っているのでしょう。

襟立の遺品はギターだと場所を取りすぎますので
ピックとかに逃げる事をお勧めします。




 渡は恵ちゃんにマル・ダムールに呼びつけられています。
これからバイトがあると時間を気にしている渡に
「止めた方がいいわ今すぐ。あなた相当やばい奴に関わってるわ。」
と忠告する恵ちゃん。

恵ちゃんは静香ちゃんの依頼で
メガネの人の事を調べていたと話します。

どうも静香ちゃんと恵ちゃんで
かなりパイプが出来ている感じです。

恵ちゃんによると、メガネの人に関わった若者が何人も行方不明になっており
怪人かも知れないと説明。


ところで、店のカウンターのアベックが2人で1つのカレーを食べているのですが
この手の客は店の隅っこのテーブルに案内すべきではないでしょうか。


恵ちゃんの話を聞いた渡は
バイト先で襟立にメガネの人が怪しいのではないかとそれとなく言っています。

しかし襟立はメガネの人を信じきっているようで、
渡が自分に嫉妬していると考え絶交を言い渡します。

今週は親子揃って話を信じない人の護衛というネタみたいです。
しかし対象となる人が片やギャルで片やコレですので
モチベーションの維持が現代編の方が難易度高そうです。



 嶋ちゃんさんは名護さんを連れて、
ヘリコで倉庫みたいな場所に移動。
中ではイクサの新しい力とされる
重機のようなメカが作られていました。

メカがかなり大きいのと変な格好から
乗り物系だったら道交法とかで
毎週警察のご厄介確定です。


過去では音也がゆりちゃんを連れて
力やラモンの店に来ています。
マッサージを受けながら、ゆりちゃんに後で
歯ブラシとパジャマを買いに行こうと言う音也。

自分から離れない為に自宅に泊まらせようと考えているようです。
パジャマで良いんですか。


ゆりちゃんは夜になる前にイクサを取り戻すと言ってこれを拒否。
そして靴磨きをしているラモンに気付いて年を聞いたり、
チップを渡したりしていました。


ちなみに力達の店は壁がブルーシートで天井が無い感じで
橋の下に設置されている感じでした。
橋の上の方には次狼が寝っ転がっており、様子は知られていた感じです。

「ねえねえ、次狼が狙ってるのってあの女でしょう?
いいなあ、あの人なら子孫いっぱい産めそうだね。」
とチビッコ的なのが何か言っている感じですが
次狼は特に注意とかせず、ラモンに頼みがあると切り出していました。

ところで、この店のロケーションですが
上に橋があるので雨は入らないかもしれませんですが
橋の上から野シ●ンとかされたら
危険ではないでしょうか。



 渡の話を信じていないように思われた襟立ですが
メガネの人に会いに行き、本当にプロデビューさせてもらえるのかと質問。
お金だけ取ってトン面という事はないかと聞くと
メガネの人は残念だと言って帰ろうとします。

今まさにトンヅラしている感じですが
襟立は慌てて相手を引きとめます。

あっさり相手の言い分を信用している襟立ですが
今度は渡が襟立を尾行しており、その様子を監視しています。
渡は続いてメガネの人の後を追いかけ、
アトリエ夢に潜入。

鍵は掛かっていないようです。

展示されている品物を見て不思議がっている渡に
メガネの男性が話し掛けてきました。
「どうです素晴らしいでしょう、若者達の夢の残骸です。
 夢を追う若者は素晴らしい、熱い情熱でどんな困難も乗り越えていく。
 そんな彼等のライフエナジーに」(舌なめずり)「私は目が無いんです。」

といきなり自白しまくるメガネの男性。


ところで、渡が前に自分がスカウトした相手だと気付いているのか気になります。


渡は展示物を見回し、襟立の写真を見つけてショックを受け泣いたりしてます。
そしてどうやらキバットが来る前に戦い始めたらしく、
ブン投げられておりました。

キバットを手に持った渡は
「お前だけは、お前だけは絶対に許さない。」
とやたら低い声で凄んで変身。

尚、キバットの「ガブッ」のセリフの空気読めなさはトップクラスと思われます。

ところで、渡には珍しく随分敵意を見せていますが
今迄の相手も人間とか食べてますから
そんなに待遇に差をつけるのもどうかと思います。

渡はキバに変身し、メガネの人が変身したサイ怪人に殴りかかります。
しかし前回同様攻撃があまり効きません。
キバは押されていますが相手の攻撃を避け、
サイ怪人を建物の下のフロアへ落とします。

続いてキバも下に飛び降り、怪人を追跡。
ていうかサイ怪人、何でその場から逃げようとしますか。
今の所どう考えてもキバの方が弱いので
戦闘続行で問題無い気がします。

もしかして建物のローン残ってますか。



 逃走したサイ怪人ですが
襟立の練習している廃倉庫に出現。

サイ怪人はメガネの人に姿を変え、
「素晴らしい、夢にかける君の情熱は本物だ。
 その情熱、私が心ゆくまで」
 (スーパー舌なめずりタイム)
「味わってあげましょう。」
と言ってまた怪人態になります。

いちいち話し掛けないと食事が始まらないようです。

襟立は怯えて後ろに下がりますが
特にピンチになる前にキバが天井からぶら下がって登場し
弱パンチの連打とキックで敵を下のフロアに落とします。


サイ怪人、無駄口を叩かなければ
襟立食えました。


「何がどうなってるんや。」
と言いながら、階下で繰り広げられるドツき合いを見ている襟立。

逃げようとか警察呼ぼうとかしません。

キバはサイ怪人の突進を食らって建物まで押し出され、
反撃でキックをしようとしますが、これも相手に止められてしまいます。

そして倒れた所を踏まれまくった挙句
蹴り飛ばされたキバは
キバットの提案でドッガハンマーを呼びます。


ドッガフォームになったキバは
ハンマーを引きずって前に進みます。

ラッシュ時のホームとかでこれやられると
他の人が足を引っ掛けて危険ですので
少し持ち上げて体に密着させて運ぶとかして欲しいです。

ちなみにハンマーを使わずとも
ドッガフォームになったキバは力があるようで
敵の攻撃をあっさり受け止めて
逆に突き飛ばしたりとか出来るようになります。

そしてハンマーで何度も相手を殴った後は必殺技です。

サイ怪人は逆上して反撃をしにこちらに走ってきますが
握り拳のような形状のハンマーの頭が
手を開くような動きをし、掌に当たる部分から
大きな目のような物が現れます

その目のような物からグニャグニャした感じのビームが出て
サイ怪人の動きがストップ。
ハンマーから出たゲンコツみたいな光の像が敵にぶつかり
敵は粉みじんに。


敵から出た光の玉を食べる為にやってきたキャッスルドランに
キバットは「歯を磨きなさーい」と注文をしていました。

まず歯ブラシから調達が難しいと思います。



 過去ではゆりちゃんが飲み物を買って広場のベンチとかある場所に戻ると
音也がバイオリンを残して姿を消していました。

どうやら反動で苦しくなったようで、林のような場所に隠れてのたうっている音也。
そこに次狼が登場し、
「イクサを返せ。そうすれば楽に殺してやる。」
と声を掛けてきます。

「バカな。俺の命に代えてもお前を倒す。」と上着を捨てて立ち上がり
イクサに変身する音也。

次狼の方も怪人態に変身しますが
音也イクサに頭突きとか膝蹴りとかされ、キック合戦にも負けています。

次狼を踏みつけた音也イクサ。
「犬小屋に帰…ワー!」と、勝ちセリフの途中で狙撃されてしまいます。
バッシャーの乱入で形勢逆転されてしまいました。

ベルトから煙が出たところで
バッシャーから風船ガムみたいな水攻撃を食らい
変身解除して倒れる音也。

そこを変身したままの次狼に踏ん付けられ、
さり気なくバッシャーにツンツンされています。

精神的にはバッシャーからの攻撃の方が
ダメージ大きそうです。



渡達がバイト代を回収できていない気がしつつ
次回に続きます。