仮面ライダーキバ 第1話感想




 1986年1月のどこかの教会の葬儀で、仏さんの顎が突然カラフルになり、
背中から虫の足のような物を出して参列者を捕まえます。

そして黄色い三角錐状の物質を出現させ、相手の首を刺して攻撃。
やられた人は半透明化してダウンしています。

仏さんは本格的に蜘蛛怪人になって
更に参列者を襲撃。

逃げる参列者の数名を吐いた糸で拘束し
ゆっくり近付く怪人。

糸を尻でなく口から吐くのが良心的です。

あと、革靴履いている一般市民が相手なら
普通に走っても追いつく気がしますが
もしかして足が遅いですか。


その時、何処からとも無く燭台が投げつけられ、注意をそらす蜘蛛怪人。

そこに薔薇の花束を持った喪服を着た女性が登場。
「貴様何者だ。」と蜘蛛怪人。

「神は過ちを犯した。お前のようなファンガイアをこの世に在らしめた過ち、あたしが正す!」
と女性は答えます。
何物かについては全然触れていません。


蜘蛛怪人に攻撃され、服が破れる女性ですが
喪服を脱ぎ捨てると革っぽいチョッキや短パンを着た状態に早変わり。
多分靴も履き替えています。

どうやら戦闘用の衣装なようですが
1月に短パンとは元気です。


女性の持つ武器はナイフ状だったり、伸びて鞭状になったりする変わった物で
怪人は鞭攻撃を予想できなかったのか普通に当たって
その辺のドアに突っ伏して引っ掻き傷を作ったりしています。

ダメージを負っていそうなのですが、女性が武器をナイフ状にして斬りつけようとした所
怪人は姿を消してしまいました。

ところでこのお葬式は仕切り直しでしょうか。
死体がどっか行っちゃっていますが。



 2008年になり、蜘蛛怪人が傷をつけたドアを見ているマスクの青年。
普通補修しませんか。

マスクの青年は公園の植え込みみたいな所に入り込んで何かをしているようです。
そこに少女が通りかかり、「渡?」と声を掛けます。
マスクの青年は渡という名らしく、
少女は知り合いのようで
ジップロックに入った魚の骨を渡しています。

渡は魚の骨を集めているようで、植え込みに入っていたのも
野良猫が食べている魚の骨を狙っていた為だったようです。

魚は猫のゴハンだからと渡の行動を窘める少女。
少女が猫に肩入れするのは前職の影響でしょうか。
渡は字の書かれた帳面を取り出し、
「ごめんなさい」と書かれた頁を開いて頭を下げています。

スーパー言語能力危険タイムです。


渡と少女が屋敷に帰ると、家の前で一般市民の中年たちと警察官が集まって
異臭騒ぎをしていました。

少女が制服を着ている所を見ると平日のようですが
ここに来ている男性達は全員休みですか。

ちなみに渡は近所から「お化け太郎」と呼ばれているようです。
「Q」は付かないみたいです。
それにしても本人に聞こえる所であだ名を口にするのはどうなのでしょう。

警察官は渡に事情を聞こうとし、
一般市民の女性が眼鏡やマスクを外すよう口を出します。
それを聞いていた少女が渡のマスクを取り、彼が「この世」アレルギーである事を説明。

医師の立会いと捜査令状を要求する少女に
一般市民や警察官は折れてしまったようで、無事帰宅する渡。

その様子を家の中から見ていたコウモリのような生物が
「静香、グレイト。」と呟いています。

特に超音波で喋ったりとかはしないようで
渡より余程会話能力高そうです。



 どこかで写真を撮影されているモデルさん、カメラマンから恵ちゃんと呼ばれいます。
その恵ちゃんですが、1人で食堂に入り焼き魚定食を平らげています。
若い人とは思えない渋いチョイスですが、カロリー低めのを狙ったのでしょうか。

皿に残った魚の骨を、何と渡が持ち去ってしまいます。
慌てて渡を追いかける恵ちゃん。
お勘定を済ませているのか気になります。


過去になり、喫茶店では蜘蛛怪人と戦っていた女性が
壁に飾られた年号付きの絵皿を拭いています。
マスターが女性にゆりちゃんと声を掛け、犬の餌やりを頼みます。

ゆりちゃんは蜘蛛怪人は平気でも犬が苦手なようです。
犬怪人が出た時にどう対処するのか気になります。


そこに嶋ちゃんと呼ばれる男性が登場し
マスターと体脂肪率の報告をし合います。
当時体脂肪計がどの位普及していたのか気になります。


嶋さんはゆりちゃんに用事があったようです。

「君はバブルという言葉を知っているか。」
と嶋さん。

メインの視聴者はバブルとか知らないので説明が入ります。

どちらかと言うとおニャン子クラブについて説明入れた方が良いような気もします。

今回のターゲットはバブルで成り上がった不動産会社社長だそうです。
その秘書が連続で行方不明になっている為
社長が怪人と考えられているようです。

いちいち雇ってから襲撃していますか。
給料払う前でも求人費とか手続きとか掛かっています。
バブル期とは言えコスト意識の低い社長です。



 現代になり、同じ喫茶店で恵ちゃんが渡をとっちめています。
よく海外で有名な俳優の髪の毛だの食べ残しだの
オークションに掛けられているので
モデルである彼女の食べ残しも需要があるのでしょう。


渡が帳面を捲って弁解の言葉を捜していると
恵ちゃんが渡のマスクと眼鏡を気にして外してしまいます。

手で口を押さえて慌てふためく渡を見て
美人を相手に緊張しているのだと考える恵ちゃんですが、
渡はいきなり落ち着いて、声を出してそれを否定。

再度手を口に当て、アレルギーだと説明。
恵ちゃんはその話を疑い、深呼吸させ症状が出ない事を確認。
気のせいだと結論付けます。

アレルゲンが入って数分してから反応出るような気がしますので
調べ方が適当とは言えません。
ていうかアレルギーは本当に死ぬ人いますから
TVで安易に扱うのは冗談抜きに止めて下さい。


恵ちゃんの携帯に電話が入った隙に
店を飛び出す渡。

そう言えばテーブルにしっかりコーヒーが乗っていますが
お勘定は誰持ちですか。



 過去になり、ターゲットの不動産社長が
女性秘書に車を運転させ、行き先を指示。
空き地のような場所に付いた為、秘書が不審がっていると
社長は一杯やっていこうと言います。
店ありません、ていうか飲酒運転になったらまずいです。

と思ったら社長の顎がカラフルになり、秘書を襲撃。

その時、ゆりちゃんがバイクに乗って登場し、車にぶつかってきます。
社長は何処かに電話を掛けてから車を降り、ゆりちゃんを挑発。

轢きに行くゆりちゃんですが、相手に前輪を手で受け止められてバイクから落ちてしまいます。

そして馬怪人の姿になる社長。
ゆりちゃんはナイフで応戦しますが、逆に相手に捕まってしまいます。
しかし秘書が逃げた為、馬怪人はそれを追い
ゆりちゃんは解放。

ゆりちゃんは馬怪人を追おうとしますが、馬怪人は再び社長の姿になり、
続いて会社の部下と思われる人たちが
ゆりちゃんを捕まえようと追いかけます。

部下達、時間外手当とか出るのでしょうか。


ゆりちゃんはバイオリンを持った男性とアベックを装い
追っ手をやり過ごします。
追っ手の1人はアベックを気にしていたようですが、
怪しいと思ったのか、単なる野次馬根性かは不明です。

バイオリンを持った男性に礼を言い、再び現場に戻ろうとするゆりちゃんですが
男性はゆりちゃんを気に入ったようで、腕を掴んで引き止めアタック。
ゆりちゃんは男性を叩いたりして剥がし、ちょっと笑って戻っていきました。


しかし秘書の方は社長に追いつかれてしまい、
白い四つのマヨネーズの容器のような物(歯の映像かも知れません)を首に刺されダウン。

ゆりちゃんは倉庫の渡り廊下のような場所にいる社長に
鞭状の武器を巻きつけ、地面に落とします。

そして武器をナイフ状にして攻撃を試みるゆりちゃんですが
突如現れたバイオリンの男性が
ゆりちゃんに抱きついてきます。

会ったばっかりの人を追いかけて再アタックとは随分積極的です。
トレンディードラマ見過ぎなのでしょう。

しかしアッシー君とかミツグ君とか言う単語が脳裏に浮かびます。

その間に社長に逃げられ、ゆりちゃんは男性を絞め上げ殴り飛ばしました。
素手で攻撃しているあたり手加減しているようです。



 現代に戻り、男性から引き抜きの話を受けている恵ちゃん。
男性は過去の馬怪人の人間態とソックリですが
不動産でなくモデルの仕事をしているようです。

もし過去のと同一個体だとしたら
金に困らない怪人です。


恵ちゃんは男性の仕事場に付いて行きますが、
休憩時間中に突然暗幕を周囲に降ろされ、
顎がカラフルになった男性に襲撃されそうな感じです。

しかし他のスタッフはモデルの行動が気にならないのでしょうか。


一方渡は家の風呂で凹んでいました。
コウモリのような生き物がバイオリン型の容器を舟代わりに風呂に浮かんでおり、
渡に昨日会った恵ちゃんの事を考えているのかと質問。

「そんなに良い女だったのか、ジャンヌの肖像画みたいな?」
とモディリアーニの絵画について語るコウモリ。

コウモリ的には随分間違った趣味な気がします。


渡は自分がアレルギーではないかも知れないと気付き
汚れた世界を空気を吸っても平気な自分も
汚れているとしてショックを受けているそうです。

猫の食べ残しを取ろうとするとか
一般より汚れているぐらいの勢いがあると思います。



 大鍋の蓋を開け、危うく焦がす所だったと言っている渡。
集めていた魚の骨を煮ていたようです。
静香ちゃんが家に来ているようで、鍋の中身を臭がって居ます。

渡は辺な物をニスに混ぜてバイオリンに塗る実験を続けているのだそうです。
蛇の抜け殻や犬の糞を使った事もあるそうです。

飼い主がちゃんと片付けていれば、日本の都市部において犬の糞など集める事は不可能で
モラルの低い人達の存在については実に嘆かわしい物があります。

ウンコからベンゼンを作ったり、バニラの香料を取り出すなど
これの資源化についてはチャレンジする人も結構いるのですが
単純に煮るのは止めてください。
外で煮たらもっと異臭騒ぎですが。


「一体いつになったらこの色が出せるのかなあ。」
と室内に飾られたバイオリンを見る渡。
同じ棚には過去のバイオリンを持った男性の写真も飾られていました。

そしてバイオリンを弾きだす渡。
ウンコ塗料が塗られていないか心配です。

その頃、本格的に男性に襲われている恵ちゃん。
男性は馬怪人の姿になっています。

しかし悲鳴を上げていた恵ちゃんは
銃のような武器で攻撃し、余裕の表情です。

「貴様、何者だ。」と聞かれ
「神は過ちを犯した。あなたのような存在を許した過ち、あたしが正すわ。」
と答える恵ちゃん。

ちゃんと回答しない流派があるのでしょう。


その頃、渡の弾いていたバイオリンから
勝手に音が出ています。
それに気付いてコウモリも顔を出してきます。
静香ちゃんとかいますが、このコウモリは見られても良い物なのでしょうか。


その頃、馬怪人の鼻息に飛ばされて
4階ぐらいの所から落ちてしまう恵ちゃん。
しかし武器のワイヤーみたいなのを建物に引っ掛け
勢いを殺して上手く着地。

片手で全体重支えている気もしますが、筋力があるのでしょう。

あと、ワイヤーはかなり長さがあるっぽい上に凄い勢いで出るのですが、
出す時とか巻き取る時とか摩擦で熱くならないか心配です。



 渡はコウモリのような物と一緒に歩いて出動。
「キバット!」
「おう、よっしゃ、キバっていくぜ!」

渡はキバットとかいうコウモリみたいなのを捕まえ、
それに手の甲を噛ませて、出てきたベルトにキバットを収め変身。
もし夏場とかに手を蚊に刺されてキンカンとか塗布してたら
大変な事になりそうです。

キバは恵ちゃんの首を絞めている馬怪人を捕まえて、
持ったまましばらく走ります。

家に持ち帰って鍋にぶち込むのかと思いましたが
その辺のフェンスへ叩きつけるだけで済ませました。


「お前は。」と言う馬怪人ですが
キバは特に回答せず戦闘続行。

質問を無視されてばかりの馬怪人が気の毒ですが
帳面を捲って名乗りの文字を見せられても
リアクションに困りそうです。

両者は駐車場を走り回って殴る蹴るし、
馬怪人はレッカーから車を滑らせキバに向けてぶつけようとしたりしています。
キバは来た車のボンネットに乗っかり正面衝突を避けたりしていますが
その隙に馬怪人は皮膚から剣を作り出し装備。

斬られたりしてウワーとか言っているキバですが
刺されたと思ったらキバットが口で剣を受け止めてガードしていました。

キバットの方が強いですかもしかして。


馬怪人を殴り飛ばしたキバは
フエッスルをキバットに咥えさせ、右足を上げます。
その周りをキバットがぐるりと飛ぶと、右足の装甲が開きコウモリの羽ような形になります。

足を上げたままジャンプし、ちょっと回って馬怪人を蹴るキバ。
馬怪人は数十メートル後ろに滑り、壁にぶつかります。
ぶつかった壁にはコウモリ方の凹みが発生。

馬怪人はやられたようで、光の玉になり浮かびます。

そして何処かのビルの一部が胴体が城になった竜になり、
小さな羽で揚力とか重力とか全部シカトして飛んできて
その光の玉を食べて行きます。


変身したまま歩いて帰っていくキバ。

恵ちゃんはキバを見つけ
「キバ」と言いながら、後ろからダーツのような武器を発射させます。

どうやらキバとか全然秘密じゃないっぽいですし
初出動でもなさそうです。
今まではマスクや眼鏡をしたままだったのか
気になりながら次回に続きます。