第4話


 前回の引きから怪人と戦うカブトですが、怪人はとっとと飛んで逃げてしまった為
戦闘は中断となってしまいました。
一方知り合いを見かけたらしい加賀美君。
しかし見失ってしまったようです。
かと言って天道君に知り合いの特徴とか伝えてクロックアップしてその辺探してもらうとか
頼むのも嫌かもです。


 バイト先に駆け込んでくる加賀美君。
店のテーブルに箱が詰まれており、驚いています。
ひよりちゃん曰く、大金を払わされたとかで
店長は加賀美君の給料から引くと言っているそうです。
着払いの伝票には荷受人が加賀美君の名義になっていました。

そこに天道君の妹さんが入店、鯖を貰って来いと言われてきたそうです。
加賀美君は荷物の中身が鯖と知ってダウン。
ところで箱あたり2匹しか鯖が見えなかったのですが、もっと沢山つめて運送費減らせませんか。
氷を運搬しているような物です。

「おばあちゃんが言ってました、どうせ食べるなら最初に最高のものを食べなさい。って。」
と嬉しそうに言う妹さんを見て
加賀美君は妹さんが天道君の身内だと気付きます。
あとおばあちゃん、戦後の貧しい時期とかも最初に最高のものとか食べていそうで怖いです。


 鯖を引き取りにきたのが天道君の妹だと知っても
ちゃんと鯖を運んできてくれる加賀美君。
加賀美君結構甘いです。
もしかして自分が「たかり」に遭っているのに気付いていないのでしょうか。

台所で鯖を調理している天道君と、なにやら待たされている加賀美君。
妹さんは加賀美君に天道君の俺様振りは疲れるでしょうと謝ったり、
天道君のやりたい事が何か知らないか聞いたりしています。

加賀美君はカブトの話とかまずいと思ったらしく、不自然に話題を変えたりしています。
広い家に2人で住んでいるのかと聞かれ、
うん、それでも寂しくないよ、お兄ちゃんと一緒だからと答える妹さん。
寂しいとか聞いてないです。

2人のやり取りを聞いていた天道君は、加賀美君に妹がいるのかと聞いてきます。
何を狙ってやがるのでしょうか。
残念ながら加賀美君に居るのは弟との事。
弟の話をする加賀美君の様子がおかしいのに天道君は気付いたようです。

そして天道君の作った鯖味噌をぱくつく加賀美君。
加賀美君と妹さんは鯖味噌を絶賛していますが
天道君はひよりちゃんの作る鯖味噌に比べて何かが足りないと納得が行かない出来だったようです。
天道君、もしかして味見しないで出しましたか。

そして加賀美君はバイトがあるのを思い出したようです。
慌てて家を飛び出る加賀美君を呼び止め、また来るようにという妹さん。
天道君に友達が出来るのは初めてなのだそうです。
友達ではないと否定する天道君を黙らせた妹さん、
加賀美君にまたくるように指きりしてもらいます。

加賀美君は道中、妹さんとの約束から自分の弟との約束を思い出したりしています。
河原で野球道具を焼いてダイオキシンをばらまいている弟。

加賀美君はそれを見かけて上着で火を消します。
医者がもうピッチングは無理だと言ったからもう野球道具は要らないという弟。
加賀美君は弟にやってみないと分からないとして
焼け残ったボールを弟に渡して一からやり直すように約束をさせます。

しかしその後グラウンドで焼け焦げた弟さんの持ち物が見つかり、弟さん本人は居なくなってしまったようです。

そんなことを思い出してバイトを忘れてるのかゆっくり歩いている加賀美君に、
加賀美君の弟が話し掛けてきます。

一方天道君は鯖を持って加賀美君のバイト先へ。
鯖は加賀美君からのプレゼントだと言う天道君。
最初から一箱置いていけばよかった気がします。

加賀美君がまだ戻っていないと聞いて、首にしたほうが言いという天道君。
洗い物をしているひよりちゃんも同意しています。
そして天道君はひよりちゃんに鯖味噌を作っている所を見せて欲しいと頼みます。
断られても、じゃあこれが終わってからと
洗い物を手伝いはじめる天道君に
勝手に決めるなと言いながらも
何か折れてしまっている風なひよりちゃん。

ところで天道君、鯖味噌の代金は払っているのか気になります。
今回鯖持込ですが、味噌とかガス代とか店持ちですし
ひよりちゃんの人件費なんかも加味したいところです。

皿を洗いながら、加賀美君の弟についてひよりちゃんに聞く天道君。
2年前に消えたらしいと聞いて天道君は何か思い当たったようです。

そしてバイトブッチ中の加賀美君は東京タワーの見える公園のブランコで
弟に何故消えたのか話しています。
何もかも嫌になって消えたという弟に、てっきり怪人にやられたと思ったと言う加賀美君。
弟は怪人について知らないという反応を見せますが、
その辺飛んでたりするあれを知らない方が変な気もします。

弟は近くでキャッチボールをしている子供を指しながら、自分達もよくやったねと昔話を振ったりします。
公園によってはキャッチボール禁止ですので気をつけたいです。
昔話の上に焼けたボールを見せられた加賀美君は相手を弟と信じたようです。
携帯の着信があったため、用事があるからいかなきゃと加賀美君と別れる弟。
加賀美君は弟に明日もう一度「あのグランド」で会う約束をします。

携帯の番号とか聞きません。


 洗い物をしながら、この間「変なの」に襲われたと話すひよりちゃん。
「もっと変なの」が現れてその「変なの」を倒してくれたと続けます。
「もっと変なの」ですが正体は「もっともっと変なの」だといつ知るか楽しみです。

そこに戻ってくる加賀美君。
遅くなった事を詫びています。
天道君も来ていることに気付き、丁度よかったと
持って来た紙袋から味噌を出して明日はひよりちゃんの鯖味噌パーティーをすると宣言。

バイトに遅れるのが分かっている状況で味噌を仕込んできましたかこの男は。

やけに嬉しそうだなと話し掛ける天道君。
加賀美君は弟が帰ってきたと答えます。
天道君は何か疑いを持っているようで、夜になって
普通に帰宅中っぽい加賀美君の先輩の前に突然出現し、
加賀美君の弟について調べるように命令していきます。

天道君、何で先輩の居場所とか把握していますか。
これも電波の力でしょうか。


 ゼクトのトレーラーの中で、弟が怪人に擬態された可能性が高いという調査結果を加賀美君に知らせる先輩。
先輩、天道君の怪しさを気にしつつも頼みは聞いてくれたようです。
この件に関して加賀美君に待機を命じる上司。
外されて不服そうな加賀美君に
いざという時に弟と同じ顔をした怪人を倒せるのかと言う先輩。

加賀美君は倒せますと答えますが、それでも作戦からは外されてしまいます。
普通に戦力外なので作戦に不参加でも支障ないのが辛いです。
あと先輩がライダーバイクを奪った男から調査を頼まれたと知った加賀美君は
天道君に対して怒っているようです。
ところでライダーバイクを奪った人と接触した先輩、
あのあと報告とかでまた仕事とかさせられてそうです。
ご苦労様です。


 歩道橋で凹んでいる加賀美君に話し掛ける天道君。
「よう、めでたく捜査から外されたな。さあ帰って鯖味噌パーティーだ。」

何のお祝いのパーティーか不明な気がします。

加賀美君は天道君の胸倉を掴み、弟が怪人でないか調べさせた事に抗議しています。
鯖の件でもそのぐらい怒って良いと思います。
沸点が高めです加賀美君。

弟が怪人と知ったらその現実に立ち向かえないと指摘され、切れて天道君を殴る加賀美君。
そしてすかさず加賀美君を殴り「飛ばす」天道君。
倒すから弟の居場所を教えろという天道君に、
弟が怪人だったら本当の弟を殺した奴だとして
自分でけりをつけるという加賀美君。
加賀美君はその為にゼクトに入ったのだそうです。

そう言えば加賀美君のお父さんなんかもゼクトの偉い人ですが
仕事を始めた動機とか同じなのでしょうか。
お母さんが何をしているのか気になります。


 何か尾行されながらもグラウンドに到着する加賀美君。
少し遅れて弟も合流。
弟は加賀美君に野球を止めさせてしまった事を謝罪し、もう逃げないとして親父にも話をすると言っています。

そこにゼクトルーパーさん達が登場、弟に銃を向けています。
弟を庇おうと前に出る加賀美君ですが、弟は後ろでのんきに怪人に変身しています。
まだそんなにバレていないと思うのですが、気が早いです。
あと携帯とか持っていましたが、怪人の癖に携帯を持っていたのですか。
誰から電話が掛かったのかも気になります。

怪人は変な顔でビックリしている加賀美君をとりあえず放置して
ゼクトルーパーさん達に飛んでいって攻撃しています。
今日もゼクトルーパーさん達は沢山リタイアが出そうです。
出動時は近くに救急車とか待機させたほうが良いです。

そして怪人側も大群で来ていたようで、
さらに死に易くなったゼクトルーパーさん達。
呆然とその様子を見ている加賀美君の前に、先程の怪人が再び弟の姿を取って話し掛けてきます。
怪人に銃を向け、お前が弟を殺したんだなと半泣きで凄んでみせる加賀美君。
自分が弟だと笑って答える怪人。

怪人は擬態した人間の記憶を引き継ぐそうで、
自分を消したら自分の中の弟の記憶も消えると怪人に言われて、
加賀美君は銃を降ろしてしまいます。

というか、怪人、こんな銃で撃たれても死なないのですから、
いちいち相手の言う事に答えたり、軽く脅したりとかまどろっこしいやり取りは不要です。
加賀美君の弟に擬態しているだけあって
やや抜けています。

「俺の仲間が兄ちゃんに擬態したいって。でも何も怖くないよ。
お兄ちゃんは死んでも永遠にワームの中で生き続けるんだ。
ねえ、俺と一緒になろう。一緒に野球しようよ。」
と呼びかける怪人。
怪人で野球チーム作ったら強そうです。

他の怪人達が加賀美君に近寄っていきますが、結局どいつが加賀美君に擬態したのかよく分かりません。
あと、永遠に怪人の中で生き続けるとか言っていましたが、怪人の寿命はどの位なのでしょうか。


 そこに天道君も合流。
「おばあちゃんは言ってた。人は人を愛すると弱くなる。けど恥ずかしがる事はない。それは本当の弱さじゃないから、てな。弱さを知っている人間だけが本当に強くなれるんだ。」

おばあちゃん、孫に強さについてまで吹き込んでます。守備範囲広いです。
もっとも、父方と母方のおばあちゃん両方が吹き込み屋だったらネタも倍ですので
ありえない話ではありません。

あと、天道君が語るので加賀美君に攻撃せずじっと待っている怪人達ですが、
やはり免疫がないと、この電波を食らって行動が停止するようです。


 そして飛んできたカブトゼクターを掴み天道君は変身。
雨が降り出す中、一般の怪人をクナイガンで撃ったり斬ったりして倒すカブト。
しかし弟に変身していた怪人相手には、反撃せずに一方的に殴られています。
加賀美君もカブトが戦わないのを見て何か思い当たったようです。

「どうする、決めるのはお前だ」と加賀美君に指をさして言うカブト。
怪人は無視されながらもちゃんとカブトを攻撃しています。

弟の事を思い出し、目を背けながらも「カブト!頼む!」とGOを出す加賀美君。
鯖を妹さんに取りに行かせたり、相手が自分から頼むよう仕向けたり
何気に加賀美君に怒られる回数を減らす努力をしているような気がします。

カブトはキャストオフをし、まず向かってくる怪人に外した装甲を当てて吹き飛ばし、
クロックアップ開始。
降っている雨粒もほぼ止まる中、カブトは怪人の攻撃をだいたいかわしながら反撃。
そして大きく飛んで突進する怪人を待ち構えてライダーキックをお見舞いします。
だから突進はそろそろ止めましょう怪人。


 クロックオーバーで速度が通常に戻るカブト。
怪人も怪人で虫の息なのであんまり動きません。
怪人は加賀美君に兄ちゃんと呼びかけて、ボールを落として爆発。
ボールを仕舞う場所がどこだったのか気になります。

加賀美君は雨とかでぬかるんでるグラウンドですが膝を付いて凹みつつ
「天道、俺はいつかお前を越えてやる!」と叫んでいます。
ちなみにおそらくゼクトルーパーさん達は全滅していると思うので
他人には聞かれていないと思います。

天道君は怪人が落としたボールを拾い上げ、加賀美君に投げ渡します。
ボールの茶色が強くなっているのは怪人の爆発で焦げたのか
泥で汚れているからかは不明です。

特にコメントは残さず帰っていく天道君。
ちなみに徒歩で傘なしです。
コンビニに飛び込むなりタクシー拾うなりしませんか。

一応雨回避の為か地下通路を通って行く天道君。
それを少し離れた所から加賀美君の先輩らしき人が見ていました。
それより加賀美君を見てやってください、放っておくとグラウンドで溺死しかねません。