第32話
怪人ソックリの男女が住んでいる洋館では、新しい怪人が誕生したようです。
烏帽子を被っており、謎の人物達以上に暑そうな衣装です。
実験室でドライアイスが焚かれているのは暑さ対策かも知れません。
バイクで移動している男性。
途中警察による検問があり車を停めます。
しかし免許証の提示を求める警察官の態度や言葉遣いが気に入らないらしく
年上相手には敬語を使うようにと言い出します。
「そんな事申されても。」と警察官、かなり譲歩を見せますが
男性は申すは謙譲語だと言って怒り出します。
話し言葉なのですから多少の間違いはスルーするのもマナーな気もしますが
男性は警察官に尻を出せと言い出し、
自分の背中あたりに隠し持っていた精神棒と言うか巨大なアイス棒のような物で
尻叩きをします。
時々「当たり」と書かれた棒を使うかもしれません。
素直に尻を叩かれていたり、男性を公務執行妨害でしょっ引かないあたり
警察官は態度は少々悪いですが、少し気のイイ奴だったのかもしれません。
ところで免許証は見せてもらえたのでしょうか。
たちばなではオヤッサンや日菜佳さんも復帰して店の掃除をしています。
「済まないねえ、ヒビキには随分迷惑掛けちゃって。」とオヤッサン。
多分一番迷惑を被ったのは茶をこぼされたりレジ待たされたお客さんです。
そこに支度を整えた香須実さんが降りてきます。
どうやらヒビキチームとトドロキチーム合同で調査に行くようです。
そんな中、みどりさんが「小暮さん」が来ると血相を変えて知らせてきます。
その連絡でオヤッサンが倒れたりしていますが、一同のリアクションから考えて
どうやら化け物が出現するよりも厄介な事のようです。
そして明日夢少年も編入生に話し掛けられてやや面倒そうです。
編入生は明日夢少年が本日バイトがある事を把握しており、
たちばなにヒビキがいるか聞いて来ます。
明日夢少年が分からないと答えると
「やっぱりね、君とヒビキさんはそれ程親しくないんだもんな。
とは言っても分からないな、君はどうやってヒビキさんに取り入ったんだ?
君みたいな何の取柄も無い人間がさ。」
と1人で喋る編入生。
相変わらず倒置法などを駆使しており
小説っていうかライトノベルのような文体で喋っています。
体育の時間に遅れるからそろそろ行くと言う明日夢少年に
なぜか本日見学の連絡をする編入生。
今日は足の捻挫のようです。
明日夢少年が「そうなんだ。」と適当に答えると
疑われたと感じたらしい編入生。
ところで編入生、これからまだ2年以上高校生活がある訳ですが
見学理由のネタとかちゃんと仕込んであるのでしょうか。
もし今回の転校の理由が見学ネタが尽きた為だったら
2年に上がったぐらいでまた転校になってしまいます。
怪我系ですといつかは治るものですので、持病系の方が良いと思います。
河原でキャンプを構えているトドロキから山にいるヒビキに電話で状況の確認を取っています。
どちらも怪人を捉えられていないようで、トドロキは怪人が全滅したのではないかと喜んでいます。
一方今回出来た怪人達が謎の人物達を人員整理と言う事で倒しまくっていました。
今回の怪人は強いのと、男女の声が入れ替わっていないのも特徴のようです。
ちなみに女性の方は相手にぺこぺこ謝りながら殺していくあたり非常に腰が低いです。
その様子をディスク蛙とディスク狼が捕らえ、
回収したディスクをチェックしたトドロキからヒビキに携帯で連絡が入ります。
「あ、ヒビキさん、来ました、当たりっす。」
ところでトドロキ、誰の携帯に電話していますか。
ヒビキチーム相手に電話をかけた場合、最初に香須実さんが出てくるような気がします。
怪人達が戦っている現場に駆けつけ変身するヒビキとトドロキ。
2人とも同時に到着しているのですが待ち合わせとかしたのでしょうか。
響鬼と轟鬼が烏帽子を被った怪人達を攻撃している隙に謎の人物が逃走しています。
後で恩返しに来てください。
そして少し離れた所から精神棒を持った男性がその様子を見ていますが
何でこんな所にいるのか少々聞いてみたいです。
烏帽子を被った怪人達は手から光弾を発射し響鬼達を攻撃、
響鬼達をコケさせると満足したのか女性が男性を促す形で立ち去ってしまいます。
次の予定でもあるのでしょうか。
響鬼と轟鬼は二手に分かれて怪人達を探す事に。
なかなか怪人を見つけられず困っている轟鬼。
先程の戦闘で疲れているのか、ディスクアニマルを腰にぶら下げたままで
探索に使おうとしません。
そしていつ仕掛けられたのか分かりませんが
足元のロープで出来た罠に引っ掛かってしまい
木の枝から逆さ吊り状態にされる轟鬼。
何か尻を叩かれていますが相手の姿を捉えることは出来ませんでした。
そして響鬼の方もディスクアニマルを腰に下げたまま、相手を見失ったとして探索中断。
響鬼には四方八方から15センチぐらいの長さに切られた竹筒が投げつけられてきます。
器用にそれらを叩き落とす響鬼。
そして最後に何故か豆腐が投げられ、両手でキャッチする響鬼。
あまりのシュールさに気を取られている隙に響鬼も尻を叩かれてしまいました。
所で常温の豆腐を崩さず投げるのは可能でしょうか。
そして響鬼も相手の姿を捉えられなかったようです。
竹筒が飛んでくる方向も一箇所で無かったのですが、
予め自動で竹筒を飛ばす装置を仕掛けていたとしたら予知能力
そうでなければ複数犯もしくは超高速移動能力を持った人が犯人です。
一時休業の札を出し、たちばなで念入りに掃除をしている一同。
みどりさんやトドロキも掃除に参加しています。
「小暮さん」が口うるさい人なのでケチを付けられないように準備をしているようです。
みどりさんは「小暮さん」を吉野の開発局長として色んな武器を開発した尊敬できる人だとフォローを入れていますが
日菜佳さんは小学生の頃行儀が悪いと2時間半正座させられた嫌な記憶があるそうです。
ちなみに香須実さんは3時間半、オヤッサンは4時間半だそうで
妙に半に拘る人物なようです。
4時間半の正座を見張っていたのでしょうか「小暮さん」。
付き合う方も相当拷問な気がします。
そこに明日夢少年が編入生付で合流。
休業の札がかかっていますが明日夢少年は着替えて掃除の手伝いを頼まれます。
ヒビキに取り入ろうとしているのか、編入生も手伝いを申し出ますが
明日夢少年がいるから十分と香須実さんと日菜佳さんに追い出される格好で帰されてしまいました。
帰りがえてら足首の包帯を外してポイ捨てする編入生。
次の仮病の為に再利用とかしないのでしょうか。
あとまだ他に友達の居ない編入生はこの後たぶん相当暇だと思います。
掃除をしながら日菜佳さんは怪人を見つけられたかトドロキに尋ねます。
強くなっている上にセコイ攻撃をしてきて尻を叩かれたと答えるトドロキ。
ヒビキも豆腐を投げられた事を話し、
上手くキャッチできたから良いような物の
食べ物を何だと思っているんだと怪人達を批判。
その豆腐どうしたのでしょうか、香須実さんに味噌汁にでもしてもらったのでしょうか。
そこにいつぞやのダンキさんと初めてお目にかかるショウキさんが入店。
手伝いに来た訳ではなくて、
「小暮さん」製新兵器の実験台になって変身できなくなったので
みどりさんに相談に来たそうです。
ところで来る時は連絡ぐらい入れましょう。
そこに冒頭でバイクに乗っていたり怪人達の戦いをウォッチしていた男性登場。
鍛錬が足りないのを棚に上げて自分のせいにしたとして怒っているようで
ダンキさん達の尻を叩きまくっています。
尻叩きの好きなこの男性が「小暮さん」だそうです。
その攻撃を見て怪人追跡中のあれが小暮さんだったと気づくトドロキ。
ヒビキも状況を楽しんで見ています。
ていうかもしかして小暮さん、1人で強い怪人が出ているポイントに行って
罠を仕掛けたり豆腐を投げたりしていましたか。
怪人達に対しても罠を仕掛けてくれているともっと良かったです。
そして小暮さんに鍛え直して来いと叱られて逃げ出すダンキさん達。
ところでもしかして掃除途中で終わってしまいましたか。
小暮さんのお陰で怪人探しも掃除も半端な気がします。
小暮さん製の新しい武器の箱を開けるみどりさん。
小暮さんはどうやらみどりさんには甘いようで、しきりに武器の説明をしています。
ところで小暮さん、それ何処から持ってきたのですか、
バイクに積んでいたら検問で引っ掛かったので別便だと思いますが
普通に宅配便利用でしょうか、ビニールのプチプチ無しによく破損しませんでした。
ちなみにオヤッサンとヒビキ、トドロキも同席していますが
香須実さん達や明日夢少年は上で営業再開でもしているのでしょうか。
武器を使える鬼がいない為、最近の鬼は鍛え方が鍛え方が足りないと怒っている小暮さん。
この武器は何でも使えるようになると鬼の力が増大するそうで
トドロキも武器を使ってみたいらしく鍛えている事をアピールしますが、
隙が多いと断られてしまいます。
小暮さんの動きがどう考えても良すぎるので、自分で装備されては如何でしょうか。
小暮さん的にはヒビキが豆腐を崩さなかったので見所があると言っていますが
ヒビキの方が最後の一撃を交わせなかった事を上げてやや謙遜。
そして小暮さんは今度はオヤッサンに鬼達を甘やかしていると文句を言い、
何故か引き合いにオヤッサンの娘達が小学生の頃
小暮さんのショートケーキの苺を盗み食いした話を持ち出します。
どうやら甘党のようです小暮さん。
そしてその話を笑うオヤッサンを過ちを認めないので男らしくないとか言っていますが
ショートケーキについて臆面も無く語れる小暮さんも決して男らしくは無いと思います。
後でトドロキあたりとスイーツについて情報交換でもしてください。
トドロキは小暮さんに反感を持った様子でヒビキに同意を求めていますが、
ヒビキは小暮さんを面白がっているため取り合ってくれません。
そう言う訳でザンキさんに愚痴をたれています。
多分トラップを仕掛けられた事より、日菜佳さんに正座させたと言う話を聞いて
余計に小暮さんに悪い印象を持っているのでしょう。
小暮さんを見返したいと語るトドロキですが、変にヒートアップしてきている為か
ザンキさんはトドロキを置いて一人でその場から去ってしまいます。
恐らく陰口を叩いているのを聞かなかった事にしてくれているのでしょう。
ていうか聞くの面倒なのかも知れません。
みどりさんは新しい武器を解析して見解を小暮さんに聞いてもらっています。
武器の波動が強すぎて人間が扱う限界を超えているのだそうです。
みどりさんの話を聞いて初めて武器を失敗作だと認識したらしい小暮さん。
物凄いしょんぼりモードに入りました。
ダンキさん達が武器を作った本人でなくみどりさんに助けを求めた理由が良く分かります。
小暮さんを慰めようと、話題を変えて歓迎パーティーの話をするみどりさん。
小暮さんは乗り気ではないのですが、部屋の外で多分盗み聞きしていたヒビキも小暮さんをパーティーに誘います。
みどりさんが小暮さんの歌を聞きたいとリクエストすると、ヒビキは自分がカラオケが苦手だと言って催しを嫌がる素振りを見せます。
変な替え歌を歌う割にカラオケは苦手ですか、もしかして歌が苦手なのでなく
リモコンの操作がネックなのでしょうか。
そんなヒビキを見て本当の歌を教えてやると小暮さん。
どうやら歌を歌うのが好きなようで、みどりさんはその事を知っているため
パーティーの誘いに歌の話題を使ったのでしょう。
そしてパーティーではお座敷でアカペラで凄い無難な歌を歌っている小暮さん。
若い人とかいる為かほぼ童謡の選曲ですが、
参加者がオヤッサンだけだったら軍歌メドレーとかだったのでしょうか。
たちばなで楽しいのかどうか微妙なパーティーが催されている中、
怪人達の出現ポイントに向かうイブキ。
先程響鬼達の乱入で逃げ延びた謎の人物が
再度怪人達に見つかったようで倒されておりました。
イブキは変身して怪人達を倒しに行きます。
そして怪人発見の連絡は日菜佳さんの携帯に入り、
熱唱する小暮さんを残してサポートメンバーも含めて全員部屋を出て行ってしまいました。
戦闘時にする仕事が割り振られていないように思えるみどりさんまで一緒に出る始末。
車まで走って行こうとするヒビキとトドロキですが、トドロキは途中で引き返して
新しい武器を持ち出したようです。
ところで新しい武器にスポットライトを当てているのは
光に当てると汚れが分解するとか言うやつですか。
あきらちゃんが直ぐにたちばなに連絡を入れたのは良い判断だったようで、
早速ピンチになっている威吹鬼。
怪人の持っている扇子が烈風から撃ち出す鬼石を遮断、
2体の息を合わせた攻撃が威吹鬼を襲います。
ただ、途中で女の怪人が扇子で男の方を扇いだりして
変に遊びを入れているので、その気になれば離脱ぐらいは出来そうな感じです。
そこにヒビキとトドロキが到着し変身、威吹鬼に加勢します。
数の上では有利になったかと思いきや、怪人達側にもカマイタチが加勢。
しかもカマイタチ、両手が頭っぽいので一体なのか三体なのかカウントに悩みます。
強そうな敵の出現に、早速先程拝借してきた新武器を取り出し使おうとする轟鬼。
しかし武器から電流のような物が出て轟鬼は変身解除。
何とか「顔だけ変身解除」で踏みとどまっているあたり進歩が見えます。
轟鬼が落とした武器を拾った響鬼、轟鬼に武器を勝手に持ち出した事を注意するものの
カマイタチが接近してきた為に手に有った武器を構えてしまいます。
そして武器はやっぱり電流を出してしまい響鬼まで変身解除。
響鬼が落とした武器は今度は怪人が拾い振り回し始めます。
怪人はこれ以上変身解除しないので気楽でしょう。
それにしても先に2人程、その武器を持っただけで吹っ飛ばされているのを見ているのに
よく使う気になれます。
危機意識がやや希薄で自分には災難が降りかからないと思い込んでいるタイプのようです。
ところで威吹鬼と女の方の怪人との動きが把握できないのですが
その辺で適当にサボっていない事を祈ります。