第12話
怪人達に押されている響鬼。
響鬼は斜面を転がりながらもディスク猿を放っています。
ディスク猿的にも凄い状況で呼び出されてビックリだと思います。
響鬼が視界から消えたために追跡を中断する怪人達ですが、
ディスク猿が監視を続行しているようです。
響鬼の方はちょっと気絶しているっぽいですが、ディスクアニマル達が集まってきて騒ぐので起き上がります。
今年のライダーは野外では気絶してもっていうか
死んでも完全な変身解除は出来ないので気が抜けません。
キャンプに戻ってたちばなに報告を入れているヒビキ。
今度の親玉は性質が悪いねえとオヤッサン。
あとオヤッサンは鎧を着た怪人を資料で見た事があるようです。
電話が終わった頃を見計らってヒビキに状況を尋ねる香須実さん。
ヒビキに拠れば、育てた魔化魍を里に下ろすために邪魔な鬼を強い怪人達で倒そうという腹なのだそうです。
解説は良いのですがヒビキ、香須実さんの携帯のアンテナをペシペシやって遊ぶのはあまり良くないと思います。
あと早く携帯返してください。
明日夢少年の方は無事たちばな最下部まで転がりきったようです。
そして回転扉のようになっている壁を通り抜けて通路に出ます。
明り取りと思しき小窓はありますが蛍光灯の類も無く薄暗い印象です。
苔とか生えないか心配です。
携帯の明かりを頼りに通路を進む明日夢少年。
たちばなには電話をいれて見たのでしょうか。
そして足元の段差につまずいて壁に倒れかかった拍子に何かのスイッチに触れてしまったらしく、また壁の隠し扉が作動して隠し部屋に入り込んでしまいます。
隠し部屋は光源の場所はともかく一応明るくなっており、音撃武器やディスクアニマルなどがディスプレイされていました。
音角を鳴らして喜んでいる明日夢少年、そしてその音を聞いたみどりさんが明日夢少年が来ている事に気付きます。
みどりさんは明日夢少年にこの場所の事など教えてくれます。
たちばなの地下なのだそうですが、たちばなの敷地面積が気になります。
隣の家の地下まで使っていないか心配です。
部屋に置いてある響鬼とみどりさんの写真を見ながら、響鬼の事を知りたがっていそうな素振りを見せる明日夢少年に、みどりさんは響鬼の事を内緒で教えてくれるそうです。
みどりさんについて色々聞きたいと思わない明日夢少年は
人生の何割かを損している気がします。
鬼や魔化魍の説明から入っているみどりさん。
魔化魍は同じ種類でも出現地域で形や色が違うそうです。
レアな奴とかもいるのでしょうか。
そして通常であれば年間100体ぐらい出現するそうですが今年は豊作なようです。
そして鬼の履歴書を明日夢少年に見せるみどりさん。
部外者に勝手に履歴書を見せるのはちょっとアレですがパラパラとめくる程度なので大丈夫なのでしょう。
持病とか年収とか見られたらちょっと悲しいものがあります。
たちばなにやってくるイブキとあきらちゃん。
明日夢少年のガールフレンドが客として来ているのに
日菜佳さんたちの姿が見えないので2人は不思議に思い、店の奥に進みます。
イブキはたちばなの通路が閉まっているのに気付き日菜佳の携帯に連絡。
どうやら明日夢少年が扉を開けた関係で代わりに通路が閉じてしまったようです。
イブキ達に脱出するまでの店番をお願いする日菜佳さん。
「店の札を準備中にして」という依頼でないあたり、妙なプロ根性を感じます。
そしてイブキとあきらちゃんはたちばなの制服に着替えて出陣。
何処に何があるか程度は把握しているようですが、
たちばなのメニューが気になります。作り置きが多いのでしょうか。
ヒビキは戦闘中に放ったディスク猿が撮影した映像を見ています。
尚、自力では受信が上手く出来ず香須実さんに調整してもらっています。
どうもディスクを音角にセットして普通の携帯テレビで受信し映し出しているようなのですが、近くに家とかあってたまたまチューニングしていたら映ってしまうのでしょうか。
エンコードしてあるか気になります。
ディスク猿の映像で何か発見があったらしいヒビキ。
それと同時にオヤッサンからも鎧が解けたような絵があると連絡が入り、
資料の中身とディスク猿の映像が合致するようです。
急激な変化は怪人達に無理がかかっているというのがヒビキの見解です。
そして香須実さんにストップウォッチがあるか尋ねるヒビキ。
ヒビキ、ストップウォッチは操作できるのでしょうか。
みどりさんはディスクアニマルについても明日夢少年に説明しています。
昔の物の見本もあり、みどりさんが音角を鳴らすと
置いてあった護符が折鶴になって飛び、
明日夢少年の肩に止まったりしています。
ディスクアニマルの起動は誰でも出来るのでしょうか。
あと昔の式神、雨にも火にも弱そうです。
明日夢少年がみどりさんに魔化魍は鬼でなければ倒せないのかと質問。
清めの音でしか倒せないと言いながら音撃武器を手に取るみどりさん。
烈火より火炎鼓の方が重いのか持ち上げようとして断念。
ていうかどうやってそんな重い物の試作品を作り上げたのでしょうかみどりさん。
他に助手さんとかいるのでしょうか。
みどりさんは次に猛士のなりたちとか教えています。
お茶とか淹れながらですので長話決定です。
そしてヒビキに関する昔話をするみどりさん。
ヒビキは中学の頃に、
クラスメイトが他のクラスメイトとの喧嘩で転校してしまった事を
止められなかったとして落ち込んでいた事があったそうです。
自分の記憶が正しければヒビキが中学の頃ですと、
有名女性アイドルが飛び降りたか何かで
ちょっとした自殺ブームがあった時期ですので
転校で済んでまだ良かったのではないでしょうか。
しかし喧嘩の仲裁などは先生の仕事の範疇な気もしますし
気にしすぎですヒビキ。
当時のみどりさんは、次からそうならないよう頑張るしかないと考えて
落ち込んでいるヒビキにそれでも男なのと叱咤したそうです。
ヒビキは「お前に言われなくても分かっている。」と返したらしいです。
明日夢少年はその話を聞いてヒビキが身近に感じられたようで勝手に安心しています。
そしてそれと同時に色々考えなくてはならないと感じているようです。
ガールフレンドを待たせた状態で安心するあたりまだ全然考え始めて無さそうです。
ヒビキが撥の素振りをしているとディスク蟹が帰って来てヌリカベの居所を知らせます。
かなり里近くまで降りてきているようで、香須実さんもいざとなったら避難誘導などの作業に当たるようです。
そしてヌリカベの元に駆けつけるヒビキ。
ヌリカベの上に怪人も乗っているので探すのが簡単でよかったです。
ヒビキに気付きヌリカベから飛び降りて2段変身する怪人達。
ヒビキも変身して応戦、今回はどうも時間稼ぎをしたいようで、攻撃の回避に重点を置いた動きをしています。
ディスク鷲とディスク獅子を起動させる響鬼。
2体のディスクアニマルは他のディスクアニマルを率いて怪人達の足止めをしています。
しばらくはディスクアニマルの相手をしますが、ターゲットを響鬼に戻す怪人。
怪人はまだ硬化した状態で、響鬼の地面を撥で叩いて地面伝いに衝撃を与えるみたいな攻撃も効きません。
単に怪人の皮膚が耐火になったのでなく
全般的に防御力が高い感じです。
もう一体の怪人も襲ってきた為、響鬼がその怪人を振り払いますが
その隙に先程の怪人が剣を飛ばし響鬼の左肩に刺してしまいます。
怪人達が響鬼に勝ちそうになった所で怪人達は苦しみ始め、
変身が一段階戻ってしまいます。
怪人、自分達が強化していられる時間とか覚えておいた方が良いです。
自己管理とか大事です。
そして響鬼は形勢逆転、刺さった剣も消え傷も気合で塞ぎます。
弱まった怪人ですが火炎弾2発ずつであっさりKOでした。
よく考えたら怪人達は2段変身状態だと一体でも鬼と互角以上に戦えていたので、
次からは時間差で一体ずつ変身して戦って、その間もう1体は変身しないで休むというように
交代で出て行くと良いかも知れません。
住宅地に向かって進んでいるヌリカベ。
香須実さんはヌリカベを追いかけようとしていますがそろそろ疲れている様子です。
ていうかヌリカベ、香須実さんを食べようとしないあたり分かっています。
そこに響鬼が到着、ヌリカベの頭らへんの見た感じ一番柔らかそうな所とか
わざわざジャンプして狙って蹴っています。
ヌリカベも根っこなんだか足なんだかみたいな部位で響鬼を攻撃しようとしますが
ことごとく撥でうち砕かれてしまいます。
そしてヌリカベ本体の懐に入り込んだ響鬼はバックルをセットして
ヌリカベを撲殺。
しかし民家とかまで数10メートルという所まで来ていた今回の現場、
近所から騒音に対す苦情が来そうです。
みどりさんに縄ばしごを出してもらい、店に戻る明日夢少年。
みどりさんも縄ばしごで地上に出たりするのでしょうか。
研究開発セクションでも体力とか必要で猛士も大変です。
その頃ガールフレンドはあきらちゃんと意気投合していました。
あきらちゃんも同じ学校に決まっていたようで2人で会話が弾んでいます。
そこに戻ってきた明日夢少年を見て、2人が同時に声をかけたため、
明日夢少年が2人の共通の知り合いだと分かります。
そしてガールフレンドに何処へ行って来たのかと聞かれる明日夢少年。
「さっきのお姉さんと裏でお茶飲んでた」とか言っちゃったら関係の修復は不可能ですので必死で考えると良いです。