第47話




 宇宙を飛んでいる隕石。
それはやがて地球に吸い寄せられ、渋谷の街へと落下。
その映像の後で、お偉いさんが1999年渋谷に落下した隕石から
怪人が誕生してゼクトが創設されたとか話しています。

事態が沈静化しているとして、今までの経緯をTVで国民に対して説明しているようです。

冒頭の宇宙の隕石の映像とかCGでしょうか。
結構手間をかけていますゼクト。
今迄秘密だった組織ですが広報の予算とかどの位組んであったのでしょうか。


怪人相手に戦っているガタックとカブト。
戦い終えて変身解除した加賀美君は怪人が減っている事を実感し
勝利が間違い無さそうだと口にします。
しかし天道君に拠れば「勝負はこれから」なのだそうです。

ところで今の渋谷廃墟の土地は誰が持っていますか。
事態が収束したら一気に地価が上がりそうですので
もし買えるのでしたら押さえておきたい物件です。



 公園の噴水のヘリに腰掛けて文庫を読んでいるオジサン。
寒さと戦いながら謎のマイナスイオンを浴びている所で、
自分のペンダントが光った事に気付き、
そして目の前をジョギングしていた人を見やり、
携帯を取り出して怪人の出現を通報します。

しばらくするとジョギングしている人の前にゼクトルーパーさん達が出現。
ジョギングしている人は怪人の姿になり引き返そうとした所で
ゼクトルーパーさん達により蜂の巣にされていました。
わざわざ怪人態になって見せなければ誤魔化せたかも知れません。

一般市民がペンダントの光で怪人を察知し
ゼクトに通報という事例が多いようで、
ゼクトルーパーさん達もそこかしこに配備されているようです。

通報から到着までのタイミングを見ると、
場合によっては電話使わずに大声を出した方が
早く来てもらえそうな感じです。


ゼクトの会議室でお偉いさんに今後の進展を聞いている若いの。
怪人を殲滅したらライダーシステムは回収、ゼクトも解散と聞いて不服そうです。

見た感じゼクトルーパーさんを増員しているのですが
すぐ解散という話をしないで雇っちゃったのでしょうか。
これは集団訴訟に発展しかねませんし若いのの危惧も理解できます。

そこに根岸さんが今日もスカジャンでしゃしゃり出て
それを平和への第一歩にしたいと訴えています。

そんな根岸さんに、お偉いさんは懐からネックレスを取り出して
これは何ですかと質問。
一般市民が身に付けていたペンダントは
根岸さんが勝手に配布していた怪人探知機だそうです。

怪人が近付くと緑の石が赤くなって知らせてくれるそうですが
根岸さんが近付いても反応は無く
角付き怪人は検出しなさそうです。

根岸さんに感謝を述べるお偉いさんを見て
若いのは何か気になる様子です。

ところで根岸さん、またずっと立っているのですが
椅子を勧められなくなりつつありますか。



 市役所前でペンダントを配布している加賀美君達。
ペンダントを求めて市民がギブミーチョコレート状態で群がってきます。
この分なら社会に潜む怪人をあぶりだせると喜んでいる加賀美君。
ところでゼクトルーパーさん、護衛だけじゃ暇でしょうから
列整備でもしてはいかがでしょうか。

そんな中、影山が紛れていたようで
ペンダントを3つぐらい持って行こうとしています。
1人1つと注意されていますが、これでも足りないぐらいだと言って
複数のペンダントをゲットしていきました。

ヤフオクとかも最近身元確認が厳しいみたいですが出品できるのでしょうか。


そこを通りかかる天道君と妹さん。
学校でも皆がしているから、とペンダントを欲しがる妹さんですが
天道君はただより高いものは無い、とあのペンダントをする事を許さないそうで
代わりにもっと似合うのをプレゼントすると約束します。

ところで、妹さんの通う中学はアクセサリーをつけて行って怒られないようです。
ハタチの人を編入させたり
理事長が逮捕されている横で暢気にキャンプ行ったり
全方位にルーズです。



 バイト先に到着するひよりちゃん。
店の前には天道君が待ち構えており、遅いぞとか言っています。

店の中には久し振りに店主もおり、天道君は以前ガサ入れで入手したレシピを渡して
ひよりシェフのデビューメニューにしろと言って料理の準備を始めます。
勝手に決めるなと訴えるひよりちゃんですが、
デビューは一週間後だとか言い出す天道君に
店主も乗り気で聞く耳無しです。

この分ですと訓練生も課題料理を作れそうにありません。



 夜間に悲鳴を上げながら逃げている女性。
追いかけている男性が怪人だったようで、女性が転んで追いつかれたところで
ガタックが登場し怪人を倒します。

指令車から降りてきた先輩が女性を助け起こしながら声をかけています。
「あのネックレス、効果抜群ですよ。」と加賀美君。
「これもネイティブの協力があってこそですね。」と先輩。
そこに上司の携帯に連絡が入り「何!?」とか言っています。

今しがた襲われていた女性が完全に蚊帳の外です。
事情聴取とかされてもウザいと思いますが
頭の上でよく分からない会話が飛び交っているのも居心地悪そうです。

ちなみに上司に入った連絡は
ネックレスを輸送中に攻撃を受けた件だったようで
指令車が現場に到着し、加賀美君達はゼクトルーパーさんから状況を聞いています。
犯人は「見えない」そうで、気付いたら荷台が壊されていたそうです。

ところで環境ホルモンとか大丈夫でしょうか。



 料理の味に駄目出しをされ、自信を失っているひよりちゃん。
「お婆ちゃんが言っていた。本当に美味しい料理は食べた者の人生まで変える。
お前はきっとこれから何人もの人生を変えていく事になる。」と天道君。
ひよりちゃんは天道君の言う事を「いつもでかすぎる」と指摘。
「人間がでかいんだから仕方ない。」と言ってもう一度料理を作るように言う天道君。

天道君が電波を発し始めた為か、
此処から先は自分ひとりでやると言い出すひよりちゃん。
そして天道君に最初の客になって欲しいと言います。

特に約束とかしなくても、開店前に居座ったりする天道君ですので
自動的に最初の客になりそうです。



 輸送車の襲撃事件の頻発から
荷台にガタックを待機させてトラックを走らせる上司と先輩。
そのトラックも何者かに襲撃され荷台が壊されてしまいます。
荷台を降りてクロックアップするガタック。

するとカブトが居るのに気付きます。
ガタックが荷台から降りてクロックアップするまでの間に
結構時間があったように思えますが
カブトがトラックを襲撃していたのだとしたら
何か寄り道をしていた可能性があります。

ガタックに呼び取れられたカブトは
振り向いてガタックを狙撃し逃走。

車から降りてきた上司に犯人を聞かれ
ガタックは答えに困ってしまいます。

しかし結局ゲロったようで、ゼクトの会議室で若いのが輸送車を襲ったのはカブトだと発表しています。

カブトを処分すると根岸さんに言うお偉いさん。
根岸さんは残念だとコメントしてすぐに話題を変え、
ネックレスを調べたという情報が入ったとして
自分達を疑っているのかと確認。

それに対しお偉いさんは政治家を黙らせる為にやむなくやった事として謝罪。
そのお偉いさんの様子を、若いのは良くないと感じているようです。

それにしても、喋っているのがお偉いさんと根岸さんばかりなので
会議の他の参加者が暇な気がします。



 路上に座り込んでいる影山。
矢車が影山の額に手を当て、凄い熱だとコメント。
影山はどうって事無いとして、矢車の分もペンダントを貰ってきたと報告。
しかし矢車はペンダントが欲しくないようです。

ところで、休むにしても地下道等もう少し暖かい所まで移動しませんか。

立ち上がった矢車を引きとめて見捨てないようにという影山。
矢車は先ほどゴミ袋からゲットした白夜の写真を見せ、
「俺達にも掴める光がある。一緒に行こう、真夜中の太陽を求めて、白夜の世界へ。」
と言って影山を安心させます。

しかし白夜を見れる場所は漏れなく極寒の地なので、元気になってからにして下さい。

ちょっと前まで皆既日食がどうのこうのだの、
あと、以前ムーンボウが見たいとか言ってた子供とかいたり、
変わった気象及び天文ショーが大好きですか隕石落ちたあたりの人たち。



 上司からカブトを倒す事が決定したとして仕事を振られる加賀美君。
加賀美君を気遣って上司に文句を言おうとする先輩ですが
加賀美君は司令に従うそうです。
天道君には考えがあるだけだとして、それを聞きだせるのは自分だけだと言う加賀美君。

妹さんズの方が成功率高そうな気がしますが、本人がやる気なので仕方ないです。


その妹さんズですが、天道君が指名手配されている新聞記事を読んでショックを受けているようです。

殺人未遂、銃刀法違反、爆発物使用だそうですが
当初のカブトゼクターをパクっているのはセーフみたいです。

あと、殺人で指名手配されたメイクアップアーティストも
気付いたら普通に活動していたので
この罪状なら全然大丈夫です。


天道君の家に加賀美君が来ますが、妹さんしかおりません。
加賀美君に、天道君に何があったのかと聞く妹さん。
きっと天道君には考えがあるから自分がそれを証明するとし、
連絡があったら教えて、と言って帰る加賀美君。

天道君と連絡を取りたかったら妹さんを人質に取れば一発ですが
同時に死亡フラグ立ちかねないので普通に退散です。



 今日もどこかでゼクトがペンダントを配布。
先輩や訓練生が配布しているのならともかく
一般のゼクトルーパーさん達の配布でも大盛況です。

そこに天道君がゆっくり近付いてきます。
一般市民の1人が天道君に気付き周囲に知らせ、
市民達は蜘蛛の子を散らすように逃げていきます。

指名手配の顔とかよく覚えています。
皆さんちゃんと新聞を読む人みたいです。

「人気者は辛いなあ。」とコメントする天道君。
ゼクトルーパーさん達が天道君を素手で攻撃しますが
天道君はたまにしかポケットから手を出さず交わしたり反撃したり。
銃で狙われてもカブトゼクターが邪魔をして攻撃させません。

そして配布していたペンダントを手に持ち、もう片方の手でゼクターを掴んだところで
天道君ソックリの人物が登場。
「お婆ちゃんが言っていた。太陽が素晴らしいのは塵さえも輝かせる事だ。」
「塵になるのは、君だー!」と
天道君同士で常人の入り込めないトークを交わして2人とも変身。

カブトとダークカブトは殴り合いをしながら器用にキャストオフ。
お互い部品が当たらないあたり運が良いです。


その頃、店で仕込みをしながら手に傷を作ってしまうひよりちゃん。
店主がひよりちゃんの悩みを見抜き、
天道君の事はきっと何かの間違いだと言って励まします。
ひよりちゃんもそれに同意してみせますが、何故か部屋の蛍光灯が切れ出したりしています。

そう言えばひよりちゃんは機械と話せたり、ベルトを持っただけで何故か直ったりなど
ありましたので、蛍光灯がひよりちゃんの精神状態の影響を受けているのかも知れません。

あと、手の傷を舐めてから作業続行は飲食店として闇の部分でした。



 戦いながらビルの屋上に移動し、手すりを破って落下するカブト2名。
ダークカブトはクロックオーバーまでにライダーキックに見せかけてクナイガンを連射し、
プットオンしてカブトを地面に叩き付けようと考えているようですが
カブトはその術中にはまったふりをして落下しながらハイパークロックアップし
先回りして地面に着きパーフェクトゼクターで思いっきりダークカブトを攻撃。

ヨロヨロと立ち上がるダークカブトに
「やはりお前は俺ではない。」と言い捨てて立ち去るカブト。
カブトはペンダントの場所に戻り、クナイガンで撃って壊し始めました。
まだ近くに控えていた一般市民たちは
銃声を聞いて悲鳴を上げてしゃがんだりしています。

指名手配犯が来てもちゃんと逃げなかったりですが
一応身を守ろうという意識はあるようです。


そこにガタックと指令車が到着。
ガタックはカブトを止めようとしながら、行動の理由を尋ねますが
「気に入らないからだよ。俺の天の道を見るなら口出しするな。」
とクナイガンを突きつけられて脅されてしまいます。

今度は上司が豆鉄砲をカブトに向けますが、カブトはクロックアップ。
ところでその弾が当たったとして、カブトにどんな損害を与えられるのか気になります。


一方、先程の戦いに敗れた天道君ソックリの人物ですが、その辺をゴロゴロ転がっていました。
ジャケットを両面粘着テープにすると地面のゴミが取れて一石二鳥な気がします。
そこに何故か若いのがやって来て、「いい土産が出来た。」と言いながら
ソックリの頭を撫で始めます。

若いの、セ●ハラはギャル相手だけにして下さい。本当にお願いします。
いやギャル相手も大層まずいんですが。


クロックアップをしているので他の人には話が聞こえないとして
カブトに真意を尋ねているガタック。
気に入らないとしか理由を話さないカブトに
ガタックは納得が行かないと訴えます。
クロックオーバーと同時に豆鉄砲をクナイガンでブロックするカブト。
しかしその弾が跳ね返って訓練生の肩に当たってしまったようです。

訓練生を介抱しながらカブトを叱る上司。
ガタックもカブトを批難しています。
あと、この期に及んでまだその辺にいた市民達もカブトにブーイング。

一般市民、指名手配犯が居てペンダントも壊されている状況で
まだこの場に残っています。
見上げた野次馬根性です。


カブトはしがみ付いて騒ぐガタックを蹴り離して、
足元をクナイガンで撃って気をそらさせて逃走。

ハイパークロックアップで時間を遡って訓練生を助ける事も出来そうですが
去年あたり出ていた怪人も特殊能力をどんどん忘れてったので
カブトも色々忘れてても何ら不思議はありません。


天道君が指名手配されっぱなしで家に帰らず、
妹さんが飢えていないか心配なまま次回に続きます。