第14話



 ひよりちゃんに「お前が僕の両親を殺したんだ。」と言われてますが
無言で立ち去るカブト。
オリーブオイルのお会計もそうですが
ひよりちゃんもオリーブオイルを入手できたのか気になります。

例のエンカウント率の高い地下道を通っている男性2名。
片方が座り込んで手袋をしだし、もう片方がそれを見て、相手が内通者だと気付いたようです。
通路の奥から怪人が出現したため、男性は豆鉄砲で攻撃しますが
やっぱり効かず、怪人は男性の目の前にジャンプして近寄り、
男性を殴り飛ばしていました。
ジャンプした意味が距離を縮めるだけというのが奥ゆかしいです。
飛び蹴り等の攻撃はしないようです。


 天道君の家の玄関から慌てて飛び出る妹さん。
学校に遅刻しそうな時間になってしまったようです。
朝ご飯の量が多いのも遅刻する一因かと思われます。
そして妹さんの帰り時間を確認した天道君は
美味い昼飯を用意しておくと言って妹さんを送り出します。

そして門の陰にひよりちゃんがいる事に気付き、声をかける天道君。
妹さんは慌てていた為か、ひよりちゃんには気付かなかったようです。

天道君に聞きたい事があるというひよりちゃん。
しかし天道君に物を聞いて、電波以外で何か答えが返って来るとは思えません。
精神衛生上、電話とかメールとかで問い合わせた方が良いのではないでしょうか。


 加賀美君が内通者だと連絡が入って意外がっている上司。
その横で影山が「人間なんて分からない物ですよ。」と
多分自分の事を含めて言っています。

ていうか影山、所属部署とか実際の所まだそっちなのですか。
シャドウとか再結成されていませんか。

加賀美君を問いただそうとマイクに手を伸ばす上司、
しかし影山は上司を止め、既に加賀美君を泳がせているとして
後の事は全て自分に任せてもらうと言っています。

何か嫌そうな顔をしてみせる上司。
厄介な部下が続々増えていますが、やはり女性職員が配属されているので
その他が普通の人材ばかりだと他部署に対し不公平になるからでしょう。

その加賀美君ですが、オープンカフェの席に付き、大介達をテーブルに誘導しようとしています。
少女に拠れば、女性の注文でこの場所に来たそうで、
加賀美君が待ち構えているとは知らなかったようです。
ていうかまた食べる所で化粧とかしようとしましたか、この人達。


 天道君の家に入ったひよりちゃん。
「昨日変な奴を見た」と切り出し
7年前に両親を殺害したと思われる人物と
同じベルトをしていたと話します。

「変な奴」と言われてしまっては、もう名乗り出られません。

天道君は子供の時の記憶は当てにならない、
嫌な思い出は忘れる事だと話の中断を狙います。
鞄からベルトが出てきたことに付いても、自分の趣味ではないと誤魔化し、
出来たキンピラゴボウを出して味見をさせようとしたりしています。

ひよりちゃんは怒って出て行ってしまいました。
あと、誤魔化す為とは言え、変身ベルトを「趣味ではない」と言ってしまって
大丈夫なのでしょうか。

ベルトせがみ中のチビッコ達に対して
親が天道君の発言を引き合いに諦めさせようと試みます。
それにそのうち3万とかで売るかもしれないブツですので
もう少し持ち上げてやっても良いかと存じます。


 一応加賀美君と同じテーブルに付いている大介。
本来は男にはメイクをしないそうでお断りしています。

前回メイクされてトリップしていた加賀美君ですが、
メイクの依頼ではないとして、再度ゼクトへの協力を要請しています。
何故か席を立っていたらしい少女、大介の後ろから現れて
加賀美君に電卓を叩いて見せています。
「金を要求するって言うのか。」と言い出す加賀美君。

タダ働きする訳には行かないと思うのですが、
というか労働条件も提示せずにスカウトしていましたか。

怒って席を立つ加賀美君に飲み物の伝票を渡す大介。
ちなみに仕事の依頼と言って呼び出して、別の用件だった訳ですから
その気になれば営業妨害とかで訴える事も出来そうです。
飲み物代だけで済ませてやるのは結構寛大だと思います。

そして加賀美君と入れ替わりにテーブルに付く先輩。
大介は先輩の言葉には耳を傾けると言っています。
態度が180度変わっている大介を見て怒り出す加賀美君。

でも、大介に先輩と同じ態度で接されたら
それはそれで非常にキモイです。

そして加賀美君に充電が切れたからと携帯を貸して欲しいと言う影山。
携帯の電池が切れた場合、何が困るって
掛ける電話番号が分からなくなる事だと思います。

しかし普通に電話を貸して帰ってしまう加賀美君。
貸しっ放しですか。
携帯二台持っている人ですか。


 加賀美君のバイト先に入ってテーブルに付く天道君。
ひよりちゃんは来るなと言ったのに凄い勢いで来た天道君に抗議していますが
天道君は俺の行く道は俺が決めると言って聞きません。
ひよりちゃん、そこで黙っては駄目です、付け上がります。

事情を知らない店主は天道君に
元気の無いひよりちゃんを
元気付けてやって欲しいと頼んでたりします。

しかしまかないのロールキャベツを一口食べた天道君は
まだ口に物が入っている状態で「不味い。」と言って、
今迄の付けの分として諭吉をテーブルに置き
二度と来ないと言って帰ってしまいます。
ひよりちゃんの作戦勝ちでしょうか。

しかし一万円で足りているのか気になります。


 冒頭の地下道で倒れている被害者を調べている先輩と影山。
内通者がいるらしいと言う先輩の言葉に驚いて見せた影山は
被害者の持っていた携帯を拾い、内通者の手がかりがあるかも知れないと言って
先輩に携帯の中を見させます。

通話記録に加賀美君の名前があったので、
先輩は携帯のデータを詳しく調べるそうです。
ところで影山は内通者の話を知らないフリをしているのですが
先輩が上司から影山の行動の話とか聞いていた場合はどうしたのでしょうか。


 食いっぱぐれた天道君は別の店に向かいますが、
臨時休業の札が貼ってありました。
どうやら民家でやっている店のようで、営業時間がアバウトなのでしょう。
次の店を探して歩き出す天道君ですが、何か靴が脱げたりして
同じ店目当てに来た、亀とか飼っていそうな兄ちゃんに同情されたりしています。

ところでこの辺、歩道の線引きがされておらず道路も狭いので
バイクでこの店に来た場合、どこに車を止めるのか気になります。
門の向こうに駐車スペースがある事を祈ります。

しゃがんで靴ヒモを結び直している天道君は
加賀美君と、それを尾行する影山に気付きます。
人気が無くなった所で影山を背後から捕らえる天道君。
天道君は影山の顔を押さえながら
美味い蕎麦屋の場所を聞いています。

影山は頭を天道君に押さえられているので、後ろが見えないようですが
「何故加賀美を尾行する。」という質問内容と、
多分その前の電波発言でカブトだと気付きます。

天道君の顔を拝んでみたいと言う影山。
同じ病院にいたような気がしますが、まあいいです。
加賀美君がザビー辞める時に
天道君は変身解除していた気がしなくもないですが
いいです。

加賀美君が内通者である事を話した影山は
天道君にどつかれフェンスに激突。
振り返った時には天道君は姿を消していました。


 天道君の家に来たひよりちゃん。
妹さんが留守番をしていたらしく、喜んで家に引きずり込もうとしますが
ひよりちゃんは天道君にお金を返しに来ただけなそうです。
ていうかそれ今までの代金なんで返す必要ありません。
妹さんはそれでもひよりちゃんと一緒に食事したいらしく、
腕を引っ張り強引に家に上がらせます。

並べられた料理を見て、全部天道君が作ったのか聞くひよりちゃん。
勿論、と嬉しそうに答えて食べ始める妹さん。
ところでこれ、本来は1人前ですか。
あと天道君、何で自分ばかり外食しようとしますか。
たまには妹さんと一緒に食事をしてください。

天道君の料理に箸を付けたひよりちゃん、
病院で天道君が語っていた
「食べると言う字は人が良くなる。」という話を思い出したりしています。

妹さんの幸せそうな様子や、美味しい料理に
ガードが次第に緩くなっているひよりちゃん。
でも別に美味しい料理を作るからって油断して良い訳じゃないので気をつけたいです。


 歩道橋を歩いている加賀美君。
ところで食事時に、加賀美君はこうやって外出、
ひよりちゃんは天道君の家で捕まっていますが
店は大丈夫なのでしょうか。

加賀美君の前に先輩が登場、先輩は加賀美君に豆鉄砲を向け拘束すると言い出します。
殺害された隊員の携帯に加賀美君からの着信履歴があり、
隊員のデータも添付されていたそうですが
殺す相手に隊員データ送ってどうするのか良くわかりません。

携帯は影山に貸したと言っている加賀美君ですが、
ポケットを探ると貸した筈の携帯が何故か戻ってきています。
最近の携帯は軽いです。

加賀美君は内通者は自分ではないとして逃走。
先輩も走ってそれを追いかけます。
威嚇射撃とかしません。
普通に足とか打ち抜いても良いのではないでしょうか。

あと、先輩の後ろでその様子を見ていた影山、
笑ってないで追いかけてください。

そしてシャドウさん達でしょうか、
先輩の他にもスーツ姿で加賀美君を追いかける人達がいるようで
人員の手配はバッチリです。
しかし豆鉄砲を構えたまま外を普通にバタバタ走っているあたり
通報されるのも時間の問題です。


 蕎麦屋まで来た物の、臨時休業の札を見て天に見放されたと感じている天道君。
家に帰って妹さんと食事した方が良いです。
そこに加賀美君が登場、天道君を引っ張って人通りの少なそうな階段に移動。
何か相談したそうな加賀美君ですが、天道君は食事の事が最優先として
加賀美君の話は聞かずに、たまには自分で解決するようにと突き放します。

加賀美君は諦めて逃走再開です。

しかし基本的に自分の足で走り、車とか自転車とかバイクとか使わないので
しばらくするとまた先輩に前を塞がれてしまいます。
銃を向けられ、また逃走する加賀美君。
先輩はやはり発砲しないのでまんまと逃げられそうです。

しばらくすると加賀美君は誰かの足に引っ掛けられ転倒しています。
どうやら大介が加賀美君を転ばせたようですが、加賀美君はまた逃走。
大介は別に加賀美君を追う素振りを見せませんので、
単に趣味で転ばせただけかも知れません。


 結局、加賀美君のバイト先に戻る天道君。
ひよりちゃんに「もう来ないんじゃなかったのか。」と言われますが
それは無視して「いつもの。」とオーダーを入れます。
黙って厨房に戻り、ロールキャベツを持って出てくるひよりちゃん。

まかない何人分作っているのでしょうかこの店。

今度のロールキャベツは美味いと言って
嬉しそうに頬張る天道君。
ひよりちゃんはそんな天道君に背中を向け、安心したような様子で
『天道はあんな事をする筈は無い、絶対に、無い。』と考えています。

店主も2人の様子を見て安堵しているようです。

そんな中、窓の外でカブトゼクターが天道君を呼び出していました。
普段は壁とか天井とかぶち破って飛来するカブトゼクターですが、
加賀美君のバイト先の窓をノックするように軽く体当たりしています。
妙に遠慮がちですカブトゼクター。
天道君の食事の邪魔をして怒られた事でもあるのでしょうか。


 地下駐車場のような所に逃げ込んだ加賀美君。
フェンスの後ろに隠れながら、不安そうな様子です。
そこにシャドウさん達と先輩やら影山が終結。
加賀美君、どっちかって言うと人目のある所に行くべきだったかも知れません。
解散した筈のシャドウがいる事に驚いている加賀美君。
前回現場付近にいたような気がしますが、鉢合せにならなかったようです。

影山に銃を渡すよう促され、それに従う加賀美君ですが
シャドウさんの1人が加賀美君に向かって発砲、加賀美君は倒れてしまいます。
先輩は慌てて加賀美君に駆け寄って心配してくれています。

加賀美君を撃ったシャドウさんはメットを外し、
隊長が撃たれるかと思ってつい、と弁明。

「いいんだよ、これでやっと本当の内通者が分かった。
お前なんだろ。
加賀美はタダの囮だよ。
本当の内通者は加賀美に罪を着せたまま口を封じようとする。
俺はそれを待っていたんだよね。」
と影山。
ちなみに影山の説明中に他のシャドウさん達も
影山に合図されてますが
このカード配り歩いていそうな人に銃を向けたりしていますので
犯人は予めかなり絞り込まれていたようです。

あと、逆に言えば本当に加賀美君が内通者だったら作戦失敗な訳で
ある意味信用されているのかも知れません。

先輩は加賀美君を犠牲にしようとした影山を批難しますが
影山は見習の1人ぐらい良いと言ってのけます。

「パーフェクトハーモニー第二章、新たな完全調和の為です。」
とよく分からない主張をする影山に、
何時の間にか来ていたカブトが
「これの何処がパーフェクトだ。」と突っ込みを入れます。

「お婆ちゃんが言っていた。本当の名店は看板さえ出していないって。」
臨時休業の貼り紙についてはノーコメントです。

そしてクロックアップして加賀美君を弾丸から避けさせていた時に
その姿を見ていたものがいるとして、怪人が混ざっている事を指摘するカブト。

シャドウさんの装備している銃の弾(何百発も当てないと怪人を倒せない)と、
クロックアップしたカブトのドツキ(怪人が時に爆発する)では
どちらが危険か分かりかねますが、兎に角加賀美君は無事なようです。

しかし、加賀美君でなく弾の方を退かして欲しかったです。
人として。


 カブトが指差した先の人物に銃を向けるシャドウさん達。
シャドウさん達、特に隊長から指示を受けていなくても
結構臨機応変です。
しかしカブトの言う事とか鵜呑みにしていいんですか。

怪人と思われるシャドウさんがヘルメットを脱ぐと、
先ほどの人と同じ
地球を爆破しに来たのに女性隊員に手なずけられた宇宙工作員みたいな顔が出てきます。

人間の方は怪人の方に、自分を守ってくれるるのではなかったのかと聞いています。
怪人は「お前は、俺の中で生きるがいい。」と言って怪人の姿に戻り
人間の方を殺害。
ちなみに銃を構えていたほかのシャドウさん達は怪人に向かって発砲しません。
自分達の手を汚さずに内通者を消してもらう作戦でしょうか。

そして何処に潜んでいたのか、他の怪人達も出現しシャドウさん達に攻撃。
影山は散開して怪人を殲滅するよう指示を出しますが、
既にシャドウさん達、いる場所がバラけてます。
もう少し固まった方が良いかも知れません。

影山はザビーに変身しキャストオフ。
ザビーの装甲に当たって倒れる怪人、
そしてその怪人の巻き添えで倒れるシャドウさん。

シャドウさん、ただでさえ人数減っているのに
何だか大変です。
ゼクトルーパーさん達も呼んできた方が良いのではないでしょうか。

影山ザビーはライダースティングで数体の怪人を一気に倒したりしています。
カブトもクロックアップし、何体か怪人を倒した上で
シャドウさんに擬態していた怪人用にライダーキックの準備。
一旦転がされたこの怪人ですが、立ち上がるだけにとどまっています。
自分からライダーキックに向かっていかない怪人の記念すべき1号かとおもいきや、
単に背後からライダーシューティングを食らっていただけでした。

派手なバイクにまたがり、銃を構えているドレイクを見て
「気まぐれな風が吹いたか。」と電波なコメントをするカブト。

対して影山ザビーは「お前は!」と少々つまんないリアクションで、
まだまだ電波を受信しる余地が残されているようです。

加賀美君はともかく先輩が怪我をしていないか心配なまま次回に続きます。