第27話
喪服の女性に話し掛けている影山。
若いのから話を聞いているそうで、「付いて来い。」と命令しています。
しかし偉そうな態度を取る影山に対し、喪服の女性は不快感を覚えたようで
引っ叩いた上に怪人態になって影山の腕を締め上げ、どちらが偉いか示しています。
完璧に屈服している影山。
中間管理職というよりピラミッド最下層という感じですが
大丈夫でしょうか。
そして喪服の女性の後に付いて行く影山。
行き先とか分かっているのでしょうか喪服の女性。
加賀美君のバイト先でコーヒーをすすっている天道君。
その横で加賀美君が渋谷に行ったのにマスクドライダー計画について
何も分からなかったとボヤいています。
ところで店主は居ないのですか、
話の内容とか、一般市民に聞かれると良くない系です。
35年前の資料に自分の名が記されていた事も気にしている加賀美君ですが、
苗字と名前の区切り場所が違う別人ではないかと考えたりして
天道君に軽く見捨てられています。
というか賀美新って名前をそのまま受け付ける役所の窓口とかヤバくないですか。
家でオヤツを食べながら雑誌を読んでいる少女。
大介の記事が目に止まり、たまたま苺牛乳を飲んでいた事もあって
大介にくっ付いていた時の記憶を取り戻したようです。
元の記憶もトマトの味噌汁をきっかけに取り戻しており
味覚と記憶かかなり連動しているようです。
少女は携帯のメモリーに残っていた大介の番号に電話を掛けてみますが、
現在使われておりませんでした。
仕事で使っている電話番号は死守すべきだと思います。
少女は置手紙をしたため、家を出る事に。
今は夏休みですので、自由行動を取るのには丁度良いと思われます。
よく考えたら少女の母親は大介に取材をした事とかありますので
親に相談すればスンナリ連絡が取れる気もします。
喪服の女性に対し、ライダーを倒す作戦が失敗した事を咎めている若いの。
しかし喪服の女性も、若いのも同じだと指摘。
思い通りにならないライダーが多すぎる点については
怪人から見ても駄目に思えるようです。
利害関係の一致を確認する若いのの発言に吹き出す女性。
まさか人間と手を組むとは思わなかったそうです。
若いのもそれには同意。
そして女性は握手の習慣が無いがいいかと聞くと
若いのもそうだと同意。
あと、別れてから2者とも利用できる物は利用するとか言っており、
どうも考え方が似ているようです。
喪服の女性に、お偉いさんの変なウンチクを聞かせたら
どんなリアクションを見せるか気になります。
あと影山、女性に後ろから肩叩かれたぐらいで
ビックリして尻餅ついていますが
将来戦うかもしれない相手ですので
今のうちから油断させておく作戦だと信じたいです。
ツクツクホーシが鳴く中、野外でお客さんのメイクをしている大介。
紫外線浴びまくりですが良いのでしょうか。
そんな中、大介の電話に電話帳を見た少女からの電話が入りますが、
電話に出たのはマネージャーの女性で、少女を単なるファンだと思って
電話を取り次いでくれません。
淡々と作業を終わらせる大介に、お客さんは大介が無口になったと指摘。
昔はあんなに誉めてくれたのに、と言われて
大介はそれに応えようとしますが、単語が出てきませんし
フォローしてくれる少女も居ません。
お客さんは雑誌に載っている他のメイクアップアーティストの記事を見せ、
乗り換えるかもしれないと言って去って行きます。
次の仕事をマネージャーに聞く大介。
今日はもう終わりだそうで、最近キャンセルが多いらしいです。
マネージャーも今日までで辞めて、有望な新人の面倒を見ようかなと思っているそうです。
去りながら、
「OKだって、アッサリしたものよ。」
と誰かと電話で話しているマネージャー。
化粧道具入れも持たず、言葉のフォローもしないこの女性、
今まで小学生が1人でこなしていた以下の業務しかしていない訳ですので
引き止める理由もございません。
屋敷で爺やの料理に舌鼓を打っている坊ちゃま。
今日も最高だそうです。
しかしその爺やが突然倒れてしまいます。
転んだ時の打撲の方がやばそうな感じです。
加賀美君のバイト先では天道君がコーヒーのお代わりを貰っています。
ひよりちゃんにいつ迄居るのかと聞かれ、
まかないを作ってもらうまでだと答える天道君。
早く適当なまかないを出してお引取り願うのが良いかも知れません。
そこに少女が入ってきて、大介の記憶を取り戻している少女に
天道君とひよりちゃんは驚きます。
あと、少女、このあたりをウロついてまた誘拐されないか心配です。
ひよりちゃん達に大介の居所を尋ねる少女ですが、
やはり分かりません。
すると店で働かせてくれないかと言い出す少女。
天道君が事情を聞こうとすると、今度は坊ちゃまが店に入って
「大変だあ、爺やが、爺やが。」と助けを求めてきます。
爺やファンの天道君はかなり焦っているようです。
ところで坊ちゃま、何でいきなりここに来ますか。
まさかひよりちゃん狙っていますか。
まず救急車呼んだ方が良いです。
1人で商業施設のような所を歩いている大介。
そこに香水を撒き散らす、消火器の箱を持った男性が出現。
どうやら最近話題のメイクアップアーティストらしく、大介に勝負を挑んできます。
ビルの屋上らしき所で勝負を始める2人。
ちなみに相手の男性は消火器の箱が道具入れらしいです。
手にブラシを持った両者はジャンプしてすれ違いざまに相手の顔をメイクアップ。
お互いの腕を認めた2人は勝負を引き分けとし、相手は再戦を誓います。
相手の方はサングラスの下の顔を大介にメイクされてしまった訳ですので
大介の方が手数が多い様な気もします。
あと、この人達、普段からこういうやり方で化粧していたら
もっと仕事増えると思います。
立ち去った相手の男性を、大介らしき人物が突然背後から襲いかかり殺害。
非常に堂々と殺しているもので、目撃者もバッチリいます。
しかしこの大介は見られた事をむしろ喜んでいる風です。
洗面所で顔を洗って出てきた大介。
大介は警察の事情聴取を受けている目撃者に指をさされ、
あの人が犯人だと言われています。
目撃者、それ逆恨みされますから、もう少しこっそりやりましょう。
爺やの見舞いに坊ちゃまの屋敷に来ている天道君と少女。
洋室ですが、畳を置いて布団を敷いており、爺やは和風の生活の方が好きなのかも知れません。
天道君は爺やにお粥を作って食べさせています。
坊ちゃまに爺やの具合を聞かれ、過労だと答える天道君。
坊ちゃまが爺やに苦労ばかり掛けるからだと天道君が言うと
爺やはそれを否定し、自分が至らないのだとフォローします。
ところで、天道君に具合を聞いていると言う事は
まだ医者呼んでいないですか坊ちゃま。
何でそんなに天道君に全幅の信頼を寄せていますか。
しかし料理なら何時でも作りに来ると爺やに言い出す天道君に対し、
「お前の手は借りん。爺やの面倒は俺が見る。」と言いだす坊ちゃま。
既に一杯手を借りていますが、ノーカウントなようです。
坊ちゃまに出来るのか聞く天道君に
看病でも頂点に立つと答える坊ちゃま。
そのやり取りを聞き、少女は坊ちゃまに
手伝いをするので雇って欲しいと頼みます。
坊ちゃまは少女の頼みを聞き入れます。
天道君は少女に帰る事を勧めますが、
大介に会うまでは帰らないつもりらしく、
その為にはお金が要ると主張。
坊ちゃまは天道君に心配しないようにと言います。
子守りでも頂点に立つそうで、少女の頭を撫でたりしています。
坊ちゃま、
他人を思いやる範囲が広がっているようですが
シスコンに加えて
別の称号を得ないように気をつけてください。
むせ込んだ爺やの背中をさする少女と、
その少女の頭を撫でる坊ちゃま。
天道君は困ったような顔をしていますが、
坊ちゃまを止めません。
天道君、ここに少女を置いていったら
多分ひよりちゃんに怒られます。
もう少し頑張って欲しいです。
夜になり、パトカーから身を隠している大介。
先程のトイレで見つかったあたりから
まだ逃げ続ける事に成功しているようです。
警察がかなり緩んでいますが、これはトップの差し金でしょうか。
結局屋敷に滞在しているらしい少女ですが、
請求書を持った人達に取り囲まれてしまいます。
借金やツケの取り立てみたいですが、
子供相手にするのはカタギとは思えません。
あと、家の人じゃない人に請求書を渡して仕事した気になっているようでは
他にも不良債権抱えていそうです。
請求書の束を坊ちゃまに渡す少女。
驚いている坊ちゃまに、家が経済的に破綻しているのではないかと指摘し
追い討ちを掛けています。
名門の家柄なので金はある筈だと答える坊ちゃまですが、
その横で爺やがうわ言で借金の支払い日の延期を求めており
坊ちゃまは真実を突きつけられています。
アルバイト代大丈夫かなと呟く少女ですが
坊ちゃまは膝が崩れたりしていました。
アルバイト代が危ない上に看病する相手が増えそうです。
家で妹に料理を出している天道君。
鮎御飯と鮎の塩焼きは四万十川の天然物を使っているそうです。
そんなウンチクを垂れながら新聞に目を通す天道君。
食事は一緒に取った方が良いと思います。
その新聞には、小さくですが顔写真付きで
大介が殺人の容疑者として手配されているという記事が掲載されています。
大介、少し落ち目になっていて助かりました。
まだ有名だったら一面飾っています。
何処かのアパートでこそこそと出前を取っている大介。
「天ぷら蕎麦、540円だ。」と運んで来たのは坊ちゃま。
どうやら坊ちゃまは働き始めたようです。
ところで大介、警察に隠れながら店屋物頼みますか。
確かに外出も危ないですし、監視カメラも多いですが
器の回収にも来る蕎麦の出前も
結構リスキーだと思います。
あと坊ちゃまの行動範囲内という事はまだ都内ですか。
逃げる気ありますか。
1000札を受け取って釣りを渡さず持ち帰ろうとする坊ちゃまを呼び止める大介。
坊ちゃまは差額は
ディスカビル家再興の為の寄付として受取るそうです。
しかし寄付が足りないと言いだし、大介に更に寄付を要求しだす坊ちゃま。
大介を追っていた警察が来た為にそれで済みましたが、
坊ちゃまも逮捕されそうな状況でした。
外をサイレンを鳴らした車が行き交う中、
加賀美君のバイト先に来る大介らしき人物。
天道君は店内に大介の手配写真を貼りながら、「よう殺人犯。」と声を掛けます。
店の中に手配ポスター張り巡らせて、客層が変わらないか心配です。
大介らしき人物は怒ってポスターを破ったりし、
警察に電話を使用としている天道君に向かって
罠に嵌められたのだと主張。
天道君は大介はどうしようもない奴だが殺人を犯すような奴ではないとし、
妹さんが帰るまでの間だけですが家に来るようにいいます。
妹さん、完全に家に閉じ込められている訳では無いようです。
かくまうのは大介の為でなく少女の為だと言う天道君ですが
大介らしき人物の反応は薄いです。
ところで、天道君が出て行ったら店は無人ですか。
ガタックゼクターの先導で現場に向かう加賀美君。
怪人が一般市民の女性を襲おうとしていますが、ゼクターが怪人をはさんでそれを阻止。
そして加賀美君がガタックに変身して怪人と戦います。
ちなみに脱皮前の怪人が物陰から複数出現して戦闘に参加しますが
逃げる一般市民の女性を追いかける者は居ないようです。
脱皮している怪人は膝のトゲをミサイルみたいに飛ばしてガタックを攻撃。
しかしガタックにはあまり効いていない様で、周囲の怪人への攻撃は殆ど緩みません。
ところで、怪人達が近くに集まっていますがキャストオフしませんか。
部活が休みだったのを忘れていた、と予定より早く帰ってくる妹さん。
家には天道君はおらず、大介らしき人物が座っています。
天道君の事を聞く妹さんに、大介らしき人物は
急用で出て行ったと答えます。
天道君は大介らしき人物を残して
ガタックの応援に行ったようです。
家で変身してクロックアップして行けば、ほぼ誰にも見つかりませんが
ドレイクはそもそもお呼び出ないという事でしょうか。
カブトとガタックはクロックアップして、脱皮済みの怪人を2人で挟み撃ちのようにして
ライダーキックを叩き込みました。
2人の足がぶつかったら大変ですが、その辺は息が合っているようです。
妹さんは大介らしき人物がメイクアップアーティストだと気付き、
天道君の友達とは知らなかった、と大はしゃぎ。
妹さん、新聞読まないようです。
「私も知りませんでした、天道君にあなたのような美しい妹さんが居たなんて。」
と大介らしき人物。
妹さんは大介らしき人物にメイクを教えて欲しいとせがみます。
中学生が化粧をするのかとも思いますが
最近は低年齢層向けの化粧品もあるらしく、時代の変化という奴です。
そして大介らしき人物は「アルティメットメイクアップ」と言い出しますが、
背景にバラの花は出ず、変な音楽も掛からず、
その代わりに大介らしき人物の体の回りに緑色の光が発生し
何かの形になっております。
どうやらこの大介らしき人物は怪人の擬態のようです。
怪人の方がオリジナルより言葉がスラスラ出てくるのが悲しいです。
坊ちゃまが次の出前あたりで
客から通報されてないか心配になりながら
次回に続きます。