第7話


 今日も頑張っているゼクトルーパーさん達。
しかし脱皮していない相手にすら歯が立たない状態で、また合同葬儀の予感です。
カメラを持って現場にいた加賀美君が倒れたゼクトルーパーさんのマシンガンを借りて
怪人を撃ったりしていますが、誰が撃っても威力は変わらないので相手を倒すには至らず、
むしろ無駄に敵の注意を自分に向ける事になってしまいます。

加賀美君のピンチにバイクに乗った謎のライダーが出現。
手始めに何体かの怪人を撥ね飛ばし、加賀美君に下がっているよう指示。

そして左腕に付いたレバーを回してキャストオフし、飛ばした装甲のパーツで敵を吹っ飛ばしたりしています。
加賀美君がキャストオフの巻き添えになるから下がらせたのでしょうが、
彼は飛ばされ慣れているので大丈夫です。

加賀美君が謎のライダーと、続けてやってきた
ゼクトルーパーさん達に似た部隊を見て首をすくめて戸惑っていると、
上司と先輩が加賀美君の所にやって来て、
彼らが本部直轄の精鋭部隊シャドウと仮面ライダーザビーであると知らせます。
指令車からインカムを通じて通話できそうですが、おそらく上司達も見物に来たのでしょう。
ザビーの細かめの指示をきちんとこなしていくシャドウさん達。
シャドウさん達の攻撃で隙が出来た怪人達をザビーが殴り殺す感じで戦闘終了。

加賀美君はザビーチームの動きが様になっているので
すっかり憧れてしまった様子。
そしてザビーは変身を解き、加賀美君の上司に挨拶とかしています。
上司はザビーに変身ていた人物を矢車と呼んでおり、面識があるようです。
矢車は元々シャドウの精鋭だったとの事で、
上司も彼がザビーの資格者にもっとも相応しいと思っていたそうです。

上司への挨拶を済ませた矢車は、加賀美君の方に話し掛けます。
1人で怪人に立ち向かった勇気を褒めつつも、スタンドプレイを注意。
戦闘において最も重要な事はパーフェクトハーモニー、完全調和なのだそうです。
和訳をわざわざつけるあたり、誰か誤訳した奴が過去に居るはずです。

合唱の練習とかされた事でしょう。

スタンドプレイはチームの調和を乱すとの事ですが、
加賀美君がマシンガンを手にした時は既にチームみんな死んでたんで
別に良いんじゃないかと思います。

怪人を倒したいと相談を矢車に早速持ちかける加賀美君。
矢車は怪人の行動の法則を見つけられれば
ある程度行動を読む事が可能ではないかと
アドバイスを送って去って行きます。

加賀美君自身の戦闘スキルに関して何も言わないあたり
何らかの配慮を感じます。


 天道君の家では妹さんが朝食を食べ終えた所のようです。
天道君が妹さんに夕食のメニューのリクエストを聞くと、湯豆腐という答えが帰ってきます。
じじくさいと笑う天道君ですが、サイドメニューは冷奴だなと言うと
逆に妹さんにじじくさいと言われてしまいます。

ところで食事の希望とか、食後に聞かれると何も食べたくなかったりで結構困ります。

ソファの天道君の隣に置いてあった鞄を持って出かける妹さん。
天道君、妹さんが天道君の上方からダイブするように無理やり鞄を取ってますが、
その鞄は天道君が手渡すべきではないでしょうか。

あと妹さん、食後三分以内に歯を磨きましょう。


 豆腐屋で同時に絹ごしをオーダーする天道君と矢車。
2人の注文を聞いて店主が笑いながら、残り一丁しかないと豆腐を手に持ってアナウンス。
矢車は部下に食べさせたいそうですが、天道君も妹が楽しみにしていると主張。

木綿という選択肢などありません。

あと矢車、部下何人ですか。一人当たり何グラムですか。

矢車が豆腐を公平に分けようと提案しますが
天道君は二兎を追う者は二兎とも取れとおばあちゃんに言われたそうです。
何なんだ君はと言われ、天道君がいつもの名乗をあげると、
矢車は天を語る器があるのかと本筋とはどんどん離れた突込みをします。

天道君は持参してきたボウルを出して、「器ならある、お前のよりはでかい。」と
今朝妹さんにじじくさいと言われたばっかりなのにオヤジギャグ。
これが豆腐屋のオヤジには馬鹿ウケ。
矢車も天道君と豆腐を賭けた勝負をすると言ってくれます。

というか矢車も相当流されやすいというか、見失いやすい感じです。

ところで最初の矢車の提案どおり、一丁の豆腐を2人でシェアした場合、
矢車の部下1人当たり何グラムなのか更に気になるところです。
隠し味という奴でしょうか。


 加賀美君のバイト先に来ている天道君と矢車。
此処で勝負をするそうです。
店長も呆れながら厨房を貸してくれます。

そして天道君は審判にひよりちゃんを指名。
どうしてと聞かれると、ひよりちゃんが賄い用に準備していた豆腐を使うからで
全然理由になっていません。

あと、2人ともそんなに料理の腕に自信があって、そんな時間あったら
自分で豆腐作った方が良いんじゃないかって感じです。


 どこかの教会で結婚式を挙げている一般の人。
新郎が新婦のヴェールを上げると、その下から新郎と同じ顔が出現。
新郎が驚いて腰を抜かしている間に、新婦というか新郎は怪人の姿になります。
それにしても怪人が化けていた新婦というか新郎、
化粧をしていなかった所に良心を感じます。

そして新郎さんはやられてしまっているようですが
一方キッチンスタジアムで手際よく調理を進めていく天道君と矢車。
店主が感心し、どっちかうちで働いてくれないかなと
小声でひよりちゃんに話し掛けています。
そうしたら加賀美君が首だと予想するひよりちゃん。
時間的な確実性から言ったら天道君も矢車も加賀美君も
同じような物でしょうから、
出来る仕事が多い方を雇いたいものです。

ただ電波加減で言うと現状では実は加賀美君が一番無難な線を行っているので
そこを加味するかどうかが問題です。


 その加賀美君ですが、上司や先輩と一緒に結婚式場を検分しています。
この地区では不可解な事件が頻発しているようです。
そして先輩にこっそりと天道君に相談したらと提案する加賀美君ですが、
先輩はザビーが派遣されたので天道君を深入りさせる事は出来ないと却下。
そして上司が2人の内緒話に気付いて声を掛けてきたので、
話を中断するように加賀美君をバイトに行かせる先輩。
というか加賀美君、何でそんな天道君に頼ろうとしますか。


 天道君の中華風冷奴と、矢車の麻婆豆腐を食べ比べるひよりちゃん。
ところで加賀美君がもうすぐシフトに入るという事は、
もしかしてこの後営業するのではありませんか、この店。
仕込とか終わらせてあるのか気になります。

ひよりちゃんが麻婆豆腐を選ぶと、矢車はネクタイを締めながら
料理においてもっとも大事な事はパーフェクトハーモニー、完全調和だと言い出します。
料理もチームプレイなんでしょうか。
天道君がどさくさにまぎれてひよりちゃんの使っていたレンゲを取り上げ、
麻婆豆腐を試食しますが、完全調和故に素材の個性が引き立っていないと指摘。

ひよりちゃんはレンゲを完璧に拭いてから麻婆豆腐を再び食べ始めます。
流しで洗っても良いと思います。

矢車は勝負に勝ったので豆腐を半分ずつ分けようと言いますが、
天道君は二兎とも取れとして辞退。
ところでこの豆腐はどちらが支払いしましたか。

そこに加賀美君が登場、豆腐を持って店を出る矢車を追い駆け、
怪人の行動パターンの調査をしている事を報告。
矢車は加賀美君たちを労う発言をして去って行きます。

そして加賀美君の携帯には先輩から怪人の行動パターンが分かったとの連絡。
加賀美君はすぐに指令車のほうに向かうそうで、
もうバイトは首で良いのではないかと思います。

ちなみに料理対決の判定ですが、店主は天道君の冷奴も美味しいので
ひよりちゃんに判断の理由を聞いた所、
単に温かい物が好きだったという事だそうです。
次は同じメニューで勝負した方が良いでしょう。

指令車に向かおうとする加賀美君に声をかける天道君。
天道君、加賀美君をつけていたようです。
加賀美君はついでなので天道君に2号ライダーの話をして
一般人なのに危険を冒して戦う必要は無いと
怪人から手を引くように言います。

道路とか普通の人が居てもおかしくない場所で
秘密の組織の話をガンガンにする加賀美君、
今までどのぐらい外部に情報を漏らしたのか気になります。
2号ライダーが矢車ではないかと言い出す天道君に
加賀美君は切れ気味に関わるなといって話を中断させます。

実は豆腐1個に執着する奴を人格者と思っているのは危ない気がします加賀美君。
天道君に慣れていれば、その性分を知っても多分気にならないでしょうが。


 結婚式場で新郎新婦の格好で並んで歩いている加賀美君と先輩。
インカムつけて結婚式とか格好いいような気がするんで
誰か試してみませんか。

この地区の新郎新婦が怪人に狙われているようなので
2人が囮になっているようです。

相手が加賀美君なので不満を漏らす先輩。
加賀美君は仕方が無いと言っており、
単に割り切っているのか内心ガッツポーズなのか気になる所です。

そこに謎の拍手が聞こえ、親戚一同というかゼクトルーパーさん達が一気に警戒をすると、
会場の巨大な生け花の陰に白いスーツを来た天道君が居ました。
部外者が入っていますがこの作戦大丈夫でしょうか。

天道君は怪人がそんなピンポイントを狙うのかと指摘、
後の事は任せろ、あいつには宜しくなと言って去ります。

天道君が去ったあたりで、矢車から加賀美君達に通信が入ります。
どうやら怪人が出たようで、階段で職員らしき女性が怯えて座り込んでおり、
矢車が彼女を保護していました。
そして矢車は今しがた襲われかけた女性の服装から、
新郎新婦が狙われているのではなく、白い服が狙いだと気づきます。

そう言えば春先に白とか黄色とかの服を着ていると、羽付きアブラムシが凄い止まってきて
払おうとすると奴めらが服の上でペースト状になったりしがちです。

ところで白い豆腐は狙いませんか。
あと矢車、先程の豆腐は既に部下に振舞いましたか。


 背後から襲ってくる怪人を生身ライダーキックで転がす天道君。
白い服ばかり狙う怪人を「変わった趣味だ。」とからかっています。
あの怪人は怪人仲間からも白服フ●チ呼ばわりされているという事でしょうか。
そして飛んできたカブトゼクターを掴んで「変身」と言う天道君、
心なしか声が少し鼻から抜けてしまった感じで、変な性癖の怪人を笑いたいのをこらえているようです。

ゼクト側も状況を把握した為、会場から動く事に。
先輩、白い服のものの警護をとか言っていますが、
手間を考えると着替えさせるか、
白い服見たらペンキかけるとかの方が現実的です。
尚、怪人の追跡は既にシャドウが開始しているそうです。

怪人を取り囲んでいるシャドウさん達。
しかし怪人は既に脱皮しているため、苦戦を強いられているようです。
そこに矢車が合流、ザビーゼクターを呼び出して変身。
ザビーが脱皮済みの怪人と戦い始めますが、
蛹状態の怪人もそこに合流、シャドウさん達に襲い掛かります。
怪人、分業しています。
弱い奴から皆で潰すとかはしません。

ザビーはシャドウさん達の指揮をとりつつ自分も戦闘を続けています。
なかなか大変そうです。
しかしシャドウさん達も一回言えばすぐ分かるみたいで、上手く相手を取り囲んだりして善戦。

ザビーは敵の毒液を避けながら接近しパンチとか入れています。
そして怪人が転がった所でキャストオフ。
少々混戦状態になってきたところで、別の個体の怪人と戦っていたカブトも移動しているうちに
ザビー達の居るポイントに来てしまいます。

しばらく戦っているうちにカブトが追っていた怪人は離脱したようです。
そしてカブトを見かけたザビーはクロックアップでワームを一掃するよう指示。

カブトもその作戦に異論は無い様で、
カブトとザビーは同時にクロックアップを開始し、まず蛹状態の怪人を一発ずつ殴って爆発させます。

次のクロックアップで脱皮済みの方を挟み撃ち。
エッと思った怪人をザビーが蹴ったり殴ったりでちょっとずつ追いやり、
反撃をしようと突進してきた怪人をライダースティングという
手についた太い針みたいな突起で相手を刺す技で勝利を収めます。

その間カブトは様子見。

ザビーはカブトに近付き、行動を共にして欲しいと握手を求めますが、
「それがお前の言う完全調和か。言っただろう、俺は天の道を往く。」
ザビーもカブトの正体に目星をつけてあったようで、やはりという感じで全然驚きません。
何か波長が近いものを感じたのでしょう。
何の波長かは考えない方がいいと思います。

そんな事より一匹取り逃したのを倒す事が先決だというカブト。
ザビーは本気で怪物が逃げてたのを見落としていたらしく
カブトの発言を誤魔化しだと思ってしまいます。
指揮官は戦闘の外に置いた方が良いです。

ザビーはカブトが組織に逆らうようなら倒すのが指名だそうで、
シャドウさん達も銃を構えたりしています。
シャドウさん達的にもカブトがウンって言ってくれりゃあ
とっとと帰れるのに残業決定で
銃を持つ手にも多少怒りがこもっている事でしょう。

そしてザビーの裏拳をブロックするカブト。

ところで先輩はちゃんと着替えていたのに
新郎姿のまま動いていた加賀美君ですが
その服レンタルじゃないんですか。
その辺の武器とか油がついてると思うので
白いスーツを汚さないように気をつけてください。

鯖に続きクリーニング代も給料から引かれたら危険です。