第12話


 大介はドレイクゼクターが飛んできたので変身。
取っ手にくっ付いたドレイクゼクターは
銃として使用できるらしく、
取り囲んできた怪人達を撃って寄せ付けません。
ただ、攻撃力はイマイチで、何発か打ち込まないと怪人は爆発には至りません。

そしてカブトの方も、脱皮した怪人を取り逃がしてしまったようです。

合コンでエネルギー使いすぎたのでしょうか2人とも。


 変身を解除し、お互いライダーであるのを知り
やや驚く天道君と大介。
そして大介はついウッカリ天道君の名前を尋ねてしまい、
例の変な自己紹介を聞かされる羽目に。

しかし
「ははは、やっぱり君はちょっとおかしい。」
と軽く流せる大介も、
天道君の言う通りおかしい部分がありそうです。

そして怪人を追うと言って立ち去る天道君。
加賀美君もそれに付いて行き、歩きながら天道君に
「大事な事を忘れている」というのがどういう意味なのか聞いてきます。

変身もせずバイクにも乗らず怪人を探している時点で
色々な物を忘れ去っている気がします。

そして合コンの相手が全員怪人だった事を指して
加賀美君の趣味を疑う天道君。

しかしよく考えたら、怪人が女性に擬態する際は
何故か美人を選ぶ傾向があるので
顔で選ぶと怪人率も上がるような気がします。
サーモグラフィー持参で合コン相手を探してください。

そしておもむろに通りすがりの女性に
「グレーのパンツの女性」の居場所を聞く天道君。
通りすがりの女性は普通に答えますが
道行く人のパンツの色とかそんなに見ている物なのでしょうか。

あと、古い人間なんで「パンツ」って言うとまず下着を思い出してしまいます。
通りすがりの女性がお年寄りだったら変態扱いされますので
真似っこをする際は気をつけましょう。

ちなみに通りすがりの女性が怪人だったようで、
すこし先でオリジナルらしき人物が死んでました。
前前から思うのですが、擬態とかするなら
死体は隠した方がバレ難いと思います。
キックしそうなカブトに突進する習性もそうですが
怪人の行動に進歩がありません。


 雑炊を喜んで食べている天道君の妹さん。
しかしながら相変わらず何故か天道君は食事を取らずに
新聞とか読んでいます。
妹さんは料理に興味を持ったようで、天道君もそれを奨励するようです。
しかし加賀美君達にも食べさせてあげよう、という妹さんの言葉を聞いて、
加賀美君の話をして欲しくないという意思表示をする天道君。

妹さんは加賀美君が天道君の友達なのに
何故話題にしたくないのか聞いてきます。
天道君は友達という言葉が
危ない物を持っていると考えているようです。

あと、妹さん、天道君の友達でなく
自分の友達に料理を振舞った方がいいと思います。


 ドレイクの資格者の資料に目を通しているゼクトのお偉いさん、
ていうか加賀美君のお父さん。
ザビーの資格者2人目の資料は見ているのか心配です。

大介は住所不定でいかなる組織にも属した経歴も無く、
三ヶ月前から記憶喪失の少女と行動を共にしているそうです。
そんな大介の経歴をやや面白がっているお偉いさん。

組織に属さないといっても学校ぐらいは行っていて欲しいものですが、
よく考えたら少女の方も学校に行っている様子を見せていないので心配です。


 一方その大介と接触している加賀美君。
連絡先とかも分かっているようです。
加賀美君は大介をゼクトに勧誘していますが、
大介はライダーの力には迷惑をしているそうです。

選ばれたのなら人々を救う義務があるとして
大介を説得しようとする加賀美君。

ゼクトに入ったらカブト抹殺指令とか出がちなのを
身を持って知っている筈なのですが、
色々な電波を浴びて分からなくなって来ているのでしょう。

ゼクトに入らないとまずい事になると話す加賀美君ですが、
大介は加賀美君に化粧を施して
加賀美君がトリップしている間に姿を消していました。

ところで、加賀美君の顔を塗るのに使ったブラシとか
ちゃんと洗ってから次の人に使うのか気になります。


 加賀美君の先輩はお偉いさんと一緒に居る若いのに
ゼクトの今後の方針について聞きに行っています。
ていうか、ゼクトに属さないライダーを抹殺する方針を批難しています。

空気がまずくなってきた所で、若いのの時計のアラームが鳴ります。
なんでも味覚が無いのでサプリメントを食事代わりにしているとかで
お薬タイムです。
別に時間どおりに飲まなくても良いような気がします。
それにしても、食事の全てをサプリで置き換えるのは
現在の科学ではちょっと無理な気がしますが、
出す量が凄い少なくなって環境に優しいかも知れません。

そして先輩に対し帰るように言う若いの。
「君はゼクトの事を何も知らない。」とか言っていますが、
こうやって聞きに来ているのに答えないから
知りようがありません。


 立ち蕎麦で先輩に愚痴を垂れている加賀美君。
勧誘が上手くいかないのを気にしているようです。
そして天道君に「大事な事を忘れている」と言われた話をし、
何の事だか分からないとコメント。
しかし先輩は天道君の言っている事が分かるようです。

先輩は加賀美君に
何故ゼクトの一員になったのか
という事だとヒントを与えて
さっさと蕎麦をすすり込んで行ってしまいます。
お勘定が後払いですが、かなり治安が良い場所なようです。
実はあれ社食でしょうか。


 加賀美君のバイト先の店に来る天道君。
加賀美君に会いに来た訳ではないと釘を刺しています。
狙いはひよりちゃんのようです。

そして天道君の直後に店に入ってくる大介と少女。
天道君とか店に入るのが見えたんじゃないかと思うのですが
あまり気にしていなかったようで、
案内されたテーブルで天道君と相席になって
やや驚いていたりしています。

そして全員お勧めの料理をオーダー。
するとひよりちゃんがテーブルにスクラッチくじを置いていきます。
店の名前が入っているくじで、特注くさいです。
当たると100円引きだそうですが、くじ制作でお金を使って更に値引きをする訳ですので
キャンペーンの告知とかしっかりして客を呼び込まないと
無駄金ってやつです。

ひよりちゃんを口説こうとする大介を
「お前ごときにひよりを語る資格は無い。」と止める天道君。
大介は天道君の言葉が気に障ったらしく、
一時間後に公園にてどちらが多くの女性を連れて来られるかの
軟派勝負を持ちかけます。

天道君は暇なのか、その勝負を受けるようです。

そして少女と大介の引いたくじが当たっているのに
自分のが外れていた天道君、
追加オーダーをしてくじを沢山引いてやっと当たりを出します。
店的にはくじ代の回収が出来て良かったんじゃないでしょうか。


 天道君がくじと格闘している間に
大介の方は女子短大に侵入し、プロレス研究会とかレディース研究会とか
何か免疫の無さそうなサークルを狙ってメイクをしてやって軟派していました。
普通に夏はテニスで冬がスキー部みたいなサークルとか狙いません。
それにしても変わったサークルがある学校ですが
鉄道研究部とかアマチュア無線部とかもあるのでしょうか。

化粧をされた学生達は上機嫌で大介に付いて行きました。
しかし木刀とか忘れないあたり、ある程度の警戒心は残っているようです。


 公園で学生達+道中で拾ったお得意さんと一緒に天道君を待っている大介。
天道君は大量の料理を食べ終えて一人で待ち合わせ場所にやってきます。
ところで加賀美君がそれを尾行しているのですが、バイトはどうしましたか。

1人で来た天道君を見て勝利を確信する大介ですが、
大介が連れて来た学生達は天道君を知っているようで
すぐに天道君の方に付いてしまいます。

大介はお得意さんが自分の傍に残っていたので、量より質だと主張しだしますが、
天道君は女を比べる物ではないとして
「お婆ちゃんは言っていた。全ての女性は等しく美しいと。」
と引用。

ここのお婆ちゃんは孫に何を教えているのでしょうか。

そして大介が客に使う香水の匂いがついていないとして
お得意さんが怪人であると見破る天道君。

怪人が正体を現したため、学生達に逃げるように促す天道君。
普段の彼女らなら怪人の一体や二体は倒せそうな気がしますが
本日は軟派されてたりで女の子スイッチが入っているらしく、
普通に悲鳴をあげながら逃げたりしています。

そしてその辺から脱皮前の怪人達も姿を現します。
多分軟派されなかった怪人達です。

天道君と大介は変身して怪人達と戦闘開始。
そして木の陰に隠れていた加賀美君は怪人に見つかって
殴り倒されたりとかしてカブトに助けを求めたりしています。

「加賀美、友情を言い訳にして俺を頼るな。お前は何の為にゼクトに入ったんだ。」
とカブトに言われ、また先輩からも同じような事を言われて
全ての怪人を倒す目的があった事を思い出した加賀美君。

例の豆鉄砲で怪人に応戦しながら
「天道、ようやく分かった。俺とお前は友達じゃあない。」
と答えを出しています。

「そうだ、友達じゃない。今度うちに遊びに来い。飛び切り美味い物を食わせてやる。」
とカブト。
妹さんの料理の実験台という事でしょうか。

ところで会話の最中に怪人の加賀美君に対する攻撃がストップしてしまったのは
片手間で相手されてるのに気付いて嫌になったからでしょうか。


 ドレイクの方はキャストオフし脱皮前の怪人達を一掃。
残る脱皮済みの怪人と戦おうとしますが、怪人はお得意さんの記憶を使って
ドレイクに呼びかけてきたりします。
そのせいで銃を降ろしてしまったドレイクに
飛び掛る怪人。

ドレイクは怪人に対して反撃もせず、殴られるままになっています。

カブトはドレイクの様子に気付きキャストオフし
クロックアップ状態で怪人を倒しに行きます。
いつも通り飛び込んでくる怪人にライダーキックにを叩き込むカブト。

倒された怪人を見て、お得意さんの名前を呟くドレイク。

カブトはドレイクに
「ワームは人間の利用し、心の弱さに付け込んでくる、惑わされるな。」
と注意しますが、ドレイクは
「お前の言う事は正しい、だが気に食わない。」
と言ってカブトを殴りだします。

放置しておいた悪者が自分の大事な人を殺害しました、みたいな流れが
「ス○イダーマン」に似ていますが
例のそれが正義の味方をするきっかけとなったのに対し
ドレイクは八つ当たりしだすあたりで
変な差別化がされております。


先程解散して行った学生達が仲良くなって
二つのサークルで合同活動とかしだしたら
無敵なんじゃないかと思いつつ次回に続きます。