第43話




 加賀美君のバイト先で
坊ちゃまに料理の毒見試食をさせようとしている訓練生。
「チラッチラッ」と言いながら蓋を開けては閉じて見せています。
チラリ寿司なのだそうです。

中身は具がやたら大きい太巻きといなり寿司で
今回もまた何か間違えているようですが、
太巻きみたいなのの具のチョイスはともかく場所は真中に収まっておりますし
海苔も綺麗に巻けています。
寿司に刺さっているエビフライも衣がちゃんとついていますし
いなり寿司に至っては普通の見た目です。
もうそろそろワザとやっているのかも知れません。

ただ、太巻きの具が一つ一つ違うので、
全部で何人前作ったのか気になります。

今度威張り寿司も食してみたいと言いながら
美味いと評価する坊ちゃま。

ところで坊ちゃま、もしかしてミカンや茹で卵を
一口で食べる事のできる人種ですか。


そこに天道君らしき人物も登場。
こちらも訓練生の料理を食べますが
妙に高い声で美味しいよと評価。

喜んで走り回り転びそうになる訓練生を支えて
気遣う様子を見せる天道君らしき人物に
加賀美君と坊ちゃまは違和感を覚えたようです。

そんな中、天道君らしき人物は
「ねえ、僕は今どこにいるの?」と聞き始めます。
もう1人の自分の居場所を聞く天道君らしき人物に
加賀美君は「それを聞いてどうする。」と質問。
どうやら天道君に擬態した怪人だったようです。

しかし加賀美君のバイト先の場所は分かっていて
天道君の家は知らないのでしょうか。
普通は家から先に行きそうな物ですが
どれだけ店に入り浸りなのでしょうか天道君。

加賀美君の質問に
「消しに行くんだよ、でも知らないならいいや。」
と答え手を振って店から出る天道君ソックリの人物。

訓練生が加賀美君に「もしかして今のは。」と声をかけ、
加賀美君は「天道に擬態したワーム。」と言って
天道君ソックリの人物を追いかけて行きます。

坊ちゃまが普通に店に残っているのですが
全ての怪人を倒すとか言うのはどうしたのでしょうか。
チラリ寿司を食べ終わってからでないと行かないつもりでしょうか。



 ソックリは見失ったようですが本物の天道君に出くわす加賀美君。
加賀美君は天道君にソックリが出現した事を話しますが
どうやら加賀美君はソックリに尾行されていたようで、
本物の場所に案内した形になります。

天道君はソックリにひよりちゃんを返すように言いますが
ひよりちゃんが天道君に会いたくないと言っているとして拒否。
まあ確かに付き合いたくない人種ではありますが、
驚いた事にソックリはひよりちゃんに天道君を消すように言われて来たそうです。

天道君はソックリの言い分を信用せず、どうやってこの世界に来たのかと問い詰めます。
しかしソックリは
「知る必要は無いよ、だって君はこの世界から消えちゃうんだから。」と言って
ダークカブトに変身。
天道君もダークカブトを倒して聞き出すとの事で変身。
加賀美君もガタックに変身しようとしますがカブトに止められてしまいます。

そしてカブトとダークカブトは林みたいな場所に移動してクナイガンの撃ち合いに。
加賀美君、木の陰から戦闘の様子を見ておりますが
手出しは止められていますが変身するなとは言われてません。
流れ弾の危険もありますので変身した方が良いです。


「君はひよりの居る場所には辿り着けない。決してね。」
と言いながらキャストオフするダークカブト。
カブトの方はマスクドフォームのまま相手の攻撃を食らいつづけ、
ダークカブトのライダーキックの準備を始めます。

加賀美君は見かねてガタックに変身しバルカンを連射して土煙を上げ、
カブトを連れて戦闘から離脱。

変身解除状態で木の根元に天道君を座らせる加賀美君。
ちなみにダークカブトは巻いたようですが、変身解除状態で移動して追いつかれないってどう言う事ですか。
もしかしてダークカブトは方向音痴とかですか。

天道君に戦わなかった理由を尋ねる加賀美君。
天道君ソックリの人物はひよりちゃんと一緒に居た奴なので
時空の彼方への出入り口を知っている唯一の人物なのだそうです。

加賀美君は天道君の言い分に納得していますが
危なくなっても逃げない事については疑問を持たないのでしょうか。

その時、加賀美君に上司から怪人出現の連絡が入ります。
天道君に休んでいるように言って出動する加賀美君。

そう言えば天道君もゼクトのエリア司令の立場ですが
何の連絡も入りませんか。
いつの間にか辞めてしまったのでしょうか。



 脱皮前の怪人達と戦っているゼクトルーパーさん達とシャドウさん達。
指令車からは距離を取るように言われていますが、どんどん近寄られている感じです。
名古屋撃ち狙いかも知れませんがちょっと危ないです。
そこにガタックがエクステンダーに乗って登場。
敵と戦い始めますが、相手の数が多いので驚いています。

何のデモ行進ですかってぐらいな人口密度で、
これはマシンガンで撃つよりは爆弾とか敵陣に投げ入れた方が効果ありそうです。

「ごきげんよう、愚かなゼクトの諸君。そしてもっと愚かなガタック。」
と言いながら登場するコートの男性。
眼鏡が無くなっておりますが、視力がアップしているのでしょうか。
あと、ちょっとアルティメットメイク気味なのが気になります。

「君も餌になるといい。弱い奴は俺の餌にな。」と言って変身するコートの男性。
コートの男性と一緒に脱皮前の怪人とも戦うガタック。
ガタックの攻撃を受け転がった怪人達を、
コートの男性は捕まえて吸収。
ちなみに怪人は倒れて女性の姿になったりしますが
何故このタイミングで擬態するのか良くわかりません。

コートの男性は餌を摂った為か元気よくガタックを攻撃。
ガタックはライダーキックを放ちますが、その技をコードの男性に吸収され
そっくりそのままお返しされてしまい吹っ飛ばされて変身解除してダウン。

ところでこの後、ゼクトルーパーさんやシャドウさん達は加賀美君とエクステンダー回収して退却でしょうか。
余計仕事が増えた感じです。



 夜になって公園のような場所の椅子に腕を押さえて座っている天道君。
ソックリがひよりちゃんに至る唯一の道だが
その道を教えないだろうと考え困っているようです。

ところで先程の戦闘時は外がまだ明るかったですが、
まさかずっと外で休んでいますか天道君。
怪我より風邪の方が危ないです。


一方、戦闘の現場で先輩が上司に状況を報告。
いくつかの地点で怪人が大量に出現したそうです。

そんな中、コートの男性が包囲網を飛び越えて上司の前に登場。
上司はコートの男性に攻撃をしだしますが、
全て受け止められたりかわされたり
逆に沢山殴られてしまったりで転がってしまいます。

ゼクトルーパーさん達が撃っても倒せない相手を
上司が素手で殴り殺したら
それはそれで問題あります。

上司にライダーを呼ぶように言うコートの男性。
先輩がコートの男性を撃ちますが、高速移動されてかわされた上に
背後を取られて捕まってしまいます。
先輩の危機に坊ちゃま登場。

先輩を尾行していましたか坊ちゃま。

先輩に「来ちゃ駄目」と言われる坊ちゃまですが
「全てのワームは俺が倒す。」と言って変身。
冒頭の天道君そっくりの人物は見逃していたのはノーカウントです。

「では全てのライダーは俺が倒そう。」とコートの男性も先輩を放して変身。

出現率のやたら低いライダーも居ますので根気よく頑張ってください。



 病院で意識を回復する加賀美君。
加賀美君は付き添っていたらしい訓練生に情勢を聞きます。
ガタックの敗北が大きく、怪人の攻撃が激化していると聞き
出動しようとする加賀美君。

訓練生は加賀美君を止め、
コートの男性が技をコピーするので闇雲に戦うと負けると忠告。
そこに天道君も登場し、同じく加賀美君を止めて
訓練生を連れ出します。


コートの男性と戦っているサソードですが
先輩の忠告が耳に入らなかったようで
ライダースラッシュを出してしまい、
コピーされた敵のライダースラッシュで吹っ飛ばされてしまいます。
その際先輩も巻き込まれてダウン。

次は勝てると言って先輩の怪我の心配ばかりしている坊ちゃまに
先輩は今の坊ちゃまでは勝てないとして
現実を受け止めるようにと指導しています。

サソードが変身解除するような攻撃を
すこし離れていたとはいえ生身で食らった先輩が
中怪我ぐらいで済んでいる現実をどう受け止めていいか分かりません。


天道君は訓練生に時空の彼方への入り口がどこにあるか
突き止めて欲しいと依頼しています。
ソックリが天道君を倒せば必ず時空の彼方に帰る時に突き止められるのだそうです。

天道君が言うには敵が自分自身なので芝居や小細工は通じなく
もしかしたら戻れないかも知れないので、
その場合は加賀美君にその場所を伝えるようにとの事。
但し、それまでは加賀美君には内緒だそうです。

それはそうと、冬で夜に屋外で立ち話とかキツイです。
加賀美君のバイト先で込み入った話とか平気でしているようですので
喫茶店でもファストフード店にでも入って話して大丈夫なのではないでしょうか。



 天道君の家で出汁を取って天道君に味を見てもらっている妹さん。
どうやら天道君は妹さんに料理を教えているようで、次はご飯の炊き方だそうです。
電子ジャー利用なら教わる必要も無さそうですが
此処の家は釜で炊いてて大変そうです。

自分が居なくなった場合の準備で料理を教えているのだとしたら
コダワリ料理よりも手抜き系の方が実践的な気もします。


一方、どこかの建物の上に座ってひよりちゃんの描いた絵を眺めている
天道君ソックリの人物。
どうやら絵を描いている途中で手のあたりが一瞬怪人の物になり
ひよりちゃんがその絵を丸めてしまったようです。

「ひより、もう苦しまなくていいんだよ、僕があいつを消してやるから。」
と絵を破いて立ち上がるソックリ。
ところでスケッチブックとかはソックリが買い出ししているのでしょうか。

「時空の彼方」における消耗品の補充方法がが気になります。



 訓練生は加賀美君に会いに行っているようです。
加賀美君に「どうした、そんな思いつめた顔をして。」と不審がられている訓練生。
ところで加賀美君は普通にスーツ着て歩き回っていますが
もう復活ですか。

そして加賀美君は訓練生から天道君がわざとソックリに負けると聞かされます。

一方天道君はソックリと対峙しています。
時系列が良くわかりませんが、訓練生の姿は見えません。
わざと負けたらかなり損をしそうな状況です。

そして指令車では怪人達の動きを見ていた上司が
彼等がマスクドライダーシステムを開発している
エリアZに向かっている事に気付きます。

コートの男性はライダー達を見下しているように見えますが
結構意識しているようです。


マスクドフォームのまま戦っているカブトとダークカブト。
カブトは攻撃を食らうだけで反撃もしません。
しかしダークカブトキャストオフ時の部品は避けて良いと思います。

ダークカブトのライダーキックを正面から貰って転がるカブト。
そこにガタックがエクステンダーで登場、ダークカブトを撥ね飛ばして
カブトを連れて離脱しますが
それ普通ライダーキック直前のタイミングでやりませんか。


適当な所でカブトを降ろすガタック。
カブトは変身解除してしまいます。
そしてソックリを倒すと言って戻ろうとするガタックを
天道君は寝っ転がったまま足を掴んで引き止めます。

変身していない上にダメージの残っている天道君の力で
止まってしまいますかガタック。

ひよりちゃんを助けるのは自分の使命だと訴える天道君ですが
加賀美君は天道君を見殺しに出来ないそうです。
そして加賀美君は天道君が以前に
地球上のあらゆる生き物を守ると言ってた事を引き合いに出し、
天道君がそんな大きな男だったから越えたいと思ったと発言。

天道君を変に越えると社会生活もままならない気がしますが
加賀美君の発言に天道君は方針を変更した様子。

そこに「てえい。」と割り込んでくるダークカブト。
天道君は「お婆ちゃんが言っていた、俺は世界の中心。ならば俺は世界を作ってやる。」と言って再度カブトに変身。

「お前を倒し、ひよりも助けてやる。」と言ってキャストオフ。
すぐ後ろに変身していない加賀美君がいますが
それは相変わらず気にしません。



 多分渋谷らへんの瓦礫だらけの場所にいる上司と先輩。
上司は「矢車、影山、来てくれたのか。」と変なのに声をかけます。
「田所さん、あんたはいいよな。」
「いつも可愛い部下に囲まれて、楽しそうだよね。」
と言って通り過ぎ、
絡んでるのか相手にしていないのか、
そもそも何故呼び出しに応じたのか分からない矢車と影山。

上司は2人にもう一度シャドウを率いる気はないかと声をかけ、
ザビーのブレスを見せます。
影山はブレスが気になったようですが、矢車はブレスを蹴り落とし
「楽しみだよ、真っ暗闇の無間地獄、皆で一緒にのた打ち回りましょう。」と言って
笑いながらどっか行きました。

前回天道君に忘れられて人間不信に拍車が掛かったようです。

あと、たしか若いのがザビーに変身できたと思いますので
イザとなったら頼んでみても良いと思います。



 カブトとダークカブトは普通に戦うと互角のようで、
ライダーキックの撃ち合いでは両者同じように吹っ飛ばされます。

カブトは立ち上がり、ダークカブトを誉めますが
過去の自分に擬態しているだけだと指摘し
自分は既に未来も掴んでいると言ってハイパーキャストオフして
パーフェクトゼクターで相手を攻撃。

ダークカブトは吹っ飛ばされてダウンしてしまいます。
カブトはパーフェクトゼクターをダークカブトに突きつけて
ひよりちゃんの所へ案内するようにと脅迫。

そこに予め変身しておいたガタックも合流。
先程のカブトのいきなりキャストオフで注意深くなっているのでしょう。

そしてガタックはひよりちゃんが来ている事に気付きます。
ダークカブトもひよりちゃんの登場に驚いています。

2人が戦う必要は無い、
二度とこの世界に戻らないと言うひよりちゃん。
オウムの世話はどうする気でしょうか。他人任せですか。

そしてひよりちゃんはダークカブトを庇い、怪人態に変身して見せます。
カブトはひよりちゃんが相手側についているのでショックなようです。


そう言えばひよりちゃんが姿を見せる少し前に
皆既日食が見られたようですが、何となく予定外な感じで
世の天文ファン達がちゃんと観測出来たのか気になりながら次回に続きます。