仮面ライダーキバ 第6話感想




 キバの前に立ちはだかり、変身しそうな名護さんでしたが
恵ちゃんの悲鳴が聞こえ、声のする方を振り向いた隙に
キバはその場から姿を消してしまいます。

恵ちゃんを探しに行く名護さんですが、
ダーツの矢のような武器が落ちているだけでした。

そこに変身解除した渡が顔を出します。
名護さんは渡にこんな所で何をしているのかと質問。

恵ちゃんからクレームが来た為、ボディーガードの指示はキャンセルなのでしょう。


特に答えない渡に、名護さんは更にキバを、怪物を見なかったかと質問。
渡は自分を指差しますが、それをふざけていると思い帰るよう指示を出します。

その辺に「怪物」が居るかも知れないのに1人で帰らせる気ですか。
名護さんの渡に対する評価が良く分かりません。



 過去のマル・ダムールでは音也が嶋ちゃんさんにゆりちゃんを助けるよう依頼されていました。

音也は最初からゆりちゃんを助ける気だったため、話を時間の無駄だとしますが
帰り際に嶋ちゃんさんが何者か気になり質問。

嶋ちゃんさんは怪人と戦う「素晴らしき青空の会」会長だとし
ゆりちゃんは嶋ちゃんさんの部下だと説明。

グループ名が珍妙ですが、秘密の組織とかなら
あまり口に出す機会も無いでしょうから
何でも良いのでしょう。

ところで、その青空の会ですが、部外者に助けを求めるあたり
ゆりちゃん以外に怪人と戦える人が居ないのでしょうか。


音也はゆりちゃんを助けたら青空の会に入れてもらえるよう
約束を取り付けました。

ちなみに店の外からはガルルセイバーの人が聞き耳を立てているようです。
劇中ではまだ呼ばれていないのですが、公式サイトなどでは
「次狼」という名前が使用されていました。

次男ですか。
長男だと「いちろう」になって
受験シーズンに出せないキャラになるので
仕方ないのでしょう。


ゆりちゃんは遊園地っぽい廃墟に連れ込まれて拘束されていました。
そしてロン毛の男性が「ついに2人きりになれた。」とか言いながら姿を見せます。
どうやら以前戦ったクモ怪人らしいのですが、
ゆりちゃんを気に入ってしまったようで
やたらハイテンションです。

クモ怪人は「忘れたのか俺の顔を」と言っていますが
人間態では殆ど会っていないので仕方ないです。
しかしゆりちゃんは相手が誰だか見当がついた様子。


一方恵ちゃんも拘束されており、ロープを解こうと暴れています。
すると壁に掛けられた布が落ち、その下からゆりちゃんの写真が沢山出てきました。
監視していた羊怪人を退けてクモ怪人が登場。
恵ちゃんに対し「会いたかった、ゆーり。」と声をかけてきます。

「あたしは母さんじゃない。」と言う恵ちゃんですが
クモ怪人は恵ちゃんをゆりちゃんそのものだと言います。
どうも美人で性格がきついのが好みみたいです。

そしてクモ怪人がはしゃいでいる間に羊怪人が恵ちゃんに触ろうとしますが
クモ怪人に気付かれ阻止されてしまいます。
クモ怪人は羊怪人に自分の言う事を聞いていれば良いと言い、
真っ赤なマニキュアを買うよう命令。


男1人でマニキュア買うとか
罰ゲーム的で厳しいです。

あと、除光液も忘れず一緒に買って来てください。



 音也はゆりちゃんが攫われた現場に戻り、残されたクモの巣みたいなのを調べていますが
何の手掛かりも得られず焦っています。

そこに次狼が登場、音也を閉鎖された遊園地みたいな建物まで連れてきて
ゆりちゃんがいると話します。
何でも鼻が利くのだそうです。

音也は何で自分を助けるのかと質問。
次狼は音也が気品が無いとしながらも
惚れた女の為に命を懸ける男は嫌いじゃないと話します。

音也は次狼が鼻が利くという点に関しては特に疑問を持っていないようです。



 渡も音也同様、恵ちゃんが攫われた現場に居ます。
やはり手掛かりを見つけられない様子です。
名護さんに帰れとか言われていましたが、一旦帰った振りとかしたのでしょうか。
そこに羊怪人が登場し声をかけてきます。

マニキュア買うの手伝わされたりするのでしょうか。


そして遊園地の建物内では恵ちゃんが足にマニキュアを塗られていました。
「お前を俺の花嫁にしてやる、その前にお前を美しく飾ってやるからな。」
とクモ怪人。

ちなみにゆりちゃんも同様に塗られていたみたいです。
ところで、靴を脱がせて、既にマニキュア(ペディキュアですか?)が塗られている状態だったら
どうするつもりでしょうか。

クモ怪人が盛り上がっている所で
「あの、すみません、お願いです、恵さんを放してあげてください。
その代わり僕が身代わりになりますから。」
と声をかける渡。

あと、クモ怪人のセリフを聞いていなかったのが良くわかる発言です。

クモ怪人は「何故此処が分かった。」と渡を叩き、
羊怪人が渡を連れてきたと考えます。

「恵さんは僕の物だ。」と言い出す羊怪人に
クモ怪人は怒って怪人態になり、追いかけて行きます。



 過去ではクモ怪人がゆりちゃんに今度は口紅を塗っています。
ちなみに音也は建物内に侵入し、クモ怪人に不意打ちを食らわせますが
逆に捕まってしまったようです。

あと、クモ怪人は自分の顔も白塗りっぽく化粧を施していました。
口紅とかは分かるのですが、白いのってどこで売っているんですか。
ハンズとかでしょうか。

ドレスを取りにクモ怪人が席を外したのを見計らい
ゆりちゃんが自分のペンダントを使ってロープを切るよう音也に指示。

音也は口でペンダントを引きちぎり、ゆりちゃんにそれを渡します。
ついでにセクハラとかせず、意外とマジメです。

ゆりちゃんはロープを切りながら、音也に何故自分にしつこく付きまとうのか質問。

音也はゆりちゃんの中から聞こえてくる音楽が好きだと回答。
「ふうん、ちょっとかっこいいな。」
「だろ!惚れただろ!」
「それはない。」
「それでいい。その方が燃える。」

と漫才が始まった所で、クモ怪人がドレスを持って帰還。
クモ怪人はこれで結婚式の準備は整ったと喜んでいます。

そう言えば葬式の時に最初に出てきた怪人ですが
冠婚葬祭好きですか。



 渡の方はロープで縛られていました。
先程クモ怪人が羊怪人を追いかけていきましたが、その後で縛られたのでしょう。
追いかけっこの結果がどうなったのか気になります。

渡が何も出来なかった事を恵ちゃんに謝っていると
恵ちゃんは最後まで諦めず頑張るよう叱咤。
そして周囲を見回し、ペンダントが落ちているのに気付きます。

壁に貼ってある写真を見て、それがゆりちゃんのペンダントだと気付く恵ちゃん。
そして渡のロープをペンダントで切り始めます。
22年前に落ちたペンダントですが、そんなに汚れてないのが有りがたいです。
その間に渡は恵ちゃんに「何故そんなに強いのですか」と質問。

「昔母さんが言っていたの。人間は皆音楽を奏でてるって。
 私は自分の中の音楽を守りたいの。そしてみんなの音楽を守りたい。
 ま、あたしはほんとは良く分からないんだけどね。」
と恵ちゃん、喋っている間に手が止まっています。

そこにクモ怪人が戻り、ドレスを持ってきますが
羊怪人も現れクモ怪人を狙撃。

今度はクモ怪人がその場から逃走します。
ざまあみろ!と勝ち誇る羊怪人。
どうやら逃げたら深追いしないルールみたいです。


恵ちゃんはドレスを着せられ、教会のような廃墟に寝かされていました。
セルフサービス着替えさせた後に気絶させたか、
気絶させて着替えさせたかで
羊怪人の変態度が変わってきます。

ちなみに渡はペンダントを使ってロープを切る事に成功し
建物の外に出て恵ちゃんの音楽を聞くよう耳を澄ませます。

ところで、誰も居ないのですから
ロープはキバットとか呼んで切らせれば良いのではないでしょうか。

羊怪人は恵ちゃんと結婚するのではなく
どうも殺そうとしているようで、背中からソーセージみたいな足を沢山出して
攻撃しそうです。

そこにキバットが割り込み羊怪人を攻撃。
そして渡はキバットを呼び戻し、キバに変身。
羊怪人がまだ人間態のうちにもうガンガンに蹴ったりしています。

すると羊怪人が怪人態になり、スピードでキバを翻弄。
前回のガルルフォームでは対抗できない事は実証済みです。


キバは敵が攻撃してきた所で捕まえたりもしますが
今度はゼロ距離射撃の餌食になったりで不利な状況。

「こういう時にはあいつだぜ。」とキバットが言うと
キバは緑のフエッスルをキバットにセットします。
前回は「こういう時」ではなかったのでしょうか。

キバットが「バッシャーマグナム」と叫ぶと
キャッスルドラン内の水兵服の少年が出動。

キバの手にバッシャーマグナムが収まると、
キバの色のそこかしこが緑になり、キババッシャーフォームに。


バッシャーマグナムで羊怪人を攻撃するキババッシャーフォーム。
ちなみに弾は水っぽいのですが、かなり強力なようで
着弾した部分は火花が飛びますし、その衝撃で羊怪人は銃を落としてしまいます。

普通の水で火花は無いと思いますので、何か別の液体を飛ばしているかも知れません。
ニトロだともっと派手に爆発しそうなイメージですが。

その後の狙撃に関しては羊怪人が逃げ回った為
周囲の木を折るだけにとどまります。
キババッシャーフォームは
バッシャーマグナムをキバットに噛ませ、バッシャー・アクアトルネードを発動。
大きな水の塊が羊怪人を追いかけてヒットすると、敵の動きが止まってしまい、
キババッシャーフォームが指で突付いただけで
羊怪人は水風船が割れるように飛び散ってしまいました。

突付く部分も何か技っぽくならないでしょうか。
最後の最後で凄い地味な作業です。



 一方、ゆりちゃんの方は、
ドレスを着せられ教会のような場所で寝かされているまでは一緒ですが
クモ怪人がチューしようとした所で目を覚まして顔を背けて拒否し、
そこに音也が鉄パイプか何か持参で乗り込んできます。

反撃を食らいダウンする音也。
すると今度は次狼が登場し、クモ怪人を挑発します。
次狼は外にクモ怪人をおびき出し、上着を脱いで目を赤黒くしながら変身。

青い狼怪人の姿になった次狼はクモ怪人を放り投げたり噛み付いたり
割と順調に攻撃しますが、
クモ怪人に顔に糸を吐きかけられ、
視界を塞がれた隙に逃げられてしまいました。

ガルルから戻った次狼ですが、どうも変身時に服が消えるようです。
上着よりズボンを退避させるべきな気がします。



 恵ちゃんの病室でバイオリンの演奏を披露している渡。
恵ちゃんはそんなにダメージを負っていたのでしょうか。
渡が恵ちゃんを回収する時に落としたとかだと少々嫌です。

静香ちゃんは自分以外の人相手にちゃんと弾けたのは初めてだと
渡の成長を喜んでいます。
「凄いじゃない、見直したわよ。」と渡を誉める恵ちゃん。

「いえ、僕も聞かせてもらいましたから、恵さんの音楽。」
と答える渡。

それはともかく、楽器の演奏とか他の入院患者からクレーム来ないか心配です。


あと、多分過去ですが
次狼が目を赤黒くしながら夜道を歩いたりしていました。
様子はおかしいですが、ズボンは穿いているので安心です。


名護さんが早速影が薄くなりながら次回に続きます。