仮面ライダーキバ 第4話感想




 「そうですか、被害者の方々とお会いになった。」と静香ちゃんに言いながら
渡の家に入る自称弁護士。

自称弁護士、渡が自称被害者と会っているのは前回見ている筈ですが
渡は追加でもっと多くの人に会ったという事でしょうか。

渡は体育座りで凹んでいましたが、自称弁護士にどうすればよいかと質問。
「前にも言いましたけど紅音也氏が1つでもいい事をしたと分かれば
 これまでの罪は償われます。
 それが被害者達の考えです。」

渡が自称被害者に会った事は忘れてましたが
前に言ったのは覚えていたようです自称弁護士。

静香ちゃんは渡に父親の事をもっと調べるよう促しますが
渡は父親がこれ以上悪く言われたくないと言って嫌がります。
前回会った名護さんを思い出し、父親があんな人だったら良いのにと考えている渡。


自分がああなろうと思わないのが
奥ゆかしいです。



 その名護さんですが、嶋ちゃんさんの所に行き
キバの出現を知らせてこなかった事でクレームを入れています。
キバを倒す許可を求めるものの、保留された為
「もしかして嶋さん、私が負けるとでも?」と聞く名護さん。

キバよりも名護さんのライダーシステムの方が優れているそうです。
キバのスペックも知られているのでしょうか。

あと、怪人とかよく取り逃がす組織で持っているライダーシステムより
キバの方が低スペックなら、キバはそんなに脅威じゃないと思います。

嶋ちゃんさんは帰ろうとする名護さんを呼び止め、
「名護君、仲良くしてくれよ、麻生恵と。」と倒置法で依頼。

「勿論ですよ、大好きです。」
と名護さん。

発言内容的に
明日から仲間に盛大にからかわれそうです。



 マル・ダムールに訪れる渡。
カウンターにいた恵ちゃんは
入り口の方を見ていないのに渡が来た事に気付き、
「今日はママと一緒じゃないの?」
とからかいます。

恵ちゃんから逃げつつ、店内で誰かを探す素振りを見せる渡。
悩みがあるなら聞くと言って恵ちゃんは渡を更にからかっています。

渡は名護さんが店に入って来たのを見てすぐさま駆け寄り、挨拶をします。

名護さんも渡の事を覚えていました。
あの短時間で覚えたのですから、余程不審に思ったのでしょう。


早速名護さんに相談を持ちかけようとする渡。
恵ちゃんは渡に無視されているのが嫌なのか
自分に相談するようしつこく言います。
しかし渡はまるで聞こえても居ないかのように振る舞います。

この世アレルギーは克服しましたが
恵ちゃんアレルギーになっていそうです。


結局名護さんと渡は別の喫茶店に行ってカウンセリングをしています。
恵ちゃんは追いかけて来ないようです。

名護さんは渡に悩むなら行動するようアドバイス。

相談はすぐ終わり、お茶とかまだ手付かずで間が持ちそうに無いと思ったら
名護さんは一人の男性に気付き警戒しだします。

その男性はカードで店の支払をしようとしていますが、
名護さんはそれを捕まえ、「いけませんね、また偽造カードですか。」と指摘。

店の中で騒がれると他のお客さんが引きますから勘弁してください。
「たちかわゆうじさん、ですよね。」と相手を確認する名護さん。

渡はその名前に心当たりがあるようで、
すぐさま被害者ファイルを確認すると
その中に顔写真つきで、今名護さんに捕まっている人が載っていました。

ところで、マル・ダムールに入ってきた時の渡は手ぶらでしたが
ファイルはいつ持ってきたのでしょうか。


偽造カードを使おうとした男性は
落ち武者フォームになり反撃を試みますが、やはり駄目みたいです。

ところで、悪さをするつもりでしたら
髪の長さとか普通にして目立たないようにした方が
良いと思います。

渡は倒れている男性に
父親について心当たりがあるか質問。


男性によると音也は人生を狂わせた張本人だそうです。
何でも男性が出演依頼したコンサートをすっぽかしたらしく
それ以降男性は信用を失い詐欺師になるしかなかったそうです。

契約書とか作らなかったのでしょうか。
口約束で出演依頼をしたのなら
仕事的に不手際ですので信用されなくなっても仕方ないです。

あと、音也は1人か2人で食事して会計が35万円になっていましたが
もしかしてバイオリン関係の他にフードファイターとしても才能ありますか。



 渡は名護さんのアドバイスに従い、
自称被害者の仕事の手伝いに精を出す事に。
恵ちゃんは静香ちゃんから渡の話を聞き、
渡に父親の罪滅ぼしをする義務は無いと言って止めさせようとします。

恵ちゃん、いつの間に静香ちゃんとコンタクト取るようになりましたか。

そこに名護さんもやって来て、渡の気持ちの問題だからと
逆に恵ちゃんを静止。
ところで名護さん、今来た割りに状況をよく把握していますが
もしかして見張っていましたか。

あと、どう考えても恵ちゃんの方がマトモな事を言っていますが
多数決マジックで聞き入れてもらえません。


屋台を引く渡を見ながら、
恵ちゃんは名護さんが弱い者の面倒を見る事で
自分が上に立てると思っていると指摘。

恵ちゃんが先程執拗に渡に相談するよう迫ったのは
そう言う動機だったのかも知れません。

渡がモテだしたとは少し考えにくかったので
こちらの方が理由としては納得行きます。

今度は名護さんが恵ちゃんに対し
自分を分析する事で優位に立とうとしていると指摘。

「何をしても俺には勝てないと言う事が分かっているだけに。」
と一言余計な事を言ってその場を立ち去る名護さん。

恵ちゃんはますます名護さんに反発しているようです。

名護さん、恵ちゃんが大好きだとか言いながら
一歩一歩着実に嫌われてますが
どういう作戦なのでしょうか。



 夜間の工事現場で働いている渡。
静香ちゃんが自称被害者達を連れて来て、渡の働いている姿を見せ
父親の借りを返そうと夜も寝ないで働いているとして
許すよう訴えています。

静香ちゃんもまだ子供ですので
夜に出歩かない方が良いです。


その夜も寝ていない渡ですが
昼は家でバイオリンを弾きながら
父親がどんな人か気にして会いたがっていました。

昼は暇なら寝たらどうでしょう。


過去ではゆりちゃんが嶋ちゃんさんに
音也の調査結果を渡していました。

ゆりちゃんが飲食店などに潜伏しがちと言うのもありますが
提出された写真はどれも遊んでいる感じの物です。
あと、何故かカメラ目線が多いです。

嶋ちゃんさんは音也を面白がりながらも
組織に加えるのは止めておこうとあっさり言います。

ところで、報告書は見ませんか。
ゆりちゃんが折角まとめたと思われるのですが。



 中国っぽい建物の敷地内で、自称被害者と話している自称弁護士。
自称被害者達は自分達の落ち度を認めているようで、
渡を許すと言い出します。

音也でなく渡を許す許さないの話になっていたようです。

自称弁護士は決して許さないそうで顎がカラフルになり、
それと同時に緑のオジサンの首に大きな歯みたいなのが刺さります。

顔が透明になり倒れるオジサン。
屋台のオジサンは腰を抜かしつつ
海岸みたいな場所までワープに成功しますが
自称弁護士が変身したガ怪人も来ており、首に大きな歯が刺さって透明化。


そこに怪人の出現を察知した渡が到着しキバに変身。
しばらく殴り合いを続けると、ガ怪人はグロッキーになり
自称弁護士の姿になります。

こちらの怪人は人間態の方が
楽なのでしょうか。


怪人の正体を知り、驚きながら変身を解く渡。
渡は自称弁護士に犯行の動機を尋ねます。

「紅音也は1つだけ良い事をした。
 彼はあの時、花の為にバイオリンを弾いていた。
 私は彼を愛した。」
と自称弁護士。

バイオリンを弾くのが花の為だと
何を持って判断したのか不明です。

しかし音也は自分を見てくれなかったと話す自称弁護士。
前回のチンピラの女の次に声を掛けた「通りすがりの女性」はこの人だったみたいです。

自分の前で立ち止まらなかった音也を許せないと話す自称弁護士は
再び顎がカラフルになり、ガ怪人に変身。

ところで、音也に惚れるのも、息子を逆恨みするのもまあ良いですが
その間の22年間に新たな出会いは無かったのでしょうか。
他人事では無い気もしますが、それはともかく
男縁に問題のある怪人です。

あと、音也から被害を受けたという人達の調査をしながら
「付き合わなくて良かった」と思わないあたり
少し楽天的です。

そしてガ怪人にボコられ出す渡ですが
キバットが気を利かせてキバに変身させてくれます。

しかし前回食らった黄色い粉攻撃や、普通の剣の攻撃とか
やたら食らってしまうキバ。

ガ怪人がパワーアップしたのか
キバが深夜バイトでだるいのかは不明ですが
兎に角劣勢です。

再びキバットが気を利かせ、勝手にフエッスルを咥えて
ガルルセイバーと叫びます。

するとキャッスルドランがビルから飛び出し、
中に住んでいる男性が出動。

男性はチェスの駒というかペッツのケースみたいな姿になって飛んで行き、
キバの手に収まるとガルルセイバーという剣に変形します。

キバ自身も肩のパーツの形が変わったり、目の部分や胸部の色が青く変化。
ガルルフォームと言う状態になったようで、
吼えるような声を出したり、やたら低い姿勢を取ったりします。

そして剣での攻撃で優位に立ち、黄色い粉も難なく回避。
少し敵から離れた場所に行き、剣の取っ手に付いている狼の顔から
清めの音を出し敵を攻撃。

攻撃を食らったガ怪人は小爆発を起こしながらひっくり返ってしまいます。

それを見て必殺技の発動を促すキバット。
ガルルセイバーをキバットに噛ませ、
それを今度はキバが口に咥え、
敵に少し近付いてからジャンプし、多分落下の勢いをプラスして
敵を斬って爆発させました。

歯が丈夫でないと出来ない技です。



渡は家に戻り、バイオリンを弾きながら
父親の存在を身近に感じ始めている渡。

渡的には、どうも花の為にバイオリンを弾いていたという話だけ
採用した感じです。


自称被害者達の個人情報満載のファイルを
煮でもして早急に処分すべきな気がしながら
次回に続きます。