仮面ライダーキバ 第11話感想




 どこかの廃倉庫みたいな場所で演奏の練習をしているバンド。
「イケメンズ」と書かれた布が掲げられています。
コミックバンドかと思いましたが、その他にネタは仕込まれておらず
普通に演奏をしていました。

ボーカルギターらしき人が「ジンジン来たぜー!」と叫び、演奏に満足している様子。
ちんちんきたねーって聞こえたのは内緒です。
しかし他のメンバーはバンドを辞めると言い出し、
一斉に離脱してしまいます。
化粧までちゃんとして練習していた割に
疲れていたようです。

ボーカルギターらしき人に楽器を返し、帰ってしまう他の人達。
皆さん、自前の楽器ではなかったようです。
なんて言うかその、貧乏ですか。
貯蓄が底を突いて就職とかされるのでしょうか。



 墓参りをしているゆりちゃん。
近くに他にお墓はなく、管理が大変そうです。
ちなみに墓石の形が十字架型で、キリシタンみたいです。

そこに嶋ちゃんさんが登場、花束を持って来ており
やはり墓参りのようです。
2人一緒に来れば良かったのではないでしょうか。
タクシー代が半分で済みます。
何で来たのかは知りませんが。

お墓はゆりちゃんの母親の物のようです。
嶋ちゃんさんはゆりちゃんにイクサシステムが完成したと知らせます。

イクサの設計を母親がされたようで、
ゆりちゃんはイクサを使いたいと嶋ちゃんさんに言います。

ゆりちゃんの母親は青空の会を作った人の1人みたいですが
施設が怪人の襲撃に遭って亡くなったようです。
それでゆりちゃんも怪人に対し恨みを持っている様子。

青空の会の施設には守衛さんとかいますが
しっかり死んでおり
戦力不足は伝統みたいです。

ちなみにゆりちゃんは犯人らしき人を見ており、
その顔を絶対忘れないと言っています。
回想シーンですと犯人はバイクで立ち去る所で
ヘルメットをしており、顔は全然見えない状態です。

また、犯人の右手の甲にチェスのルークみたいな絵が描かれているようですが
ゆりちゃんからそこまで見えているのかは不明です。


そして現代では、2つに増えたお墓に
恵ちゃんがお参りに来ています。
どうやらゆりちゃんは既に居ない扱いみたいです。

そしてこちらにも嶋ちゃんさんがお参りに来ました。
イクサにしない事を気にしているのか
と恵ちゃんに聞く嶋ちゃんさん。

ゆりちゃんの思いを継ぎたいと話す恵ちゃんに
お母さんへの思いが強すぎると指摘する嶋ちゃんさん。

個人的な理由でイクサになる事は許されないそうです。

何か、今の装着員が降ろされる伏線みたいな発言です。
あと、イクサになる理由など自己申告ですから
どうにでもなりそうですが
イクサシステムが理由について判定したりするのでしょうか。

万一そうでしたら
その機能を無くせば完成がもうちょっと早くなったと思います。



 渡は家でバイオリンを作りながら
自分にしか作れないバイオリンが一体何なのか考えているようです。
行き詰まったのか、外に出て散歩をしながら考え事を続行する渡。

すると公園みたいな場所で、ボーカルギターの人が練習をしているのに気付き
演奏を正座して鑑賞しだします。

ボーカルギターの人は真面目に演奏を聞く渡を気に入ったようです。
渡はロックなる音楽に付いてかなり知らない様子ですが興味をもったようで
弾いてみても良いかと聞きます。
ギターは大事な物なので触らせてもらえませんが、
先程返却されたベースはOKらしく貸し出してもらえます。

ボーカルギターの人はベースを貸すので練習するよう勧めてきます。
そして渡に名前を聞くボーカルギターの人。
物を貸すのですから連絡先とかも聞いた方が良いです。
ちなみにボーカルギターの人は襟立と名乗ります。

それにしても、渡の人見知りは解消されたどころか
どちらかと言うと話し掛けにくい人種まで接触するようになりました。

もっとも、今回の相手は今までで一番マトモな人な可能性もありますが。


家にベースを持ち帰り練習をしている渡。
それを見て
「何なのあれ、まさかロックに鞍替え?」とキバットに話し掛ける静香ちゃん。

キバットはロックに肯定的なようで
エアギターとか披露していました。

ところで静香ちゃんは本当に普通にキバットと会話していますが
何も気になる点とか無いのでしょうか。



 過去でハサミムシ怪人に襲われている一般市民がいましたが
ゆりちゃんが登場し怪人に攻撃。

しかし怪人はゆりちゃんを転がすと、その場から走り去ってしまいます。
先程の一般市民をまた襲いに行ったのでしょうか。
ゆりちゃんは悔しそうにしており、イクサシステムを手に入れたら
必ず怪人を倒すと言っています。

イクサシステムが無い状態では
もうどの怪人にも勝てないと自覚していますか。

イクサシステム以外に
何か武器とか開発しませんか。



 渡は廃倉庫みたいな場所で
襟立にベースの演奏を聞いてもらっています。
恐る恐る反応をうかがう渡ですが
襟立は渡を天才だと絶賛し、バンドを組まないかと誘ってきます。
もうすぐライブがあるのだそうです。

渡はライブをするにはドラム担当が足りないと指摘。
ロックを知らなかった渡ですが、既に襟立より色々把握し出しています。

そこに何故か静香ちゃんが登場し、ドラムのパートを引き受けます。
人呼んで嵐を呼ぶドラマーだそうで、スティック持参です。

渡、どう考えても静香ちゃんに盗聴されています。
あと静香ちゃんの実年齢が気になります。


マル・ダムールに場所を移し、渡と会えた事を喜んでいる襟立。
ちなみに襟立はオレンジジュースらしき物を飲んでいます。
コーヒーでは有りません。
マスターから目の敵にされそうです。

渡と友達になれそうだと言う襟立に
喜んでいる渡と静香ちゃん。

そして少し離れた席にいた恵ちゃんも
変に喜んでいました。
マスターによるとアイリッシュコーヒーを3杯も飲んだために
酔っ払っているそうです。

酔うより先に頭が痛くなりそうです。

そして渡達が楽器を持っているのを見て、バンドをやっているのに気付き
箒を構えて参加しそうな恵ちゃん。

襟立は恵ちゃんにドンビキしており、無視を決め込みました。

そこに今度は名護さんが登場。
渡は名護さんに付いて行ったようで、
どこかのビルの屋上に移動しています。

前回渡が名護さんを呼び出した時は
どこかのカフェでしたが
名護さんはビルです。

もう少し落ち着く場所に行きませんか。

それはともかく、渡は早速前回怪人の擁護をした事を謝罪しています。
名護さんも自分が言い過ぎたとは言いますが
渡が本当に反省をしているかとして
キバを探すよう指示。

しかし前に渡が自分がキバだと言っても
名護さんがスルーしており、
教えても無視されそうです。



 競技場で走っている恵ちゃん。
流石に酔っ払ったままは走っていないようです。
そこに名護さんが並走して声をかけてきます。

恵ちゃんはイクサシステムを諦めていないようです。
名護さんは自分の為だけに戦っている、人の上に立ちたいだけで
キバを倒したいのもその理由だと指摘。

名護さんはキバを倒す事で自分の正義、絶対正義が完成すると話します。
「だからそれが上に立ちたいって事じゃない。」と普通に返す恵ちゃん。

名護さんが気持ちの悪い事を言った気がしますが
落ち着いて対処しています。

名護さんは我々が考えている以上に
普段から変な事ばかり言いまくっているようです。

あと、青空の会はドンビキ発言できないと入れませんか。


変な会話が終わった所で、
スタンドにクモ怪人が来ている事に気付く恵ちゃん。
ストーカーが大漁です。

名護さんが怪人の前に立ちふさがりイクサに変身。
いきなりバーストモードになったりしています。
他のストーカーは許さないのでしょう。



 一方、過去では道を歩いているゆりちゃんに
音也が声を掛けています。
ゆりちゃんはイクサシステムが出来た為に上機嫌で
音也のストーキングにもあまり怒りません。

そんな中、駐車場の壁を無駄に破って
ハサミムシ怪人が登場しゆりちゃんに襲い掛かります。

先程はゆりちゃんを転がしただけで
帰って行ったハサミムシ怪人ですが
どう言う心境の変化でしょうか。

そして音也がハサミムシ怪人に攻撃をしますが
特に武器も持っていないためか早々にダウン。

そこにイクサが登場し、セーブモードのまま怪人を殴り殺します。

ちなみに戦闘中にベルトとかから煙が出て、どうも調子がよろしくないようですが
イクサシステムは完成したのではないですか。
PL法が出来る以前はこんな物でしょうか。


変身を解くイクサ。
次狼がイクサシステムを使用していました。
ゆりちゃんはその事に動揺している様子です。

ところで、このタイミングで現れたという事は
次狼もゆりちゃんをストーキングしていましたか。



 渡は家で相変わらずベースの練習をしています。
バイオリン作りは行き詰まっていたようで、良い逃避息抜きになっているようです。
そんな中、バイオリンが反応したため出動する渡。

イクサはクモ怪人の吐いた糸に絡まって足止めを食らい、
その隙にクモ怪人がどこかのビルの屋上に移動してしまいます。

屋上で怪人を待ち構えていた渡、
途中でイクサや恵ちゃんに会わなかったか気になる所です。

まずは恵ちゃんがキバ達の戦闘の場に到着し、
クモ怪人が逃走しようとするのを邪魔したりしてくれます。

続いてイクサがバイクに乗って乱入。

バイクを取りに一旦戻ったのでしょうかイクサ。


イクサはクモ怪人を撥ね飛ばすと、バイクから降りてキバへの攻撃に切り替えます。

しばらくキバを斬ってから、今度は射撃でキバを弱らせ、
キバの肩を踏み台にジャンプし再びバイクにまたがるイクサ。

最初からバイクで轢きに行かないのは
何かの正義でしょうか。
あと肩を踏むのは前にキバにやられた仕返しですか。
やっぱり重かったのでしょうか。

バイクで走りながらキバを斬りつけるイクサ。
ちなみに恵ちゃんはイクサに制止を求めています。
随分キバ寄りになってきました。

助けてもらった自覚があるのか
敵の敵は味方という考えなのかは不明です。


キバの方は攻撃を食らい
いつものと言うか
最近では懐かしい感じの水落ち。


変身を解いた名護さんは水面の波紋を見て
勝ったんだーと叫び、勝利を喜んでいます。

今だったらイクサシステム貸してと言ったら
ゴキゲンで応じてくれるのではないでしょうか。

恵ちゃんにはこのチャンスを見逃して欲しくありません。