第19話
お屋敷で朝からフルコースとか食べている金持ちそうな人。
食事を誉められた爺やが言うには、
この坊ちゃまの先祖はイギリスの名門「ディスカビル家」の本家筋なので
その華やかな時期を忘れない為にも贅沢をして欲しいのだそうです。
と言う事は現在は落ちぶれているのでしょうか、その家。
あと確か洒落にならない階級社会な筈ですエゲレス。
特に貴族階級が黄色人種と結婚とかちょっと想像できません。
対比的に和定食な感じの天道君家の朝食の様子。
妹さんも和風フルコースだと喜んでいますが、
天道君に遅刻するぞと言われて慌てて行ってしまいます。
遅刻の理由は「朝食が多すぎて食べるのに時間がかかったから」でしょうか。
場面は金持ちそうな家の方に戻り、フォークを落とした坊ちゃまは
爺やにフォークを捨てるよう指示。
フォークの分際で自分の手から離れるのは許しがたいそうです。
フォークに人格を認めているようです。
ひよりちゃんと話が合うかもしれません。
爺やはフォークが家に代代伝わる純銀製の物だと念を押しますが
坊ちゃま的には捨てて欲しいそうですので、爺やは了解します。
一回捨てて拾って使うとか、何とでも出来るのでしょう。
そんな中、爺やの携帯に電話が入り、爺やは坊ちゃまに仕事が入った事を知らせます。
爺やの運転するリムジンで移動する坊ちゃま。
お年寄りなのに偉いスピードで飛ばしたらしく、白バイに止められてしまいます。
しかも止まった所は砂浜で、車で入れそうな場所ではありません。
白バイもまさか海岸を走るとは思わなかったでしょう。
爺やに免許証の提示を求める白バイ警官。
警官は後部座席の坊ちゃまにもシートベルト着用を勧めたりしています。
「お前、誰に向かって物を言っている。
俺の名は神代剣。その名の通り神に代わって剣を振るう男。
そして全ての頂点に立つ男だ。」
と坊ちゃま。
最近流行しているんですか、つるぎって名前。
坊ちゃまの電波に白バイ警官は「何を言っているんだ君は。」と
混乱しかかっています。
「分からないのか、俺を取り締まる法律などこの世には無いと言う事だ。」
と坊ちゃま。
心神耗弱とかで何でもOKってやつでしょうか。
そんな中、突然背後から襲撃を受けてしまう白バイ警官。
どうやら怪人の出現ポイントだったようです。
有り難い、仕事が早く済むとか言いながら車から降り、
砂の中から出て来て飛びついてくるサソードゼクターをキャッチして
サソードに変身する坊ちゃま。
その辺に警官の死体とか転がっていそうですが多分気にしていません。
いやまだ死んでるとは限りませんが少なくとも穴開いてます。
警官に対する思いやりとか完全ゼロな坊ちゃまですが、爺やには気を使っているようで
気が付いたら車から少し離れた所に怪人らを誘導して戦っていました。
怪人は3体出現していましたが、脱皮前だった為に
マスクドフォームのままサソードヤイバーで斬って終了です。
サソードのマスクドフォームは何かコードみたいなのが沢山ブラブラしているので、
刃物を振り回すとコードもウッカリ切ってしまいそうなので怖いです。
立ち蕎麦で先輩にゼクトに対する不信感とか無いか聞いている加賀美君。
先輩は不信感は無くも無いがゼクトが人生の全てではないので別にいいそうです。
他に何か生き甲斐があるのかと先輩に聞く加賀美君ですが
先輩は秘密だと言って答えてくれません。
そんな先輩を謎が多いという加賀美君。
何を考えているのか分からない時があり、私生活も想像出来ないそうです。
加賀美君、先輩の私生活を想像しようと試みましたか。
先輩も「謎の女だから。」と笑っていないで
後輩に注意した方が良いかも知れないです。
小切手を切っている若いの。
爺やにワーム三体分の報酬として渡していますが、360万と書かれております。
以前大介に付いている少女が提示した金額は
これより多かったと言う事でしょうか。
サッサと帰ろうとする坊ちゃまを呼び止め、次の仕事を言い渡そうとする若いの。
ゼクトに所属しないライダーの抹殺を命じる若いのに、
自分は若いのの部下ではないと主張する坊ちゃま。
怪人を倒して報酬を貰う契約を交わしているだけなので
それ以上の物を求めて欲しくないそうです。
と言う事はゼクトに所属しているライダーはザビーだけですか。
坊ちゃまの電波には若いのも困っているらしく、
小さく「ハア？」ポーズを取っています。
ところで坊ちゃま達はこれから朝食の続きでしょうか。
バイト先で店主から町内会のサッカー大会の助っ人を頼まれる加賀美君。
欠員が出たので代わりを探して欲しいと頼まれたらしい店主。
しかし加賀美君はサッカーには自信が無いそうです。
こういうのは頭数合わせなのですし、活躍できるかまで考える必要は無いと思います。
誰もオフサイドトラップとか期待していません。
あと、野球だったら大喜びで出そうです。
店主は加賀美君をしつこく誘う事はせず、テーブルでコーヒーをすすっている天道君に
白羽の矢を立てます。
店主には世話になっているからと快諾する天道君。
しかし試合は1人でやるとかまた電波飛ばしだしています。
町内会のチームですので、勝ち負けより楽しく遊んで
むしろその後の打ち上げの方がメインイベントな筈なのですが
結局天道君の要求は通ってしまった模様。
相手チームも何故か坊ちゃまが仕切っていた為、
坊ちゃまと天道君の一対一の勝負となります。
それにしても相手チーム、何で坊ちゃまがいますか。
庶民に溶け込みまくった坊ちゃまです。
観戦している加賀美君は天道君と坊ちゃまが似ていると笑っています。
ひよりちゃんは「俺様系が2人か。ちょっと疲れるな。」とコメント。
「ちょっと」どころじゃないと思われますが、ひよりちゃんは電波耐性があると言うか
天道君達に隠れて分かり辛いですが
本来はひよりちゃんも電波体質なので、この程度の感想で済むのでしょう。
そして選手より審判の方が多い訳の分からないサッカーの試合開始。
2人とも自信を裏付けるかのように見事なプレイを披露しますが
0-0の引き分けに終わります。
勝負がつかなかった事に不満を持った二人は、
その後バスケやバレー、卓球に剣道、締めにボウリングで対決しています。
体育館とか良く借りれます。
あと試合後とにウエアを変えているのですが、ジャージとかで良いんじゃないでしょうか。
勝負を見ているだけで疲れてしまっている加賀美君とひよりちゃん。
観戦を続ける必要は無い気がします。
それより、町内会の催しの有る本日は日曜日か何かだったのではないでしょうか。
店の手伝いをしてあげた方が良かったと思われます。
痺れを切らした加賀美君が、今日の所は引き分けにするようにと言いに行きます。
坊ちゃまは仕方が無いとして加賀美君の要求を飲み、
天道君に名前を聞いてしまい、例の名乗を聞かされる羽目に。
そして坊ちゃまも似たような名乗を上げたため、
天道君は坊ちゃまと波長が合ってしまったのか
もうワンゲームと誘っています。
ところで、名前とか全然教えずに今まで試合していましたか。
体育館やレーンを借りる時、受け付けで名前とか言わないで済みましたか。
どこかの宝石やさんでは壁に穴を開けられて泥棒が入っています。
ショーケースを割って初めて警報が鳴りますが、
普通エアコン付けっぱなしにしてもセンサーが作動したりですので
扱っている商品の割にセキュリティが甘い感じです。
しかしすぐに拳銃を構えた警官がやってきます。
どうやら警報がなかなか鳴らなかったのは故意にセンサーを切っていたようです。
それにしても、丸腰の泥棒相手に拳銃抜くとは大げさです。
ちなみに拳銃は泥棒に蹴り落とされていました。
拳銃を盗まれずに済んで何よりです。
妹さんの勉強を見ている天道君。
妹さんは唐突に「怪盗シャドウ」を知っているか天道君に聞いてきます。
盗む前に予告上を出す怪盗シャドウをちょっとカッコいいと言う妹さんに
天道君は泥棒に興味を持たないようにと妹さんに注意します。
ところで、単に集中力が切れて適当な話題を振ったのでしょうか妹さん。
テレビもつけていない状態で、全く関係無い話が出てくるのも妙です。
ニュースの放送電波を脳で受信してしまっているのかも知れません。
1日天道君との勝負に費やした坊ちゃまですが、
悪夢を見て夜泣きしていました。
どうやらお姉さんが怪人に殺害されてしまっているようで、
「姉さん、姉さん！」という坊ちゃまの寝言に気付いた爺やが
心配して部屋に入ってきます。
寝付くまで傍に居て欲しいと爺やに頼む坊ちゃま。
爺やは慣れているらしく本当に付き添うつもりのようです。
ちなみに爺やは坊ちゃまにお水を勧めていますが
恐らく睡眠薬入りでしょう。
逃走中に警察官3名に取り囲まれる泥棒。
警棒を持っている警官相手に泥棒は応戦しますが
手を警棒で叩かれて荷物を落としてしまいます。
ダメージを受けたらしい泥棒は建物の影に逃げ込みます。
そこに何故か天道君が通りかかって、泥棒の隠れているあたりを気にしたりしています。
しかしパトカーのサイレンが聞こえてきたため、そちらの方に向かっていく天道君。
天道君、野次馬ですか。
指令車で映像を調べている加賀美君。
そこに先輩が入ってきて、何をしているのか聞いています。
最近妙な怪人が出没しているので、街の防犯ビデオのチェックをしているという加賀美君。
先輩は手伝うと言ってくれ、ディスクを取り出そうとしますが、
その手に包帯が巻かれている事に気付く加賀美君。
転んだと言う先輩を軽く流してビデオのチェックに戻る加賀美君。
大丈夫ですかとか、荷物持ちしますよとか
社交辞令言えるようになってください。
そして加賀美君は映像の中で怪しい人物を発見。
怪盗シャドウと思われる人物ですが、
仮面を外して素顔を出す瞬間が映されております。
それが先輩の顔だと気付いた加賀美君は
慌ててモニターを消したりしています。
怪盗なのにレオタードでないのは何故ですか。
ていうか先輩、外で仮面とっちゃ駄目だと思います。
バイト先で、天道君に先輩が怪盗シャドウだと話している加賀美君。
天道君が内容を復唱すると、声が大きいと言って焦ったりしています。
周囲に聞かれてまずい話をバイト先でする癖を何とかして下さい。
あと、先輩が怪盗シャドウだとしたら、ネーミングに悪意を感じます。
どうして良いのか分からないという加賀美君に
天道君は病院に行けとだけ言います。
天道君の勧めで病院に行くと余計な手術とかされそうです。
そういう訳で上司に相談に行く加賀美君。
「加賀美、お前に話しておかなければならない事がある。」と上司。
何かご存知の様子です。
話しておかなければいけない事を今まで黙っていた理由は
やはりバイト先で情報を漏洩しまくるからでしょうか。
夜間、警察が警戒に当たっている博物館で鳴り響く警報。
突入した警察ともみ合って、仮面が外れる怪盗シャドウというか先輩。
建物外まで出られたものの、前後からパトカーが接近し、取り囲まれてしまいます。
するとどこかからか発煙筒がその場に放り込まれます。
物陰から加賀美君が先輩を誘導しその場から逃します。
咳き込む警察官達の中で唯一無事だった先輩、
加賀美君のコントロールが良いのか、
先輩が煙に耐性があるのか気になります。
2人は止めてあった指令車に乗り込み、待機していた上司が車を発進させます。
上手くいった事を喜んでいる加賀美君。
先輩は加賀美君が仲間にならず反対すると思っていたと言います。
加賀美君は自分が真面目なだけの人間ではない、
ゼクトの命令だけを聞いていれば良いって物でもないと言います。
どうやらゼクトの指令でなく、独断で何かの作戦を展開していたらしい上司と先輩。
しかしゼクトの備品の指令車をそのまま利用しているので、
行動はゼクトに知られていると思われます。
そして何故か指令車を襲おうとしている怪人がいますが、
何故か天道君が怪人を止めに来ています。
天道君もどうやら先輩達の作戦に気付いている感じです。
アンド、坊ちゃまも登場。
寝かしつけるのが大変な奴なので、夜勤とかさせないでやって欲しいです。
坊ちゃまは天道君に助けてやるから早く逃げろと言います。
態度は大きいですが
冒頭の完璧見殺しな白バイに比べて破格の待遇です。
サソードに変身して怪人と戦い始める坊ちゃま。
「成る程な。だがお前に助けてもらう必要は無い。」
と天道君もカブトに変身。
正体隠す気ありません天道君。
怪人と戦おうとするカブトに攻撃を向けるサソード。
怪人を倒す邪魔をして欲しくないそうです。
報酬がかかっているのかと思ったのですが
良く考えたら自己申告くさいので、単なるコダワリなようです。
しかしそのおかげで逃走してしまう怪人。
サソードはそれを気にせずキャストオフしてカブトにかかって行きます。
カブト、クロックアップして怪人追いかけるとかしませんか。
その頃、指令車は検問に出くわしてしまいます。
しかし上司が身分証を見せると、ゼクトの職員であると知った警察官が恐縮してしまいます。
警察、かなりゼクトに頭が上がらなくなっているようです。
以前デカピンク逮捕された一般の女性を調べに警察に行った時に
先輩が変装して逮捕者として潜り込んだり
加賀美君が取り押さえられてたりしていましたが、
無駄に労力を費やしていたかも知れません。
サッカーの試合は電波2人に内緒で仕切り直すと良いと思います。