第41話
響鬼と威吹鬼のピンチに変身して加勢を試みるあきらちゃん。
コダマに突進し威吹鬼への攻撃を止めさせる事に成功しますが、
すぐさまコダマの反撃をまともに食らってしまいダウン。
その間に響鬼が威吹鬼を捕まえている根っこを引きちぎり、
動けるようになった威吹鬼はあきらちゃんを助けに行きます。
明日夢少年と編入生もあきらちゃんの方に向かおうとしますが
あきらちゃんが全身変身解除状態っぽいせいか、根っこが2人を止めています。
真面目な根っこです。
響鬼と威吹鬼は高校生チームを連れて撤退。
あきらちゃんの状況から、帰り道に誰かに見られたら即通報というスリリングな撤退です。
たちばなに戻って絞られる明日夢少年と編入生。
お説教にはたちばな内にいたほぼ全員が参加しているようで、
トドロキとか、ここぞとばかりに怒っている感じです。
しかし自分は真剣に鬼になりたいと主張する編入生と明日夢少年。
編入生はともかく明日夢少年までそんな感じなので戸惑うヒビキ。
ちなみに香須実さんは明日夢少年の発言にあまり驚いている風ではなく
むしろ予想していた感じがしなくもありません。
話の矛先をあきらちゃんに向けて話題をそらすヒビキ。
しかし発端が編入生や明日夢少年ですので
下手をすると逆に自分が監督不行き届きと指摘されかねません。
あきらちゃんは回答無しで助かるヒビキ。
トドロキはオヤッサンから2人を注意してもらおうと言い出しますが
オヤッサンは今調べ物でそれどころではないそうです。
噂のオヤッサンですが、古文書からコダマの森が現れるとオロチが来る事を知ります。
その時黄色い蝶が突然やって来てオヤッサンの前で折り紙の姿になり、また飛んでいきます。
どうやら式神のようですが、虫サイズとはいえどこから入り込んで来たのでしょうか。
店側からだと人が沢山いるので気づかれそうです。
飲食店で虫が出るのは当たり前っちゃ当たり前ですが、進入ルートがやはり気になります。
下水管とかでしょうか。
編入生と帰っている明日夢少年。
あきらちゃんに勝手に弟子入りした事を良くなかったかも知れないと考える明日夢少年ですが
編入生は明日夢少年が弱気になっていると批難し、
目障りなので居ない方が良いとか言っていますが
どちらかと言うと自分から明日夢少年に取り付いていっている感じなので難しい話です。
そして自分は絶対に逃げたりしないとか実績とはかけ離れた心構えを持っているようです。
そんな二人の前に待ち伏せして待っているヒビキ。
先回りをするより、たちばなから出る所を捕まえた方が早くて確実な気もします。
まだ怒っているのではないかと恐る恐るヒビキに聞いてみる明日夢少年。
ちなみに編入生も先程の威勢は消滅しており怒られるオーラ全開。
しかしヒビキは突然挨拶のポーズのとり方を2人に教え始めます。
2人のポーズに駄目だしをするヒビキ。
個人的に編入生の「ニョー。」は面白いので採用しても良いと思います。
一方 あきらちゃんもイブキの面談を受けていました。
2人を弟子にした意図を聞かれても話さないあきらちゃん。
イブキはかなり焦ったようですが、あきらちゃんがどうにも答えない為
質問を止めてしまいました。
ていうか外で立ち止まって長話とか風邪を引きかねないので
適当に喫茶店とか入って話しませんか。
別れ話中の歳の差カップルに見られますが。
2人がまだ弟子になりたいと言うので、弟子にすると言い出したヒビキ。
自分の言う事を聞くように念を押してから、鬼や化け物の事を忘れて普通の高校生に戻るよう命令。
当然抗議する編入生、あきらちゃんの弟子を続けると言い残し走り去ってしまいます。
目論見が外れたヒビキ、「何あの子。なあ。」明日夢少年に半ば助けを求めますが
明日夢少年もヒビキにすみませんと言って編入生の後を追いかけて行ってしまいます。
悔しがっているヒビキですが、また先回りして待ち構えれば良いと思います。
蝶の式神を追いかけているオヤッサン。
すると怪人そっくりの男女が待ち構えています。
男女はオロチの事を話し、鬼を集めるように指示を出します。
それにしても、わざわざ直接話さずに
蝶を作っていた紙に用件のメモを付けておけば楽だったと思いますが
ちゃんと相手に伝わるか不安だったのでしょうか。
心配性です。
2人に逃げられたヒビキはたちばなに戻って、日菜佳さんから何故弟子を取らないのか聞かれています。
香須実さんも明日夢少年をどうもプッシュしているようでヒビキの行動を不思議がっています。
ヒビキが言うには2人が力に憧れているだけだったら危ないので
もう少し様子を見てみたいのだそうです。
そして話題の2人はあきらちゃんと一緒に学童擁護員のボランティアをしているようです。
いわゆる緑のおばさんです。
あれで年収700万取れると聞いた時には変な笑いがこみ上げました。
この自治体は高校生を使っているあたり、その辺の削減はしているようです。
所で授業の時間と重ならないですかこのボランティア。
あきらちゃんが言うには、この仕事は園児の動きを把握する力、突然の出来事に対応する柔軟性、子供達に馬鹿にされても怒らない忍耐力を養うのに良いのだそうです。
そんな中、横断の途中で物を落として拾おうとする園児と
毎度おなじみ何故かブレーキを緩めずクラクションを鳴らして突っ込んでくるトラック。
その状況にいち早く気づいた編入生が走って園児を抱きかかえてトラックを避け、すんでの所で事無きを得ます。
自分はやる時はやると証明して見せた編入生、そしてそれを見て何か感じたらしい明日夢少年とあきらちゃん。
ちなみに保母さんは園児の方で手一杯で、誰も通報しません。
あのトラック捕まえてください。絶対またやります。
公園を歩いている香須実さんとイブキ。
どうやらデート帰りのようですが、
イブキが言うには香須実さんがあきらちゃんの事で落ち込んでいるイブキを
励まそうとして誘ったそうです。
歩いているうちに霧のような物が立ち込め、突然森の中の風景になり驚く二人。
コダマの森だと気付く香須実さん、入ってはいけない森なので早く出るようにイブキを促しますが、
イブキがボケッとしている間に木の根っこに足を捕らえられ、引きずられていってしまいます。
ちなみにイブキはコダマの突進を食らって速攻ダウン。
森の出現を見かけたトドロキが森に入り、イブキを見つけて声を掛ける事で
イブキは目を覚まします。
香須実さんを心配するイブキですが、気絶中何も仕掛けてこなかったコダマがその辺に立っているのに気付いてトドロキと共に変身。
早速香須実さんの事を忘れていやしないか心配なぐらいコダマの方に向かって走っていきます。
あきらちゃんの携帯に日菜佳さんから連絡が入ります。
何でもオヤッサンから、吉野の古文書にコダマの森は一つの木に操られているという記述があったとの情報が入ってきたそうです。
それをイブキとトドロキに知らせようとした所、電話が繋がらなかった為
2人が既に森に入っていると判断した日菜佳さんは
あきらちゃんに連絡を取ったのだそうです。
コダマの森の秘密をイブキ達に知らせに行って欲しいとあきらちゃんに頼む日菜佳さん。
所で日菜佳さん、ザンキさんには連絡したのでしょうか。
現場に自転車で急行するあきらちゃん。
明日夢少年と編入生も同行しています。
編入生、ちゃんとあきらちゃんの後ろを付いて行っています。
勝負を仕掛けたりしません。
そしてたちばなに戻ったヒビキは日菜佳さんが
明日夢少年と編入生にコダマの話を漏らした事について怒っています。
が良く考えたら連絡先はあきらちゃんなので、直接2人に言った訳ではない気がします。
ヒビキと連絡が取れ無かったので仕方が無い、携帯ぐらい持てと
日菜佳さんに指摘されたヒビキは携帯買ってくれよと逆切れしながらも普通に出動。
言質が取れたので多分帰った頃には携帯用意されてます。
コダマ1体相手に苦戦する威吹鬼と轟鬼。
そこに烈風を持ったあきらちゃんと弟子2名が合流。
威吹鬼、あきらちゃんが連絡取れなかったりしがちな時期に
まだ音撃管持ちを任せていますか。
あきらちゃんは前回変身して行って勝てなかった経験を生かし、
今度はまずディスクアニマルを差し向けてコダマの注意を引き、
威吹鬼達が形勢を立て直す時間を作ります。
そして烈風を威吹鬼に渡すあきらちゃん。
そんな中、ギャラリー状態だった明日夢少年と編入生が
香須実さんの悲鳴を聞き、そちらに向かいます。
木に縛られた状態で助けを求める香須実さん。
おそらく助けを呼んで来いというぐらいの意味で言っているのでしょうが、
明日夢少年と編入生は自分達の力で助け出そうと突進。
しかし根っこに阻まれてしまい上手く近づけません。
そんな中、コダマの攻撃で轟鬼の烈雷が弾き飛ばされ、偶然明日夢少年達の傍に落下。
落下ポイントがちょっとずれていたら殉職者が出そうでしたが大丈夫でした。
2人は協力して烈雷を持ち上げ、襲い掛かる根っこを避けながら
香須実さんを捕らえている木にアタック。
烈雷が刺さった幹からは樹液が噴水のように飛び出し、森のクワガタとか多分大喜び。
そして木の方は顔のような物が浮かび上がり何だか苦しそうな様子で、
またコダマの方も木とシンクロしているようで苦しみだし、鬼達への攻撃が中断されます。
轟鬼がライダーっぽくコダマをキックして楽しそうです。
明日夢少年と編入生が香須実さんを助け出したものの、再び根っこが彼らに襲い掛かってきます。
先程から明日夢少年達の活躍を見守っていたヒビキですが、変身して彼らを助け出しに行きます。
ちなみにコダマの方は木に攻撃が入ってから弱体化したらしく、威吹鬼の音撃で倒せました。
そして木の方はアームド響鬼の鬼神覚声のちょっとエフェクトが増えた感じの攻撃で真っ二つになって爆発。
森は姿を消し、代わりに元の公園の風景が戻ります。
ちなみにその辺花壇とかありますが、特に踏み荒らされてはいないので
森の中での行動は公園その物には影響が無いようです。
あきらちゃんはイブキの前に歩み寄り、最後のサポートが出来て嬉しかったです、と話し掛けます。
明日夢少年と編入生を勝手に弟子にした事を謝罪し、
いつか鬼になるかも知れない2人に教わった事を伝えたかったと説明。
そうする事で自分が弟子だった時間が無駄にならなくなると思ったのだそうです。
そして今までのお礼をイブキに行った後、今度はヒビキの方に向かい
明日夢少年と編入生の弟子入りを懇願するあきらちゃん。
フリーになった自分の師匠に変な弟子が付かないように配慮しています。
イブキもあきらちゃんと同じくヒビキに駆け寄って頼み込みます。
トドロキも釣られてイブキの後を追いかけて走りますが、
途中で用がない事に気付いたのか止まります。
少し考えて、皆から背を向けて歩き出すヒビキ。
編入生がヒビキを呼ぶと、ヒビキは振り返って
「どうした、付いて来ないのか?明日夢、京介。」
2人は声を揃えて「ハイ!」と答え、あきらちゃんとイブキにお辞儀をしてヒビキの両側にぴったい付いて歩き始めます。
あきらちゃんの進路が変わった件は寂しい物がありますが
それにより労働環境悪化決定のイブキも認めたのですから仕方ありません。
それよりあきらちゃんの使っていた鬼笛が、記念にあきらちゃんに渡されるなら良いのですが
誰かにお下がりという事になったら激しい争奪戦が繰り広げられます。