第18話


 倉庫で化け物と戦っている威吹鬼。
化け物が吐き出す液体は怪人達のとは違って物を溶かす力があるようです。
キックを出そうにも足に液をかけられたり、近寄ろうとしてもやっぱり液をかけられそうになったりで少々厄介です。

化け物の体から出ている太目の管が近くの穴の先まで伸びている事に気付いた威吹鬼、とりあえず鬼爪で管をブッ刺してみます。
威吹鬼は管から噴出した液を浴びてしまい手が痛そうですが、化け物のほうも何だか慌てて撤収していきました。

たちばなに連絡を入れるイブキ、オヤッサンに拠れば今回の化け物はオオナマズで、
イブキが戦っていたのはその胃袋だったのだそうです。
胃袋から出ていた管が体に繋がっていた訳ですが、あれは食道ですか小腸ですか。
兼用はちょっと考え直した方が良いです。

あとイブキVSイブクロと何だか語呂が良い感じです。

そして戦っていて刺した時に出て来た液体は胃液だったのでしょう。
酸っぱいニオイがしていそうです。
あと、威吹鬼の攻撃を食らっていたのでオオナマズは胃潰瘍確定です。

そしてあの胃袋は現在本体に収納され、オオナマズは
行徳か八丁堀か東雲らへんの地下に潜伏しているようです。

イブキの傷の手当てをしながら、オオナマズについて聞いている香須実さん。
本来は太鼓で倒す相手らしいです。
しかし担当が替わるわけでもなく引き続きイブキがオオナマズの探索を受け持ちます。
そしてあきらちゃんからの連絡が入り、次に行徳に行くと知らせます。

そしてヒビキとみどりさん達も動いている様子。
ところでこの2人、香須実さんとイブキをくっ付けようとしています。
みどりさんはイブキが格好良く戦っている様子を見たら
香須実さんが惚れるのではないかと考えているようです。

あとみどりさん的にはヒビキも戦っている時は格好良いがそれ以外は「ちょっとねえ。」だそうです。
「ちょっとねえって何!?」と質問を繰り返すヒビキですが、その辺がアレなのかも知れません。


 半口あけて学校の通路を歩いている明日夢少年。
追い越してきた女子生徒達に邪魔とばかりにぶつかられて壁側に追いやられ
肩をすくめてジャ●ラ状態になっています。
そこにガールフレンドと友達登場、どうやらチアの練習で体育館か何かに向かう途中のようです。
ガールフレンドは明日夢少年が今日は部活が無いと知り、
ノートのコピーをたちばなに届けてあげるよう提案。
どうもガールフレンドの方があきらちゃんのフォローに貢献していそうな感じです。


 行徳の何かの施設に到着した香須実さんとイブキ。
本来なら無人の筈なのに入り口が開いているのでイブキは警戒しながら中を探ります。
結局地元のチビッコが勝手に中に入り込んで遊んでいただけで特に収穫はありませんでした。
香須実さんはチビッコを叱ろうとしますが、イブキはチビッコに一定の理解を示しながらも理由を説明して施設に入らないよう説得します。
チビッコに歩み寄りながらちゃんと指導を成功させているイブキに
香須実さんは呆れたり感心していたり忙しいです。

ただあと2箇所回らないといけないのにチビッコの指導で時間を食ってしまうのは
少々痛いです。


 南行徳まで来て電話で八丁堀に向かう連絡を受けるあきらちゃん。
交通費考えたら行徳近くで烈風だけ渡して分かれるのが良さげですが
今回は時間短縮がメインのようであきらちゃんも八丁堀に向かいます。

次のポイントに向かう途中、普通に歩いてくる謎の人物に遭遇して
あきらちゃんは何故か倒れてしまいます。
くさいんでしょうか。

八丁堀の方も不発だったイブキ達はあきらちゃんと連絡を取ろうとしますが、
電話が通じずメールだけ送る事に。
メールを打つ間、香須実さんはイブキがどうやって太鼓で倒すオオナマズと戦うのか聞いています。
烈風があれば戦えるのだそうですが、あまり詳しく話してくれそうに無いです。
何で知識が役に立つか分かりませんので戦い方とかすぐ教えてくれてもいいと思います。


 たちばなにコピーを届に来た明日夢少年ですが、妙に繁盛していて香須実さんの手が回らないようです。
明日夢少年は他の客にお茶汲みを命じられたりして、そのまま日菜佳さんのヘルプに入る事に。

倒れていたあきらちゃんは通行人の御婦人に起こされて復活。
携帯のバッテリーが切れたらしく、助けてくれた御婦人に時間を聞いて
慌てて次のポイントに向かいました。
バッテリー切れは謎の人物の仕業でしょうか。細かい嫌がらせです。

あと、急いでいるのは分かりますが、また駆け足で行って
助けた御婦人は心配続行な感じです。


 たちばなで制服まで来て手伝いをしている明日夢少年。
バックヤードを動くうちに、オオナマズの資料を見かけて手にとったりしています。
それを見かけた日菜佳さんにそれが東京の地下にいると聞かされます。
お客さんからは聞こえていないようで、普通にオーダーをしてきたりしています。
そんな中、店に電話がかかり、接客をしている日菜佳さんの代わりに明日夢が電話に出ることに。

電話をかけて来たのはヒビキで、明日夢少年が電話に出て驚いたようです。
ヒビキとの会話で何故か舞い上がり、手元にあったオオナマズの資料の紙を丸めてしまう明日夢少年。
慌てて紙の皺を伸ばしたりしていますがもうそっちもコピー取れって感じでした。
ヒビキは電話を日菜佳さんに代わってもらい、目的地の確認をしていました。
ところでオヤッサンは電話取ってくれませんか。


 東雲の排水施設に到着するイブキ達。
あきらちゃんやヒビキの到着を待つように言う香須実さんですが、イブキは化け物の足止めをしたいようです。
「鬼の威吹鬼君は、一人前の鬼って事だね。」
と香須実さんは打ち火のジェスチャーをしてイブキを送り出します。
あと鬼でないイブキ君については言及を控えています。

イブキは施設内の縦穴に近付きオオナマズの位置を確認して変身。
前回香須実さんに選んでもらった服はここで終了。

変身が終わったあたりで穴から胃袋が飛び出してきます。
それを威吹鬼はさらに蹴落とします。
仕組みが分かってから言うのも何ですが、
管で繋がっている胃袋は空気ポンプではねる玩具の蛙のようです。

そして格闘に入りますが、威吹鬼は胃袋に組み付かれてしまい、胃袋上部の開口部から液をかけられてしまいます。
どう考えてもゲ●なので苦しむ威吹鬼。
そこに響鬼が烈火弾を放ちながら加勢に入ります。

音撃棒に変化が見られないので、みどりさんのテストで使った物の中に実用に耐えられる物は無かったようです。

胃袋から解放された威吹鬼に烈風を渡す響鬼。
威吹鬼が受け取った烈風で胃袋を攻撃すると、胃袋はまた退散。
それを響鬼が追おうとしますが、威吹鬼はそれを制止し
既に鬼石を撃ち込んだ事を告げ、引き続き自分が担当するという意思表示をします。

威吹鬼は烈風にバックルをセットし、縦穴の水溜りに潜ります。
水中でのオオナマズは特に威吹鬼に襲い掛かる事が無く、
威吹鬼は潜水したまま烈風を吹き鳴らしてオオナマズを退治。
音撃武器の音の出る仕組みが楽器とは違う可能性があります。

特にいつもの戦闘と違っては見えなかったのですが、
太鼓がオオナマズに適していると言うのは
恐らく戦闘後の武器のメンテナンスが一番楽だという事でしょう。
烈風は乾かすだけで苦労しそうです。


 最後の客を見送り息をつく日菜佳さんと明日夢少年。
そこに帰ってくるヒビキ達。あきらちゃんもかなり復活しているようで安心です。
オヤッサンが下りて来てヒビキ達に風呂を勧めます。
風呂を沸かしている時間はあったようです。

当初の目的であるコピーをあきらちゃんに渡す明日夢少年。
明日夢少年のガールフレンドもいいタイミングでたちばなに立ち寄ります。
ちゃんと指令を遂行したか心配だったのでしょう。
そして人が妙に揃ったのでオヤッサンが皆にお団子を振舞う事に。
明日夢少年、気のせいか「たちばな」で殆どお勘定せずに済ませてませんか。

ところで風呂については変な排水施設を歩き回ってた約2名は後回しにした方が良いかと存じます。