第43話
病院に運び込まれ手術を受けるトドロキ。
トドロキは手術室に転がされている途中、付き添いのザンキさんに
怪我の事をヒビキに知らせないように頼みます。
それよりあの怪我で既に意識が戻っているのが恐ろしいです。
何を考えているのでしょうか。
明日夢少年達も鬼の修行で擦り傷などをこしらえたようで、家で手当てをしています。
消毒薬が染みるようで、2人とも各自もんどりうっています。
水泳の修行が楽しみです。
病院の待合室に駆け込んでくるオヤッサン一行。
待機していたザンキさんがオヤッサン達に手術が終わった事を告げ、会いに行ってやるようにと言います。
しかしイブキだけは引き止めており、何やら連絡があるようです。
ところで、明日夢少年のガールフレンドとかは来ませんか、トドロキの従兄弟なのですが。
そしてトドロキの様子を見た日菜佳さんはパニック状態に。
香須実さんがなだめていますが、ショックが大きすぎたようです。
たちばなの営業とかしばらく香須実さんが頑張る感じになりそうです。
鬼の修行を受けている明日夢少年と編入生。
公園の鉄棒で懸垂をやらされていますが、編入生は上手く体が持ち上がらず、
ヒビキにこれが鬼の修行かと食って掛かります。
ところで子供とかが遊ぶための公園で、高校生が懸垂できるような
高い鉄棒って設置してありましたか。
体力が無いのは恥ではないが今の自分を越えるのが大事だと諭すヒビキ。
ところで基礎体力とかこれ以上見ても変わらないと思います。
次のメニューを考えているのか不安という意味では
編入生の気持ちも分からなくは無いです。
明日夢少年とランニングをしながら、ヒビキが弟子を一人に絞る話をしていた事を思い出す編入生。
思いっきり遅れを取っていた編入生はタクシーに乗り込み先回りを試みます。
しかし降りた所にはヒビキが待ち構えており、バッチリ見られていました。
編入生、何だか進歩が無いように見えますが、
タクシーに乗る際のガードレールの飛び越え方が結構スムーズでしたので
本人の気付かない所で修行の成果は出ているようです。
何で俺がこんな事を、と言いながら
たちばなのトイレの清掃をしている編入生。
編入生、一人暮らしなのですから自宅のは自分でやっていると思いますので
そんなに嫌がる事もないと思います。
というかヒビキも何かポカをしたらトイレ掃除とかさせられていたのでしょうか。
目を覚ましているトドロキに心配したと話している日菜佳さん。
そこにザンキさんが入ってきて、日菜佳さんにお茶を買ってきて欲しいと言って席を外してもらい、
どうも病状を把握していない感じのトドロキに鬼になれないと宣告します。
トドロキはその話を信じたくないのか動こうとして見せて、
点滴をしているのを忘れていたのかその辺巻き込んでベッドから落ちてしまいます。
お茶を持って入ってきた日菜佳さんが慌ててトドロキに駆け寄ります。
ひっくり返りながらも大丈夫だと言い張るトドロキに、ザンキさんは黙って立っていますが、
とりあえず看護婦さん呼んで代わりの点滴とか打ってもらった方が良いと思います。
洋館に向かって進んでくるヌリカベ。
怪人ソックリの男性が空中に封の字を書くと、その文字が鳥のようになってヌリカベの方に飛んで行きます。
しかしその文字はヌリカベに当たって消えてしまい、何も効果が無いようです。
封印が効かないと呟く怪人ソックリの男性。
どうやらオロチで発生した化け物は怪人ソックリの男女のコントロールを受け付けないようです。
男女は指からビームを射出し、ヌリカベを爆破。
このビームが音撃かどうかは謎です。
プールで泳いでいる明日夢少年。
編入生はまだ飛び込み台の上にいますが、ヒビキにビート板を渡されてプライドを傷つけられ、それ無しでドボンとプールに飛び降りていきます。
手が動いている割に前進しないフォームの編入生に気付いた明日夢少年は
助けに向かおうとしますが、編入生に拒否されてしまいます。
ヒビキにも自分自身を鍛えろと言われ、自分のコースに戻る明日夢少年。
しばらくして本格的に沈んできた編入生を救助するヒビキ。
ヒビキは咳き込む編入生に溺れる経験も修行だと話しますが、
それはともかく明日夢少年、編入生を見守っていないでコースに戻りましょう。
気が付くといつも病院の待合室にいるザンキさん。
本日はここがホームポジションのようです。
医者から話を聞いてきたオヤッサンから、トドロキ再起不能の話をされます。
残念だというオヤッサンに、そんな言葉で済まさないで欲しいと軽く絡むザンキさん。
どうやらザンキさんも相当凹んでいる感じです。
そして再起不能のトドロキの従兄弟ですが、
「パネルシアター」という紙芝居のような出し物の発表会をしていました。
ガールフレンドの演技を観覧しながらしきりに感心している明日夢少年とあきらちゃん。
ちなみに演目は「マッチ売りの少女」ですので、大晦日とかに上演したい感じです。
ところでこれクリスマス終わったあたりで誰か死ぬみたいな暗示ではないですよね。
もっとも年の瀬ですと忙しいので空席率はこんな物じゃなくなるのでしょう。
あと歌合戦や格闘技で客を取られるという懸念もあるのかも知れません。
トドロキに食事を取るよう頼んでいる日菜佳さん。
普段だったら足りなそうな病院食ですが、
トドロキは食べようともしないでソッポを向いています。
そこにザンキさん登場、明らかに住んでいます。
生きていても仕方が無いので
いっその事ザンキさんの手で、と泣き言を言い出すトドロキ。
明らかに頸椎カラーが邪魔で首とか絞められません。
心の中でお前を殴ったとトドロキに言うザンキさん。
前に殴ってもらえなくって道路で転がっていたトドロキでしたので
多分そう言われて嬉しいでしょう。
鬼は常に自分に勝つという生き方の事を言うのだとトドロキに念を押すザンキさん。
分かっているが実行できないという自覚があるトドロキ、
一人にしてくださいとか言い出しますが、
おそらく小一時間もすればお膳を下げに誰か来ますので
シンキングタイムは短そうです。
砂利の斜面を登っている明日夢少年と編入生。
編入生は案の定滑落して明日夢少年に大きく遅れを取っています。
しかし弟子を一人にするという話を思い出して何とか登頂。
座り込んでかなりへばっている編入生ですが、ねぎらいの言葉をかけてきたヒビキに
見てもらいたい物があると言って車まで走っていきます。
走る元気残っています編入生。
編入生が持ち出してきたのは過去に貰った賞状類。
案の定文科系のものばかりです。
フランス滞在時のとかあると面白かったのですが、持って来ていなかったようです。
自分には優れた点が明日夢少年より沢山あるとアピールしたかったらしい編入生ですが、
過去は全部忘れろと指示を出すヒビキ。
そして明日夢少年を引き上げさせ、編入生にもう一本崖登りを命じると
編入生は切れてヒビキはどうせ自分の事を嫌っているのだと言い、
修行を辞めてしまいます。
ところで編入生、ここに車があるという事は、一同が誰かの運転で来たという事で
ここで喧嘩別れすると少なくとも駅まで
トロフィー持って歩いて帰らなくてはならない気配がプンプンですが
大丈夫でしょうか。
というか走って去っていきました編入生。
元気があってよろしいです。
編入生が行った所で、明日夢少年の携帯に日菜佳さんからヒビキ宛の電話が入ります。
編入生の携帯には入りません。
日菜佳さん軽く千里眼です。
海岸でディスクアニマルのチェックをしているイブキ。
ザンキさんが海の方をじっと見ているので心配して寄って行くと、
ちゃんとサポートすると言って立ち位置を移動してしまいます。
というが現にディスクのチェックとか手伝っていない気がします。
あとイブキは専属サポートが今居ない状態のようです。
装備を手に海岸を走るイブキとザンキさん。
そこにはバケガニが出現しています。
バケガニなので本来なら裁鬼さんあたりの出番な気がしますが
あっちはあっちで大変なのでしょう。
そして相性的にどうかという感じのバケガニ相手な上に、
他の夏の化け物もぞろぞろ出現。
あっという間に手一杯になる威吹鬼。
ディスクアニマルとか使えません。
ザンキさんの言葉を思い出し、ベッドから起き上がろうとするトドロキ。
地面を這っている状態のトドロキの前にヒビキが登場。
頑張り屋だとトドロキを誉めるヒビキに、トドロキはヒビキの分まで頑張ろうとして不発だった事を謝ります。
トドロキに礼を言い、元気になったら一緒に人助けをして欲しいと言うヒビキ。
ヒビキはトドロキを待って頑張るそうです。
ところで病状をヒビキに知らせないようにザンキさんに口止めをしていたトドロキですが、
日菜佳さんには言い忘れたようです。
そして日菜佳さんの元にザンキさんから連絡が入ってきます。
たちばなでなく日菜佳さんに連絡したザンキさんも千里眼の疑いがあります。
そしてヒビキは出動。
ところでその辺で這いつくばっているトドロキは
やっぱり看護師さん呼んで元の場所に戻すのでしょうか。
手が掛かります。
威吹鬼が戦っている現場に駆けつけ、ザンキさんとちょっとやり取りしてから
変身して参戦する響鬼。
手っ取り早くアームド響鬼になり、威吹鬼と協力してバケガニ一体と細かいのを一掃しますが
その後もカニブルー、カニグリーン、カニイエロー、カニピンクが出現。
6番目のカニとかも後から来そうです。
そして色とりどりのカニ達ですが、茹でれば皆赤くなると思います。
それはともかくカニフルコースな状況に
ザンキさんまでが変身せざるを得なくなってしまいます。
響鬼あたりは斬鬼さんの変身がちょっとまずいと知ってて焦っているようです。
トドロキや斬鬼さんの具合も懸念されますが
編入生が無事に家まで帰れたかも気になりつつ次回に続きます。