第18話


 ドレイクのライダーシューティングをライダーキックで蹴り返すカブト。
至近距離にライダーシューティングのエネルギーが飛んできたため
爆発の衝撃でドレイクは後方に倒れ、その隙にカブトは戦闘から離脱します。
変身を解いて悔しがっている大介。

それはともかく、ライダーシューティングを食らった広場の床、
タイル敷きなので補修とか大変そうですが
パッと見、破損している様子が見られなかったので
もしかしたら頑丈な素材だったのかも知れません。


 加賀美君のバイト先で、加賀美君と先輩に大介の連れている少女が誘拐された事を話す天道君。
ゼクトが少女を誘拐したとあって焦っている2人。
ところでこの店における先輩の出現率が本当に高くなっていますが
ゼクトに居る時間とここに居る時間のどちらが長いのでしょうか。

そして天道君の話が厨房からも聞こえたようで、ひよりちゃんも心配して出てきます。
ちなみに他に客がおりませんが、時間帯の所為か、普段天道君達が変な使い方をするので
客足が遠のいたのかは不明です。

少女が誘拐されたと聞いて、自分のせいだと落ち込むひよりちゃん。
ひよりちゃんは少女を早く助けないといけないと考えているようです。
ゼクトに誘拐されたと知っている天道君達はともかく
ひよりちゃんまで警察を当てにしていません。

そう言えば影山に殴られた事件とか、ちゃんと被害届出したのでしょうか。


 海に近い白い建物の部屋に監禁されている少女。
部屋の入り口のガラス越しに大介と面会しています。
早く助けてと訴えながらも、我侭ばかり言っている事を謝罪する少女。
しかし大介だけが頼りなようです。

そこに影山が顔を出して時間だとして面会を終了させます。
ていうか、大介に少女の監禁場所とか思いっきり教えている訳ですが
普通だったら隠しておきませんか。
何かノウハウとか無しに人質を取っている気がします。


 天道君の家では妹さんの朝食タイムです。
珍しく天道君も妹さんと一緒に食卓に付いて味噌汁を飲んでいます。
味噌汁を誉める妹さんですが、天道君はもっと美味しい味噌汁が有るらしいと話します。
しばらく味噌汁メニューばかり出すのではないでしょうか天道君。

朝食を食べ終え、二人で食器の片付けをしている所で
大介から天道君の携帯に連絡が入ります。
朝の忙しい時間に電話をしてくるのはどうかと思います。

しかも用件は決闘の呼び出しだったようで、
更に場所はどこかの桟橋っぽい所で
周囲が開けてて船とかから見られそうなポイントです。

大介の事情に理解を示し、思っていたよりマシな男のようだとしながらも
あまり頭が良くないと指摘する天道君。
少女を助けるのなら他にも方法はあるだろうという事だそうですが
呼び出す場所や時間帯のチョイスについても指摘してやってください。

話を受け入れずに変身して突進してくるドレイク。
天道君もポケットに手を突っ込んだままカブトに変身。
変身後は腰に手を当てた状態になっておりますので
天道君のズボンのポケットには物質を通過する性質があるかもしれません。

マスクドフォームで殴り合っているカブトとドレイク。
そこに物陰に潜んでいた影山がザビーに変身して戦闘に参加。
何となく、最初にザビーがカブトと戦って、
ドレイクの方が物陰から援護する方が理にかなっている気がします。

あと、流石の影山もそろそろカブトが天道君だと気付いていると思いたいです。

ザビーがカブトに殴りかかっている間に、ドレイクは間合いを取って
カブトを撃ってきたりしています。
そしてライダーシューティングでも何でもないただの一発で
何故かカブトは吹っ飛んで海に落ちます。
それを追いかけて海に飛び込むドレイク。
どうやらカブトは水中でキャストオフし何らかの行動に出たようですが
ドレイクもカブトをかなり撃ったようです。

ところでザビーは陸上でお留守番ですが、泳げないですか。


 少女を監禁している部屋の前で影山に抗議している大介。
影山的には、カブトを倒したら少女を自由にする約束をした覚えは無いそうです。
大介にはドレイクの資格者である限り、ゼクトで働いてもらうそうです。
影山に殴りかかろうとする大介を止める少女。

少女は自分の所為だからもういいと言っていますが
大介は少女の手を離した自分の責任だとして、まだ少女の解放を諦めていないようです。

影山は椅子に腰掛けながら、
少女が記憶を取り戻したら今の事を全て忘れる可能性があるという医者の話を
さも可笑しそうに話す影山。
ところで、野外に持ち出すのに普通の木の椅子ってどうですか。
折りたたみの椅子とかの方が持ち運びに便利だと思います。


 指令車で上司に少女の誘拐の話が本当か聞いている加賀美君。
ゼクトのやる事の裏は意味があると答える上司。
加賀美君は上司が誘拐を認める立場だと思って怒り始めそうでしたが
先輩は冷静に、少女が何処に居ると思うか聞いてきます。

上司は2人に疲れているとして伊豆にあるゼクトの保養所に行く事を勧めます。
加賀美君は上司の発言の意味が分からなかったようですが
先輩は上司が少女の監禁場所を知らせている事に気付き
御礼を言って加賀美君を連れて出て行きます。

ちなみに景色が良い場所に保養所があるそうです。
場所柄、温泉も期待できそうです。
やはり踊り子号とかで行くのでしょうか。

そして影山と大介は、伊豆と東京の往復状態でしょうか。


 どこかのスタジオでモデルにメイクをしている大介。
しかしいつもの変なBGMも無く上の空で作業しており、
口紅がはみ出てたりしています。
怒ってスタジオから出て行ってしまうモデル。

前回に引き続き、大介を取材に来ていたマスコミの女性は
その失敗振りを目にしてかなり気になったようです。
大介を居酒屋に誘いカウンセリングしてやっています。

アルコールが回って、自分は女の子一人も守れなかった最低な奴だと話し出す大介。
マスコミの女性も、一番大切な物を守れなかった、
と言って手帳に挟んである少女の写真を眺めます。
店主のオヤジが2人の深酒を注意しながら
酔い覚ましにと味噌汁を勧めます。

お会計に味噌汁代が含まれているのか非常に気になるところです。


 公園の滑り台で頭を下にして寝ている大介。
寝相がいいのか悪いのか良く分かりません。
その大介の顔の横にタイアップドリンクを置く天道君。
大介はそれに気付いて起き上がり、天道君の胸倉を掴んで
「お前、生きていたのか。」とか言っています。
次から死体を確認しましょう。

天道君の後ろには先輩や加賀美君もおり、
少女を助けに行くそうです。
そして天道君達とは反対の方から
ひよりちゃんも参加を表明。

ていうか大介、寝ている間に四方を囲まれていたようです。
何か気まずいです。


 次の日に伊豆の保養所のキッチンを占領している天道君チーム。
本来の調理師さん達がどうなっているのか不明ですが
恐らくアルティメットメイクアップか何かで洗脳されてどっか行ったのでしょう。

もうすぐ昼の時間と言う事で、料理に睡眠薬を入れようとする大介。
その睡眠薬が何人前なのか不明ですが、用法用量をお守りください。
あと、味とかでばれたりしませんか。

しかし土壇場になって天道君が作戦に反対。
「食べ物は大事にするべきだ。お婆ちゃんは言っていた。食事の時間には天使が降りてくる。
そう言う神聖な時間だ。ってな。」
お婆ちゃんはキリスト教徒でしょうか。

少女を助ける方が優先だとする大介。
ひよりちゃんも天道君に代替案があるのか聞いてきます。
すると天道君はひよりちゃんに手伝いを頼み、調理にとりかかります。

料理を美味しくして、お代わり自由にした天道君チーム。
食堂を利用しに来た職員さん達は食事に夢中になり、
テーブルに置いたキーを盗まれても気付かない有様に。

すげえイイ笑顔で飯食っている職員さんとかいらっしゃいますが
本当に薬物入っていないですか。

ところで、ここ保養所との事ですが、皆さん同じ上着を着ていますし
家族を連れてきている方もいらっしゃいません。
休暇で来られている職員さんはいないようです。

ひよりちゃんと大介の2人が食堂を抜け出し、盗んだキーで少女を解放。
誰もライダーに変身しないで救助成功です。
建物を壊さずに済みました。

ちなみに影山が大介を脅迫する際にPCで少女の画像を映し出していたので
恐らく近くにライブカメラがあると思われますが
今回の出来事に関しては威力を発揮しなかったようです。


 加賀美君のバイト先に戻り、皆に礼を言っている少女。
先輩は酷い目に遭わせたと少女に逆に謝っています。
ひよりちゃんは何故少女が狙われたのか分からず、
また襲われるのではないかと不安を訴えています。

狙われた理由を敢えて聞いたりしないのは、
多分色々筒抜けで聞こえているからでしょう。

天道君はその可能性はあるとした上で、
普通の生活に戻れば手を出さないだろうと考えます。
それには全ての記憶を思い出さないといけないそうです。

つまり大介が住所不定なのが問題という事でしょうか。

天道君は11種類の味噌汁を用意し、少女に味を見てもらっています。
店のキッチンを借りているとは言え、鍋のやり繰りとか大変そうです。
しかし天道君の作った味噌汁より
少女の覚えている味の方が爽やかだったそうです。

その話を聞いて、昨日飲んだ味噌汁は爽やかな風のような味だったと話す大介。
酔っ払っていた割に味覚も記憶もはっきりしていたようです。

天道君は大介にどこの店か聞き、少女や大介と一緒に早速店に行きます。
店の味噌汁を飲み、この味だと言う少女。
しかし男2人、女の子1人の組み合わせで
味噌汁だけオーダーする客は
かなり異様です。

そして天道君は異様ついでに、カウンター内の味噌汁の鍋の蓋を開けて中身を確認。
何と味噌汁にトマトが丸ごと出汁として入っていました。
イタリアンテイストです。
天道君は味噌汁の隠し味に感心し、店主に味噌汁の作り方を誰から教わったのか聞きます。

店主はこの異様な客に動じず、昨日も大介と一緒に来た女性だと回答。
しかし客からトマト味噌汁の話を聞いて、早速試す店主はかなり柔軟な思考の持ち主です。


 大介は、マスコミの女性が守れなかった大切な物が少女であると考えたようで、
お母さんが誰か分かったとして少女を野外ステージの観客席に連れて行き、
マスコミの女性の到着を待ちます。
普通に喫茶店とかで待ち合わせをしてください。雨天中止ですか。

ずっと大介の傍に居ると言って母親と会う事を拒絶する少女。
そこにマスコミの女性が「ゆりこ!」と言ってやって来ます。

そして待ち合わせの場所に何故か怪人も登場。
誰が呼んだんですか。
怪人はマスコミの女性をロープのような器官で捕獲してしまいます。
大介は何時の間にか来ていたドレイクゼクターをロープのような器官に向けて射撃、
マスコミの女性は拘束から外れますが、怪人は今度は女性の前に移動して
まだ攻撃をするつもりのようです。

しかし大介に背中を向ける格好になった怪人は、ドレイクゼクターでビシビシ撃たれまくり。
周りを少し気にした方がいいです怪人。

大介は攻撃を続けながらドレイクに変身。
怪人はヨロヨロしだし、その隙にマスコミの女性は怪人を追い抜かして少女の元までダッシュ。
ドレイクに促され少女を連れて退避します。
お互いに手を離した事を気にしているドレイクと少女。

しかし怪人はその間に立ち直りドレイクに攻撃。
そこに影山も登場しザビーに変身。
ドレイクを裏切り者として抹殺するそうです。

カブトとも敵対している訳で、これでドレイクを敵側に回したら
下手したら2対1になるような気がしますが、あまり気にしていないようです。


 マスコミの女性は少女を連れて塀の裏まで避難してきます。
少女の手を握り、「大丈夫、お母さんがついているわ。もう絶対離さないから。」
と励ます女性。
少女はバスが襲撃された事を思い出し、母親が今と同じ事を言った事を思い出し
記憶を取り戻します。

一方野外ステージでキャストオフして怪人と戦っているドレイクですが
ザビーのキャストオフの部品に当たったりしてビックリ。
そしてしばらくザビーに殴られて吹っ飛ばされるドレイク。
すると今度は怪人が近くにいたザビーに標的を変えてきて、
怪人対ザビーみたいな感じになります。

ドレイクはステージに向けてライダーシューティング。
ザビーは特に警告とかして貰えませんでしたが、自分で気付いてその場を離れます。
怪人はこの攻撃で消滅しますが、今度はザビーがドレイクの近くに移動してドレイクを攻撃。

ドレイクはザビーに押され始めますが、カブトゼクターが2人の間を飛び回りザビーの攻撃の手を止めさせます。
そして待ち合わせに呼んでいないのに天道君も登場。
「お婆ちゃんが言っていた。子供は宝物。
この世で最も罪深いのはその宝物を傷つける者だってな。」
とカブトに変身し、すぐキャストオフ。

ザビーは目の前のすぐに何とかなりそうなドレイクを放置して
今度はカブトに向かって行きます。
集中攻撃とか覚えた方がいいです。
今度はカブトに押されてこけたりしているザビー。

ドレイクがザビーに向かいライダーシューティングを放ちますが、
今回もザビーは気付いてクロックアップで回避、
そのままドレイクの近くまで移動し反撃をしようとしますが
カブトの方もクロックアップしており、
冒頭の戦闘と同様にライダーシューティングをライダーキックで方向変換。
ザビーはドレイクの背後に隠れ、ドレイクを盾にしようとしますが
丁度ドレイクのクロックアップも発動し、逃げられてしまいます。

クロックアップ状態のカブトに蹴られてスピードアップしているかも知れない
ライダーシューティングを食らい、悔しがって帰っていくザビー。
地味に耐久力高いようです。

そしてドレイクは少女がマスコミの女性に泣きながら抱きついている様子を
クロックアップ状態で見届け、そのまま立ち去ってしまいます。
化粧品の入ったギターケースを忘れていないか心配です。


 歩道橋で仲良く歩く少女とマスコミの女性に遭遇する大介。
大介は少女に「ゴン。」と話し掛けると、少女は怯えたように母親の後ろに隠れてしまいます。
母親に大介の事を聞く少女。
母親は答えようとしますが、大介はそれを遮り、
「ごめんねお嬢さん。君があまりに可愛かったから、つい声を掛けたくなったんですよ。」
と、100%逮捕される理由を口にする大介。

「君の可愛さは、まさに1つの、1つの…えっと…。」
と少女の救いを期待してか言葉を詰まらせる大介。
しかし電波耐性がなくなってしまったらしい少女は
母親の後ろに隠れてしまいます。

それを見た大介は
「何でも有りません、失礼しました。」と言って
2人の脇を通り過ぎます。

大介は少女が自分の事を忘れてしまったのを
それで良いと考えているようです。
多分半分は自分に言い聞かせていると言った所でしょう。

少女と完全に分かれる事になった大介。
少女も大介が気になったのか後ろを振り返っていますが
多分明日の学級会で変な人にあった話とかして
周囲に注意を促すに留まると思われます。

そして東京タワーには蠍の形のゼクターがチョコチョコと這っていました。
移動スピードが他のゼクターと比べて遅めですが、
支障が無いか心配です。

母子が怪人の襲撃するバスから
どんな必殺技を使って生き延びたのか気になりつつ次回に続きます。