第46話


 大きな石のある野原に来ている怪人ソックリの男女。
何か今まで探していたスポットのようです。
ところでここ、今のご時世によく廃棄物の不法投棄とかされずに済んでいます。
誰かの所有地ではないでしょうか。


 初詣に来ている香須実さん&日菜佳さん+ヒビキ師弟+イブキ。
オヤッサンは留守番でしょうか。

特に列に並ばずにすんなり賽銭箱まで来れています。
この神社は多分経営難です。
あとイブキの入れたお賽銭も少ないらしいのでダブルパンチです。

たちばなに戻り餅つきをしているイブキとたちばなメンバー。
オヤッサンはおそらくもち米を蒸す作業で1人残っていたのでしょう。
それにしても年が明けてから餅つきです。
雑煮にこだわり過ぎです。

餅を丸めながらオヤッサンが日菜佳さんにヒビキとトドロキの所在を聞いています。
ヒビキは弟子と話をしに出ているようで、トドロキは初詣に同行する約束をしていたのに居場所不明だそうです。
実は何故か化け物退治に出ていたトドロキ。
一応猛士の備品を使って活動する訳ですから、
出動する事ぐらいは連絡した方が良いと思います。
しかも烈雷と烈斬の両方を持ち出しているようです。

裁鬼さんの何だかよく分からない
やたらリーチの短い武器と
一本交換してあげてください。


 弟子達に初詣で何を祈ったか聞いているヒビキ。
どうやらお祈りだけで絵馬とかは奉納しなかったようです。

編入生は早く一人前の鬼になれるように祈ったのだそうです。
これは絵馬に書いたら多分他の誰かが携帯で写して
ネタとして周りに見せて回りかねないので書かなくて正解でした。
明日夢少年は何故か回答せず、ヒビキが何を祈ったのか聞いてきます。

ヒビキは2人が一人前になる事と、今年一年また生きる事が出来るようにと祈ったそうです。
死ぬ事を意識する事で生きる事の意味が分かってくるそうです。
編入生はいつでも死ぬ覚悟が出来ていると宣言してますが、
「生きる意味」うんぬんでなく「死ぬ」方にウエイト置いてどうすんだって感じです。
鬼になるとかよりインパクトの強い言葉ばかりを好んで使う癖を直す方が先です。

ヒビキもそんな編入生に
今突然化け物に襲われて死んだら悔いなく死ねるかと
軽く突っ込みを入れています。

しかし願い事の内容を答えない明日夢少年には突っ込みを入れ忘れてます。


 化け物を倒し終えたトドロキですが、怪人ソックリの男女が授業参観よろしく
見物に来ているのに気付き、彼らを追いかけます。
ちなみに武器を一本(多分烈斬の方)を置きっぱなしで行っちゃいました。
走って追いかけるものの男女の姿を見失うトドロキ。
周囲を見回して再び男女を見つけて追いかけだしますが、
どうも2人はトドロキを誘導しているようで、別に走らなくっても大丈夫そうです。

あと、追跡なのですから一応ディスクアニマルも起動させておいた方が良いと思います。


 たちばなで雑煮を食べているヒビキ達。
明日夢少年達も一緒に食卓についていますが、
一人暮らしの編入生はともかく
明日夢少年は何となく家でも雑煮摂取済みな気がします。
そんな明日夢少年に雑煮の早食い勝負を仕掛ける編入生ですが
ヒビキに止められてしまいます。
第一餅は危ないです。もしかして死ぬ覚悟とかそこで発動していますか。

そんな中、日菜佳さんがトドロキから入った連絡を伝えに来ます。
おそらく本題に入る前に、初詣の約束をすっぽかした件とかで
謝ったりしていたと思います。

トドロキに呼び出されてオヤッサンとヒビキとイブキが野原まで行っています。
怪人ソックリの男女に誘導されたと言う場所は冒頭の石のあるスポットです。
石に刻まれた古い鬼文字とやらを読むオヤッサン。
この場所がオロチを祓う場所なのだそうです。

記録とか取り出してからオロチ現象と言うのは起きてないらしいので
かなり古い石なのでしょう。
そうなると最初からその場所にあったのか微妙です。
実はこの石が廃棄物で別の場所から移されたとかだったらアウトです。
プレートテクトニクスっぽい地殻変動とかあった場合は
石による場所指定がどのぐらい有効なのか不明です。


 職員室に呼び出されている明日夢少年と編入生。
担任の先生は正月早々言うのも何だがと、欠席が多い事を注意しています。
もう3学期なのでもっと早く言った方が良いと思います。
下手をすると進級できないと明日夢少年に釘を刺し、
退学する編入生はともかくと言う担任の先生。

ホームルームでクラスメイトに挨拶をする編入生
命懸けで進む道が見つかったからといって、皆に半端な人生にどれだけ意味があるのかと語りかけています。
途中から編入して凄い勢いで出て行く奴に半端がどうとか言われても
クラスメイト的にはハアって感じになりそうです。

校舎から出ながら敷地内を歩き、編入生の退学について話をしている明日夢少年と編入生とあきらちゃん。
ヒビキに相談したのかと心配するあきらちゃんですが、
編入生は自分の決断を真剣さの表れとしてヒビキも喜ぶと踏んでいるようです。

ところでママさんには相談したのでしょうか。

そしてパネルシアターに手を出している明日夢少年を批難しています。
明日夢少年、編入生に身の回りの事を喋りすぎです。

そこに絶妙なタイミングでパネルシアターの誘いに来るガールフレンド。
編入生はあきれて校舎に戻っていきます。
ところでガールフレンド、同じクラスなのに向こうからやって来るあたり
どんなルートを使って移動しているのでしょう。


 廃屋のような所で鏡に向かっている女性の怪人。
ヌリカベに洋館を破壊されたのでお引越しを余儀なくされたのでしょうが
物件ランクの下がり幅がきついです。
次は土管です。

女性の怪人は自分が何者であるのか大変気になってしまっているようですが
男性の怪人はまだそこまで成長していないらしく、理解してもらえません。
倫理の教科書の最初の方とか読ませるといいです。
一学期のテストは全部の欄にコギトエルゴスムと記入するぐらいの勢いで(5点)。


 編入生に嫌味を言われた事は大した問題ではないようで
普通にパネルシアターの練習を見に来ている明日夢少年とあきらちゃん。
ガールフレンドは語りのスキルが上がっているらしく、主催の女性に誉められています。
見物に来ていた明日夢少年にカンペを渡し、
やってみないかと勧めてくるガールフレンド。
これでやって変に誉められたら、もう抜けられないという事でしょう。
あとこのサークルは見た所女性が多いようですので、
もし入会したあかつきには、機材運びの要職が与えられる事間違いありません。


 たちばなで学校を辞めた事をヒビキに話している編入生。
鬼の道一本に絞るためと説明していますが、ヒビキは賛成してくれません。

一日でも早く鬼になりたいと言う編入生に、焦る所が欠点だと指摘して
ルールある中で自分を見つけ鍛えるのも修行だとして復学するように言うヒビキ。
今居る場所を大切に出来ないなら次へは進めないのだそうです。

まだ明日夢少年以外に友達とか居ない状態なので
大切にするのとかちょっと難しそうです。


 パネルシアターでカンペをたどたどしく読み上げている明日夢少年。
ある意味エンターテイメントとして成立しているような気がします。
そんな中、パイプ椅子から前方に倒れる少女。
母親の方は少女の名前を呼びかけて相当焦っているようです。
しかしせめて横に倒れれば左右の人に支えてもらえた物を、
よりによって前に倒れますか。
倒れてぶつけたダメージが一番危険です。


 どうやら復学した編入生。
生徒に編入生を紹介する先生がいい笑顔です。
クラスメイトはお帰りと冷やかしながらちょっと笑っていますが、
授業にしろホームルームにしろ、何分か潰してくれた功績は称えられると思います。
ところで退学してまた入った場合の入学金とか授業料とかどうなりますか。


 ガールフレンドからパネルシアターの少女が病気だったという情報を貰い、
動揺している明日夢少年。
しかもずっと前から悪かったのだそうです。
そんな状態で趣味のサークルみたいなのに参加など、
自分が親なら断固止めさせますが
色々な考え方がありますので一概に批難は出来ません。

ただ練習にしろ発表にしろ、移動や会場の空調などで
大人は何ともなくても子供にとっては体力が削られる状況です。
アメリカだったら児童虐待が成立するかもです。

そんな訳で少女の病気が気になり鬼の修行にも身が入らず、
ヒビキからもう帰るように言い渡される明日夢少年。

ところで編入生、ヒビキから練習をもう一本と言われて
何でそんな嬉しそうなのですか。
目覚めたようです。


 たちばなで吉野で解読してもらった石の文字の内容を聞くヒビキ達。
オロチを鎮める為には大地を清めなくてはならず、それに適したのが石の有った場所なのだそうです。

オロチを鎮めた最初の1回は
その場所をどうやって見つけたのか気になります。
やはりローラー作戦でしょうか。

1人の鬼が太鼓の技で大地を清めなくてはならないそうですが
総本部の決定で何故かイブキが指名されます。
宗家だからという事らしいですが、宗家で太鼓をやられている方はいらっしゃらないのでしょうか。
少子化問題が深刻です。

そして大地を清める儀式の最中は化け物に襲われる可能性が高いという事で、
トドロキはイブキに負担をかけまいと、早速化け物を減らしに出動。
日菜佳さんが運んできた雑煮をパスしていくあたり本気です。
最近は敵の出現頻度が上がっているのでランダムに出動して行っても
何らかの収穫はあるでしょうが、もう少し準備とかして欲しいものです。

慌ててうっかりドロタボウに烈雷をブッ刺して増殖させそうで怖いです。


 怪人ソックリの男性は怪人達にオロチを抑える為に
鬼を守るように指示を出しています。
女性の怪人は指示に対する反応がおかしいです。
ところで怪人ソックリの男女にとってもオロチ現象とやらは歓迎できない事柄な訳ですが
怪人の追加とかしないのでしょうか。
今まで鬼や人間達に対して敷いてきた態勢の方が人数多いのですが
大丈夫なのでしょうか。


 オヤツを食べながら、ママさんに人を助ける事や死ぬ事や良く生きるのがどういう事かと聞いている明日夢少年。
ママさんは明日夢少年がそういう事を考えるようになったのを喜んでいるようで、
答えが見つかったら教えるようにと言います。
というかこの手の話題は親に振らないような気がします。
友達同士とかで話してください。

そして編入生の方も着実に成長しているようで
何とビート板も卒業し、懸垂も以前よりはできるようになってきました。
しかし息継ぎが溺れているのと間違えられるフォームなので
傍目からは怖いものがあります。


 最近カニ尽くしだったためにアミキリも出現したようです。
その現場に到着するヒビキとイブキ。
2人は変身し、響鬼は自分の音撃棒を威吹鬼に貸します。
夏に使ったマイ音撃棒を忘れたのでしょうか威吹鬼。
あと、響鬼の太鼓の技を習う為に一緒に出動しているのだと思いますが、
アミキリ相手なのですから笛の方が良いと思います。

上手くアミキリの間合いに入れずにハサミや尻尾で振り払われてしまう威吹鬼。
響鬼は仕方なく威吹鬼の音撃管でアミキリを退治。
以前トドロキと2人がかりでエンヤコラと倒していたのを随分あっさりやってしまいました。
マイ音撃管とか支給してもらった方が良いです響鬼。

上手く動けず面目無さそうな威吹鬼。
そして響鬼と威吹鬼の周囲に謎の爆発発生。
鬼を守るようにと言われていた筈の怪人達が襲い掛かってきました。

そしてディスク鷹がアームドセイバーを響鬼に渡し、響鬼はフォームチェンジ。
鬼神覚声で怪人達を追い払います。
肩を貸し合いながら逃げている怪人達、2人とも何故か命令に背きたくなったのだそうです。
どうやら反抗期のようです。
もしかしたらこのまま家出をしてしまうかも知れません。


 夜の公園に香須実さんを呼び出して抱きしめているイブキ。
特に相手の了解は取っていないようです。
あと死にたくないとか漏らしており、儀式に選ばれたと聞かされた時は覚悟が出来ていると言っていましたが、実際の所かなり参っているようです。

ちなみにヒビキがその様子をしっかり見守っておりますが、
イブキが今の状況を承知しているのか微妙です。

とりあえずディスクアニマルで記録を取ったら面白いと思います。


 そして繁華街に出現し人々を襲い始める化け物たち。
化け物らはガスのようなエフェクトになって街中を覆います。
そう言えば以前ウブメとヤマアラシが合体していましたが、
今回は全部混ぜとかするのでしょうか。

あの時も相当うるさかったですが、要耳栓の予感で次回に続きます。