第33話


 アームドセイバーを奪いヒビキ達に斬り付けようとしたりする怪人。
しかし女の怪人がふざけてアームドセイバーを奪ったりし、
二人の怪人はじゃれながら何処かへ行ってしまいました。
威吹鬼はカマイタチと戦っていたようですが、こちらも相手が姿をくらましてしまい戦闘終了。
戦闘の内容はともかくサボっていなかったので良しとしたいです。

鬼そっちのけで遊んでいる怪人達に「何なんスかあいつら。」と思わず口にするトドロキ。
呆気に取られていないでディスクアニマルぐらい付けさせた方が良いかと存じます。


 みどりさんにデータを取ってもらいながら変身を試みるヒビキとトドロキ。
たちばな地下の研究室でやっているので、絶対変身出来ないという自信がありそうです。

二人ともアームドセイバーで体力が削がれて変身出来なくなっているとの事ですが、
この前来ていたダンキさんとショウキさんは1ヶ月ほどで変身できるようになったそうです。
あれからもう一ヶ月たっているのでしょうか。
それとも変身できなくなってしばらくは放置していたのでしょうか。
後者だとしたら結構呑気です。


 怪人達が持ち帰ったアームドセイバーを調べている怪人ソックリの男性。
何でも波動が強いとかで、電極みたいなのを付けても変なスパークを起こしてしまいます。
ていうか調べる際いきなり電気流すのもどうかと思います。
とりあえずX線とか欲しいです。

あと怪人達がアームドセイバーで遊びたがって羨ましそうにしていますので
別の適当なおもちゃとか与えといた方がいいと思います。

このままでは手かつけられないと、以前怪人や謎の人物に飲ませていたような
プチイガグリ(秋の味覚)をアームドセイバーの近くに置く怪人ソックリの男性。
イガグリから根っこのような物が伸びてアームドセイバーに絡みつきます。

これはこれで手がつけられない感じです。


 道路脇の土手でザンキさんに愚痴を垂れているトドロキ。
アームドセイバーの所為で変身できなくなったと文句を言っていますが、先程同じような事を言って
武器を勝手に持ち出した落ち度をみどりさんに指摘された事を忘れているようです。
ザンキさんがトドロキをたしなめようとした所で小暮さん登場。
トドロキのひっくり返り方がややアクロバティックなので
変身能力回復ももう直ぐでしょう。

それにしても小暮さん、地元でもない東京でいい感じに神出鬼没です。
何のサーチャーを搭載しているのでしょうか。

隠れて悪口を言っている事に腹を立てた小暮さん、
弟子の教育が悪いとザンキさんを叱ります。
ザンキさんは謝罪して「お願いします。」と小暮さんに背中を向けます。
自分から叩かれに行く事で話をさっさと終わらせているあたり
小暮さんの扱い方を知っている感じです。


 たちばなでは日菜佳さんが小暮さんがいつまで居るのか気にしています。
それにつられてまた愚痴っているトドロキ。
今度はザンキさんが叩かれた事を怒っているようですが、根本的に陰口には変わりないです。
学習能力がかなり低くなっています。
それにしてもたちばな、お客さん用のテーブルでミーティング状態なのですが、
営業とか本当に大丈夫なのでしょうか。

そしてみどりさんやヒビキが小暮さんをフォローするのが気に入らないらしいトドロキ、
今度は一ヶ月変身出来ない事に文句を言い出しています。
微妙に脈絡が無いです。
今度はイブキがその間頑張ると言ってトドロキをなだめますが
そこに小暮さん登場。

小暮さんはイブキが大きい口を叩くとかいで立ちが今風だとかで文句を言い始めますが
イブキがパードン?みたいな感じなので指導を放棄。
小暮さん曰くこのタイプは何を言っても駄目との事ですが、
以前にも同様のタイプに遭遇した事があるのでしょうか。

小暮さんのピンチにみどりさん登場。
みどりさんは小暮さんに技術を敵側に知られるのではないかと心配事の相談を振ります。

小暮さんはヒビキとトドロキを一ヶ月休ませるつもりは無く、特訓を行うと言い出します。
先程トドロキに会った時には特訓の話とか全然していなかったので
みどりさんを安心させる為に今思いついた事かも知れません。
ていうか自力で武器取り戻せですか。
ダンキさんとショウキさん復活してますが頼んじゃ駄目ですか。


 人気の無い河原で小暮さんについて発声練習をさせられるヒビキとトドロキ。
何でも宇宙の波動を取り入れ腹の中で己の波動を練り直すそうですが
内容だけ聞くと怪しい宗教っぽくもあり、練習メニューだけ見ると劇団のようでもあります。
それはそうとトドロキの発声練習は素で音撃のようで
小暮さんはダメージを受けている様子です。


 足早に下校している明日夢少年と、早足過ぎると文句を言っている編入生。
自分と帰るのが嫌なのかとか聞いています。
ていうかいつもなら競争だと言って競って早足しそうな編入生ですが、
もう勝負する体力が残っていないのでしょうか。

そこにヒビキが通りかかり、明日夢少年達に声を掛けます。
ヒビキは明日夢少年にガールフレンド以外の友達が出来たと喜んでいるようですが
明日夢少年と編入生はお互い友達になれるか微妙だと言っています。
受験仲間の友達とかそう言えば最近見なくなりました。

そして編入生、ヒビキに明日夢少年の何処が良くて付き合っているのかと聞いて来ます。
今回トドロキが陰口ばかり利いて良くない感じですが
編入生の様に本人前に妙な事を口走るのも考え物です。

ヒビキは世の中の強い人や尊敬できる人、また会いたいと思う人、
色んな人と出会う事で自分が強くなれると言って、
二人に仲良くするようにと釘を刺してその場を去ります。

しかしこの後明日夢少年はまた早歩きで帰るような気がします。


 たちばなで日菜佳さんに特訓の話をしているトドロキ。
昔バンドを組んでいたとかで自分が音痴な筈は無いと語っています。
そのバンド、特殊なファン層を形成していたものと思われます。

トドロキの歌を聞いた事が無いという日菜佳さんのリクエストか
店の裏で日菜佳さんとカラオケでデュエットをするトドロキですが
やはり凄い怪音波で日菜佳さんは
「一生デュエット出来ないんじゃないですかねえ。」と泣き始めてしまいます。
特訓を頑張るとトドロキが宣言するのを確認して
コッソリとガッツポーズを取る日菜佳さん。

ところで特訓を始めてから殆ど進歩が見れないトドロキですが
まだ日のあるうちに帰されたという事は
小暮さんの方に限界が来たという所でしょうか。


 神社の階段で特訓をしているヒビキとトドロキ。
そこにザンキさんも合流。
特訓の内容に疑問を持っているトドロキに、ザンキさんは小暮さんが
元々鬼なので鬼の事は良く知っている人だからと信用するように言います。
何でも一日に10体の化け物を倒したので有名らしいです.

そこに小暮さん登場。
倒した化け物の数を上方修正しています。
昔の武勇伝を語る小暮さん、腹の底からパワーを引き出して必殺のパンチで相手を仕留めたそうで
音撃でないような気がしますがトドロキは目を輝かせてその話に聞き入っています。
先程までへばっていたトドロキですが、話を聞いた所為か
ヒビキと再度特訓に入る時には元気に付いていっていました。
残されたザンキさんは小暮さんの昔話をもう一本ぐらい聞かされたと思います。


 根っこ付きアームドセイバーを再び持ち出す怪人達。
ジャンケンで誰が持つか決めていますが、怪人が生まれた時に持っている知識に
結構無駄が多い気がします。

天気の悪い日に無理矢理川で遊んでいる一般市民の家族連れを襲うカマイタチ。
そこにディスク鷹とイブキが現れ、家族連れを逃がします。
イブキは変身しますが、カマイタチの起こした風に早速吹き飛ばされています。

小暮さん指導の元、特訓を続けているヒビキとトドロキ。
その時トドロキの携帯に日菜佳さんから威吹鬼が苦戦しているという内容の電話が入ります。
すぐさま現場に急行するヒビキとトドロキと小暮さん。
どうやら小暮さん同行の為、ヒビキ達の移動能力が普段より高くなっているようです。

ちなみに威吹鬼の方はカマイタチに加えてアームドセイバーを持った怪人達も来ており大変そうです。
いつもでしたらあきらちゃんがディスクなどで援護してくれるのですが
今回は敵が遠隔攻撃をする為か、あまり現場近くに居させて貰えないようです。
と言うか出してください。


 特訓の成果で再び変身できるようになっていた響鬼と轟鬼。
轟鬼は久々に変身できて喜んでいる様子。
という事はこの変身は一発勝負だったのでしょうか。
出動前に変身できるか試してみた方が良かったと思います。

響鬼と轟鬼が小暮さんに挨拶している間に、威吹鬼はカマイタチに蹴りを当てて武器を落とさせる事に成功しています。
そして響鬼と轟鬼は怪人達と戦闘。
響鬼と戦っていた怪人は手に持っていたアームドセイバーから電流が流れた為、
それを手放してしまいます。
怪人、ゴム手袋とか装備すればよかったと思います。

小暮さんの助言で響鬼はアームドセイバーを拾って構えます。
鍛えたので使いこなせるという事なのでしょうが、イガグリ分も見逃せないファクターです。

すると近くにいたディスクアニマル達が響鬼の周りに集まり、体にペタペタ張り付いて装甲になります。
ちなみに響鬼の体からは炎も出ているのですが
ディスクアニマル達の耐熱温度が気になります。

フォームが変わると聞いていなかった為、戸惑う響鬼ですが
小暮さんに言われると、アームセイバー本来の力なのだそうです。

アームドセイバーからは炎が出ており、本来の刃渡りよりも広範囲で攻撃判定がありそうです。
向かってきたカマイタチを一振りで倒す響鬼。
カマイタチは見事木っ端微塵。
アームドセイバーはパンチで化け物を退治していた小暮さんの作品なので
あまり音撃らしからぬ攻撃もOKなのでしょう。

そして怪人達はとっとと帰ってしまいます。
轟鬼や威吹鬼がその辺に居るはずですが、特にアクションは起こしません。


 たちばなでは小暮さんの歓迎会の仕切り直しまたは送別会を開催。
サンタルチアとか歌っている小暮さんですが、その歌はヤツデンワニを真っ先に思い出してしまうので避けて欲しかったです。
そして小暮さんにもう一曲とせがむトドロキ。
それはいいのですが後半戦にトドロキが歌いだしたりしない事を祈ります。