第20話


 バケガニのハサミに挟まっている轟鬼ですが、自力でハサミを外側にへし折るように破壊して脱出。
バケガニ、ハサミを広げれば轟鬼は落としてしまいますが折られずに済んだと思います。
我慢のし過ぎは良くないです。

轟鬼はバケガニの足を二本ほどへし折り、バケガニの腹に烈雷を刺して担ぐように持ち上げ、
そのまま音撃斬で退治します。

バケガニがもう少し軟かったら、持ち上げられた後自重で烈雷とか貫通する感じで下に落ちて
轟鬼が下敷きになったかも知れません。
脱皮したてでなくて良かったです。


 テーブルを拭きながらもバイトの様子を見に来たガールフレンドと話し込んでいる明日夢少年。
バイトの頻度を聞かれ、水曜日と土日に入っていると回答。
仮に水曜日が3時間で土日が7時間労働の時給800円として年収約70万円です。
ママさん、もう小遣いやらなくていいです。

部活の無い時はたちばなのバイトに使う明日夢少年、塾に行けない気がします。
仮に進学しないにしても、定期考査とか大丈夫なのでしょうか。

そしてオヤッサンと話を終えて店を出るザンキさんに
「ありがとうございました。」と声を掛ける明日夢少年。
ザンキさんはちょっと戸惑ったようですが「お邪魔しました。」と応えます。
一応鬼の存在とか公にしていないので、勝手口を作らないなら
普段から今回の様にお客さんを装った方が良いかもしれません。


 謎の人物に挨拶しているっぽい怪人達。
どうやら今迄倒したバケガニ達のパワーで生まれたみたいで、
結構手間がかかったようです。
そして彼らの後ろの海から大きなハサミと尾が見えたりします。
海老っぽいのですが生まれたばかりのカニも尻尾があるので、これからもっと大きくなったらちょっと嫌です。


 土産物屋でトドロキへの陣中見舞いを物色しているヒビキと香須実さん。
ここでお団子買わなくてもいいんじゃないの、と香須実さん。
自分の店でも売っている物ですからあまり良い気はしないようです。
そんな香須実さんの様子を見て、ワゴンに置いてあるメロンパンを見に行くヒビキ。
ここ何屋さんですか。

変な提案をしてくるヒビキにもっと先輩っぽい物の方が良いと提案する香須実さん。
ザンキさんなら師匠らしく栄養のあるものにするだろうと引き合いに出した為に
話が手土産から轟鬼自身に移ります。
轟鬼がサポーターをつける前に弟子を取ると言い出しそうだとヒビキ。
弟子は師匠を選べるか気になります。

そしてレジカウンターに詰まれていたメロン大福を全部買うことにしたヒビキ。
3回払いと言うヒビキに「カード持ってないでしょ」と突っ込む香須実さん。

堅実なのでカードを作っていないのか申請したけどはねられたのか気になります。
あとそれ洒落で一箱買うに留めた方が良さそうな代物な気がします。


 たちばなであくせく働いている明日夢少年。
両手にお盆を持たされたのは良い物の、持ち方を間違えて片方落としてしまいます。
どうでもいいですが明らかに両手が塞がっている人にオーダーを頼むおばあさん、
そろそろ始まってますか。

バックヤードで日菜佳さんに謝っている明日夢少年。
日菜佳さんは明日夢少年を怒る事も無く、逆に励ましている感じです。
そこに湯飲みを回収して来たオヤッサンが割って入り、日菜佳さんに湯飲みを片付けさせて明日夢少年を下の部屋に呼びます。


 海でダイバーに絡んでいる怪人達。
相当痛いぞと脅して指を伸ばし、ダイバーを刺して海に居る海老っぽいのに与えます。
自販機の下に落ちた硬貨とか拾いやすそうで便利な指です。
あとファイズの映画を思い出しました。


 オヤッサンに連れられてビクビクしながら下の部屋に来る明日夢少年。
客が結構入っていて忙しい時間帯に思えますが、オヤッサンは明日夢少年に猛士の関東支部に使っている部屋を見せたかったのだそうです。

茶碗を割った事を怒られるのかとビビッていた明日夢少年はホッとした様子。
しかし部屋を教えるのは開店前や閉店後でも良かったと思います、
この間にも明日夢少年に時給は支払われています。


 今日も元気にディスクをぶちまけて起動させるトドロキ。
そしてディスクの帰りを待ちながら烈雷を演奏しています。
そこにザンキさん登場。
多分五月蝿いから簡単に見つけられます。

ザンキさんは化け物を倒した後の謎の演奏会について聞きに来たようです。
トドロキは化け物を清めきれていないような気がして
戦った場所を清める為に演奏していたそうです。
意外と神経細い所があります、ディスクアニマルの扱いもそのぐらい神経質になって欲しいです。

「でもやっぱそんなんじゃ駄目なんスね。」
と声を裏返らせて自分の行動を否定しだすトドロキ。
そしてもっと音撃を鍛えて不安が残らないようにすると言っています。
ザンキさんは「そうか。」とだけ返していて、どうも演奏しようがしまいが
どっちでも良さそうです。
むしろいちいち力むの止めてくれって感じでしょうか。


 トドロキの車の近くに人が見えないので、既に化け物退治に出たのかと考えるヒビキと香須実さん。
そこにハイテンションで戻ってくるトドロキ。
その後ろからザンキさんも戻って来ます。
香須実さんがディスクをケースにしまう傍ら、
団子を食べている野郎チーム。
結局「めろんの里」という団子を買ってきたようです。

メロンの産地らへんだったのでしょうか、団子を買った店。
ここまでメロン系のものを揃えるのでしたら、
メロンフェアなどの売り場をきちんと作った方が良いです。

香須実さんがオヤツタイムに参加していないのは
片づけを優先したのかダイエットしているのかメロン団子が気に入らないか
色々理由が考えられます。

そこにメロン色のディスク蛙が帰還、トドロキがディスクのチェックをすると当たりだったようです。

バケガニとは違いそうだといいながら出撃の準備をするトドロキ。
ヒビキはマイペースに団子を食べ続けており、ヒビキとトドロキで
実際どっちが団子好きなのか分からない状態です。

そしてザンキさんがトドロキにアドバイスをしている様子を見て、
香須実さんはザンキさんにトドロキのサポーターになる事を提案。
ディスクの扱いが悪いのも一杯一杯だからではないかと推測しています。

今までは時間をかける余裕がが無くて
ケースをひっくり返してディスクを展開していたという事でしょうか。
でしたらディスクは一枚一枚ケースの溝にはめ込む収納ではなく、
スピンドルケースを利用したらどうでしょう。


 そこに香須実宛てにオヤッサンからの電話が入ります。
バケガニが続いた後にアミキリが出るケースがあるとの情報を伝えてきますが
トドロキに直接電話をしないのはどう言う作戦でしょうか。
アミキリと聞いて電話を代わってもらうヒビキ。
どうも音撃管で戦う相手らしく、トドロキだけでは不利なようで急遽フォローに向かうヒビキ。
香須実さんがとっさに切り火のジェスチャーをしていますが、
手に持っていた携帯に傷がつきそうです。
もうすぐ機種変でもするのでしょうか。


 現場に向かうトドロキを背後から飛び越して進行方向を塞ぐ怪人達。
後ろからのダブルキックとかはしません。わりと紳士的です。
そして変身して戦う轟鬼ですが、怪人がブーンと飛行する為攻撃を交わされがちです。

幸い怪人達は飛び道具を出してこないので、
攻撃の為近付く時に反撃して一体を叩き落し、
もう一体に烈雷を投げつけて粉砕、しかも烈雷は真下に落ちて
先程落とした怪人に上手い事刺さりトドメとなります。

怪人達が変身後も指が伸びるようだったらもっと苦戦しそうでした。

そしてアミキリが海から上がって来て轟鬼に攻撃をし始めます。
ちょっと跳ね飛ばされる轟鬼ですが、アミキリが飛んで何処かへ行こうとした為、
尻尾らへんを掴んで押さえ込みます。
一緒に空に連れて行かれそうなものですが、アミキリが飛ぶ力は自分の体重ギリギリまでなようです。
人間の2人も食べたら重くて飛べなくなるのでしょうか。

そこに響鬼が加勢に入ります。
響鬼はアミキリの背中に飛び乗り、音撃棒から刃を出現させてアミキリの片羽根を切り飛ばします。
さり気なく新技を披露している響鬼ですが、次の瞬間アミキリに振り落とされ海に落下。

そして轟鬼がアミキリて手一杯で烈雷を取りに行けずに困っていると
ザンキさんが変身もしないでアミキリのを避けつつ烈雷を拾い轟鬼に投げ渡します。

烈雷をキャッチしながらアミキリの背に飛び乗った轟鬼は音劇斬を繰り出す事に成功、
アミキリを仕留めました。

轟鬼は烈雷を構え直し、また演奏会かと思いきや、特に何をするでもなく座り込んでしまいます。
ザンキさんが近寄って来たのに気付いたトドロキは立ち上がって烈雷を拾ってくれた事などの礼を述べています。
「やらなくていいのか。」と確認するザンキさん。
演奏会は間違った事ではないと言ってトドロキの頑張りを認めています。

更にザンキさんがサポーターになってくれると言った為トドロキは大喜びで
演奏会をおっぱじめます。


 カニの癖に飛ぶなと文句を言いながら海面に顔を出す海坊主響鬼。
ザンキさんに手を貸してもらって上陸していましたが、どう考えても上がってくるの遅かったです。
バイクの練習で既に消耗していたのでしょうか。

そして疲れている所でトドロキの演奏会に出くわし
理解出来ずにザンキさんに「何ですかアレ」と尋ねる響鬼。
演奏会はトドロキなりの鬼らしさなのだそうです。

ところで顔だけ変身解除が普通に出きるようになっていたっぽいトドロキですが
演奏会のお許しが出た為、市街地で戦って欲しくない鬼ナンバーワンの座はまだ誰にも譲れなさそうです。