第17話


 登校中のあきらちゃんに声をかける明日夢少年。
あきらちゃんは今日は猛士の活動が無いようです。
そしてテストがあるから出た方が良いと言ってあきらちゃんの為に
ノートのコピーを取りに行く明日夢少年。
その様子を見てしまった明日夢少年のガールフレンドがショックを受けているようです。

以前明日夢少年がみどりさんと会っていた時もガールフレンドはちょっと警戒態勢に入りましたが
相手が同年代ですと尚更なようです。
そこまで気にする価値が明日夢少年の何処にあるのか良く分かりません。


 渋谷のマルイらへんに出現する怪人達。
渋谷なら変な衣装でも目立たないので出現場所のチョイスが良く考えられています。
そしてあの格好なら渋谷名物変な勧誘も
アンケート・お祈り系は大体シャットアウトできるので安心です。
モデルになりませんか系だけ気をつければ事足ります。
ローンは組めないと思うのでセールスもある意味大丈夫です。

そして交差点の真中で後ろ足で地面を叩く怪人達。
その様子を謎の人物が近くのビルの中から見ています。
謎の人物、何の用があって建物に侵入しているのでしょうか。
旅行代理店のパンフ漁りならともかく、飲み会会場探しとかだったらちょっと嫌です。


 竹林の中で青い鬼石の付いた音撃棒を持って念を込めている響鬼。
音撃棒の先端から青い炎が上がり、刃が生えてきます。
みどりさんがその様子のデータを収集しています。
響鬼は刃の生えた音撃棒を刀のように振り下ろして鉄柱を斬ると、
鉄柱はスパッと切れ、しかも切断面は赤く溶けています。
千歳飴とか切ったら刃がベタベタになりそうです。

新しい音撃棒に感心する響鬼ですが、残念ながら音撃棒は爆発、失敗作である事が分かりました。
まだ煙の出ている音撃棒をみどりさんに返すヒビキ。
しかしテストはまだ続くようで、ケースには様様な色の鬼石の付いた音撃棒が順番を待っています。
それを見ながら、みどりさんのアイデアの豊富さを誉めるヒビキ。
先程のも失敗でしたが火は出やすくなっていたそうです。

あと特に言及されませんでしたが音撃棒から刃が出るのは面白かったです。
他の音撃棒は何が出るのか楽しみです。ドリルとか無いですか。

そして話題は怪人達の実験の話に。
ヒビキは怪人が武者にならなくなってきているのが、前回の失敗を踏まえて
別の実験を密かに行っているからではないかと考えているようです。

ところでヒビキチーム、火が出てナンボのテストをしているのですが、
消火器または水を汲んだバケツが見当たりません。
派手に失敗した時どうするのでしょうか。


 香須実さんとショッピングモールに来ているイブキ。
香須実さんお勧めの安くて格好いい服を揃えている店があるそうです。
店内でシャツを眺めているイブキ。
どうやらなかなか決められないようで、香須実さんに意見を求めてきます。

どうせすぐ破くので両方買っても良さそうですが、
一着に絞りたいという意志だけ妙に固いです。
香須実さんもイブキの長い買い物にやや呆れています。

ところで店員さんはこの買う気マンマンオーラを発している客に何故近寄りませんか。


 書類を届けようとして道に迷っているらしい女性の会社員。
路地で怪人に会いますが、風体こそ異様なものの頭を下げて会釈をするもので
珍種の野生のオジサンかと思ってやり過ごそうとします。
しかし今度は前方に女性の怪人が出現、怪人達は餌になってもらうぞとか話し掛けてくるので会社員も異常に気付き腰を抜かしてしまいます。
そして怪人達が地面を足で叩くと、地面に穴が開き会社員はその中のモノに飲み込まれてしまいます。

ところで後から来た人が転ぶと危ないので穴埋めてって欲しいんですが駄目ですか。


 たちばなではオヤッサンがトドロキの手続きをしています。
備品などはザンキさんのお下がりで行くみたいです。
鬼になれば自分専用の物が持てるのだそうですが、トドロキは敢えてザンキさんのお下がりを使いたいようです。

ザンキさんに対する度を越した思い入れみたいな物があるトドロキに、
日菜佳さんの話を振ってくるオヤッサン。
オヤッサン、ちょっとプライベートに首を突っ込み過ぎなキライがあります。

その頃、店で働いていた日菜佳さんはクシャミをしてしまいます。
噂をされて出たクシャミなら良いのですが、香須実さんの風邪が今頃伝染したのかもしれません。
そしてクシャミでこぼれたお茶を取替えに戻ろうとする日菜佳さんですが、
別の客にクリーム蜜豆が来ないと言われてしまいます。
このお客さん、男性なのですが、クリーム蜜豆とかオーダーするだけでも恥ずかしいでしょうに
まだ来ないのかと確認するのはもっと恥ずかしかったと思います。

そんななか店にまた客がやって来て、愛想笑いも出来なくなりつつある日菜佳さん。
どうやら1人で店を回すのに限界が来ているようです。
ていうかトドロキの手続きとか後にして手伝ってあげて欲しいです。


 体育の時間に明日夢少年のガールフレンドに声をかけるあきらちゃん。
ガールフレンドに明日夢少年はヒビキの依頼でノートを寄越してくると教えます。
どうやら誤解されかけているのに気付いていたようです。
そしてあきらちゃんの話を聞いて安心するガールフレンド。
2人は仲良く体育館の中に入り、明日夢少年に声を掛けています。
両手に花状態の明日夢少年。
その時自分と同じ志を持つ生徒が明日夢少年の頭にバスケットボールをぶつけました。

ところで先生ちゃんと生徒の様子見てますか。


 お茶を飲んでいるイブキと香須実さん。
香須実さんはイブキの優柔不断さを指摘していますが、
イブキは香須実さんに決めてもらうと確実とか言いながらニコニコしているので
改善の見込みゼロです。

香須実さんがイブキにどうしようかと思っている一方、
イブキは窓から怪人の姿を発見してしまいます。
怪人達もお茶しに来たのでしょうか。

店を出るイブキと香須実さんですが、既に怪人達の姿は見えません。
イブキはディスクアニマルを起動し、怪人達の探査に向かわせます。
香須実さんは街中でディスクアニマルを使う事に驚いていましたが
ディスクアニマルはステルス機能があるらしく、それ程目立たず活動する事が出来るようです。
ただ笛を吹く音とかは多分2〜3人は聞いていたと思います。


 ディスクアニマルを待っている間にたちばなに連絡を入れるイブキ。
今回の怪人にはとりあえずイブキが担当となり、トドロキは書類作成用に検診に行ったという事で特別遊撃班が応援に行く事に。
班と言っても一人しか居ない気がします。

ちなみにイブキも香須実さんも市街戦は初めてとの事です。
良く考えたらトドロキは前回のアレで市街戦に不向きである事が判明していますので
今回の応援に指名されなくて良かったです。


 ガールフレンドと部活の話をしながら休み時間を過ごす明日夢少年。
先生が教室に入り皆が席につきますが、あきらちゃんの姿が見えません。
先生はあきらちゃんが早退したと皆に言って授業に入ります。

明日夢少年はガールフレンドにあきらはオリエンテーリングの選手なので多忙だと伝えているようですが、
あきらちゃんは学校へは何と言って早退を申請しているのでしょうか。
明日夢少年の言っている理由と全然違ったら何だかまずい気がします。

イブキの要請で烈風やら何やら取りに行くあきらちゃん。
装備が家にあるらしく、広尾まで行っています。
急いで取りに行くと言っても電車しか使えませんのでかなり時間がかかりそうです。

イブキは武器無しでも怪人の動きを止めるつもりらしいです。
そしてディスクアニマル待ちの間、イブキは
香須実さんにあきらちゃんを買い物に連れてって服をみてやって欲しいと頼みます。
弟子思いに見せかけて自分も同行しようとするあたりの隙の無さが恐ろしいです。

あと香須実さん、バイクの後ろに乗る可能性があるならスカートは止めておいた方が良かったのではないでしょうか。


 オヤッサンから連絡を受けてイブキの応援に向かおうとしているヒビキ。
みどりさんに口は災いの元とか言われながら、車に荷物を積み込んでいます。
さっき斬った鉄柱なんかもいい武器になりそうなので持って行くといいと思います。

イブキ達はディスクアニマルの見つけてきた場所に来ています。
香須実さんはターゲットと思われる人達を、「バイクの故障を見て欲しい」と言って自然にその場から離れさせます。
バイクに詳しくなくてもこれは移動します。

怪人達目掛けて突進するディスクアニマル達ですが、簡単になぎ払われてしまいます。
新型のディスクアニマルで確かイブキがバンバン撃っても当たらなかったような気がするので、
結構強い怪人だと思われます。
そして「僕が相手をするよ。」と変身する威吹鬼。
今回武器が無いのでキックとかで怪人達相手に戦います。

怪人達は攻撃すると態勢を崩すので戦闘を自分のペースで進められそうでしたが、
態勢を立て直した女性の方の怪人が口から水を噴射し威吹鬼を攻撃。
そして怯んだ威吹鬼に怪人が飛び掛りますが、威吹鬼は拳の爪を出してカウンターで怪人を攻撃。
これが男の方の怪人だったら、どっちかっていうと精神的ダメージでカウンターとか出せなかったと思います。

女性の怪人が倒れた所で男の怪人が威吹鬼を攻撃、威吹鬼は倉庫の中に放り込まれてしまいます。
怪人は倉庫の中のドラム缶とか手当たり次第威吹鬼に投げつけてきます。
あまり近寄ると蹴られたり刺殺されるので距離をとる工夫をしているようです。
しかし威吹鬼は投げられたものをなぎ払って間合いを詰め、怪人が口から吐き出す水を回避し飛び蹴りで怪人を攻撃。怪人は弾けるように砕けました。

やっぱり男の方の吐く水は浴びたくないようです。

しかし女性の方の怪人がまだ生きていたらしく、這いずりながらこちらに接近、
足で地面を叩いて化け物を呼び出して力尽きました、

威吹鬼が足元の異常を感じその場を離ると、今迄威吹鬼が立っていた所から謎の化け物が出現。

大きさはいつものに比べるとミニサイズで要は中に人が入れる大きさなのですが
姿は竹箒の先っちょの方というか好意的に見ても名古屋博のマスコットというかそんな感じです。
化け物は箒というか触手のような物を伸ばして威吹鬼を攻撃。
遠目だと何真拳ですかって感じです。

怪人達にペシっとやられてからその辺で適当に過ごしていたディスクアニマル達が
この化け物に向かっていきますが、今度は化け物の口が大きく開き、
ディスクアニマル達を食べてしまいます。
あと、化け物の口から顔を出したディスクアニマル達から白い煙が出ているのですが、
何か有害なガスな気がしてなりません。

得体の知れない相手に武器無しで単身挑んでいる威吹鬼と
1人で店でテンテコ舞いの日菜佳さんのどっちがピンチか良く分からないまま次回に続きます。