第11話


 高校の入学式に向かう明日夢少年。
通学路の桜並木に見とれて歩行スピードがダウンしています。
桜並木とか春は綺麗ですが、暖かくなると毛虫の絨毯とか発生するので注意が必要です。

校門で明日夢少年の到着を待つ友達グループ。
明日夢少年が走ってくるのを認めるものの、チャイムが鳴ったため先に校舎に入ります。

それにしても明日夢少年以外の生徒さんたちは特に急ぐ様子が無いのですが大丈夫でしょうか。
皆で渡れば怖くない理論でしょうか。


 たちばなでは昔の資料を引っ張り出しています。
最近の魔化魍の出現傾向に対策が必要と感じているようです。
日菜佳さんが身をかがめて小さい扉から文献の入った箱を搬出しています。
久しぶりに出したもののようですが、あまり埃が積もっているようでもありません。
ちゃんと掃除をしていたようです。
ところで資料が詰まった箱って重くないのでしょうか。
狭い入り口の部屋に入れてしまったために
ヒビキとかだと取りに行くにも窮屈なのかも知れません。
改築した方が良いです。


 森の中ではメーターが沢山ついた杖を持つ謎の人物が立っています。
全身黒尽くめで帽子とかスカーフやらで目の周りぐらいしか露出していません。
夏はきっと暑いです。
あと、黒い色は蜂に襲われやすいそうですので気をつけてください。


 廃墟のような所でディスク鷲とディスク獅子の動きを見ている威吹鬼。
威吹鬼の攻撃をかわす程の敏捷性があるようで、威吹鬼は製作者に感心しています。
ところで猿系の新型のディスクは無いのですか。


 校門でガールフレンドと待ち合わせをしている明日夢少年。
入学式の日は部活の勧誘とか凄いと思うのですが、
友達グループの残り2名はサクッと帰って映画を見に行ってしまったようです。
ていうか明日夢少年とガールフレンドは部活決めたのでしょうか。

特に予定が入っていない明日夢少年に、一緒にたちばなに行こうと誘うガールフレンド。
明日夢少年はヒビキに合わせる顔がないと考えているようで、
たちばなに行こうとするガールフレンドと別れて先に帰ってしまいます。
そのうちガールフレンドに合わせる顔も無くなりそうです。


 たちばなの居間のちゃぶ台について新聞に隠しながらバイクのカタログを眺めているヒビキ。
イブキに弁償するとかなら良いのですが、自分用をと考えているとしたら危険です。
オヤッサンは電話をしていてヒビキの様子に気付いていないかも知れませんが
早く止めてください。
オヤッサンが受けていた電話は
「栃木の松山さん」から近くで妙な事件が起こっているという連絡だったそうです。

現場は予測データの注意区域には入っていないそうなのですが
ヒビキと香須実さんが向かう事に。

過去のデータの再確認とかしていますが、その作業が役に立つ日が来るのでしょうか。


 ガールフレンドと別れた明日夢少年は本屋の前を通りかかります。
万引き犯に絡まれた事を思い出して嫌な気分になっている所で
追い討ちを掛けるように店員の女性から万引きが増えているという愚痴を聞かされてしまいます。
「巻き込まれた君に言っても筋違いかー。」と笑って店の奥に引っ込む店員。
店員、愚痴を言ってスッキリしたようで良かったです。
他の店員がこの店員の愚痴を聞く回数が一回減ったと言う点で
明日夢少年は役に立ったと思います。

そしてエネルギー残量が残り20%ぐらいになった明日夢少年は
こんどは走ってきた女性にぶつかられてしまいます。
女性は転んでしまい、持っていた荷物も半径3メートルぐらいに飛び散ってしまいます。
それにしても明日夢少年、目の前で自転車が子供にぶつかりそうになったり
万引き犯にぶつかったりと、衝突事故多発ですが
地味に本屋も絡んでいる率が高いのは気のせいでしょうか。

本屋の女性店員がラスボスなんて事はありませんか。


 農村のような所では一般市民が怪人に狙われていました。
怪人達はクロスボンバーで一般市民を襲撃。
一般市民はカウントを取るまでも無くダウンしてしまいました。
多分レフェリー役で来ていたのであろう黒尽くめの謎の人物は暇そうです。


 荷物を一緒に拾い集め、女性の荷物運びを手伝う事にする明日夢少年。
今から行く所が丁度お茶を飲める所だからと言って、
遠慮している明日夢少年にお茶を勧める女性。
女性の目的地はたちばなだったようで、店番をしていた日菜佳さんが
女性が明日夢少年を連れているので驚いています。

明日夢少年とぶつかった女性はみどりさんと仰られるそうで、
どうやら人とぶつかる事が日常化しているそうです。
明日夢少年も受験前は落ちてばかりですが今後はぶつかる事が増えそうです。


 栃木への道中、ヒビキは新しいディスクを弄っています。
今までの物より重たいそうですが、香須実さんに拠れば機能が増えているとの事。
吉野の本部が対策を講じているという事を感じ、気を引き締めるヒビキ。
それは良いのですが間違っても自分用バイクとか導入しないで欲しいです。


 敗者の一般市民を引きずって森の中を歩く怪人達。
怪人達が一般市民をとある木に向かって投げつけると、
木の幹が蝿取り草のように一般市民をキャッチして食べてしまいます。
この魔化魍は育ってからも自分で餌を取れないような気がしなくもありません。

そこに黒尽くめの謎の人物登場。
怪人達は謎の人物の近くに移動しひざまづきます。
謎の人物は小さいイガ栗のような物を怪人達に与えます。
女性の怪人には口の中に直接押し込んでやったりしていますが
野郎の方には多分勝手に飲みやがれって所だと思います。


 たちばなでみどりさんとお茶を飲んでいる明日夢少年。
みどりさんも猛士のようで、この手の話をしていると言う事は
店の奥にも客がいなさそうです。
みどりさんはヒビキの中学の時の同級生だそうですが
飛び級でもしたのでしょうか。

そこに到着する明日夢少年のガールフレンド。
ガールフレンド、トラブルのあった明日夢少年より遅い到着ですが
寄り道でもしたのでしょうか。

「あ、いやあの違うんだよ。」
と慌ててガールフレンドに弁解をしはじめる明日夢少年。
一人で挙動不審です。
明日夢少年、自分がモテるとカン違いしていないか心配です。

日菜佳さんが普通に解説してくれたのでガールフレンドも状況を把握。
そしてガールフレンドと入れ替わるように店の奥に引っ込むみどりさん。
ちなみに明日夢少年とガールフレンドは入学祝でまた団子をご馳走になるようです。
今後彼らがたちばなでお会計をするシーンは見られるのでしょうか。

日菜佳さんはみどりさんに資料を引っ張り出したので店のあちこちが
「開いちゃっている」と注意をします。
みどりさんに壁が開いている事を指摘され、閉めに行く日菜佳さん。
今お客さんが来たらどうするのか不明です。


 松山さんのところの子供とかけっこをしているヒビキ。
ヒビキが手加減をしているのは置いておいて、
それでも普通に子供の足が速いです。
ヒビキが子供と遊んでいる間に松山さん夫妻から事件の状況を聞く香須実さん。
ちょっと過疎な感じの村なので庭先でディープな話をしても
部外者に聞かれる心配がありません。

松山さん夫妻にやれるだけの事はやると言うヒビキ。
「がんばってねお兄ちゃん。」とヒビキに声を掛ける子供。
この辺は若い人が少ないようです。


 森の中の様子を見ているヒビキ。
そこに怪人の声がし、怪人達が木の幹から姿を浮かび上がらせるように出現。
おニューのディスクアニマルとか持ってきていた筈なのですが、
索敵には使用していなかったのでしょうか。

怪人達が変身して襲い掛かってきた為、ヒビキも変身。
しかし怪人達は更に変身、体表が硬質化します。
硬質化した怪人達は口から火を吐こうが音撃棒から火を飛ばそうが全く効きません。
更に腕の表皮を剣のように変形させて武器として使用する怪人達。
響鬼もかなり手を焼いている様子です。
怪人達の腕力が上がっているのも問題ですが、火が無効なのも痛いです。
装甲も厚くなっているので打撃などの効果も減っているかもしれません。

じっくり火にかけてから水をかけて冷やして焼き切るとか
空き巣みたいな手口で倒せないかと思いましたが
よく考えたら水持ってきていなかったので却下です。


 響鬼が怪人達に吹っ飛ばされたりでピンチっぽくなっている一方で、
たちばなの壁が開いている事に気付いて近付いていった明日夢も
自爆ですが久しぶりに落ちたり滑ったりのピンチ。
ていうかたちばなの壁の回転扉、隠し通路なのでしょうが、
その先が階段でなく滑り台状なのは何を想定してのものなのでしょうか。

ダストシュートだったりすると明日夢の着ている制服がオニューな事もあり
目も当てられません。

あと明日夢少年、ガールフレンドに
トイレが長いと思われるピンチも追加で次回に続きます。