第38話


 屋上でホイッスルの練習に励む明日夢少年。
しかしあきらちゃんに鬼になる気は無いか聞かれたり、編入生が鬼になる宣言をしたりの事が思い出されているようで、決して集中できている風ではありません。

ガールフレンドに声をかけられ、大会や合宿もあるのでホイッスルを頑張ろうと思っていると状況を話す明日夢少年。
そんな中、ブラバンの部長登場。
明日夢少年の居場所を探すのにいつも苦労をしていそうです。
部長は明日夢少年を合宿に連れて行けないと連絡してきます。
補欠を連れて行く余裕が無いのだそうです。

合宿所の手配に失敗したのでしょうか。
ていうか補欠扱いだったら
ドラムの補欠という身分を与えても良いのではないでしょうか。

明日夢少年はショックを受けながらも話を承諾します。
心配しているガールフレンドをたちばなに誘う明日夢少年。
ホイッスルの練習は中断です。

そして多分放課後の屋上に何をするでもなくフェンスに向かっていた編入生、
明日夢少年の次の行き先を聞いて
凄い勢いで自転車を走らせてたちばなに先回りをします。

もし道中でガールフレンドが
お汁粉よりプリンが食べたいとか言い出して別の店に行く流れになったら
編入生が可哀想な事になりそうです。


 明日夢少年達がたちばなに入ったところ、
先回りしていた編入生が明日夢少年に起きた出来事を暴露。

その話を聞かされたみどりさんは一肌脱ぐと言って白衣を放り捨て、
明日夢少年ら補欠を集めて合宿をすると言い出します。
なんでもみどりさんは元ブラスバンド部の部長なのだそうです。
明日夢少年が呆気に取られているうちに、
ガールフレンドとみどりさんで合宿の話が盛り上がり
強制参加の気配が濃厚になってきました。

ところでみどりさん、本当に脱ぐ必要は無いのですが、サービスなのでしょうか。
あと白衣を着ていなかったら何を脱いだのか個人的に大変気になります。


 洞窟をブツブツいいながら探検している一般市民。
1人で行動しているのですが、何処だよこことか言ってウロウロしています。
罰ゲームか何かでしょうか。
一般市民はヨブコの貯蔵庫に行き着いてしまったらしく、
化け物と逆さ釣りになっている人間達に遭遇。一目散に逃げて行きます。
走ると危ない気がします。

洞窟はクリアしたらしく森を走っている一般市民ですが、
怪人達に行く手を阻まれてしまいました。
そこにディスクアニマルからの情報を得て響鬼が登場、
響鬼は木の上から怪人達の注意を引き、その隙に一般市民は逃走します。

逃げろとか言われる前に自発的に逃げている一般市民、
かなり冷静かもしれません。

ディスク鷲の持って来たアームドセイバーでフォームチェンジする響鬼。
怪人達を撥で叩いて蹴散らしますが、転がされた怪人がヨブコを召喚。
何とヨブコは音撃を跳ね返してしまい、
どちらかと言うと普通に斬った方が効果がありそうなリアクションを見せます。
別に耳が悪いとかではなさそうです。


 小学校のような建物の前で、合宿のメンバーの到着を待つみどりさん。
どうやら明日夢少年が誘った人達は誰も来てくれなかったようです。
ただ、誘われていない編入生が参加してる状態です。
明日夢少年に突っ込まれ、何故自分がいちゃまずいのかと怒る編入生。
編入生がいなかったら明日夢少年はガールフレンドと二人きり(+みどりさん)なので
普通に邪魔だと思います。

そして編入生、みどりさんが猛士である事を確認して、自分がヒビキの弟子になると宣言。
みどりさんはその話は今度といって合宿を開始します。
編入生の奇行のお陰で、来もしないメンバーをずっと待たずに済んだと言う所でしょうか。
ちなみにガールフレンドは猛士って何とか明日夢少年に聞いています。
明日夢少年は回答に困っているようで、
みどりさんより明日夢少年の方が機密を守ろうと言う意識が高いようです。

メトロノームを鳴らしながら、一同にリズムを取る練習をさせるみどりさん。
そんな中、イブキがみどりさんを訪ねてやって来ます。
あきらちゃんが帰ってこないので、こちらに参加しているのではないかと思ったのだそうです。
建物の外でみどりさんとイブキで話していた所に編入生登場。
得意げに予想が当たったと言って、あきらちゃんが鬼の弟子に向いていないと思ったと語り始めます。

「君が桐矢君か。あきらの事深く知りもしないで、いい加減な事を言うもんじゃない。」
イブキはあきらちゃんの件で余裕が無いのか、不快感を隠しません。
あとイブキ、編入生の名前をしっかり覚えています。
あきらちゃんから話を聞いた時点で既に癪に障っていたのかも知れません。

たちばなでも以前つまみ出されていた編入生、
実力以前に猛士への道をガンガンに閉じている気がしなくもありません。

そんな中、携帯が鳴り出動するイブキ。
ところで明日夢少年とガールフレンドは校舎で留守番ですか。


 アームド状態が解除されたものの、ヨブコに火炎鼓を取り付けて爆裂強打の型で攻撃する響鬼。
しかしそれも効かない様で、怪人達に冷やかされています。
そこに威吹鬼と轟鬼登場、響鬼に加勢します。
ディスクアニマルが彼らに連絡を入れたのでしょうか。
それぞれヨブコを攻撃する鬼達ですが、ヨブコはかなり強いようです。
威吹鬼あたりは木の上まで飛ばされてしまいます。

ところでヨブコ、どうもずっと口から液体を流しているのですが、
これ止まらないのでしょうか。
水分補給を心掛けたいです。

音撃が効かないので同時音撃を試みる3人。
しかしやかましいと言わんばかりに響鬼と轟鬼をどつくヨブコ。
ちなみに威吹鬼は木の上から攻撃していたので難を逃れます。
何が幸いするか分かりません。
そして威吹鬼がその辺を撃ちまくって土煙を作り、その隙に撤退する一同。

ヨブコも怪人も一般市民に続いて鬼達にも逃げられた格好です。
ただ備蓄があったのでまだ大丈夫でしょう。


 みどりさんのレッスンを受けている明日夢少年達。
「目を閉じて8拍数えたら手を挙げる」という練習をしていますが
明日夢少年は目を閉じているうちに
ブラバンの合宿から外された事や
編入生がヒビキの弟子になると言い出した件を思い出しトリップ。
いたたまれずに合宿所を飛び出してしまう明日夢少年と、
心配してついて歩いているガールフレンド。
今度は編入生が取り残されています。

丁度みどりさんを訪ねて来たヒビキと出くわす明日夢少年。
ヒビキの前で問題が無さそうな受け答えをしてみせる明日夢少年と
その場では敢えて突っ込まない風なヒビキ。

明日夢少年、ガールフレンドの前でももう少し大丈夫風を装えませんか。
頑張る所が違う気がします。


 たちばなではイブキが香須実さんや日菜佳さんに
あきらちゃんの事を聞かれています。
戻ってこない原因がわからないイブキに、香須実さんはイブキが相談しにくいと指摘。
挫折知らずで上から物を言っているように見えるのだそうです。
最近の戦績があれなので頼りにされていないとか
そう言う理由でなくて良かったです。

外で明日夢少年に何かあったのかと聞いてみるヒビキ。
隠そうとしても「少年、正直に言って見?」と突っ込んできます。
太鼓が上手く叩けなくなった事があるかと聞かれて、しょっちゅうあると答えるヒビキ。
その場合の対処法として森に入って自然の響きを体に刻み
無心になって自分のリズムを取り戻すのだそうです。

ヒビキ、明日夢少年にヒントを与えられた手ごたえを感じているようです。

ところで最近はバイクに乗るようになっているヒビキですが、
以前の電車+バスとか香須実さんの送り迎えで移動していた時期は
さぞ面倒だったと思われます。


 ヨブコの対処法を考えながら市街地を歩いているトドロキ。
ショーウインドウに飾られたウェディングドレスが目に止まり、日菜佳さんに着せたいとか考えています。
ヨブコよりそっちの方が大事です。
そしてふと見た車道でイブキを助手席に乗せたザンキさんを発見し、
気にして後を追いかけて行きます。
車相手にどう追いかけたか良く分かりませんが
少なくとも追いついています。

あと、イブキとザンキさんが一緒に行動しているのを見て
「何で?」と言っているトドロキですが、
ウェディングドレスを眺めているトドロキの方が
一般的見地から「何で?」って感じです。


 イブキとザンキさんはどうやらあきらちゃんの事で話をしているようです。
あきらちゃんを待つしかないというザンキさん。
イブキはザンキさんとトドロキの師弟関係を羨ましがり、
自分に師匠の資格がなかったとまで言い出します。
ザンキさんはイブキを車外に降ろして殴り飛ばし、「お前はもう師匠だろうが!」と叱り付けます。

自分なら別の理由で殴ります。
どう考えても野郎の弟子を取るより
女の子の弟子を取る方が恵まれているような気がします。


 明日夢少年は早速森に入って瞑想にトライ。
しかし部長や編入生の言葉がまだ気になるようです。
自分はそろそろ帰らなくてはいけないと伝えに来るガールフレンド。
明日夢少年を励まして帰っていきます。
送ってやれとも思いますが、練習を中断したら逆に心配されそうです。
ちなみにヒビキも暇なのか明日夢少年を陰から見守っています。
更に先には編入生が見張っているような気が何となくします。


 夜になって胸を押さえ出しうずくまるザンキさん。
古傷を押して変身したのが堪えたようです。

ところでイブキぶん殴ってからずっと外にいたのでしょうか。
「ザンキさん、お久し振りっす。」と姿を現すトドロキ。
トドロキはザンキさんの異変に気付きますが、疲れただけだと言うザンキさん。
田舎の婆ちゃん(朱鬼さんより年下)が送ってきたという物を渡そうと思っていたと
荷物を差し出すトドロキ。

あまりにも不自然な流れに、「わざわざこれを渡しに来たのか?」と突っ込むザンキさん。
トドロキは観念してザンキさんに復帰してもらいたいと話し始めます。
ザンキさんは話を取り合わず、いつまで甘えるつもりだとトドロキを突き放します。
あと、今のトドロキは殴る価値も無いそうです。
実はめっちゃ殴りたいけど単に怪我の具合が良くないのかも知れません。

トドロキは車で走り去るザンキさんを追いかけて、追いつけずに道路に転がったりしています。
バックして轢かないザンキさんは偉いと思いました。


 校庭でバーベキューの準備をしている明日夢少年と編入生。
ガールフレンドは帰りましたが、編入生はしっかり残っています。

一方アームドセイバーを始めとする音撃が効かなかった原因を探っているみどりさん、
ヒビキにアームドセイバーが特殊な波動を浴びた形跡があると話します。
敵に奪われた時に調べられて、その波動がバリアになって音撃が効かなくなったとの事です。
そんな中、みどりさん達の居る部屋の窓ガラスを割るヨブコ。
明らかにガラスを故意に割っています。
気付かずに激突したとかじゃありません。
化け物の癖にガラスの方が壁より耐久力が低いと知った上で
楽をしようとしています。

部屋の中まで侵入したヨブコにヒビキは変身して応戦。
昔の学校なので火災報知機とか洒落たものはありません。
異変を察知して部屋に入ってくる明日夢少年と編入生ですが、他に怪人も来ていた様で目をつけられてしまいます。
固まっている編入生を逃げるように促す明日夢少年。
編入生を逃がしたものの、自分は怪人達に挟み撃ちにされて逃げられなくなります。
怪人達は明日夢少年の事を美味そうだと高評価。

まさかとは思いますが、編入生がまずそうに見えて見逃したのでしょうか。

明日夢少年のピンチにみどりさん登場、果敢にも怪人に素手で対抗。
みどりさんは確かディスクアニマルの起動とか出来たと思うのですが、
今回は持ってこなかったようです。

響鬼はヨブコに攻撃されながら、窓の外で怪人達に引きずられている明日夢少年とみどりさんに気付きます。
しかしヨブコの攻撃に阻まれて助けに行けません。
ディスクアニマルを起動する余裕も無さげです。

編入生の心配は今の所無いようです。


 踏み切りの向こうにあきらちゃんが居るのに気付くイブキ。
しかし電車がきてしまい向こうには渡れません。
最近事故も多い事ですし、踏切とか早く無くなると良いです。

響鬼は校庭まで出てきているものの、ヨブコに攻撃されグロッキー状態。
トドロキはザンキさんに怒られてその辺で泣いており、多分呼んでも使い物になりません。

とりあえず事件を知っていて自由に動けるのが編入生だけなのですが
その辺で腰を抜かしていない事を祈ります。